#author("2024-02-13T11:38:13+09:00","","")
*《「&ruby(むじょう){無上};」の&ruby(ちょうてん){頂天}; シャングリラ・ファンタジア》 [#top]

|「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア SR 無色 (12)|
|クリーチャー:ゼニス・セレス 12321|
|''水晶ソウル3''|
|''T・ブレイカー''|
|自分のクリーチャーは、出たターンにプレイヤーを攻撃できる。|
|各ターン、はじめて自分のクリーチャーが攻撃する時、そのクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、自分の山札の上から、アンノウン・クリーチャーまたはゼニス・クリーチャーが出るまで表向きにする。そのクリーチャーを出し、その後、山札をシャッフルする。|
|''エターナル・K''(このクリーチャーが離れる時、かわりに自分のマナゾーンにある裏向きのカードを3枚、表向きにしてもよい)|

[[DM23-EX3]]で登場した[[無色]]の[[ゼニス・セレス]]。

[[水晶ソウル]]3と[[エターナル・K]]を持つ[[T・ブレイカー]]。
自分のすべてのクリーチャーが[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]ようにする[[常在型能力]]と、ターンの最初に[[攻撃]]した自クリーチャーを任意で[[破壊]]し、[[アンノウン]]か[[ゼニス]]を[[山札]]から[[コスト踏み倒し]]する効果を持つ。

やはり最大の特徴は4番目の能力。
能力で適当な用済み[[オラクル・セレス]]を[[自壊]]させて攻撃キャンセルしつつ、盤面増強することができる。溜める場合には嬉しくない2体目以降の《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》が出てきてしまう裏目もあるが、かなり少ないリスクで[[《偽りの名 ワスプメリサ》]]や[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]などの[[ロック]]効果持ちの踏み倒しが狙えるのが魅力。

疑似SAに着目して[[《真実の王 ワーグナー》]]か[[《水晶の王 ゴスペル》]]で即座に手札の高コスト呪文にアクセスするコンボも考えられる。

発生源と同種がヒットしてしまうため、《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》を[[1枚積み]]にして[[解決]]でもしない限り狙った1体をピンポイントで出すことはできないが、どれを引いても強いクリーチャーしか出ないよう偏らせることは可能。

また、このクリーチャーが持つ相手プレイヤー限定[[スピードアタッカー]]化とも相性がいい。新たに出てきたゼニス・アンノウンを即座に攻撃可能にできる他、ターンをまたいで新しく召喚した小型[[オラクル・セレス]]で再度[[自壊]]ガチャすることにも使える。

[[ワンショット]]狙いなら、初回の攻撃を行う《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》自身(または他に自前で破壊耐性を持つクリーチャー)を能力の種とするといいだろう。
[[自壊]]を[[エターナル・K]]で耐えれば、盤面を減らさず攻撃を継続したまま新たな[[アンノウン]]か[[ゼニス]]が登場する。3番目の能力ですべて[[プレイヤー限定攻撃許可>バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]状態なので、[[召喚酔い]]せずそのクリーチャーも攻撃に参加できる。
ただし[[エターナル・K]]を乱用すれば相手の[[S・トリガー]]に対する耐性がなくなっていく点には注意。

他にも[[水晶武装]]4達成時の[[《偽りの名 スカラベオ》]]がいる状態なら無条件で耐えることが可能。
ただし[[《偽りの名 スカラベオ》]]自身が[[アンノウン]]なので種族指定ガチャの下振れになってしまう場合や、[[オラクル・セレス]]を砕きたくても砕けなくなってしまうリスクも有り。

[[ゼニス]]も出せるが、できることなら「召喚によって出た時」を使いたいそれらにとって、非召喚の踏み倒しであるこの能力で登場しても恩恵があるものはそこまで多くない。
そんな中、「シャングリラ」繋がりで[[《「理想」の極 シャングリラ・エデン》]]は踏み倒し先として比較的優秀。バトルゾーンの《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》が巻き込まれないよう注意が必要だが、[[進化GV・Ω]]で最もネックになるだろう墓地の進化元は[[自壊]]によってスムーズに達成でき、《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》が元ネタから失ってしまった相手の行動制限をそちらが担当してくれる。

//召喚酔いを無くすこのクリーチャーと進化クリーチャーはあまり相性が良くないように感じられます。
//そもそも《シャングリラ・エデン》単騎の制圧性能を低く見積もりすぎです。ピンポイントでデッキタイプを名指ししたら、【ムザルミ天門】なら《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》で《シャングリラ・エデン》と宣言しない限り、パワー∞ブロッカーの《∞龍 ゲンムエンペラー》すら何も動けませんよ。下の《エムラクール》はランデスできても天門カウンターフルパン食らったら殴り負ける特大の負け筋があります。
//納得はできるのですが「tブレイカーとはいえ進化クリーチャーなので最高2打点までしか伸びない」「ロックがブロッカー相手にしか効かない(刺さり方が極端)」「水晶マナ基軸だと除去されると再度出すのが絶望的」の弱点に対する対策も記載したほうが良いと思います
//「クリーチャーにも攻撃できない」時点で大概なロック性能で、《シャングリラ・エデン》ビートを超えられない【鬼羅.Star】【赤緑アポロヌス】【青黒緑CRYMAX】とかザラにある。クラジャに関しては《ド浮きの動悸》唱えて除去、《シャッフ》12宣言でかろうじてワンチャン残せる程度で対処できる札は数枚だけ。


他には[[《引き裂かれし永劫、エムラクール》]]で即座に[[アタックトリガー]]を使うのも面白い。
[[《「祝」の頂 ウェディング》]]を呼び出せば3点[[焼却>シールド焼却]]できる。ロマン砲ではあるが[[《天頂秘伝ゼニス・レクイエム》]]で全焼却を狙うのも一興だろう。

-2体以上《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》がいて、自分のクリーチャーがこのターンの初攻撃をしたら、それぞれでトリガーする。
普通に破壊されてしまった場合は「そうしたら」効果は1回しか発動できなくなるが、破壊耐性で結果的に破壊されなかったらトリガーした回数だけ「そうしたら」効果も発動できるようになる。

-元ネタである[[《「無情」の極 シャングリラ》]]とは対照的な能力構成になっている。
あちらは「攻撃禁止」+「[[メテオバーン]]で自身を削りつつ、相手クリーチャーを除去」という「自分を犠牲にして味方を守る」構成なのに対し、こちらは「味方獣の攻撃を許可」+「味方獣をスーサイドしつつ、新たな味方獣を呼ぶ」という「味方を犠牲にして敵を殲滅する」構成となっている。
冠詞が「無情」から「無上」に変化していることと合わせ、《シャングリラ》の思想である「全てを無にする」の攻撃的な要素をビックアップしたデザインと言える。

-無色[[ゼニス・セレス]]は[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]を除き[[召喚]]時限定[[cip]]を持たないという特徴があるが、このクリーチャーの場合、元から召喚時限定cipを持たない《シャングリラ》のリメイクカードであるため、この特徴を意識しているのかどうかは判別できない。

-[[《水晶転生》]]の[[フレーバーテキスト]]によれば、このクリーチャーは「目的無きゼロの力」であり、[[《クリス=タブラ=ラーサ》]]はそこに目的を与え、力を吸い出してしまったらしい。
《タブラ=ラーサ》が実際には[[水晶の華>水晶マナ]]から力を得ていることを考えると、この世界における[[ゼロの力>無色]]の根源のような存在なのだろう。

**[[コスト軽減]]早見表 [#p49c1083]

|使用カード|実質コスト|支払い|h
|[[《奪取のクリス アラカン》]]|12-2=10|[水晶(4)]の4枚 ※通常と変化なし|
|~|~|[水晶(3)]と[無色(1)]の4枚|
|>|>|BGCOLOR(white):|
|[[《流星のガイアッシュ・カイザー》]]|12-4=8|[水晶(3)]の3枚|
|~|~|[水晶(2)]と[無色(2)]の4枚|

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DM23-EX3]]の[[スーパーレア]][[ゼニス・セレス]]サイクル。全て[[水晶ソウル]]3と[[エターナル・Κ]]を持ち、[[エピソード2]]に登場した[[ゼニス]]を元ネタとする。

|''《「無上」の頂天 シャングリラ・ファンタジア》''|[[《「無情」の極 シャングリラ》]]|
|[[《「俺獅」の頂天 ライオネル》]]|[[《「俺」の頂 ライオネル》]]|
|[[《「狡智」の頂天 レディオ・ローゼス》]]|[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]|
|[[《「呪怨」の頂天 サスペンス》]]|[[《「呪」の頂 サスペンス》]]|
|[[《「使命」の頂天 グレイテスト・グレート》]]|[[《「命」の頂 グレイテスト・グレート》]]|
|[[《「戦鬼」の頂天 ベートーベン》]]|[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]|

**関連カード [#related]
-[[《「無情」の極 シャングリラ》]]
-[[《「理想」の極 シャングリラ・エデン》]]

-[[《シャングリラ・クリスタル》]]

//**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
//-[[DM23-EX3]]&br;''''''

**収録セット [#pack] 
//***[[デュエル・マスターズ]] [#pack_dm]
-illus.[[RUI MARUYAMA]]
--[[DM23-EX3 「アビス・レボリューション 外伝 邪神と水晶の華」>DM23-EX3]](S1/S10)

//***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#pack_dmpp]
//-CV:[[]]
//-illus.[[]]

**参考 [#reference] 
-[[ゼニス・セレス]]
-[[水晶ソウル]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[バトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる]]
-[[アタックトリガー]]
-[[自壊]]
-[[山札の上]]
-[[アンノウン]]
-[[ゼニス]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[シャッフル]]
-[[エターナル・Κ]]

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