#author("2021-11-10T18:36:52+09:00","","") *【ボルフェウス・ヘヴン】 (デュエプレ) [#y5d47c71] **概要 [#rb4de6e5] [[DMPP-09EX]]で登場した[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]を中心としたデッキ。 [[《インビンシブル・フォートレス》]]や[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]等の大型呪文を踏み倒してダイレクトアタックを狙う。 採用するカードによって[[ビートダウン]]や[[コントロール]]等、デッキの方向性が変わる。 [[New Division]]では、[[再録]]がない限り[[DMPP-15]]が実装される前まで[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]が使用可能である。 |超聖竜ボルフェウス・ヘヴン SR 光/火文明 (6)| |進化クリーチャー:エンジェル・コマンド/アーマード・ドラゴン 13000| |進化V−自分のエンジェル・コマンドまたはドラゴンのいずれか2体| |バトルゾーンに出た時、自分の手札にある光または火の呪文1枚を、コストを支払わずに唱えてもよい。そうしなかった場合、カードを1枚引く。| |攻撃する時、相手のクリーチャーを、パワーの合計が6000以下になるように好きな数選び、破壊する。| |T・ブレイカー| ・[[主要カード >#bh01]] ・[[光、火文明候補カード >#bh02]] ・[[他文明候補カード >#bh03]] ・[[デッキの種類 >#bh04]] ├・[[【白赤ドラゴン】型 >#bh04_1]] ├・[[【白赤ヘブンズ・ゲート】型 >#bh04_2]] └・[[【白青赤ヘブンズ・ゲート】型 >#bh04_3]] ・[[このデッキの回し方 >#bh05]] ・[[長所 >#bh06]] ・[[短所 >#bh07]] ・[[デッキの変遷 >#bh08]] ・[[その他 >#bh98]] ・[[サンプルレシピ >#bh99]] **主要カード [#bh01] |~カード名|~文明|~概要| |BGCOLOR(#fcf):|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|BGCOLOR(#fcf):|c |[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]|光/火|主力の[[進化V]]クリーチャー。| |[[《聖霊竜騎ボルシャリオ》]]|光/火|《ボルフェウス》を意識した種族、文明、効果をもつ優秀なクリーチャー。おそらくどの型でも4枚積みされる。| |[[《翔天幻風ラルック》]]|光/火|こちらも《ボルフェウス》を意識した文明、効果をもつ。パワーの低さと上記2種と一部以外にはコスト軽減が1しかないことが難点。&br;エンジェル・コマンドかドラゴンのどちらかに偏重するならば不採用もありえる。| **光、火文明候補カード [#bh02] ''※''AC:エンジェル・コマンド DG:ドラゴン ND:[[New Division]](5-10弾)使用可能 ***クリーチャー [#ke9aa8ec] |~カード名|~文明|~AC|~DG|CENTER:BGCOLOR(#d8dee6):''概要''|~ND|h |BGCOLOR(#ffc):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#ffc):|BGCOLOR(#ffc):|CENTER:|c |[[《聖騎士ヴォイジャー》]]|光| | |[[キャントリップ]]と[[エンジェル・コマンド]]の[[コスト軽減]]効果をもつ。&br;パワーも3000とそれなりで《ラルック》や《ルピア》と違い除去され難い点が魅力。|◯| |[[《光輪の精霊 ピカリエ》]]|光|◯| |キャントリップもちで腐りづらい進化元。| | |[[《新星の精霊アルシア》]]|光|◯| |墓地から呪文を回収できる。|◯| |[[《神門の精霊エールフリート》]]|光|◯| |山札から呪文を探索して手札に加える。|◯| |[[《清浄の精霊ウル》]]|光|◯| |[[S・トリガー]]のブロッカー。[[メタモーフ]]で1タップの[[cip]]もある。|◯| |[[《連珠の精霊アガピトス》]]|光|◯| |光2コスト以下のクリーチャーをリクルートする。状況に合わせて候補を選択したい。以下「●」はリクルート候補。|◯| |●[[《アシガ・ルピア》]]|光| | | [[《ゼロ・フェニックス》>《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]やミラー時の[[《フォートレス》>《インビンシブル・フォートレス》]]対策。 |◯| |●[[《宣凶師ベリックス》]]|光| | |マナに置いた呪文を回収する。ブロッカーのため水採用時は[[《ロードリエス》>《知識の精霊ロードリエス》]]で大量ドローも狙える。|◯| |BGCOLOR(#fcf):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|BGCOLOR(#fcf):|CENTER:|c |●[[《霊王機エル・カイオウ》]]|光/水| | |水文明採用時の候補。2コストでパワーの高いブロッカー。《ロードリエス》で大量ドローも狙える。|◯| |BGCOLOR(#ffc):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#ffc):|BGCOLOR(#ffc):|CENTER:|c |[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]|光|◯| |強力な除去耐性をもち、サブフィニッシャーも務まる[[ブロッカー]]。[[《烈流神》]]が環境から消えて活躍がしやすくなった。|◯| |[[《奇跡の精霊ミルザム》]]|光|◯| |強力な5枚[[シールド化]]をもつ[[ブロッカー]]。高コストだが[[《ヘブンズ・ゲート》]]との併用で強力な[[ビートダウン]]耐性が得られる。また、[[シールド回収]]は[[進化元]]にする事で無視できる。|◯| |[[《聖霊王アルカディアス》]]|光|◯| |呪文対策。他の[[呪文メタ]]に比べればコストは低いが[[進化クリーチャー]]故に[[手札事故]]の危険が伴う。|◯| |[[《聖霊王アルファディオス》]]|光|◯| |光以外を封殺できるが、コストの重さがネック。おそらく10マナに伸びるまでには決着が付く。|◯| |[[《光神龍ベティス》]]|光| |◯|[[S・トリガー]]のブロッカー。《ウル》とは種族が差別点。|◯| |[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]|光| |◯|呪文対策。《アルファディオス》と同じく重さがネック。|◯| |[[《龍聖霊ウルフェウス》]]|光|◯|◯|《ボルフェウス》と似た呪文踏み倒しができる。[[《武者・ドラゴン》>《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]と友情タッグのファンデッキを組むのも一興だろう。|◯| |BGCOLOR(#fcc):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#fcc):|BGCOLOR(#fcc):|CENTER:|c |[[《コッコ・ルピア》]]|火| | |定番の[[ドラゴン]]サポート。|◯| |[[《ボルシャック・バディ・ドラゴン》]]|火| |◯|[[《ラルック》>《翔天幻風ラルック》]]や《ルピア》をサーチする。|◯| |[[《センチネル・ドラゴン》]]|火| |◯|ドラゴンを継続的に出すことができる。[[【アポロヌス・ドラゲリオン】>【アポロヌス・ドラゲリオン】 (デュエプレ)]]でも見られた動きは単純かつ強力。|◯| |[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]|火| |◯|《ボルフェウス》をサーチできる。|◯| |[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]|火| |◯|進化クリーチャー。《ボルフェウス》と違い、進化元が1体でも相手の盤面の制圧を狙える。|◯| |[[《バルケリオス・ドラゴン》]]|火| |◯|[[G・ゼロ]]で打点を一気に揃えられる。|◯| |[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]※|火| | |場に出せれば1枚で決着が狙える[[DP殿堂]]カード。採用するなら[[《ヘリオライズ・ドラゴン》]]も候補となる。|◯| |BGCOLOR(#fcf):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|BGCOLOR(#fcf):|CENTER:|c |[[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]|光/火| | |小型除去と[[ブロッカー]]をもつ[[S・トリガー獣]]。効果は優秀だが種族が合わない。|◯| |[[《血風聖霊ザーディア》]]|光/火|◯| |[[《ヘブンズ・ゲート》]]を採用するなら。| | ***呪文 [#abcdefgz] |~カード名|~文明|~概要|~ND| |BGCOLOR(#ffc):|CENTER:BGCOLOR(#ffc):|BGCOLOR(#ffc):|CENTER:|c |[[《ホーリー・スパーク》]]|光|防御札だが、《ボルフェウス》で踏み倒せばその[[アタックトリガー]]を活かすことができる。|◯| |[[《バリアント・スパーク》]]|光|[[メタモーフ]]で《ホーリー・スパーク》となる[[S・トリガー]]。利点は手打ちがし易いコストであるという点。|◯| |[[《ヘブンズ・ゲート》]]|光|エンジェル・コマンドのブロッカーを多く採用するなら採用候補となる。|◯| |BGCOLOR(#fcc):|CENTER:BGCOLOR(#fcc):|BGCOLOR(#fcc):|CENTER:|c |[[《インビンシブル・フォートレス》]]|火|《ボルフェウス》で踏み倒す呪文候補。相手の[[シールド]]を3枚墓地に送り、逆転の目を与えない。|◯| |[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]|火|踏み倒し候補。相手のシールドを全て[[ブレイク]]するが、[[S・トリガー]]は使われてしまう。使用感覚は[[《アポロヌス》>《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]に近いか。|◯| |[[《ボルカニック・アロー》]]|火|コストを軽減した[[《ボルシャリオ》>《聖霊竜騎ボルシャリオ》]]でサーチしつつ[[手打ち]]できるコストの軽量除去札。&br;コントロール系には強いが速攻相手には自分の首を締めかねない。[[《アシガ・ルピア》]]があればデメリットをケアできる。|◯| |[[《コメット・チャージャー》]]|火|[[ブロッカー]]対策の[[チャージャー]]だが、範囲外の大型ブロッカーも増えたのでチャージが主目的となる。|◯| |BGCOLOR(#fcf):|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|BGCOLOR(#fcf):|CENTER:|c |[[《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》]]|光/火|[[S・トリガー]]と優秀な効果をもつ防御札。[[《クイーン・アルカディアス》>《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]や[[《アルファディオス》>《聖霊王アルファディオス》]]のロックを突破できる。&br;《ボルフェウス》で踏み倒す呪文として見ると[[アタックトリガー]]が無駄となり相性が悪い。|◯| |[[《ラスト・バイオレンス》]]|5色|《ボルフェウス》で踏み倒すことが前提の[[5色レインボー]]呪文。踏み倒せれば絶大な[[アドバンテージ]]が得られる。|◯| **他文明候補カード [#bh03] ***水文明 [#bh03_1] -クリーチャー |~カード名|~文明|~AC|~DG|CENTER:BGCOLOR(#d8dee6):''概要''|~ND|h |BGCOLOR(#cff):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#cff):|BGCOLOR(#cff):|CENTER:|c |[[《リップ・ウォッピー》]]|水| | |[[ドラゴン]]に[[キャントリップ]]を与える。|◯| |[[《蒼神龍ノースグレイ》]]|水| |◯|ブロッカーかつ手札交換できるドラゴン。|◯| |[[《スペース・クロウラー》]]|水| | |山札の上からマナの文明の数を見てサーチする。[[ブロッカー]]なので《ロードリエス》に対応する。|◯| |[[《アクア・サーファー》]]|水| | |水文明の定番[[S・トリガー]]。|◯| |[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]|水| | |[[DMPP-10EX]]期に上位プレイヤーが採用して突如注目された[[進化GV]]。[[エンジェル・コマンド]]軸で採用される。&br;[[《奇跡の精霊ミルザム》]]を進化元にすると《ミルザム》のデメリットの回避を狙えるが、重い[[進化GV]]なので扱いには注意するべき。|◯| |BGCOLOR(#fcf):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|BGCOLOR(#fcf):|CENTER:|c |[[《霊王機エル・カイオウ》]]|光/水| | |2コストでパワーの高いブロッカー。【速攻】や[[《ガントラ・マキシバス》]]対策になるが種族のメリットは無い。|◯| |[[《知識の精霊ロードリエス》]]|光/水|◯| |水文明採用理由となり得る[[置きドロー]]。[[《翔天幻風ラルック》]]があれば4ターン目に出せる。|◯| //|[[《烈流神》]]|水/火| | |[[ゴッド・カード]]。最後のひと押しを担う。|◯| -呪文 |~カード名|~文明|~概要|~ND| |BGCOLOR(#cff):|CENTER:BGCOLOR(#cff):|BGCOLOR(#cff):|CENTER:|c |[[《エナジー・ライト》]]|水|4ターン目に[[《聖騎士ヴォイジャー》]]等を安定して召喚したい場合に採用される。|◯| |[[《プリズム・ブレイン》]]|水|[[多色]]が多いので問題なく運用できる。|◯| |BGCOLOR(#fcf):|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|BGCOLOR(#fcf):|CENTER:|c |[[《魂と記憶の盾》]]※|光/水|使い易い除去呪文。[[《ゼンアク》>《超絶究極神》]]等に効果的。|◯| |[[《炎槍と水剣の裁》]]|水/火|ドローと小型除去。ただし、ドローは《ロードリエス》、除去は《ボルフェウス》でできる。| | #region2(闇、自然文明の候補){{ ***闇文明 [#bh03_2] -クリーチャー |~カード名|~文明|~AC|~DG|CENTER:BGCOLOR(#d8dee6):''概要''|~ND|h |BGCOLOR(#ccc):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#ccc):|BGCOLOR(#ccc):|CENTER:|c |[[《黒神龍メギラ》]]|闇| |◯|闇の[[ドラゴン]]ブロッカー群。それぞれ攻撃の可/不可と自壊条件が違う。&br;《ゾルヴェール》はドラゴンの墓地回収効果をもつ。|◯| |[[《黒神龍ジャグラヴィーン》]]|闇| |◯|~| | |[[《黒神龍ゾルヴェール》]]|闇| |◯|~| | |[[《黒神龍グールジェネレイド》]]|闇| |◯|[[ドラゴン]]に擬似的な破壊耐性を与える。採用するなら[[《ロスト・チャージャー》]]等とセットで。|◯| |BGCOLOR(#fcf):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|BGCOLOR(#fcf):|CENTER:|c |[[《神滅翔天ザーク・ゼヴォル》]]|闇/火| |◯|手札交換とスレイヤーをもつ。|◯| |[[《竜極神》]]|闇/火| |◯|[[ゴッド・カード]]。《ゲキ》と《メツ》どちらの効果も優秀。サブフィニッシャーとなれる。|◯| |[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]|光/闇|◯| |強力な[[ロック]]効果をもつ。《ラルック》や《ボルシャリオ》から進化できる。&br;カードプールの拡大に伴い抜け道も多くなったので過信は禁物。|◯| |[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]|光/闇|◯| |~|◯| -呪文 |~カード名|~文明|~概要|~ND| |BGCOLOR(#ccc):|CENTER:BGCOLOR(#ccc):|BGCOLOR(#ccc):|CENTER:|c |[[《デーモン・ハンド》]]|闇|確定除去呪文。|◯| |BGCOLOR(#fcf):|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|BGCOLOR(#fcf):|CENTER:|c //|[[《崩壊と灼熱の牙》]]|闇/火|おそらく闇文明採用理由。《ボルフェウス》で踏み倒す前提なら[[タッチ]]採用もある。|◯| |[[《崩壊と灼熱の牙》]]|闇/火|[[DMPP-09EX]]初期では《ボルフェウス》との[[コンボ]]が注目されたが、相手依存である点から《フォートレス》等で十分な場面が多い。&br;《ボルフェウス》で踏み倒す前提なら[[タッチ]]採用もある。|◯| ***自然文明 [#bh03_3] -クリーチャー |~カード名|~文明|~AC|~DG|CENTER:BGCOLOR(#d8dee6):''概要''|~ND|h |BGCOLOR(#cfc):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#cfc):|BGCOLOR(#cfc):|CENTER:|c |[[《コッコ・パルサ》]]|自然| | |[[ドラゴン]]のコスト軽減。|◯| |[[《ペッペ・パイン》]]|自然| | |[[ドラゴン]]のコスト軽減と[[パンプアップ]]をもつ。|◯| |BGCOLOR(#fcf):|>|>|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|BGCOLOR(#fcf):|CENTER:|c |[[《無双竜機ボルバルザーク》]]※|火/自然| |◯|[[追加ターン]]で勝負を決める[[DP殿堂]]カード。|◯| |[[《無双竜機ボルグレス・バーズ》]]|火/自然| |◯|マナ回収。|◯| |[[《G・A・E》]]|光/自然| |◯|[[ゴッド・カード]]。[[サーチ]]札でもあり、リンク後の場持ちが特に優秀。ドラゴンなので進化元になる。|◯| |[[《龍仙ロマネスク》]]|光/火/自然| |◯|強力なマナブースト。|◯| -呪文 |~カード名|~文明|~概要|~ND| |BGCOLOR(#cfc):|CENTER:BGCOLOR(#cfc):|BGCOLOR(#cfc):|CENTER:|c |[[《ナチュラル・トラップ》]]|自然|マナ送りの除去呪文。|◯| |BGCOLOR(#fcf):|CENTER:BGCOLOR(#fcf):|BGCOLOR(#fcf):|CENTER:|c |[[《神秘と創造の石碑》]]|光/自然|コスト軽減クリーチャーが立っていれば効果を発揮し易い。|◯| }} **デッキの種類 [#bh04] -[[ドラゴン]]と[[エンジェル・コマンド]]のそれぞれ特徴 --[[ドラゴン]]は[[《コッコ・ルピア》]]から[[《センチネル・ドラゴン》]]や[[《ボルシャック・バディ・ドラゴン》]]に繋ぐ、 [[【アポロヌス・ドラゲリオン】>【アポロヌス・ドラゲリオン】 (デュエプレ)]]で見られた動きが流用できる。((【アポロヌス】のリペアで【ボルフェウス】が組まれることもある。)) [[DMPP-09EX]]で[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]が登場しており、[[探索]]と[[サーチ]]で[[アドバンテージ]]を稼ぐデッキとなる。 特に、[[《コッコ・ルピア》]]が出ている時の展開力は凄まじく、早期の決着が狙える。 弱点は【ドラゴンデッキ】の常である《コッコ・ルピア》への依存度が高いことが挙げられる。 [[《翔天幻風ラルック》]]があるとはいえコスト軽減が1か2かの差は大きく、《コッコ・ルピア》が引けない・除去された場合にテンポロスは免れない。 また、進化元のパワーラインが低いこともあり、[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]や[[《邪眼皇ロマノフI世》]]が居る場合の[[《魔弾ロマノフ・ストライク》]]は致命傷になりやすい。 --[[エンジェル・コマンド]]は[[《聖騎士ヴォイジャー》]]が《ラルック》や《ルピア》と違い除去され難い。 採用率の高かった[[《魂と記憶の盾》]]が[[DP殿堂]]に指定されたこともあり、仕事がしやすくなった。 また、[[《知識の精霊ロードリエス》]]が特に優秀で、[[置きドロー]]と[[ブロッカー]]で盤面を形成していく。 [[《聖霊竜騎ボルシャリオ》]]が[[ブロッカー]]なこともあり、《ロードリエス》との噛み合わせは良好である。 [[《連珠の精霊アガピトス》]]等の優秀なブロッカーと[[《ヘブンズ・ゲート》]]を採用するのも良いだろう。 弱点は[[ブロッカー破壊]]や[[ブロッカー]]が数体並ぶので[[《アポカリプス・デイ》]]、《ヘブンズ・ゲート》型は[[ハンデス]]に弱くなることが挙げられる。&br; [[DMPP-10EX]]期では[[《烈流神》]]の下方修正や[[《竜極神》]]の[[DP殿堂]]の影響もあり、[[ブロッカー]]が活躍し易くなった。 また、[[DMPP-10EX]]期には[[【武者・ドラゴン】>【武者・ドラゴン】 (デュエプレ)]]等の【サムライ】系ビートダウンが流行している事もあり【ヘブンズ・ゲート】型、俗に言う【ボルフェウス天門】として環境に進出している。 //また、[[DMPP-09EX]]期では[[アンブロッカブル]]の[[《烈流神》]]、高いパワーをもつ[[《竜極神》]]と[[《超絶究極神》]]等の[[ゴッド]]が環境に存在しており、中型の[[ブロッカー]]の肩身がやや狭い。そのため、相手の[[ゴッド]]が見えたなら早めに動くことを意識したい。 //一方で、[[《奇跡の精霊ミルザム》]]等の強力な[[エンジェル・コマンド]]が[[白]]単色であることと[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]が[[アンブロッカブル]]となることを避けるために、[[エンジェル・コマンド]]主軸であっても[[水文明]]を含む[[《知識の精霊ロードリエス》]]を採用しないデッキもある。 --[[《翔天幻風ラルック》]]のコスト軽減を活かす2種族混成デッキも良いが、《ルピア》や《ヴォイジャー》と比較すると展開速度が遅くなってしまうことが難点か。 とはいえ《ラルック》は[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]の進化元となれるので《ボルフェウス》を召喚して攻めるターンに差はあまり無い。 ***【白赤ドラゴン】型 [#bh04_1] 優秀な[[ドラゴン]]群で展開し、《ボルフェウス》で盤面を制圧を狙う。 上振れた場合は5ターン目にダイレクトアタックが狙え、【ボルフェウス・ヘヴン】の型としては速度重視の型といえる。 [[《インビンシブル・フォートレス》]]の[[手打ち]]を視野に入れた【準赤単】構築も見られる。 [[【アポロヌス・ドラゲリオン】>【アポロヌス・ドラゲリオン】 (デュエプレ)]]とデッキパーツがほぼ共通することから【アポロヌス】のリペア気味に組まれることもある。 [[DMPP-09EX]]期の終盤ではこの[[デッキカラー]]が主流であった。 ***【白赤ヘブンズ・ゲート】型 [#bh04_2] [[DMPP-10EX]]期で[[《奇跡の精霊ミルザム》]]が登場し、[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]と合わせた[[白赤]]の【ヘブンズ・ゲート】型が誕生した。 これは[[《烈流神》]]の下方修正や[[《竜極神》]]の[[DP殿堂]]によって[[ブロッカー]]が活躍し易い環境となったためと考えられる。 [[DMPP-10EX]]期より前の[[エンジェル・コマンド]]軸【ボルフェウス・ヘヴン】は[[白青赤]]が基本であったが、 上記の[[《奇跡の精霊ミルザム》]]等が[[白]]単色であるため[[水文明]]を採用する必要性が薄まり、[[白赤]]の【ボルフェウス天門】が誕生した。 また、水文明を足しても積極採用したいカードが[[《知識の精霊ロードリエス》]]くらいしかなく、水マナに困窮することも[[白赤]]天門型誕生の一因である。 //むしろ[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]が[[アンブロッカブル]]となることを避けるために[[水文明]]を採用しない理由である。 ***【白青赤ヘブンズ・ゲート】型 [#bh04_3] 水文明の優秀な[[置きドロー]][[《知識の精霊ロードリエス》]]を採用した型。 //[[《ヘブンズ・ゲート》]]を採用し、強固な盤面で相手を[[コントロール]]していく型もある。 //[[《奇跡の精霊ミルザム》]]登場後は、《ロードリエス》は[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]の[[マナ基盤]]かつ[[進化GV]]の進化元としての意味合いを持つ。 [[《烈流神》]]や[[《竜極神》]]が幅を利かせていた時期はマイナー気味のデッキであったが、[[DMPP-10EX]]期頃から数を増やしていった。 水文明の候補が[[《エナジー・ライト》]]や[[《アクア・サーファー》]]等の定番くらいしかなく、水マナの確保が悩みの種であったが、 ランクマッチの上位プレイヤーが[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]を採用し、注目された。 [[《ヘブンズ・ゲート》]]で並べた[[《奇跡の精霊ミルザム》]]を進化元に活用すると[[《ボルフェウス》>《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]と同じくシールド回収を無視できるため相性が良い。 しかし[[進化GV]]の《ネプチューン・シュトローム》や、[[進化V]]の《ボルフェウス》、高コストの[[エンジェル・コマンド]]と[[《インビンシブル・フォートレス》]]等、 状況次第では(特に序盤)使えないカードが多くなるので《ネプチューン・シュトローム》の採用は[[デッキビルディング]]と[[プレイング]]の難易度を高める。 ***その他 [#s0e61bd8] -光闇火型 確定除去と墓地利用が可能で、強力な《竜極神》が使える。 [[《キング》>《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]と[[《クイーン》>《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]でロックを仕掛けることも可能。 [[DMPP-09EX]]初期では[[《崩壊と灼熱の牙》]]のコンボが注目されたが、その後は数を減らしていった。 -光火自然型 [[《龍仙ロマネスク》]]を筆頭に、マナに関する優秀なドラゴンを有する。 [[《G・A・E》]]が[[サーチ]]や[[進化元]]に使えるのも良い。 しかし、マナを伸ばしても《ボルフェウス》で勝負を決めるなら6マナくらいで十分であること、踏み倒す呪文候補が増えないことが懸念点だろうか。 そのため、デッキとして組めない事はないが、[[アーキタイプ]]は存在しない。 **このデッキの回し方 [#bh05] [[《翔天幻風ラルック》]]等の[[システムクリーチャー]]を召喚し、相手の除去が追いつかない物量で展開する。 展開する際に、[[《聖霊竜騎ボルシャリオ》]]を召喚して踏み倒す呪文をサーチする。 準備が整えば[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]に進化し、呪文踏み倒しを含めて致死級のダメージを相手に与える。 しかし《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》が[[進化V]]であるが故に進化を急ぎすぎると《ボルフェウス・ヘヴン》が除去された際に息切れを起こしてしまう。 時には場を整えることを優先するのも大事だろう。 **長所 [#bh06] [[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]と、それを意識した([[デザイナーズコンボ]])[[《聖霊竜騎ボルシャリオ》]]と[[《翔天幻風ラルック》]]の組み合わせが良好であり、 《ボルフェウス・ヘヴン》の召喚と大型呪文の踏み倒しの難易度は高く無い。 早ければ5ターンで決闘を終わらせる様は、[[《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》]]を彷彿とさせる。 《ボルフェウス・ヘヴン》の呪文踏み倒しに目が行きがちだが、[[アタックトリガー]]の6000[[割り振り火力]]と呪文を唱えなかった場合の1ドローも優秀であり、 単体でも盤面を制圧できるカードパワーがある。 最低でも《ボルフェウス・ヘヴン》、《ボルシャリオ》があれば良い((《翔天幻風ラルック》は抜ける場合もある))ので、デッキの自由度は高い。 種類の多い[[エンジェル・コマンド]]と[[ドラゴン]]を進化元にしている点も、デッキ構築の自由度を高めている。 **短所 [#bh07] 他の[[進化V]]や[[進化GV]]等のクリーチャーと同じく[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]を召喚すると、クリーチャー1体減ることになる。 《ボルフェウス・ヘヴン》が除去されると[[フィールドアドバンテージ]]を一気に失うので、そのケアができるように手札を最低限確保しておく等のことは重要だろう。 展開の軸である[[《翔天幻風ラルック》]]、[[《コッコ・ルピア》]]、[[《聖騎士ヴォイジャー》]]が除去されると展開が遅くなってしまう。 同様に、進化元が除去され続けると非常に厳しい戦いとなる。 採用率の高い[[《魂と記憶の盾》]]は勿論、[[【サバイバー】>【サバイバー】 (デュエプレ)]]や[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]対策となる[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]に場を制圧されると立て直しが難しい。 [[【ドルバロム】>【バロム】 (デュエプレ)]]には、一度[[《悪魔神バロム・エンペラー》]]等で盤面を破壊されると[[《悪魔神ドルバロム》]]の召喚までに逆転することが難しくなる。 **デッキの変遷 [#bh08] [[DMPP-09EX]]初期、【ボルフェウス・ヘヴン】の[[デッキカラー]]は基本の[[白赤]]、優秀なドローとブロッカーが多い[[白青赤]]、[[《崩壊と灼熱の牙》]]のコンボが注目された[[白黒赤]]が主流であった。 その後は《烈流神》や《竜極神》が修正と[[DP殿堂]]指定前ということもあり、比較的速度重視の[[白赤]]ドラゴン型が主流となった。 次点で[[白青赤]]型も見られ、この頃の[[白青赤]]型は[[ドラゴン]]デッキも開発されていたが、やがては[[エンジェル・コマンド]]型が[[白青赤]]の主流となった。 一方で[[《崩壊と灼熱の牙》]]と[[《ボルフェウス》>《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]のコンボが注目された[[白黒赤]]型はほとんど見られなくなった。 [[DMPP-10EX]]期では有力な進化元として[[《奇跡の精霊ミルザム》]]が登場した。 [[《ボルフェウス》>《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]で唱える[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[《ミルザム》>《奇跡の精霊ミルザム》]]を出したり、先に出しておいた《ミルザム》を進化元に《ボルフェウス》を出すことで《ミルザム》のシールド回収をキャンセルできることから相性が良い。 この頃は[[【武者・ドラゴン】>【武者・ドラゴン】 (デュエプレ)]]等の【サムライ】系ビートダウンが流行している事もあり、カウンターが期待できる【ヘブンズ・ゲート】型が増加した。 環境にマッチしていたこともあってか【ボルフェウス天門】(または【天門ボルフェウス】)という俗称で呼ばれることも少なくない。 そんな中[[DMPP-10EX]]配信直後の[[New Division]]ランクマッチシーズンで1位を獲得したデッキは[[《超神星ネプチューン・シュトローム》]]を採用した[[白青赤]][[エンジェル・コマンド]]型の【ボルフェウス・ヘヴン】であった。 **その他 [#bh98] [[DMPP-10EX]]リリース直後、バトルゾーンに出た時に「呪文を唱えられない」状態でも呪文が唱えられてしまうバグが存在していた。 例えば、[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]や[[《聖霊王アルファディオス》]]が立っていても、赤単色の[[《インビンシブル・フォートレス》]]が打ててしまう。 [[利用規約>https://dmps.takaratomy.co.jp/terms/]]14条の26に違反する恐れがあるため、[[呪文]][[ロック]]を持つ[[クリーチャー]]がいるときに本来唱えられない呪文は唱えないようにすることが望ましい。 -なお、2021年11月11日のメンテナンスにて修正予定とアナウンスされている。 //--よりにもよって[[【ボルフェウス・ヘヴン】>【ボルフェウス・ヘヴン】 (デュエプレ)]]が[[トップメタ>メタゲーム#topM]]のときにこのバグが発覚してしまった。 **サンプルレシピ [#bh99] 公式の[[DMPP-09EX]]期サンプルレシピより。 |カード名|文明|枚数|コメント|h |>|>|>|~■クリーチャー| | |>|CENTER:| |c |[[《翔天幻風ラルック》]]|光/火|4|| |[[《聖騎士ヴォイジャー》]]|光|4|| |[[《スペース・クロウラー》]]|水|2|| |[[《電脳聖霊グラリス》]]|光/水|1|| |[[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]|光/火|2|S・トリガー| |[[《聖霊竜騎ボルシャリオ》]]|光/火|4|| |[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]|火|2|| |[[《知識の精霊ロードリエス》]]|光/水|4|| |[[《清浄の精霊ウル》]]|光|4|S・トリガー| |[[《血風聖霊ザーディア》]]|光/火|1|| |>|>|>|~■進化クリーチャー| |[[《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》]]|光/火|3|| |>|>|>|~■呪文| |[[《プリズム・ブレイン》]]|水|2|| |[[《ヘブンズ・ゲート》]]|光|3|S・トリガー| |[[《ヘヴンとバイオレンスの衝撃》]]|光/火|2|S・トリガー| |[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]|火|2|| **参考 [#m3640bcb] -[[デッキ集 (デュエプレ)]] &tag(デッキ集 (デュエプレ));