#author("2021-06-07T02:05:16+09:00","","") *《&ruby(アメージング・ジャイアント){驚天の超人};》 [#rb2c06b8] |驚天の超人 SR 自然文明 (8)| |クリーチャー:ジャイアント 13000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、相手は自分自身の手札からクリーチャーを2体まで選び、バトルゾーンに出してもよい。| |T・ブレイカー| [[DM-09]]で登場した[[ジャイアント]]。 8[[マナ]][[パワー]]13000の[[T・ブレイカー]]とだけ聞けばただの[[ファッティ]]だが、相手に[[クリーチャー]]2体の[[コスト踏み倒し]]を許すという凄まじい[[デメリット]]を持つ。 [[《緑神龍ガミラタール》]]を[[マナコスト]]・[[パワー]]・[[ブレイク]]数、そして何より[[デメリット]]の点でそれぞれ拡大したような[[クリーチャー]]。 そちらの[[デメリット]]でもかなりきついものがあるが、この[[クリーチャー]]はその2倍。 場に進化元がなくとも[[進化]][[クリーチャー]]が出せる上、[[コンボ]]・[[進化V]]・[[G・リンク]]などの下準備を進めさせてしまうなど、非常に危険。 また[[デメリット]]の存在のために、[[除去]]されてしまった場合に安易には[[バトルゾーン]]に出し直せないため、[[除去]]耐性も極めて低いと言える。 もっと言えば、このクリーチャーからデメリットを抜いても、[[コスト論]]を少しオーバーした[[準バニラ]]でしかない。 後年、インフレによってこれに匹敵するサイズで[[デメリット]]を全く持たないクリーチャーは多く登場しており、[[多色]]も考慮すれば[[メリット]]を持つものすらある。 あえて使うのであれば、後述する[[《単騎連射 マグナム》]]との好相性を踏まえた[[ファンデッキ]]を組むことになるだろう。 [[除去]]札を排除したり、[[《父なる大地》]]などで相手に悪用されたりするのを防ぐ意味でも、やはり[[ハンデス]]は必須となる。 -[[《単騎連射 マグナム》]]が登場したため[[デメリット]]を完全に帳消しできるようになったが、同時期には素早く強力な[[侵略]]持ちの[[T・ブレイカー]]が多数登場しており、単体性能の優位性を出すのが難しくなってしまった。 --また、[[《単騎連射 マグナム》]]は後に殿堂入りとなっている。 -[[《時空の封殺ディアス Z》]]で牽制しつつ出すことも可能。 -[[《夜明けの超人》]]や[[《金剛の超人》]]など、[[《不落の超人》]]が登場するまでの[[ジャイアント]]は[[デメリット]]を持つものが多かったが、この[[クリーチャー]]はその中でも飛び抜けている。 -名前の「驚天」は「驚天動地(きょうてんどうち)」「天を驚かし地を動かす」から、「アメージング(amazing)」は「驚嘆させるような」という意味である。 --確かに凄まじい[[デメリット]]を持つこの[[クリーチャー]]が出てくれば相手は驚くだろう。 --「驚天」は「''ぎ''ょうてん」とは読まない。ぎょうてんは「仰天」である。 -英語版の[[フレーバーテキスト]]には、「[[フィオナの森]]の痛みから生まれ、ついに[[バロム>《悪魔神バロム》]]の支配に終止符を打った。その足で。」とある。日本版と[[背景ストーリー]]が全く同じとは限らないが(全方位カードファイルによれば、バロムは[[アルカディアス>《聖霊王アルカディアス》]]に封印されたとある)、少なくとも英語版では大きな活躍を果たしたようだ。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]について [#y4192a22] |驚天の超人 SR 自然文明 (3)| |クリーチャー:ジャイアント 13000| |このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、相手は自分自身の手札から進化でないクリーチャーを、コストの大きい順に2枚バトルゾーンに出してもよい。(同じコストのカードが複数あるなら、その中からランダムに選ぶ。また、バトルゾーンに出ることによって起こる効果はすべて無視する)| |T・ブレイカー| 踏み倒しが「コストの大きい順」と設けられ、さらに、[[出た時]]効果は一切発動しなくなった。 そして、コストがなんと3にまで下がっており、TCG版よりまさに驚天な強化を受けている。 [[《緑神龍ガミラタール》]](デュエプレ版)とは違い、踏み倒しは相手の[[任意]]のままである。 ゲーム中では、まず相手の画面に踏み倒し候補が2体まであるだけ表示され、それを見て踏み倒すか踏み倒さないかを選択させる。2体あるがあえて1体だけ出すことはできない。 この仕様により、相手の手札を荒らすのはこちらに主導権がないが、踏み倒さないのであればそれはそれで3コストのパワー13000の[[T・ブレイカー]]が[[デメリット]]なしで着地を許してくれたということになる。 コスト3の自然のクリーチャーであるため[[《運命の選択》]]で出せ、コスト5以下なので[[《霊翼の宝アルバトロス》]]でも出すことができる。 山札や墓地から低コストでパワー13000の[[T・ブレイカー]]が[[スピードアタッカー]]で出せるのは、それだけでゲームの勝敗をひっくり返せる可能性がある。 相手もクリーチャーを出せるとはいえ、そのターンに勝つことができれば出させた2体のクリーチャーは何も相手のアドバンテージにならない。 3ターン目に《驚天の超人》、4ターン目に《運命の選択》で山札から《驚天の超人》と2ターン連続で出すこともできる。2体目を出すときは相手は手札を消費していることが多く、デメリットを軽減できる。 -[[《緑神龍ガミラタール》]]と同様、[[出た時]]効果すべてを無効化するようになったため、TCG版とは異なり[[《百発人形マグナム》]]がいても踏み倒したクリーチャーを破壊することはできない。 -[[ビートダウン]]で使う場合、相手に2体を出されたとしても、出ることによって起こる効果が無視されていて、なおかつこのパワーとT・ブレイカーで相殺できることも少なくない。 --[[《龍仙ロマネスク》]]といった、採用理由が主に[[cip]]にあるクリーチャーなら、「出せば効果によるアドを稼げず手札を失う」「出さなければ《驚天の超人》に好きに動かれてしまう」という二択を相手に迫ることができる。無対策の[[【アガピトスエンジン】>【アガピトスエンジン】 (デュエプレ)]]にはこの2択が強烈に突き刺さるが、[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]、[[《緑神龍ダクマバルガロウ》]]など高パワー[[ファッティ]]を入れて対策しているデッキも多々存在するので、過度な信用は禁物である。 -[[ブロッカー]]、[[スレイヤー]]などの[[キーワード能力]]、[[《光神龍スペル・デル・フィン》]]などの[[常在型能力]]が相手の手札にないと踏むなら、3ターン目にポン置きしてそのまま押し切れる可能性も十分にある。 --[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]を抱えている可能性があるなら、安易に使うべきではない。 -ちなみに、《驚天の超人》を出してもすぐにシールドブレイクしないほうが良い場面もある。3ターン目に相手の手札を2枚使わせるのは、ある意味1ターン以上早い[[《デモニック・バイス》]]であり、こちらの打点が揃ってから[[ワンショット]]したほうが相手にリソースを与えないまま試合を進めることができる。 --このプレイングは《驚天の超人》のスタンダードである[[【驚天トリガービート】>【驚天トリガービート】 (デュエプレ)]]にて顕著で、相手の[[シングル・ブレイカー]]2体が殴ってきても容易に返せることが往々にしてあるためである。 -[[《西南の超人》]]が場に居れば1コストで[[召喚]]できる。デメリットこそ重いが[[《大宇宙ゼクウ》]]や[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]の[[シンパシー]]元としても一考できるか。 -パワーが13000もあり序盤のほとんどの[[除去]]、[[バトル]]には強いが、コスト3のため[[《三途万力》]]に一掃されてしまう点は注意。 -素のコストがTCG版より5も軽くなっているのは[[DMPP-08EX]]時点で最も大きい軽量化である。 -このクリーチャーの活躍は「2体[[ウィニー]]を踏み倒されても、[[cip]]無視なら大したアドバンテージにはならない」という、別の意味でcipの重要性を教えてくれるカードでもある。 -プレイ時のボイスは何故か英語である。上述のように英語版で大きな活躍を果たした点からだろうか。もしくは、驚天=アメイジングから「スパイダーマン」、緑色の巨人から「ハルク」、胸部や手のひらから「アイアンマン」と、アメコミヒーローを思わせる要素が含まれている点から取られた可能性もある。 **[[フレーバーテキスト]] [#z4f9a35d] -[[DM-09]]、[[DMPP-08EX]] '''伸ばした腕は国をも超え、遥か彼方の龍を撃つ!''' **収録セット [#n7bcd1b8] ***[[デュエル・マスターズ]] [#b62ea176] -illus.[[Yarunoca]] --[[DM-09 「闘魂編 第4弾 覇道帝国の絆(インビンシブル・ブラッド)」>DM-09]] ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#x4b165d1] -illus.[[Yarunoca]] --[[DMPP-08EX「覇竜咆哮 -TRIBAL EXTREME-」>DMPP-08EX]] **参考 [#nb3674da] -[[ジャイアント]] -[[cip]] -[[手札]] -[[クリーチャー]] -[[コスト踏み倒し]] -[[T・ブレイカー]] -[[【驚天トリガービート】 (デュエプレ)]] &tag(クリーチャー,自然文明,単色,コスト8,ジャイアント,パワー13000,cip,コスト踏み倒し,T・ブレイカー,・,SR,スーパーレア,Yarunoca);