#author("2022-06-04T02:01:38+09:00","","")
*《「&ruby(せんりつ){戦慄};」の&ruby(いただき){頂}; ベートーベン》 [#ub26208d]

|「戦慄」の頂 ベートーベン VIC 無色 (10)|
|クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/アンノウン/ゼニス 13000|
|''T・ブレイカー''|
|このクリーチャーを召喚によって出した時、ドラゴンまたは無色呪文を合計3枚、自分の墓地またはマナゾーンから手札に戻す。自分の山札の上から3枚をマナゾーンに置いてもよい。その後、このクリーチャーをタップしてもよい。|
|相手のクリーチャーが攻撃する場合、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。|
|自分のドラゴンとコマンドすべてに「エターナル・Ω」を与える。|

[[DMR-07]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[無色]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[アンノウン]]/[[ゼニス]]。

強力な3つの[[能力]]を併せ持つ[[フィニッシャー]]である。

まず、自身を含む[[コマンド]]と[[ドラゴン]]に[[エターナル・Ω]]を[[付与]]する[[常在型能力]]。両種族共に大型の[[クリーチャー]]が多いため、一見地味ながら非常に強力。
[[フィニッシャー]]格の[[クリーチャー]]が[[除去]]されても[[手札]]に戻ってしまうということであり、相手からすると非常に恐ろしい状態となる。

特に[[《威牙の幻ハンゾウ》]]と組み合わせると凶悪であり、[[ニンジャ・ストライク]]を使って[[山札の下]]に行ってしまう[[シノビ]]を手札に戻せるため、毎ターン使うことが出来る。

[[自壊]][[能力]]を毎ターン使い回すことも出来る。[[《龍神ヘヴィ》]]、[[《黒神龍アバヨ・シャバヨ》]]、[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]を使い回せば、瞬く間に相手の陣営は壊滅状態となるだろう。

次に、[[攻撃]]対象を《ベートーベン》自身に固定するという[[常在型能力]]。[[攻撃]]を強要させるわけでないものの、《ベートーベン》が[[タップ]]されていると、相手は必ず[[攻撃]]対象に選ばなければならないため、[[ビートダウン]]への牽制になる。
[[パワー]]が13000もあるため、[[除去]]の手段が無い[[速攻]][[デッキ]]では詰みに近い状態となるだろう。

さらに、[[召喚]]して[[バトルゾーン]]に出したとき、[[ドラゴン]]か[[無色]]呪文を合計3枚、[[墓地]]と[[マナゾーン]]の片方または両方から回収しつつ、3マナ増やし、自身を[[タップ]]することができる[[誘発型能力]]。

[[マナゾーン]]の損失なしに3枚もの[[手札補充]]ができるため、この[[能力]]も非常に強力。[[フィニッシャー]]の[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]を[[回収]]したり、この[[クリーチャー]]を[[召喚]]するのに使用した[[《戦慄のプレリュード》]]と別の《ベートーベン》を[[手札]]に加え、更なる展開を行うのもいい。

また、専用[[アタック・チャンス]]呪文である[[《運 命》]]を意識したものとなっており、スムーズに[[コスト踏み倒し]]の準備を整えることができる。手札枚数を調節すれば、狙った[[ドラゴン]]を一気に展開することも可能。
[[召喚]]時の[[能力]]は誘発しないものの、普通に[[マナコスト]]を払って唱えた[[《運 命》]]から《ベートーベン》を出しても十分に強力だろう。

自身を[[タップ]]する[[能力]]は、[[攻撃]]対象を固定する[[能力]]を意識したものになっている。
[[シールド]]0枚の状態でも、このクリーチャーを[[召喚]]すれば、除去されるか[[パワー]]13000以上の[[クリーチャー]]に[[攻撃]]されない限り1ターン耐えることが出来る。
[[任意]]なので、[[《メッサダンジリ・ドラゴン》]]や[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]等で[[スピードアタッカー]]を得ている場合は[[タップ]]させなくてもよい。

[[【ターボゼニス】]]に入れてもいいが、相性のいい[[デッキ]]を組んで使うのも十分に強力だろう。

専用デッキについては「[[【ベートーベン】]]」を参照のこと。

-[[召喚]]した時の[[カード]]の[[回収]]は[[強制]]かつ3枚固定である。[[ドラゴン]]・[[無色]][[呪文]]が3枚以上[[マナゾーン]]もしくは[[墓地]]にあれば、それらを3枚回収しなければならない。回収できるカードが2枚以下しか無い場合は可能な限り[[回収]]する。

-[[無色]][[呪文]]なら何でも[[回収]]できるため、[[《天頂秘伝ゼニス・レクイエム》]]や[[《黄泉秘伝トリプル・ZERO》]]などを[[回収]]してもよい。[[《神豚 ブータンPOP》]]や[[《神聖牙 UK パンク》]]と組んで[[《トンギヌスの槍》]]を連打するのも強力だろう。

-この[[能力]]は[[攻撃]]を[[強制]]するのではなく、[[攻撃]]目標を自身に限定するものである。つまり、相手は「[[攻撃]]しない」という選択肢を取ることも可能。[[《龍神ヘヴィ》]]や[[《悪魔聖霊バルホルス》]]の[[能力]]と混同しないように注意。「[[可能であれば攻撃する]]」の項も参照。

-名前の由来は言うまでも無く、ドイツの作曲家「[[ルードヴィヒ>《偽りの王 ルードヴィヒ》]]・[[ヴァン>《戦場のピアニスト VAN・ビート》]]・ベートーヴェン」。「戦慄」は「旋律」にかかっていると思われる。また、左手に持っている盾は、音楽記号であるト音記号をかたどっているようだ。

-漫画「ビクトリー」では[[オサムライ・ヴァン・オサム]]が[[切札 勝太]]戦で使用したが、この[[カード]]で[[シールド]]を[[ブレイク]]する時には[[T・ブレイカー]]ではなく[[W・ブレイカー]]になっていた。アニメ「ビクトリーV」でも同様に使用。

-[[背景ストーリー]]では、[[ゼニス]]によってさらわれた希望の双子の片割れである。また、実は、鎧自体が本体であり、《「戦慄」の頂 べートーベン》の力を増幅させるために、[[修羅丸>《真実の名 修羅丸》]]が中身に選ばれていた。

-伊原しげかつ氏によって描かれた[[背景ストーリー]]漫画『STORY OF DUEL MASTERS』のうち、エピソード2に相当する「〜覇王鬼丸伝編〜」では、第3話に登場。[[ドラゴン>キング・コマンド・ドラゴン]]達の奏でるオーケストラと共に[[鬼丸>《希望の覇王 鬼丸「刀」》]]らゴールデン・エイジの前に姿を現わし、[[ゼニス]]の進める「ゼロ計画」を明かす。絶大な力によってゴールデン・エイジを蹂躙する。
《ベートーベン》に挑んだ鬼丸は、胸のトライストーンの中に自身と瓜二つの姿がいることに驚く。
鬼丸の姉である[[プリンセス・プリン>《好奇心 プリンセスプリン》]]によってその本名が[[修羅丸>《真実の名 修羅丸》]]であることが明かされる中、姉に免じて去って行った。
--また、この作品では《「戦慄」の頂 ベートーベン》及び《黄金龍 鬼丸「王牙」》は、「ゼニスの力で作り出した巨大な鎧を、胸部のトライストーンの中から修羅丸(鬼丸)が操っている姿」として見上げるような巨体で描かれている。

**[[サイクル]] [#v1c9b05d]
[[DMR-07]]の、専用の[[アタック・チャンス]][[呪文]]を持つ[[クリーチャー]][[サイクル]]。
-[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]/[[《王牙秘伝ゴールデン・ビクトリー》]]
-''《「戦慄」の頂 ベートーベン》''/[[《運 命》]]
-[[《真実の名 ワクワク・チャップルン》]]/[[《守護秘伝ウィング・スパーク》]]

**関連カード [#t7196011]
***修羅丸 [#ubf3b98b]
-''《「戦慄」の頂 ベートーベン》''
-[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]
-[[《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》]]
-[[《真実の名 修羅丸》]]

***希望の双子二人一組 [#qb61c45a]
-[[《希望の絆 鬼修羅》]]

***希望の双子の融合形態 [#rbdaf950]
-[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]]

***派生カード [#mecb14ce]
-[[《砕慄接続 グレイトフル・ベン》]]

-[[《運 命》]]

**収録セット [#bf0efdeb]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DMR-07 「エピソード2 ゴールデン・ドラゴン」>DMR-07]](V2/V2)
--[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」>DMX-25]](V5/V12)
-illus.[[Shigenobu Matsumoto]]
--[[DMEX-15 「20周年超感謝メモリアルパック 魂の章 名場面BEST」>DMEX-15]](46/50)

**参考 [#jfec0500]
-[[キング・コマンド・ドラゴン]]
-[[アンノウン]]
-[[ゼニス]]
-[[召喚]]
-[[cip]]
-[[ドラゴン]]
-[[無色]]
-[[呪文]]
-[[墓地回収]]
-[[マナ回収]]
-[[山札の上]]
-[[マナブースト]]
-[[タップ]]
-[[可能であれば攻撃する]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[バトルゾーン]]
-[[コマンド]]
-[[エターナル・Ω]]
-[[付与]]
-[[ビクトリー]]
-[[DASHゴールデンリスト]]
-[[【ベートーベン】]]

----
[[公式Q&A]]

-4つ目の能力について
--[[エターナル・Ω]]も参照のこと

>Q.バトルゾーンに自分の''《「戦慄」の頂 ベートーベン》''と[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]がいます。&br;[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]が破壊される時、''《「戦慄」の頂 ベートーベン》''の能力によって与えられた「エターナル・Ω」と、「スター進化」の置換効果はどちらが優先されますか?
A.[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]の持ち主がどちらの置換効果を適用するか選べます。&br;「スター進化」を適用した場合、[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]のみが墓地に置かれ、進化元のクリーチャーはバトルゾーンに残ります。「エターナル・Ω」を適用した場合、[[《ボルシャック・モモキングNEX》]]とその進化元を含む構成カードがすべて、手札に戻ります。&br;置換効果は各イベントにつき1回しか適用されないので、両方を適用することはできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40288]](2021.9.22)

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