#author("2020-07-19T11:56:26+09:00","","") *サイレントスキル [#b2972a8d] [[キーワード能力]]の一つ。 サイレントスキルを持つ自分の[[クリーチャー]]が[[タップ]]状態のまま自分の[[アンタップステップ]]に入った時、[[アンタップ]]するかわりに(→[[置換効果]])何らかの[[効果]]をもたらす。 主なものに、[[《災厄秘宝ゲジラ》]]や[[《粛清者リンダホフ》]]がある。 |災厄秘宝ゲジラ VR 闇文明 (6)| |クリーチャー:パンドラボックス 6000| |W・ブレイカー| |サイレントスキル(自分のターンのはじめに、このクリーチャーがタップされていたら、アンタップするかわりに次のSS能力を使ってもよい)| |SS−このクリーチャーは、相手のシールドを2枚ブレイクする。| サイレントスキルを使用するには、その[[ターン]]より前に、 -相手[[プレイヤー]]、もしくは相手[[クリーチャー]]を[[攻撃]]して[[タップ]]する -[[《緑知銀 フェイウォン》]]等で強制的に[[タップ]]する などの手段で[[タップ]]状態にしておく必要がある。 加えて相手[[ターン]]を挟んでからの[[タイミング]]となるため、使う前に[[破壊]]される可能性が極めて高く、専用[[デッキ]]以外での使用者は多くない。 全体的に使いにくい[[能力]]であり、安定性、即効性など様々な面で[[タップ能力]]に劣るが、その分を考慮してか同[[能力]]のタップ能力[[クリーチャー]]に比べ[[コスト]]が1つ程軽い。 -[[《冷徹のソーダライト》]]は[[ブロックされない]]ため使いやすい。[[多色]]ゆえの[[パワー]]の高さもポイント。 -[[《死皇帝ベルフェギウス》]]や[[《サイレント・マジシャン》]]と相性がいい。また、[[《緊縛の影バインド・シャドウ》]]をあらかじめ場に出しておくことで、[[闇]][[文明]]のサイレントスキル[[クリーチャー]]を[[タップ]]状態で場に出すことができる。 -専用[[デッキ]]では[[《予言者マリエル》]]や[[《ノーブル・エンフォーサー》]]によって[[タップ]]状態時の隙を埋める場合が多い。 -"''S''ilent ''S''kill"の頭文字をとってSSともいう。 -[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]602.1.によると[[起動型能力]]の一例として位置づけられている模様。 //アンタップしないことは起動コストとされているが、アンタップしない処理は置換効果によるものであり、起動コストと効果が別物であるというルールに反する。 //↑そのようなルールは実在しません。 //そんなルールがあると、タップ能力も起動型能力ではなくなります。 //存在するルールは、「『能力の起動』と『起動によって発生する効果』が独立している」という点のみです。起動自体が置換効果でも何ら問題はありません。 -[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]には、以下の通り記述されている。 >プレイヤーはサイレントスキルを持つクリーチャーをアンタップさせないことを選んでもかまいません。これはサイレントスキル能力によってアンタップを置換したことになります。ただし、サイレントスキルの効果自体は発動条件とは独立しています。サイレントスキルの効果は起動した瞬間に待機状態となり、他のカードがアンタップした後に解決されます。 -[[2017年3月25日ルール改訂]]により「[[アンタップステップ]]の後にターンの始めの能力を使う」というルールに変更される為、[[アンタップ]]された後にこの能力のチェックがされる事になり、このままでは「何らかの理由で[[アンタップ]]できない、されない」という特殊な条件下でない限り、能力の解決自体が行われず不発に終わってしまうと思われがちだが、上記にある通りこの能力はルール改定前から「[[アンタップ]]後に解決される能力」として定められているため、問題なく効果を解決できる。むしろ、他の[[カード]]の「ターンの初め」に関わる効果がこの能力と同じ[[タイミング]]で処理されることとなった、と捉えるべきだろう。 **サイレントスキルに関する能力を持つカード [#ff9df483] -[[《サイレント・マジシャン》]] -[[《バーンメルト・リザード》]] **参考 [#l688d49b] -[[《災厄秘宝ゲジラ》]] -[[用語集]] -[[アンタップ]] -[[《死皇帝ベルフェギウス》]] -[[《サイレント・マジシャン》]] -[[起動型能力]]