#author("2023-01-22T16:52:37+09:00","","")
*【M・R・C・ロマノフ】  (デュエプレ)[#i998ac83]

[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]から呪文を踏み倒し制圧や[[ワンショット]]を狙うデッキ。[[黒赤]]2色で組まれる。
-[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]の[[コスト火力]]の枚数に含まれる文明のカードは[[タッチ]]で入れるケースもある。具体的には[[DMPP-15]]初期の[[《魔弾 ベター・トゥモロー》]]が該当する。

[[New Division]]では、[[再録]]がない限り[[DMPP-22]]が実装される前まで[[《M・R・C・ロマノフ》>《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]が使用可能。

2022年10月27日に[[DP殿堂]]入りした[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]は、[[New Division]]では使用不可。

|煉獄邪神M・R・C・ロマノフ SR 闇/火文明 (20)|
|進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 17000|
|墓地進化GV-墓地の闇または火のクリーチャー3枚|
|このクリーチャーの召喚コストは、すべての墓地にあるカード1枚につき1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならず、かつこのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。|
|メテオバーンX:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚まで墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の墓地からコスト6以下の闇または火の呪文を超探索し、こうして墓地に置いたカード1枚につき1枚、コストを支払わずに唱える。その後、その呪文を唱えた順番で自分の山札の一番下に置く。|
|T・ブレイカー|

**主要カード [#q7a13d1f]
|[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]|[[メテオバーン]]により墓地から3枚まで呪文を唱える|
|[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]※|《M・R・C》 を[[リアニメイト]]。[[墓地回収]]にも|

**候補カード [#f561890f]
***踏み倒し先呪文 [#j5e37ed6]
|[[《超次元リバイヴ・ホール》]]|[[探索]]のない[[墓地回収]]。《M・R・C》召喚前の下準備から、メテオバーンで送った生物を即回収など幅広く使える。|
|コスト6以下の[[超次元呪文]]|[[サイキック・クリーチャー]]を出す|
|[[《煉獄と魔弾の印》]]|[[非進化]]を[[リアニメイト]]し[[スピードアタッカー]]付与|
|[[《インフェルノ・サイン》]]|[[S・トリガー]]。[[非進化]]を[[リアニメイト]]|
|[[《地獄門デス・ゲート》]]|[[S・トリガー]]。《ヴィルジニア卿》をリアニメイトできれば《M・R・C》に繋げられる|
|[[《魔弾 ベター・トゥモロー》]]|[[ブレイク数増加>追加ブレイク]]により[[ワンショット]]を狙う|
|[[《崩壊と灼熱の牙》]]| [[All Division]]限定。相手を[[破壊]]する度に[[ランダムハンデス]]&[[シールド焼却]]|
|[[《デーモン・ハンド》]]|定番[[S・トリガー]]|
|[[《デッドリー・ラブ》]]|軽量[[S・トリガー]]、[[スーサイド]]付き[[確定除去]]。&br;《M・R・C》の[[攻撃]]をキャンセルできる|
|[[《ソウル・アドバンテージ》]]|大量[[ハンデス]]。[[ブレイク]]はハンデス後なので注意|
|[[《キリモミ・スラッシュ》]]|味方全員を[[スピードアタッカー]]にしてワンショット|
|[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]|[[ウィニー]]に有効。[[《アンタッチャブル》>《時空の英雄アンタッチャブル》]]に触れないので注意。|

***[[墓地肥やし]] [#ue501940]
|[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]|墓地肥やしと防御札を兼ねる。手打ちでも優秀|
|[[《封魔ロノヴェル》]]|自分[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]に墓地肥やしができる[[ブロッカー]]。|
|[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]|~|
|[[《黒神龍ハルヴェルド》]]|[[cip]]で4枚墓地肥やし|
|[[《暗黒獣ヤミノシーザー》]]|軽い[[ブロッカー]]。呪文詠唱で墓地肥やし|
|[[《プライマル・スクリーム》]]|4枚墓地肥やし後に[[任意]]で[[サルベージ]]|
|[[《ヴォルグ・サンダー》]]|大量墓地肥やし。超次元呪文から出せるので腐りづらい|

***[[チャージャー]]呪文 [#de9b12e1]
|[[《ボーンおどり・チャージャー》]]|ささやかながらも墓地肥やしもしてくれる|
|[[《勝負だ!チャージャー》]]|《M・R・C》のアタックトリガーをシールドブレイクしなくても使えるようになる|

//**サイキック・クリーチャー

***その他 [#hec9726a]
|[[《邪眼獣ヤミノディヴィジョン》]]|[[ロマノフ]]を[[コスト軽減]]。《M・R・C》を[[リアニメイト]]|
|[[《炸裂の影デス・サークル》]]|[[自壊]]しつつ除去を撃てる[[S・トリガー獣]]|
|[[《死海秘宝ザビ・デモナ》]]| [[自壊]]できる [[S・トリガー獣]]。[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]のロック解除にも|
|[[《邪眼皇ロマノフI世》]]|[[《煉獄と魔弾の印》]]から連続で出せる。サブプランとしても|
|[[《ギガボルバ》]]|[[光]]の[[S・トリガー]]に[[カードタイプ]]を問わない[[ロック]]。&br;[[《煉獄と魔弾の印》]]からリアニメイトも可能|
|[[《特攻人形ジェニー》]]|[[自壊]]しつつ[[ハンデス]]を撃てる|

**このデッキの回し方 [#e4dfc03e]
[[墓地肥やし]]を行い、[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]から3枚まで呪文を唱える。
同じ呪文は唱えられないため、デッキ構築の時点で枚数調整には気を配る必要がある。

***DMPP-16期まで [#r5561161]
[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]などの継続的に墓地肥やしできるカードで《M・R・C》・進化元・踏み倒す呪文を墓地送りし、[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]でリアニメイトする流れが主軸。
そのほかにも、[[《プライマル・スクリーム》]]で《M・R・C》を回収して手札から2コストで召喚、リアニメイト呪文で《ヴィルジニア卿》と《M・R・C》をリアニメイトなど《M・R・C》へのアクセス手段は多様だった。

状況によっては手札から召喚してゴリ押しも選択肢に入る。

ミラーマッチ時は、お互いの墓地肥やし状況を十分に確認したい。
相手ターン終わりに発動する相手の[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]により、自分から《M・R・C》を素出しできるようになるのが理想。

***DMPP-17期 [#j29e3900]
[[DMPP-17]]期では、メインデッキのクリーチャーを減らして、[[《ヴォルグ・サンダー》]]で墓地肥やしする形がメジャーになった。
チャージャー呪文から繋げ、4ターン目に5コスト超次元呪文を唱える。

最速パターンは、2ターン目[[《特攻人形ジェニー》]]で1体として墓地に、3ターン目に任意の[[チャージャー]]、4ターン目にコスト5超次元で[[《ヴォルグ・サンダー》]]から墓地に追加2体を確保、5ターン目[[墓地進化GV]]する。

相手の[[《サイバー・N・ワールド》]]には、7マナないしは9マナまで伸ばして対抗する。

7マナパターンは、1ターン前に1体以上進化元を墓地に確保しておく。進化させるターンの行動は5マナ《ヴォルグ・サンダー》+軽減込み2マナ《M・R・C》で[[進化速攻]]。
9マナパターンは5マナ《ヴォルグ・サンダー》+2マナ《特攻ジェニー》+軽減込み2マナ《M・R・C》と動く。

どちらの場合も、召喚時点でお互いの墓地の合計が18枚以上ないと《M・R・C》の召喚コストが2まで下がらないので注意。

**長所 [#ead52713]
1度に3枚も呪文を唱えながら大型[[T・ブレイカー]]が攻撃するので、ワンショットが期待できる。[[スパーク]]で止まるのは仕方がない。
踏み倒し先の呪文の種類はかなり多く、環境に合わせた呪文を投入できる。
また、[[超探索]]なので多種類の呪文を入れても[[濁り]]にくい。

[[墓地]]次第で[[超次元呪文]]の連打もできるので[[P'S覚醒リンク]]を狙うのもよい。

[[キーカード]]以外に対する[[ハンデス]]なら、墓地に残っている限り[[墓地肥やし]]として逆利用できる。

DMPP-17期のデッキなら、記載通りのプレイングで[[墓地利用メタ]]を貫通できる。

**短所 [#b1aa077b]
墓地利用デッキの例にもれず[[墓地利用メタ]]に弱い。
-[[DMPP-15]]環境では[[《お清めトラップ》]]とそれを再利用できる[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]が同居する[[【白黒緑超次元】>【白黒緑超次元】 (デュエプレ)]]が多かった。
-[[DMPP-16]]では、[[《サイバー・N・ワールド》]]という天敵が増えた。[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]などに対しては、《M・R・C》を出すことすら叶わない試合展開もしばしば。

また、《M・R・C》は呪文を唱えられないとただの[[T・ブレイカー]]のファッティなので、[[呪文ロック]]にも弱い。
[[《悪魔神王バルカディアス》]]や [[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]を出されると、《M・R・C》のアタックトリガーが使えず[[チャンプブロック]]されてシールドに触れないという事態にもなり得る。[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]など[[呪文]]以外の対抗策が必要。

天敵は[[《超電磁マクスウェル Z》]]。[[ソウルシフト]]により、容易にコスト5帯で着地してくるため、たった1枚しか呪文を唱えてないような序盤に[[呪文ロック]]で詰みになることもある。

[[ミラーマッチ]]ではお互いが[[墓地を肥やすため>墓地肥やし]]、お互いの《M・R・C》の[[召喚コスト]]が大幅に軽減され大味な戦いとなる。
手札や墓地肥やしの質次第だが、後攻有利もありうる。

[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]の[[DP殿堂]]後は、墓地から直接《M・R・C》を出すことが難しくなり、実質《M・R・C》8枚体制([[《インフェルノ・サイン》]]など経由も含めるとそれ以上)という状況が是正された。
[[ハンデス]]で《M・R・C》そのものを手札から落とすと時間稼ぎできる。高コストを狙い撃ちできる[[《ジェニー・ダーツ》]]などは苦手。

また、《M・R・C》を自身のコスト軽減能力で召喚するためには、手札に《M・R・C》を確保しつつ墓地に多数のカードを確保しなければならないため、デッキ内の《M・R・C》を減らすうえに[[墓地肥やし]]の枚数が少ない[[《邪眼銃士ディミトリ卿》]]の優先度が大きく下がった。それに伴い[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]の[[S・トリガー]]も期待しづらくなるなど、影響は多岐にわたっている。

//墓地に《M・R・C》4枚と《ヴィルジニア卿》1枚がすべて墓地に落ちてしまうと、[[ライブラリアウト]]で自滅する可能性が高いことを相手に知られてしまう。
//ただし、[[《プライマル・スクリーム》]]等の[[墓地回収]]から繋げて《M・R・C》を召喚したり、[[《地獄門デス・ゲート》]]等で《ヴィルジニア卿》を[[リアニメイト]]したりすることも考えられるので、完全な詰みではない。



**参考 [#c01cd22a]
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]
-[[【墓地ソース】 (デュエプレ)]]
-[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]

&tag(デッキ集 (デュエプレ));