#author("2022-11-03T03:54:07+09:00","","") *《&ruby(ばくりゅうは){爆龍覇}; グレンリベット/「&ruby(ばくりゅうひじゅつ){爆流秘術};、&ruby(ぼうりゅう){暴龍};の&ruby(だいち){大地};!」》 [#x582ba82] |爆龍覇 グレンリベット P 火文明 (9)| |クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン/ヒューマノイド爆/ドラグナー 12000| |''T・ブレイカー''| |このクリーチャーが召喚によって出た時、または、相手のカードの効果によってこのクリーチャーを自分の手札から捨てた時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からドラゴンを1体出し、残りを好きな順序で山札の下に置く。| |BGCOLOR(#ccd):| |「爆流秘術、暴龍の大地!」 P 自然文明 (3)| |呪文| |自分の山札の上から1枚目をタップしてマナゾーンに置く。それがドラゴンなら、この呪文を、唱えた後、墓地に置くかわりに手札に加える。| [[DM22-BD1]]で登場した[[火]]の[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]/[[ヒューマノイド爆]]/[[ドラグナー]]と[[自然]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。 クリーチャー面は[[召喚]]時限定[[cip]]と疑似[[マッドネス]]で[[山札の上]]3枚から[[ドラゴン]]を1体[[コスト踏み倒し]]で出す[[能力]]を持つ。 注意点として、[[《スーパー・サイチェン・ピッピー》]]や[[《貝獣 パウアー》]]などと同じく、[[ハンデス]]された場合の[[誘発型能力]]であり、このクリーチャーそのものは[[バトルゾーン]]に出ない。 呪文面は3コストでタップイン方式の1マナブーストを行うが、その時に置いたカードがドラゴンなら[[置換効果]]で[[手札]]に戻る。 単純に使い減りしない[[マナブースト]]というだけでなく、クリーチャー面をちらつかせることで[[ハンデス]]を躊躇わせる効果が期待できる。 置換効果で唱えた後(存在を公開した後)に手札に戻るため「呪文として使ったら結局手札に残らないのでマッドネスとして機能しない」というジレンマを回避したデザインである。 何と言っても[[ハンデス]]メタに使いやすい[[マナブースト]][[呪文]]面が付いたのが大きい。このカードの登場時点の[[ドラゴン]][[基盤>マナ基盤]][[デッキ]]の場合はリソース系ドラゴンに恵まれるため、上手くいけば疑似マッドネスによる[[コスト踏み倒し]]によって呪文面で得るはずであったものかそれ以上のアドバンテージを得ることができる。 その分クリーチャー面そのものの性能はやや控えめ。 素のスペックとして[[スピードアタッカー]]を持たず、[[cip]]を使えなかった場合なら単なる[[準バニラ]]である。[[《ボルシャックライシス・NEX》]]といった[[スピードアタッカー]]付与がなければ、ターンをまたがなければ3打点にはならない。 また、[[cip]]は召喚時限定なので、[[《爆銀王剣 バトガイ刃斗》]]等で[[コスト踏み倒し]]で出しても起動しない。 仮に非召喚でも効果が使えた場合、普通の踏み倒しやハンデスをきっかけに、[[殿堂入り]]前の[[《ポジトロン・サイン》]]のように同名を連鎖させて目当てのカードを探すことが出来たので、その動きを咎められた形といえよう。 一番の懸念は[[【青黒緑有象夢造】]]に弱い点である。[[《とこしえの超人》]]とハンデスの組み合わせで疑似マッドネスを貫通されてしまうためである。[[アドバンス]]の[[ドラグナー]][[デッキ]]は[[《とこしえの超人》]]が厳しいのに、[[《とこしえの超人》]]1枚立てば相手にとっての安全牌と化してしまうのは如何ともしがたい。 -このカードの登場時点では、碌なマナブーストの無い[[【9軸ガチロボ】>【ガチャンコ ガチロボ】#gachi9]]において、[[ドラゴン]][[シナジー]]を抜きに単なる3コスト1[[マナブースト]]として使う場合ですらも利用価値がある。 -[[ドラグハート]]を出す効果を持たない[[ドラグナー]]の1枚。[[ドラゴン・サーガ]]時点では例外的な存在であったが、以降はコンスタントに登場している。 -ルールとして、呪文の効果が自身の移動を置換する場合、それは他の置換効果よりも優先して適用される(総合ルール609.8a)。[[《Drache der'Zen》]]や[[《龍素記号wD サイクルペディア》]]など、唱えた後の呪文の置き場所を指定する効果を貫通して手札に戻る。 -デュエプレでの登場より後になった「相手のカードの(能力や)効果」に反応する広義の[[マッドネス]]である。[[マッドネス]]以外でなら[[《ノロイ 丙-三式》]]などがあった。 //[[《感応 TT-20》]][[《仮面のマジン・クロスノーム》]]も該当 --デュエプレの[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]の裁定から、「(持ち主が)相手」ではなく「(効果を使ったプレイヤーが)相手」である必要がある模様。 -背景ストーリーでは、かつて「[[デュエル・マスターズ]]」に出場していた[[《龍覇 グレンモルト》]]の父親。名前だけは漫画『デュエル・マスターズSAGA』で先行登場していた。 [[《魔壊王 デスシラズ》]]が優勝した「血塗られたデュエル・マスターズ」の準優勝者にして唯一の生存者。[[《将龍剣 ガイアール》]]と共にレースに挑んでいたが、優勝を逃し、《ガイアール》を封印する。 その後、[[謎のドラグナー>《龍覇 ザ=デッドマン》]]の手で[[《暴君の悪魔龍 デストロキール》]]へと姿を変えられてしまう。 --《デストロキール》とは、[[パワー]]、[[コスト]]が同じで、[[マッドネス]]と[[サルベージ]]という方向性の違いはあるが[[ハンデス]]に強い効果を持つという共通点がある。 **裁定不明 [#d7d85fef] //ちょっとできなさそうな気がしたので //初動コスト持ちなので、相手の[[《メンデルスゾーン》]]など狙いの[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]に強烈な裏目を脳裏にちらつかせる。その[[ピーピングハンデス]]は[[強制]]で捨てさせるテキストなので、コスト3以下の面があるカードがこれだけなら相手はこれを選ぶしかできない。 総合ルール201.2bは、[[強制]]効果を不発に終わらせる形を取れるのか。 -極端な例となるが、自分の手札が《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》1枚だけとする。ここで相手が[[《ウォズレックの審問》>《サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》]]を唱えたら、テキストでは可能なら1枚捨てさせる必要があるが、2つあるコストのうちコスト9を選ぶことで対象不在で何も捨てさせないことが可能になる。 **関連カード [#rd885a70] -[[《龍覇 グレンモルト》]] -[[《暴君の悪魔龍 デストロキール》]] -[[《フェアリーの火の子祭》]] //**[[フレーバーテキスト]] [#a456e259] //-[[]]&br;'''''' **収録セット [#h450cae3] -illus.[[Yuukoo009]] --[[DM22-BD1 「レジェンドスーパーデッキ 龍覇爆炎」>DM22-BD1]](13/19) **参考 [#k9a87598] -[[ツインパクト]] -[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]] -[[ヒューマノイド爆]] -[[ドラグナー]] -[[T・ブレイカー]] -[[召喚]] -[[cip]] -[[マッドネス]] //《スーパー・サイチェン・ピッピー》や《貝獣 パウアー》の書き方に準拠 -[[山札の上]] -[[表向き]] -[[ドラゴン]] -[[コスト踏み倒し]] -[[タップイン]] -[[マナブースト]] -[[置換効果]] &tag(ツインパクト,クリーチャー,火文明,赤緑,2色,多色,コスト9,ガイアール・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,ヒューマノイド爆,ヒューマノイド,ドラグナー,パワー12000,T・ブレイカー,召喚限定cip,cip,捨てられた時,召喚した時または捨てられた時,ドラゴンサポート,リクルート,コスト踏み倒し,呪文,コスト3,自然文明,マナブースト,マナタップイン,置換効果,唱えた後,モヤシ,P,レアリティなし,Yuukoo009);