#author("2022-09-19T03:31:45+09:00","","")
*《アビスベル=ジャシン&ruby(てい){帝};》 [#ce3b44ae]

|アビスベル=ジャシン帝 OR 闇文明 (4)|
|クリーチャー:アビスロイヤル 7000|
|''ブロッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|自分の墓地にあるアビス・クリーチャーに「アビスラッシュ」を与える。(「アビスラッシュ」を持つクリーチャーを自分の墓地から召喚してもよい。そうしたら、このターン、そのクリーチャーはプレイヤーを攻撃でき、ターンの終わりに山札の下に置かれる)|
|このクリーチャーが離れる時、かわりに自分の手札を2枚捨ててもよい。|
|自分の墓地にあるクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、コストは0以下にはならない。|

[[DM22-RP1]]で登場した[[闇]]の[[アビスロイヤル]]。

[[墓地]]の[[アビス]][[クリーチャー]]に[[アビスラッシュ]]を付与し、さらに[[墓地]]からの[[召喚]][[コスト]]の軽減と、手札2枚を[[ディスカード]]とする除去[[耐性]]も持つ。

[[アビスラッシュ]]の付与と[[コスト軽減]]は非常に噛み合っており、1ターンだけで[[アビス]]を2~3体並べることも容易。
その上、[[アビスラッシュ]]の特性である、召喚されたターンでの攻撃の許可も相まって、バトルゾーンがこのクリーチャーのみであっても総攻撃に移ることも可能。
逆に、攻撃可能クリーチャーをあえて攻撃させず[[cip]]だけ使うのも、手札を消費しない呪文のような感覚で使えて便利。軽減込みで1マナとなる[[《フォーク=フォック》]]がその典型だろう。

また、[[除去]][[耐性]]もかなり有能で、手札2枚は重いが、[[アビスラッシュ]][[付与]]によって[[手札]]が少なくても[[クリーチャー]]を展開できるため、手札を失うリスクは少なく済む。
その上、[[アビスラッシュ]]を使用したクリーチャーは山札に戻るので、[[墓地肥やし]]によって減った山札を回復できるメリットも大きい。
特に[[アビスラッシュ]]を持たないクリーチャーでも山札回復に務められるという役割を与えられるため、[[ライブラリアウト]]になりづらい。

基本的には「[[置換効果]]で1ターン生き残り、次のターンに[[墓地]]の[[クリーチャー]]を展開して[[1ショットキル]]を仕掛ける」使い方になるだろう。

どの能力も強力であり、魅力的ではあるものの、能力の大半が墓地に依存しており、単体で活躍できるほどとは言い難い。
[[アビスラッシュ]]は、使用する前に墓地利用メタを食らうとほとんど機能しづらくなる欠点があり、能力を付与できるこのクリーチャーも例外ではない。
その上、[[除去]][[耐性]]には手札を必要としているので、適時手札を貯めておかないと思わぬ反撃を食らい、手札を必要以上に失うことにも繋がるため要注意。

-[[コスト軽減]]は[[墓地]]からの[[召喚]]であれば[[アビスラッシュ]]以外にも適用される。[[デザイナーズコンボ]]である[[アビス]]との連携以外に、[[ムゲンクライム]]や[[フシギバース]]などとの組み合わせも考えられる。
--軽さを活かして[[《不敵怪人アンダケイン》]]や[[《不死の墓守 シヴァンリンネ》]]と組み合わせるのもいいだろう。
--[[《∞大龍 ゲンムエンペラー》]]を出せば[[コスト軽減]]と[[ムゲンクライム]]3によって[[墓地]]の[[クリーチャー]]を何でも1[[マナ]]で[[召喚]]できる。ただし、[[タップ]]する[[クリーチャー]]は3体のままなので注意。

-僅か4[[コスト]]でありながら数々の[[メリット]][[能力]]を持つだけでなく、[[アタッカー]]と[[ブロッカー]]の双方で申し分ない戦闘能力も併せ持っている。
これ程までに高い[[スペック]]を有しておりながらも[[デメリット]][[能力]]らしきものは一切無く、破格と言っても過言ではない性能に仕上がっている。
[[《ヘブンズ・フォース》]]が現役だったら、と考えると恐ろしい。

-[[シークレットレア]]版のイラストモチーフは、レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』。元ネタの構図を踏襲しており、強面に似合わぬ微笑を浮かべている。
しかしよく見ると背景が冒涜的な景色になっている。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』で[[斬札 ウィン]]が使用する彼の[[切り札]]。第1話の「今日のカード」。
ウィンのデッキにいつの間にか混ざっていた謎のカード。
初登場は第1話「ウィンvs[[覚知山 ボウイ]]」戦。召喚され実体化するや否や、場の雰囲気を無視して山を破壊したり、ボウイが発した「ウィンの負けだからな!」という言葉に怒り、邪神デュエマ((従来の「真のデュエル」に該当))の世界にその場の全員を閉じ込めるなど暴れまわった。
[[置換効果]]でボウイの[[除去]]を耐え、[[アビスラッシュ]]で召喚した[[アビスロイヤル]]軍団の一斉[[攻撃]]でウィンを勝利に導いた。
決着後に敗北したボウイの魂を奪おうとするが、謎の力でカードの中に閉じ込められ、[[邪神くん]]の姿になった。
--それまで使っていた[[ボルシャック]]のカードを[[置換効果]]で捨てており、「それまで使っていたカードを捨てて[[闇]]に染まる」ことを示唆するかのようなゲーム進行となっている。

-漫画『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では、[[斬札 ウィン]]の手元に突如として現れた謎のカード。
ウィンと呼応して現世に復活した太古の邪神。
ダイレクトアタックの瞬間に対戦相手の命を奪おうとする危険なクリーチャー。しかし、カードの中にいるためにデュエマ中以外は本来の力を発揮できないようで、ボウイへの攻撃は彼の体をすり抜けてしまった。

-邪神デュエルの際に月に浮かび上がる蛸のようなマーク、そしてジャシン帝自身も蛸の触手のような意匠がみられることからデザインのモデルはクトゥルフ神話の邪神クトゥルフか。深き者どもを眷属としている点も一致している。

***裁定不明 [#i8c4f5e2]
墓地から[[アビスラッシュ]]を得た[[ACEクリーチャー]]を召喚して、それが非クリーチャーとして出た場合、ターンの終わりに山札の下に置かれるのかは不明。
バトルゾーンから山札への移動させる効果がクリーチャー指定なら[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]の理屈で移動が不発に終わる。カード指定なら移動が行われることとなる。

もし置かれないのなら[[《深淵の支配者 ジャシン》]]を特定条件下でノーリスク2マナで[[墓地召喚]]できることとなる。

**背景ストーリーにおいて [#yfe6a544]
かつて超獣世界を完全に支配していた古の支配者にして[[アビスロイヤル]]の王。
初代[[ボルシャック]]と[[光文明]]が協力して「深淵」に封印したはずだったが、超獣世界を襲う大異変と共に復活する。

その存在は、未だ謎に包まれている……。

**関連カード [#te1ed27a]
-[[《深淵の支配者 ジャシン》]]

**収録セット [#jfcb8817]
-illus.[[akagi]]
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](OR1/OR2)
--[[DM22-RP1 「ゴッド・オブ・アビス 第1弾 伝説の邪神」>DM22-RP1]](1S/2)(1B/10)(新規イラスト)
-illus.[[akagi]]/[[otumami]]
--[[プロモーション・カード>プロモーション・カード (第21期〜第25期)]](WinwithJashin!)(ブラックエクストラカード)

**参考 [#le126b34]
-[[アビスロイヤル]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[アビス]]
-[[アビスラッシュ]]
-[[付与]]
-[[離れる]]
-[[置換効果]]
-[[ディスカード]]
-[[コスト軽減]]

&tag(クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト4,アビスロイヤル,アビス,パワー7000,ブロッカー,W・ブレイカー,アビスサポート,アビスラッシュ付与,離れる時,置換効果,ディスカード,コスト軽減,OR,オーバーレア,akagi,otumami);