#author("2023-04-21T18:54:43+09:00","","")
*《「&ruby(こぶし){拳};」の&ruby(いただき){頂}; デシブコ・グーチーパ》 [#top]

|「拳」の頂 デシブコ・グーチーパ VR 無色 (11)|
|クリーチャー:アンノウン/ゼニス/スペシャルズ 21000|
|Q・ブレイカー|
|各ターンに一度、ジャンケンで負ける時、かわりに勝ったことにしてもよい。|
|このクリーチャーが召喚によってバトルゾーンに出た時、相手と5回ジャンケンする。そのすべてに勝てば、自分はゲームに勝つ。 |
|自分のクリーチャーがバトルに負ける時、相手とジャンケンしてもよい。自分が勝ったら、そのクリーチャーはそのバトルに勝つ。|
|エターナル・Ω|

[[DMEX-03]]で登場した[[無色]]の[[アンノウン]]/[[ゼニス]]/[[スペシャルズ]]。

自分の[[クリーチャー]]が[[バトル]]に負ける時、[[ジャンケン]]に勝てばバトルに勝てるという[[常在型能力]]を持つ。ルールは以下を参照。

バトルした際に自分のクリーチャーが50%の確率で生き残る能力とも取れる。2番目の能力を使用すれば1回だけ100%勝てるので、[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]同様小型クリーチャーを並べてからこのクリーチャーを[[バトルゾーン]]に出すと相手は[[攻撃]]しづらくなる。

しかし、最大の目玉は[[召喚]]時の[[cip]]。''ジャンケンに5回すべて勝てば[[エクストラウィン]]''というゼニスらしい非常に豪快な能力を持つ。

[[cip]]でエクストラウィンできる確率は3/16=18.75%(上記のジャンケンの負けを勝ちにできる能力を使用できる場合)と非常に低いが、どんなに不利な状況でも、[[山札]]が残り1枚でも、召喚してジャンケンにさえ勝てばエクストラウィンできる。

似た能力を持つ[[《JK神星シャバダバドゥー》]]と比べると、あちらは生き残りさえすれば勝利の賭けを毎ターン仕掛けることが出来るが、この[[クリーチャー]]は[[召喚]]時[[能力]]で勝利を狙えるので即効性があるのが違いであり強み。
重くて難しいが、[[エターナル・Ω]]を活用すればこのクリーチャーでも何度も挑戦できる。

もし真剣勝負に使うならパワー12000以上の無色であることを活かして[[【ゲイル・ヴェスパー】]]に入れると良い。【ゲイル・ヴェスパー】なら4体並べることも非現実的ではなく、後述のルールもあってそこそこ戦える。

**ルール [#rule]
-「各ターンに一度〜」の効果はタイミングが指定されておらず、好きな[[ジャンケン]]に適用可能。これにより、2体以上並べた場合は1ターンに複数回使うことができる。
このクリーチャーを4体並べれば4回までじゃんけんの敗北を勝利に置換できる。その状態でこのクリーチャーの[[エクストラウィン]]を狙えば、「5回中4敗までは勝利可能(=5回のじゃんけんに全敗しなければ勝利可能)」となるため、勝利確率は31/32、96.875%になる。ここまでして勝てなかったら泣いていい。

-[[ループ]]に[[ランダム]]要素が加わった際には最も望む結果まで省略することが可能であるため、この[[カード]]が[[召喚]]によって出ることと離れることを無限に繰り返す[[ループ]]が成立した場合、[[ジャンケン]]を5戦全勝したという省略をしてもよい(2019年3月2日正式回答)。

-テキスト上ジャンケンの回数そのもので条件を定めてはいるが、[[DM]]ではジャンケンは「勝敗が決まるまでやって一回」である。あいこを挟んだ5連勝でもエクストラウィンは達成される。

-4番目の効果は、バトル相手が[[すべてのバトルに勝つ]]状態ではない限り、自分のクリーチャーがバトルに勝つと同時に、相手クリーチャーはバトルに負ける。

#region2([[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]の記載){{
>>115.3c バトルに勝つという能力を持つクリーチャーはパワーに関係なくバトルに勝ち、相手のクリーチャーはバトルに負けます。双方がバトルに勝つ能力を持っていた場合、お互いにバトルに勝ち、バトルに負けたクリーチャーは存在しません。
}}

-バトルの[[相打ち]]は「両者がバトルで負けている」扱いなので、「バトルに負ける時」の[[能力]]は[[誘発]]する。ジャンケンで勝つことで、味方はバトルに勝っていて敵はバトルに負けたことに変更される。

**その他 [#other]
-既存の[[ジャンケン]]カードと組み合わせる事で強力なシナジーを発揮する。[[《JK兜パッパラ・ベンケイ》]]などを置けば、こちらの[[cip]]でのジャンケンの度に心理戦を仕掛けつつ能力の発動も狙える。[[《JK大バクチ》]]では確実に[[クリーチャー]]数を倍増させられる。こうしたコンボ目的でデッキを組むのであれば、召喚時cipを利用せず積極的にコストを踏み倒すのも手である。

-[[パワー]]21000を誇り、[[ジョークカード]]の[[《「我」の極 エゴイスト》]]を除けば[[《「終」の極 イギー・スペシャルズ》]],[[《「命」の頂 グレイテスト・グレート》]]と並んで長年[[ゼニス]]トップだった。[[DMEX-16]]で[[《黒智縫合 レディオブ・ローゼルド》]]が登場してからはその地位を明け渡した。

-[[アンノウン]]/[[ゼニス]]に加えてひとつ以上の[[種族]]を持つクリーチャーは冠詞の「」内が二文字になるはずだが、このクリーチャーは一文字。が、[[命名ルール]]がことごとく破られる[[スペシャルズ]]の中では比較的元の種族に忠実な方ではある。特殊種族であるスペシャルズは「ゼニス以外の種族」に数えないということなのかもしれない。

--原案では種族アンノウン/ゼニス/ジャンケンキングとなっているので、投稿者はこの[[命名ルール]]をそもそも知らなかった可能性が高い。そう考えるとあえて種族をひとつ削ってかわりにスペシャルズを追加したのは、クリーチャー名を変えることなくギリギリ既存の命名ルールを破綻させないための運営側の手心とも思えてくる。

-元ネタは応募期間と重なる2017年秋頃にSNSで拡散された「拳で抵抗する21歳」。名前を逆さ読みすると「コブシデ」、またイラストのポーズと拡散された動画内のポーズが一致する。さらにパワー21000、応募ハガキに書かれた「お互いのマナゾーンに置いてあるカードの枚数の合計が21枚ぴったり」という記述など、なかなか芸が細かい。なお、一般人をネタにした動画のパロディが大賞を受賞し、カード化までされてしまったことは一部で物議を醸したことを書き添えておく。

--「グーチーパ」とは応募ハガキによると「グーとしてもパーとしてもチョキとしても扱う」、つまり必ずジャンケンに勝つ手のこと。ジャンケンにおけるローカルルールのひとつと思われる。実際のカードでは2番目の能力に反映されている。

--イラストでグー・チョキ・パーをしている3体の配色はセガのアーケードゲーム「恐竜キング」や「ムシキング」を彷彿とさせる。

**関連カード [#card]
-[[《JK神星シャバダバドゥー》]]
-[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[hatapug]]
-Design.木多健太
--[[DMEX-03 「ペリッ!!スペシャルだらけのミステリーパック」>DMEX-03]]
--[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](267/???)

**参考 [#reference]
-[[アンノウン]]
-[[ゼニス]]
-[[スペシャルズ]]
-[[Q・ブレイカー]]
-[[ジャンケン]]
-[[置換効果]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[エクストラウィン]]
-[[バトル]]
-[[エターナル・Ω]]

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