#author("2023-05-02T17:05:15+09:00","","")
*DMPP-16~DMPP-20環境 (デュエプレ) [#z952055e]

-''PREV'':[[DMPP-11~DMPP-15環境 (デュエプレ)]]

//-''Next'':[[DMPP-21~DMPP-25環境 (デュエプレ)]]

----

+[[DMPP-16 「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」期>#dmpp16]]
+[[DMPP-17 「ライジング・アライズ -希望の王女-」期>#dmpp17]]
++[[#update]]
+[[DMPP-18 「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」期>#dmpp18]]
+[[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」期>#dmpp19]]
//+[[DMPP-20 「xx」期>#dmpp20]]

*[[DMPP-16 「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」>DMPP-16]]期 [#dmpp16]
2022年9月29日実装。

新たに「[[New Division]]」で使えなくなる[[DMPP-10]]と[[DMPP-10EX]]は[[サムライ]]と[[ナイト]]の登場弾だったこともあり、それらの基盤カードが一部使えなくなっている。
[[New Division]]環境に大きな影響があるのは[[【白黒緑超次元】>【白黒緑超次元】 (デュエプレ)]]などに入る[[《天雷の導士アヴァラルド公》]]くらいだろうか。
そのほか、[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]でワンショットコンボのお供として利用されてきた、[[《鬼装 オーガ・フィスト》]]も使えなくなった。

#region2(新たに「[[New Division]]」では使えなくなる主なカード){{
-光
--[[《奇跡の精霊ミルザム》]]
--[[《幽騎士ブリュンヒルデ》]]
--[[《魔弾プラス・ワン》]]
--[[《超電磁工兵バ・キーン》]]
--[[《天雷の導士アヴァラルド公》]]
-水
--[[《蒼神龍チェンジ・ザ・ワールド》]]
--[[《海王提督ラネーバ・早雲》]]
--[[《氷牙提督マティアス卿》]]
--[[《歌舞機ロイド・ゴエモン》]]
--[[《相撲 Dr.ウンリュウ》]]
--[[《アクア・コテガエシ》]]
--[[《魔弾オープン・ブレイン》]]
-闇
--[[《ギガボルバ》]]
--[[《ヤミノサザン》]]
--[[《魔光ドラム・トレボール》]]
-火
--[[《竜星バルガライザー》]]
--[[《熱刀 デュアル・スティンガー》]]
--[[《戦風の弓取ヨイチ》]]
-自然
--[[《西南の超人》]]
--[[《クリスタル・フュージョン》]]
--[[《ピクシー・コクーン》]]
--[[《鬼装 オーガ・フィスト》]]
//-多色
//--
}}

**実装後の環境(Ver.3.0.0〜) [#c83d9a3b]

この弾では、[[ハンター]]主体の[[ビートダウン]]デッキと、[[《若頭 鬼流院 刃》]]を利用した[[ソリティア]]デッキ、[[エイリアン]]系統のデッキが新しく成立した。
-[[ハンター]]はパックの目玉[[《超次元ガイアール・ホール》]]を[[フィニッシャー]]にしていることが多いが、[[《反撃の城 ギャラクシー・ファルコン》]]や[[《突進するシシガミ・ホーン》]]など攻撃力に長けたカードも多く、[[《超次元ガイアール・ホール》]]を使うまでもなく勝利できる場合もある。
-[[《若頭 鬼流院 刃》]]は一見重すぎるように見えるが[[《スーパー大番長「四つ牙」》]]の存在で到達は決して遅くはない。
--《鬼流院》の出したターン盤面展開と除去しか出来ない弱点を補うため、後述の[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]パッケージ及び《ザビ・ミラ》や《鬼流院》を[[サーチ]]できる[[《秋麗妖精リップル》]]を組み込んだ型も開発された。《四つ牙》のループで使用可能マナを伸ばすか、出すハンターに[[《ボルバルザーク・エクス》]]をチョイスし[[マナ回復]]で確保することで《鬼流院》始動と同じターンに[[P'S覚醒リンク]]できる。
-[[エイリアン]]は[[ビートダウン]]から[[コントロール]]まで幅広いデッキタイプを擁する。
--(後述の[[タッチ]][[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]を除くと)[[種族デッキ]]としては[[《パンドラ城 デス・ファントム》]]や[[《凶星王ザビ・ヒドラ》]]、[[《エイリアン・ファーザー》]]などの特徴があるが、特に強力なのは[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]の進化元が多彩という部分だろう。
その[[呪文ロック]]に穴はあるものの、それがほぼ問題にならない代表的な例として[[【超次元GENJIビート】>【超次元GENJIビート】 (デュエプレ)]]や[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]があり、そうでなくても相手の[[エイリアン]]を全滅・着地狩りしていれば幅広く蓋として機能する。
--とはいえ[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]と同じくコスト6と少し重く、呪文主体デッキが最速で回った場合には出しても手遅れという場面もよくあり、制圧後に逆転を封じる運用となる。

少ないパーツでの即死級のコンボには、[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]で一気に[[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]]、[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]、[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]→[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]](+[[《時空の戦猫シンカイヤヌス》]])を登場させるパッケージがある。
長期戦に強い[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]デッキに組み込んだり、生贄を揃えられる[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]に投入したりすることで上位デッキでも太い勝ち筋として十分運用できる。
-[[All Division]]では、[[《邪眼皇ロマノフI世》]]から《ザビ・ミラ》を[[《インフェルノ・ゲート》]]とセットで墓地に送り、《ロマノフ》から《ゲート》経由で呼び出せることから[[【カチュアシュート】>【カチュアシュート】 (デュエプレ)]]に組み込まれた([[【カチュアガロウズ】>【カチュアガロウズ】 (デュエプレ)]])。
-また[[《霞み妖精ジャスミン》]]の加入で[[マナ加速]]手段が増えた[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]]に[[《秋麗妖精リップル》]]とセットで採用されることもある([[【ザビミラブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)#mira]])。

[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]は、[[マッドネス]]に依存しない[[ビッグマナ]]、[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]、[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]で極めて強力である。
-[[マッドネス]]効果は、環境に[[ハンデス]]が裏目になる[[《若頭の忠剣ハチ公》]]も多く、[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]自身が抑止力となっているため[[ハンデス]]使用者が少なく、使えればラッキーといったところ。

後々まで活躍が期待できるカードには、[[シークレットカード]]にもなった[[《霞み妖精ジャスミン》]][[《特攻人形ジェニー》]]をはじめ、[[《DNA・スパーク》]][[《地獄門デス・ゲート》]][[《スーパー炎獄スクラッパー》]][[《黙示護聖ファル・ピエロ》]][[《ジオ・ブロンズ・マジック》]]などがある。

//[[《イオの伝道師ガガ・パックン》]]は、サプライズとかエクストラで3マナで出しても「ちょっと打たれ強い《ゴーゴンシャック》」なので全然流行らなかった

[[《光流の精霊ガガ・カリーナ》]]や[[《次元流の豪力》]]によって[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]の足回りが強化された。

[[《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》]]は対象に[[カードタイプ]]の縛りがなく、デュエプレで初の[[濁り]]の心配が不要な[[マナ回収]]であり、緑入り[[コントロール]]で使用率が高い。

-環境の違いから、TCG版とは異なる立ち位置になったカード、コンボもある。
--[[シューティングガイアール]]は[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]をはじめとしたブロッカーがこの弾の環境(特に[[New Division]])から激減し、単に「[[《ガイアール・カイザー》]]を出せるほぼ[[準バニラ]]呪文」という感覚となった。なお、[[ブロッカー破壊]]の効果が腐ることが多いことを含めても[[《激竜王ガイアール・オウドラゴン》]]を目指すデッキでは必須級である。
//--[[【Nエクス】]]は[[《サイバー・N・ワールド》]]が相手にも手札を与えてしまうという弱点が目立ち、[[グッドスタッフ]]要員にはならなかった。
//---[[《サイバー・N・ワールド》]]の登場で[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]の存続が不安視されていたが、[[《お清めトラップ》]]が使われていた環境ですら一定の活躍を見せていた当デッキが《N・ワールド》で失速することはなかった。

-[[《サイバー・N・ワールド》]]は、実装初期こそは手札消費の荒い[[【赤緑ハンター速攻】>【赤緑ハンター速攻】 (デュエプレ)]]など相手には枠の無駄になることから評価が低かったが、[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]があまりにも多すぎることと、メタが回って弱点であった[[【赤緑ハンター速攻】>【赤緑ハンター速攻】 (デュエプレ)]]が衰退したことにより、手札補充兼墓地リセットとして活躍し始めた。

**Ver.3.0.1〜 [#dd6c1f95]
2022年10月27日付で、[[《ダイヤモンド・カスケード》]]の能力[[ナーフ]]、[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]と[[《エンペラー・キリコ》]]の[[DP殿堂]]が施行された。

[[New Division]]で元々使用率が高くなかった[[【ダイヤモンド・カスケード】>【ダイヤモンド・カスケード】 (デュエプレ)]]は、完全に息の根を止められた。
[[All Division]]でのみ使える[[《ダイヤモンド・ブリザード》]]はお互いに回収できる関係なので[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]]が依然として環境で使われ続けている。

[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]の1枚制限はデッキの幅が狭まったものの、《ヴィルジニア卿》は4枚入れるべきという固定観念から解放されたため、[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]の再考察のきっかけとなった。根本的なデッキパワーの高さはまだ損なわれていないため、依然として環境で使われ続けている。

[[《エンペラー・キリコ》]]は状況次第で評価が変わる。[[《無頼妖精ワイルド・リリィ》]]があるので、盾落ちさえしなければ《キリコ》が1枚でも安定して[[マナゾーン]]に確保できる。つまり87.5%の確率で[[DP殿堂]]前と同等の動きが可能で、以前よりデッキの1〜3枠が空いた状態で運用できる。
敗退のない[[ランクマッチ]]では、盾落ちは事故と割り切れば使用感はさほど変わらず使うことができ、BO3やBO5のような少ない試合数なら事故を全回避する確率も現実的。
しかし、[[BATTLE ARENA]]予選のような、10戦前後を1〜2敗ほどに抑えたいルールでは、12.5%の盾落ちはかなりの痛手となる。《キリコ》をマナゾーンに置いた後から[[呪文ロック]]され[[《神歌の星域》]]が封じられてしまえば、手札からの召喚に使う用のカードも足りなくなった。
少なくとも、[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]が新たなリスクを抱えたのは確実で、[[ランクマッチ]]での使用率は大きく下がった。

***この時期に活躍したカード・[[アーキタイプ]] [#rb81cb0a]
-活躍したカード

-主流デッキ
--[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]
--[[【赤緑ハンター速攻】>【赤緑ハンター速攻】 (デュエプレ)]]
--【エイリアン】(主に[[白青黒]])
--[[【白黒緑超次元バルカディアス】>【白黒緑超次元】 (デュエプレ)]](赤を入れた青抜き4色となることもある)
--[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]
--[[【GENJIビート】>【超次元GENJIビート】 (デュエプレ)]](ほぼ[[白青赤]])
--[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]
--[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]
--【グレイトフル・ライフ】([[白青緑]]、[[白黒緑]])
--【デストラーデ】([[白青緑]]、【グレイトフル・ライフ】と折衷型)
--[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]]([[All Division]]のみ、白緑、ザビミラ入り)
--[[【エル・ドラード天門】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]] (All Divisionのみ)
--[[【カチュアガロウズ】>【カチュアガロウズ】 (デュエプレ)]](All Divisionのみ)

*[[DMPP-17 「ライジング・アライズ -希望の王女-」>DMPP-17]]期 [#dmpp17]

[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]の本体や周辺パーツ、[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]から数枚、[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]のメタカードに使えた[[《ローズ・キャッスル》]]といったカードが[[New Division]]から撤退する。

[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]は[[DMPS-04]]で再録されており、2022年末まで使えるので[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]は生き残る。

//[[【カウンターマッドネス】>【カウンターマッドネス】 (デュエプレ)]]の採用カードも落ちるが、[[《闘竜麗姫アントワネット》]]が既に使えない

1弾前に[[《魔弾バレット・バイス》]]が落ちていたため死に体だった[[【ナイトコントロール】>【ナイトコントロール】 (デュエプレ)]]は、さらに[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]と[[《超銀河弾 HELL》]]までこの弾で落ちる。
※このカードプールでの[[ナイト・マジック]]持ちは[[《魔弾グローリー・ゲート》]][[《魔弾デュアル・ザンジバル》]][[《魔弾 ベター・トゥモロー》]]のみになる予定なので、もう組むことは難しい。(前2種は2022年末まで)

#region2(新たに「[[New Division]]」では使えなくなる主なカード){{
-光
--[[《セイント・キャッスル》]]
--[[《天扇 ハタフリ・ハフリーズ》]]
-水
--[[《蒼神龍バイケン》]]
--[[《氷槍 パラディン・スピア》]]
--[[《フォーチュン・スロット》]]
-闇
--[[《超神星 DEATH・ドラゲリオン》]]
--[[《邪眼死爵ゲーネフ卿》]]
--[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]
--[[《黒神龍ドボルザーク》]]
--[[《ヤミノカムスター》]]
--[[《ローズ・キャッスル》]]
--[[《暗黒獣ヤミノシーザー》]]
--[[《ライク・ア・ローリング・ストーム》]]
-火
--[[《紫電城 バルザーク》]]
--[[《ブレードグレンオー・マックス》]]
--[[《ライラ・ラッタ》]]
-自然
--[[《超天星バルガライゾウ》]]
--[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]
--[[《エコ・アイニー》]]
-多色
--[[《破壊龍神》]]
--[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]
--[[《武装竜鬼アカギガルムス》]]
}}


**実装後の環境(Ver.3.1.0〜) [#vddd2231]
[[New Division]]では[[《超次元リュウセイ・ホール》]]や[[《ドンドン吸い込むナウ》]]などを獲得した[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]が躍進し、メタゲームの中心となった。
-【Nエクス】は当初[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]の[[白]]を足した[[コントロール]]寄りのタイプが主流だったが、[[【若頭 鬼流院 刃】>【若頭 鬼流院 刃】 (デュエプレ)]]などのコンボデッキに脆弱なことが判明すると[[青赤緑]]の[[ビートダウン]]タイプと使用率を分け合うようになった。
-【Nエクス】への対策として[[呪文メタ]]、[[バウンス]]への耐性、[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]で焼かれず主要クリーチャーに殴り返されないパワー7000のラインが強く意識される環境となった。

[[《母なる大地》]]と[[《ドンドン吸い込むナウ》]]を得たことで[[青緑]]系のコンボデッキの安定性が高まった。
-[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]は【Nエクス】と基盤の共通点が多く、[[殿堂入り]]した《キリコ》の[[盾落ち]]の保険としてビートダウンするプランを取り入れた構築も見られた。
-[[【若頭 鬼流院 刃】>【若頭 鬼流院 刃】 (デュエプレ)]]は[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]をタッチした[[青黒緑]]で組まれることが多い。《ザビ・ミラ》は《母なる大地》で出すことを前提にしているため、実質的には青緑の2色デッキとして構築される。

[[《ヴォルグ・サンダー》]]の登場により、[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]は従来のシステムクリーチャーを採用した構築からデッキ内の呪文比率を極端に高めた構築へと大きく変化した。
-速やかに《ヴォルグ・サンダー》を出すために[[チャージャー]]と[[超次元]]呪文を大量に採用し、コンボデッキとしての性格が強くなった。序盤の壁になっていた[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]が採用されなくなったことで[[速攻]]との相性関係は逆転している。

[[呪文]]に依存するデッキの増加から[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]を採用できる[[エイリアン]]が評価された。[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]を採用できる[[白青黒]]で組まれることが多い。
-[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]は進化元にエイリアンが追加されたため、TCG版に倣った[[【湧水シャチホコ】]]のギミックを中心に据える[[自然]]抜き4色の構築のほか、上記の[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]による[[呪文]]ロックを取り入れた[[赤白黒]]のクリーチャーコントロールも成立しており、この2種類の型で採用される形となっている。

[[《闇戦士ザビ・クロー》]]などの登場により黒を含む[[速攻]]が強化された。
-早期に安定して墓地を肥やせる[[《戦略のD・H アツト》]]によって、[[【青黒墓地進化速攻】>【青黒墓地進化速攻】 (デュエプレ)]]が成立した。
-[[《斬斬人形コダマンマ》]]の実装で[[【赤黒速攻】>【赤黒速攻】 (デュエプレ)]]はコダマンマを8枚搭載できるようになったが、[[《デュアルショック・ドラゴン》]]が実装されていないためシンプルな[[ウィニー]]としての採用である。

[[《光器アマテラス・セラフィナ》]]から唱える呪文として[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]と[[《陰謀と計略の手》]]が加わったことで、《セラフィナ》を主軸にした5cコントロールが新たに誕生した。

**カードプール更新 [#update]

[[New Division]]では[[LEGEND of KIRIFUDA魂>DMPS-04]]、[[Knights of Arcadia>DMPS-05]]、[[マスター・オブ・NEX>DMPS-06]]、[[マスター・オブ・ロマノフ>DMPS-07]]、[[LEGEND OF PLAY'S 2022>DMPB-02]]のカードが使えなくなり、[[燃えよ紅蓮のガイアール>DMPS-08]]、[[咆えろ漆黒のガロウズ>DMPS-09]]、[[LEGEND OF PLAY'S 2023>DMPB-03]]のカードが新たに、もしくは引き続き使えるようになった。

[[《ゴースト・タッチ》]]、[[《汽車男》]]の[[ナーフ]]解除、 [[《魂と記憶の盾》]]の[[DP殿堂]]解除が行われた。

#region2([[カードプール]]変化のリスト){{

-新たに「[[New Division]]」では使えなくなるカード
--[[《助太刀 メモリー・アクセラー》]]
--[[《電磁闘竜トモエ》]]
--[[《クゥリャン》]]
--[[《ボルット・紫郎・バルット》]]
--[[《電磁勇騎ソウジ》]]
--[[《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》]]
--[[《エンペラー・マルコ》]]
--[[《パーフィン》]]
--[[《風来の雲ベンケイ》]]
--[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]
--[[《超竜騎神ボルガウルジャック》]]
--[[《ボルシャック・大和・ドラゴン》]]
--[[《竜装 シデン・レジェンド》]]
--[[《ボルバルザーク・紫電・ドラゴン》]]
--[[《火焔タイガーグレンオー》]]
--[[《ボルメテウス・剣誠・ドラゴン》]]
--[[《魔光王機デ・アシス公》]]
--[[《魔弾グローリー・ゲート》]]
--[[《邪魂創世》]]
--[[《魔弾デュアル・ザンジバル》]]
--[[《魔光死聖グレゴリアス》]]
--[[《魔弾アルカディア・エッグ》]]
--[[《天雷の聖霊ユリウス》]]
--[[《インフェルノ・サイン》]]
--[[《悪魔聖霊アウゼス》]]
--[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]
--[[《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》]]
--[[《魔刻の斬将オルゼキア》]]
--[[《聖鎧亜キング・アルカディアス》]]
--[[《魔光大帝ネロ・グリフィス》]]
--[[《コメット・チャージャー》]]
--[[《砲撃要塞フォートレス・NEX》]]
--[[《聖鎧亜ジャック・アルカディアス》]]
--[[《ホーリー・スパーク》]]
--[[《地獄スクラッパー》]]
--[[《翔竜提督ザークピッチ》]]
--[[《鼓動する石版》]]
--[[《ダーク・ライフ》]]
--[[《プライマル・スクリーム》]]
--[[《魔弾ロマノフ・ストライク》]]
--[[《魔弾ロマノフ・タイフーン》]]
--[[《ソウル・アドバンテージ》]]
--[[《黒神龍グールジェネレイド》]]
--[[《邪眼皇ロマノフI世》]]
--[[《超次元ロマノフ・ホール》]]、[[《時空の邪眼ロマノフZ》]]/[[《邪神の覚醒者ロマノフ・Z・ウィザード》]]
--[[《魔光帝フェルナンドVII世》]]
--[[《アストラル・リーフ》]]
--[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]
--[[《剛撃戦攻ドルゲーザ》]]
--[[《超絶究極神》]]
--[[《光輪の精霊 ピカリエ》]]
--[[《魔光王機デ・バウラ伯》]]
--[[《フォーチュン・ボール》]]
--[[《クラゲン》]]
--[[《衝撃のロウバンレイ》]]
--[[《進化の化身》]]
--[[《龍の呼び声》]]
--[[《無頼魔獣ギガヴォル》]]
--[[《清浄の精霊ウル》]]
--[[《フェイト・カーペンター》]]
--[[《不浄の魔人ジャラ》]]
--[[《黒神龍ゾルヴェール》]]
--[[《フレイムバーン・ドラゴン》]]
--[[《クリムゾン・チャージャー》]]
--[[《幻緑の双月》]]
--[[《お清めトラップ》]]
--[[《血風神官フンヌー》]]
--[[《無頼聖者サンフィスト》]]
--[[《光神龍ベティス》]]
--[[《巡霊者ウェビウス》]]
--[[《氷牙フランツI世》]]
--[[《リバース・チャージャー》]]
--[[《クリティカル・ブレード》]]
--[[《ボルテール・ドラゴン》]]
--[[《怒髪の豪腕》]]
--[[《霊王機エル・カイオウ》]]
--[[《電脳封魔マクスヴァル》]]
--[[《無頼勇騎ゴンタ》]]

-使用可能になったカード
--[[《激流アパッチ・リザード》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《桜花剣乱トモエ》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《超次元キラーメガネ・ホール》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《電脳聖者ディス・タージマル》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《超次元シャチホコ・ホール》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《真実の神羅 プレミアム・キリコ・ムーン》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
---《羅月キリコ》 &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《偽りの名 シャーロック》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《魂の大番長「四つ牙」》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《カチコミの哲》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
---[[《バンカラ大親分 メンチ斬ルゾウ》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《アクア・ジェット<BOOON・スカイ>》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《アクア・カスケード<ZABUUUN・クルーザー>》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
---[[《弩級合身!ジェット・カスケード・アタック》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《ホワイト・TENMTH・カイザー》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《ブラック・WILLOW・カイザー》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《レッド・ABYTHEN・カイザー》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
---[[《シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン》]] &size(10){''&color(red){New!};''};
--[[《破壊と誕生の神殿》]]
--[[《魂と記憶の盾》]]
--[[《奇跡の精霊ミルザム》]]
--[[《龍仙ロマネスク》]]
--[[《ヘブンズ・ゲート》]]
--[[《ハッスル・キャッスル》]]
--[[《知識の精霊ロードリエス》]]
--[[《封魔ゴーゴンシャック》]]
--[[《ブレードグレンオー・マックス》]]
--[[《無頼聖者スカイソード》]]
--[[《腐敗電脳アクアポインター》]]
--[[《腐敗勇騎ガレック》]]
--[[《無頼勇騎ウインドアックス》]]
--[[《黒神龍ハルヴェルド》]]
--[[《ローズ・キャッスル》]]
--[[《大冒犬ヤッタルワン》]]
--[[《フェアリー・ミラクル》]]
--[[《電脳聖者タージマル》]]
--[[《腐敗勇騎マルドゥクス》]]
--[[《翔天と天恵の声援》]]
--[[《黙示賢者ソルハバキ》]]
--[[《埋め立てロボ・コンクリオン》]]
--[[《ねじれる者ボーン・スライム》]]
--[[《獅子幻獣砲》]]
--[[《エコ・アイニー》]]
--[[《剛勇妖精ピーチ・プリンセス》]]
--[[《霊騎幻獣ウルコス》]]
--[[《剛撃電磁サイバゴン》]]

-継ぎ足し再録・デッキ収録で引き続き使用可能なカード
--[[《光陣の使徒ムルムル》]]
--[[《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》]]
--[[《腐敗聖者ベガ》]]
--[[《コッコ・ルピア》]]
--[[《聖霊竜騎ボルシャリオ》]]
--[[《超次元シューティング・ホール》]]、[[《時空の翼マスター・ルピア》]]/[[《蒼炎の覚醒者サイキック・NEX》]]
--[[《エマージェンシー・タイフーン》]]
--[[《エナジー・ライト》]]
--[[《腐敗無頼トリプルマウス》]]
--[[《デーモン・ハンド》]]
--[[《策略と魅了の花籠》]]
--[[《英知と追撃の宝剣》]]
--[[《アクア・サーファー》]]
--[[《ナチュラル・トラップ》]]
--[[《ブレイン・チャージャー》]]
--[[《ボーンおどり・チャージャー》]]
--[[《解体人形ジェニー》]]
--[[《予言者クルト》]]
--[[《ゴースト・タッチ》]]
--[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]

-使用可能期間の延長の恩恵があったもの
--[[《突進するシシガミ・ホーン》]]
--[[《ヤッタレ・ピッピー》]]
--[[《超次元キル・ホール》]]、[[《時空の喧嘩屋キル》]]/[[《巨人の覚醒者セツダン》]]
--[[《慈愛妖精モクリン》]]
--[[《問答無用だ!鬼丸ボーイ》]]
--[[《斬込の哲》]]
--[[《アクア・ジェット》]]
--[[《超次元フェアリー・ホール》]]
--[[《ガイアール・ゼロ》]]
--[[《超次元ガイアール・ホール》]]、[[《ガイアール・カイザー》]]/[[《ドラゴニック・ピッピー》]]/[[《ブーストグレンオー》]]/[[《激竜王ガイアール・オウドラゴン》]]
--[[《母なる大地》]]
--[[《ボルバルザーク・エクス》]]
--[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]
--[[《腐敗電脳ディス・メルニア》]]
--[[《ガガ・ピカリャン》]]
--[[《超次元サプライズ・ホール》]]、[[《時空の英雄アンタッチャブル》]]/[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]
--[[《西部人形ザビ・バレル》]]
--[[《ザビ・クラズ・ドラグーン》]]
--[[《セブ・コアクマン》]]
--[[《死海秘宝ザビ・デモナ》]]
--[[《捕縛専機ガガ・コロリン》]]
--[[《超次元シャイニー・ホール》]]、[[《時空の雷龍チャクラ》]]/[[《雷電の覚醒者グレート・チャクラ》]]
--[[《超次元エナジー・ホール》]]、[[《時空の尖塔ルナ・アレグル》]]/[[《要塞の覚醒者ルナ・アレグリア》]]
--[[《魔刻の剣士ザビ・オルゼキア》]]
--[[《超次元リバイヴ・ホール》]]、[[《時空の賢者ランブル》]]/[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]
--[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]
--[[《超次元ガロウズ・ホール》]]、[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]/[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]/[[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]]/[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]
--[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]
--[[《超次元ボルシャック・ホール》]]、[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]/[[《勝利の覚醒者ボルシャック・メビウス》]]
--[[《DNA・スパーク》]]
--[[《ドンドン吸い込むナウ》]]
--[[《地獄門デス・ゲート》]]
--[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]
--[[《リーフストーム・トラップ》]]
--[[《秋麗妖精リップル》]]
--[[《アクア・メルゲ》]]
--[[《未来設計図》]]
--[[《腐敗妖精ダチュラ》]]
--[[《アクア・バースター》]]
--[[《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》]]

}}

**カードプール更新後の環境 [#n0cc74a5]

[[《魂の大番長「四つ牙」》]]、[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]の登場により[[《超次元リュウセイ・ホール》]]の汎用性がさらに上がった。

[[《フェアリー・ミラクル》]]が再録され[[New Division]]でも使えるようになった。
[[《超次元ガード・ホール》]]の[[白黒]]と[[《超次元リュウセイ・ホール》]]の[[青赤緑]]の2セットで[[《フェアリー・ミラクル》]]の5文明を達成できることから[[【5色コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]](および[[All Division]]での[[【バイオレンス・フュージョン】>【バイオレンス・フュージョン】 (デュエプレ)]])はこの超次元呪文基盤がスタンダードなものになった。

[[《封魔ゴーゴンシャック》]]の再録および呪文メタ性能の向上により、[[【青黒墓地進化速攻】>【青黒墓地進化速攻】 (デュエプレ)]]などでの採用率が上がった。

[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]の登場により【紅蓮ゾルゲ】が組めるようになった。[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]基盤にコンボパーツを入れた形になることが多い。

[[《ヘブンズ・ゲート》]]が再録され[[New Division]]でも使えるようになった。
その《ヘブンズ・ゲート》に、[[DMPP-17]]で登場していた[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]及び[[自壊]]クリーチャーを組み合わせた構築が[[New Division]]から開拓され、《ルドルフ》は天門系デッキの主流となった。

***主流デッキ [#ma8fa2d8]

参考:[[大会環境(ND)の使用率分布>https://twitter.com/dmps_info/status/1616738953792749568]]

-[[【若頭 鬼流院 刃】>【若頭 鬼流院 刃】 (デュエプレ)]]
-[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]
-[[【ルドルフ天門】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]
-[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]
-[[【5色コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]]
--主に[[《超次元ガード・ホール》]]入り【Nエクス】基盤。また、[[《愛の無限オーケストラ》]]を軸にしたタイプもある。
-【エイリアン】
--[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]による展開デッキと、[[《ザビ・クラズ・ドラグーン》]]と[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]などを駆使したコントロールデッキがある。
-[[【青黒リバイバー&墓地進化速攻】>【青黒墓地進化速攻】 (デュエプレ)]]
//-[[【白青黒超次元】>【白青黒超次元】 (デュエプレ)]]
//-[[【エンペラー・キリコ】>【エンペラー・キリコ】 (デュエプレ)]]
-【[[L・デストラーデ>《龍聖大河・L・デストラーデ》]]】
-[[【赤緑ハンター速攻】>【赤緑ハンター速攻】 (デュエプレ)]]
-【[[コスモ・セブ Λ>《超電磁コスモ・セブ Λ》]]】

-以下は[[All Division]]でのみ使用可能なデッキ
--[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]
--[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]](白緑、ザビミラ入り) 
--[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]

* [[DMPP-18 「ゴールデン・ビクトリー -天頂開戦-」>DMPP-18]] [#dmpp18]

既存カードでは、[[《若頭 鬼流院 刃》]]に弱体化が行われた。

#region2(新たに「[[New Division]]」では使えなくなる主なカード){{
-光
--[[《聖霊王イカズチ》]]
--[[《霊騎コルテオ》]]

-水
--[[《エンペラー・キリコ》]]
--[[《ノーブル・エンフォーサー》]]
--[[《爆進エナジー・スパイラル》]]
--[[《ツクモ・スパーク》]]

-闇
--[[《大邪眼B・ロマノフ》]]
--[[《暗黒の悪魔神ヴァーズ・ロマノフ》]]
--[[《吸魂バキューム》]]
--[[《イモータル・ブレード》]]
--[[《爆進ガブラ・ハンド》]]
-火
--[[《ボルシャック・NEX》]]
--[[《超竜サンバースト・NEX》]]
--[[《爆裂B-BOY》]]
--[[《火之鳥ピルドル》]]
-自然
--[[《進化設計図》]]
//-多色
//--

}}

**実装後の環境(Ver.3.2.0〜) [#sdb890f3]
[[New Division]]では、以下のような傾向が見られる。

-%%%''[[《超次元リュウセイ・ホール》]]を[[4枚積み]]したコントロール、ワンショット、ミッドレンジ''%%%

まず、今弾から頭角を現した[[【メンチ斬ルゾウ】>【メンチ斬ルゾウ】 (デュエプレ)]]だが、従来から存在していた[[《予言者ヨーデル・ワイス》]]が、[[《魂の大番長「四つ牙」》]]と併用することで安定して[[ビッグマナ]]に到達できるということの発掘により、特に開幕で大流行した。
研究が進むと対策として[[《希望の親衛隊ファンク》]]が多用されるようになり、非サイキックなのについでに倒されてしまう[[《予言者ヨーデル・ワイス》]]が使いづらくなり、多少他のデッキに人が流れた。

[[《希望の親衛隊ファンク》]]によるサイキックメタのアンチデッキとして、[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]も差別化に成功した。これでも[[《勝利のガイアール・カイザー》]]が機能しなくなる点は痛いが、デッキ名の[[《ボルバルザーク・エクス》]]や[[《サイバー・N・ワールド》]]は《ファンク》の重ねがけでも場に残れるアタッカーであり、[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]も殴りに参加して押し切ることが多い。

同じく[[青赤緑]]基盤で[[《次元院のディメンジョン・ホーン》]]を使うデッキも一定数活躍している。
主に[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]を使って、16マナまで伸ばしてしまえば、[[《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》]]を[[覚醒]]をスルーして直接出すこともできる。
また、14マナ到達で[[《龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ》]]も出せる。[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]と違い抜け道のない[[呪文ロック]]は言うまでもなく強力。
状況を見て、常時相手全体-5000か常時相手呪文ロックかを使い分けてフィニッシュする。

これらのデッキで必ず候補に入るであろう[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]だが、フィニッシュ力は高いものの、環境全体がコストの大きい制圧札を積む構築が多く[[ガチンコ・ジャッジ]]が不安定だった。
[[追加ターン]]獲得の失敗のリスクを考えると、[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]ほど「出し得・殴り得」とまではならず、[[リーサル]]が足りている場面の[[スパーク]]ケアや、負け濃厚な場面に[[今引き]]からの逆転勝利を期待して2枚程度の採用が多い。

[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]は、[[山札回復]]や[[【悠久弾幕】]]ギミックよりも、[[コスト踏み倒しメタ]]として活躍した。
原則として[[サイキック・クリーチャー]]を完全に封殺でき、トップメタの[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]に対しても、[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]の能力が使えない[[マナ送り]]で対処できる。

-%%%''[[白青黒]]([[《希望の親衛隊ファンク》]]や[[《コアクアンのおつかい》]]を使えるデッキ)''%%%

まず、[[《希望の親衛隊ファンク》]]の登場により、それを採用できる枠が作れるコントロールデッキという時点で追い風が吹いている。
[[《カチコミの哲》]]や[[《予言者ヨーデル・ワイス》]]など刺さる相手が多く、[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]のような5マナ溜められないデッキ以外では、[[闇]]が入れば必ず《ファンク》採用が検討されるほどの流行具合である。
《ファンク》を使うために黒を組み込んだ【ターボゼニス】や[[【5色コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]]も見られた。

[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]には[[《偽りの名 オレオレ・ライオネル》]]などの新規パーツが登場したが、環境ではレシピに大きな変化はなく、[[《コアクアンのおつかい》]]を新たに組み込んだ程度の【ルドルフ天門】に落ち着いた。
「破壊された時((総合ルール603.5cにより、[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]を巻き込んで複数破壊した場合は、各《ルドルフ》につきそれ自身の1回分だけトリガーできる。))」や「([[アタック・チャンス]]時なら)相手のクリーチャーが攻撃する時」は使えるものの、[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]でブロッカー全滅には気をつけたい。呪文アンタッチャブルの[[《墓守の鐘ベルリン》]]も一緒にやられてしまう。

-2月10日に修正が入るまで、[[アタック・チャンス]]の[[《炎龍秘伝カイザー・フレイム》]]で[[《大河聖霊エル・ドラード》]]が破壊されると「相手のクリーチャーが攻撃する時」が誘発しない不具合があった。現在は修正済み。

[[白青黒]][[エイリアン]]も、環境への刺さりから使用率の伸びが確認された。[[《希望の親衛隊ファンク》]]が[[エイリアン]]を持つので[[《ザビ・クラズ・ドラグーン》]]で[[コスト軽減]]でき、[[エイリアン]]を使わないデッキに高パワー[[呪文ロック]]を発揮できる[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]も採用できる。[[ドローソース]]に[[《コアクアンのおつかい》]]と[[《セブ・コアクマン》]]を併用できる点、フィニッシュの際には[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]から[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]でカウンターを封じられる点も魅力。

-%%%''[[ゼニス]]''%%%

開幕は[[青緑]]のTCG[[【ターボゼニス】]]が切り口として試みられたが、ただ最速で[[ゼニス]]を出すだけでは、ナーフ前の[[【若頭 鬼流院 刃】>【若頭 鬼流院 刃】 (デュエプレ)]]ほどの制圧力がない。また、同時期は[[《黄金世代 鬼丸「爆」》]]のような[[ビートダウン]]も多く存在したため一時期鳴りを潜めた。

ところが、[[プリン効果]]の[[《勝利のプリンプリン》]]や[[オールタップ]]の[[《ボルメテウス・ホワイト・フレア》]]、それらを出したり仕込んだりする[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]と延命カードが多く、[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]の隆盛も相まって[[ビートダウン]]が激減。この環境変化を受けて、[[S・トリガー]]を貫通して安全に勝てる[[《「祝」の頂 ウェディング》]]をフィニッシャーにしたデッキが再び組まれるようになった。この際、初期のような[[ターボ]]よりも、何かしら3色以上で[[コントロール]]色を強めた方針転換も少なくない。

[[《「祝」の頂 ウェディング》]]は召喚限定での[[cip]]で手札・場から合計4つ選ばせ除去を使えるため相手を選ばず高い封殺力を発揮できる。
[[《「智」の頂 レディオ・ローゼス》]]は、[[《墓守の鐘ベルリン》]]や[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]などの採用率が高いためにやや腐りやすいが、出しどころを選べば非常に強力なカード。

準必須のサポートカードは、置き[[マナ加速]]兼[[アンノウン]]を[[マナ召喚]]できる[[システムクリーチャー]]の[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]。登場時点の[[ゼニス]]はすべて[[アンノウン]]も持つので、実質[[ゼニス]]サポートとして使える。多く採用すると手札事故の元になる[[ゼニス]]を、自己[[コスト軽減]]と息切れ対策のマナ利用に転換できる。
[[青緑]](ターボ系)なら[[《偽りの名 イージス》]]、[[青赤緑]]([[《超次元リュウセイ・ホール》]]併用系)なら[[《偽りの名 ゾルゲ》]]、[[白黒緑]]なら[[《偽りの名 シャーロック》]]といった[[アンノウン]]も採用し、種族シナジーをより活用するパターンもある。>[[【アンノウン】>【アンノウン】 (デュエプレ)]]

なお、[[マナ召喚]]とデュエプレの文明の解放システムの相性は最高で、《エレガンス》経由なら実質使用可能マナの支払いのみで済む。この特徴から[[《偽りの名 シャーロック》]]は[[白黒]]ではないデッキでも[[タッチ]]採用は多く見られる。

ゼニスデッキは、[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]を主な仮想敵としてトップメタに進出した。また、単体性能の高さから、[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]等のマナが伸びるデッキに[[グッドスタッフ]]的にゼニスが採用されることもある、

また、中低速デッキを粉砕するために運用されるため、単発ではカード1枚を「[[使う]]」扱いで踏み倒すガチャカードの[[《「俺」の頂 ライオネル》]]はコンセプトに合わず通常は採用されない。
無論、1枚の[[シールド追加]]と[[ブロッカー]]と[[《星龍パーフェクト・アース》]]効果で他のゼニスにはない防御力の高さがあり、[[《天頂の精霊ワテライオ》]]、[[《天運ゼニスクラッチ》]]、[[《先導の精霊ヨサコイ》]]など早出し手段を活用するデッキでは受けの役目を担う代替不可能なゼニスとして採用されている。

-%%%''速攻''%%%

速度次第、[[S・トリガー]]次第でトップメタと戦える速攻デッキも使われた。
小細工なしに殴る[[【赤白速攻】>【赤白速攻】 (デュエプレ)]]や、[[《虚構の影バトウ・ショルダー》]]か[[《封魔ゴーゴンシャック》]]を入れたメタビート型がある。[[【赤緑ハンター速攻】>【赤緑ハンター速攻】 (デュエプレ)]]も活躍した。

//[[《希望の親衛隊ラプソディ》]]の登場により【白黒速攻】が成立した。
//存在が疑わしいのでコメントアウト

上手く回れば速攻に近いキル速度を発揮し、対速攻にもシールドブレイクで得た手札をフル活用してカウンターできる【ドン・グリル】も一定数活躍した。中低速にも速攻にも勝ち筋がある点が優れている。
[[《ジオ・ナスオ》]]などのパワー1000ラインが[[《希望の親衛隊ファンク》]]で全滅してしまう点はやや痛い。

-%%%''[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]''について%%%

[[DMPP-17]]までは常にトップメタだったこのデッキだが、今弾は大きく逆風が吹いている。

まず、[[青赤緑]]系統のデッキを相手にすると、常に[[《サイバー・N・ワールド》]]に怯えなければならない。
それ自体は前弾とは変わらないが、今弾は即座に試合を決めるカードが増えたことから、[[《ヴォルグ・サンダー》]]の大量墓地肥やしでも1ターンの遅れをケアしきれない場面が増えた。

[[《サイバー・N・ワールド》]]は入らないことが多い[[【ルドルフ天門】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]にも、あまり有利ではない。
とにかく[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]や[[《大河聖霊エル・ドラード》]]による巻き返しを防ぐため、現環境のコントロールは[[呪文ロック]]や[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]等の踏み倒しメタ効果を使い追加行動を防いでシールドブレイクするのが鉄板になっているが、従来の[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]はそれらの要素を持っていない。
[[ランダムハンデス]]しつつ墓地に進化元を準備できる[[《特攻人形ジェニー》]]も、[[《墓守の鐘ベルリン》]]がいたらアドを稼げなくなってしまう。[[《ヴォルグ・サンダー》]]だけでは墓地のクリーチャーは2枚止まりなので[[《特攻人形ジェニー》]]が[[自壊]]しづらい状況では[[墓地進化GV]]も進化条件が遠くなってしまう。

現状、[[黒赤]]2色のデッキカラーではこの問題の解消は難しく、[[《執拗なる鎧亜の牢獄》]]など非破壊除去で制圧しながら[[《ボルメテウス・ブラック・ドラゴン》]]や[[《ボルメテウス・リターンズ》]]を駆使した[[シールド焼却]]、といったブレイクスルーが求められる状況。

デッキに闇文明を含んでいるのに[[《希望の親衛隊ファンク》]]を入れづらい構造なのも隠れた問題点といえる。

誤解してはいけないが、開幕の一文の通り、ここで行っている解説は[[New Division]]における傾向の話題であること。
[[All Division]]では[[《クルセイド・チャージャー》]]や[[《ロスト・チャージャー》]]といった[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]をサーチできるチャージャーを利用でき、[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]、[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]]、[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]といった墓地利用メタをあまり使わないデッキが多いことから、依然としてトップメタの一角に立っている。
純粋に取れる選択肢も広がり、[[《崩壊と灼熱の牙》]]や[[《ギガボルバ》]]といった[[New Division]]では使用不可のカードから戦術を考えることもできる。

-%%%''[[【刃】>【若頭 鬼流院 刃】 (デュエプレ)]]基盤ビッグマナ([[《若頭 鬼流院 刃》]]抜き)''%%%

後期では【アナカラーザビミラ】と呼ばれるデッキが流行した。
[[《戦攻妖精クルメル》]]、[[《希望の親衛隊ファンク》]]などで時間を稼ぎながらクリーチャーを並べていき、[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]から[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]に繋ぐ動きを基本とする。

呪文の依存度があまり高くなく、呪文の[[コスト加重]]や[[ロック]]の影響を受けづらいのも特徴。

このデッキの肝となるのが今環境から登場した[[《クリクリ・イガラーズ》]]の存在といえる。[[《恵みの大地ババン・バン・バン》]]で潤沢なマナを確保したあとなら、探索せずに好きなクリーチャーをサーチしつつ頭数を増やしているようなものであり、特に[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]との噛み合いが非常に良い。

***主流デッキ [#i032ceff]
-[[【メンチ斬ルゾウ】>【メンチ斬ルゾウ】 (デュエプレ)]]
-【アナカラーザビミラ】
-[[【ディメンジョン・ホーン】>【ディメンジョン・ホーン】 (デュエプレ)]]
-[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]](主にAll Division)
-[[【ルドルフ天門】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]
-[[【Nエクス】>【Nエクス】 (デュエプレ)]]
//-[[【5色コントロール】>【5色コントロール】 (デュエプレ)]]
//--主に[[《超次元ガード・ホール》]]入り【Nエクス】基盤。また、[[《愛の無限オーケストラ》]]を軸にしたタイプもある。
-【エイリアン】
//--[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]による展開デッキと、[[《ザビ・クラズ・ドラグーン》]]と[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]などを駆使したコントロールデッキがある。
-[[【青黒リバイバー&墓地進化速攻】>【青黒墓地進化速攻】 (デュエプレ)]]
-[[【アンノウン】>【アンノウン】 (デュエプレ)]](【ターボゼニス】)
-[[【赤緑ハンター速攻】>【赤緑ハンター速攻】 (デュエプレ)]]

以下は[[All Division]]のみで使えるデッキ
-[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]
-[[【ダイヤモンド・ブリザード】>【ダイヤモンド・ブリザード】 (デュエプレ)]]
-[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]

* [[DMPP-19 「グレイト・ディスティニー -希望の双子-」>DMPP-19]] [#dmpp19]
既存カードでは、[[《魔光大帝ネロ・グリフィス・ルドルフ》]]に弱体化が行われた。

[[《死神術士デスマーチ》]]、[[《火ノ鳥カゲキリ》]]が使用不可になり、低コスト進化クリーチャーを用いた[[【速攻】>【速攻】 (デュエプレ)]]は構築を見直す必要が生じた。

[[再録]]は[[《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》]]と[[《アクア・エボリューター》]]の2種。
#region2(新たに「[[New Division]]」では使えなくなる主なカード){{
-光
--[[《白騎士ゲート》]]
--[[《炸裂の伝道師セレスト》]]

-水
--[[《スクランブル・タイフーン》]]
--[[《シークレット・クロックタワー》]]

-闇
--[[《魔龍バベルギヌス》]]
--[[《死神術士デスマーチ》]]
--[[《炸裂の影デス・サークル》]]
-火
--[[《火ノ鳥カゲキリ》]]
--[[《超次元オーフレイム・ホール》]]、[[《時空の魔陣オーフレイム》]]/[[《破壊陣の覚醒者オーフレイヤー》]]
-自然
--[[《戦祭の化身》]]
--[[《超次元カイマン・ホール》]]、[[《時空の花カイマン》]]/[[《華獣の覚醒者アリゲーター》]]

}}

**実装後の環境(Ver.3.3.0〜) [#qdb3e89f]
***[[All Division]] [#pa2a05ce]

[[《メンデルスゾーン》]]とハイスペックなドラゴン多数の追加で、[[All Division]]の[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]が大幅に強化された。
その強さたるは、先攻最速《メンデル》+[[S・トリガー]]や[[《フェアリー・ギフト》]]などの上振れが決まれば、かの[[【黒緑速攻】>【黒緑速攻】 (デュエプレ)]]ですら相手からのリーサル前に自分からのリーサル打点が間に合うというほど。
こちらからシールドブレイクしなければ手札補充の少ない【ライゾウ】が勝手に[[息切れ]]することも少なくなく、逆に序盤からのシールドブレイクは利敵行為になりうる。【ライゾウ】に手札を使わせる暇を与えたくないことから、非【ライゾウ】のデッキタイプ含めND以上に[[ワンショット]]色が強くなっている。
こちらの[[【リキッド・ピープル】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]は[[《超閃機 ジャバジャック》]]ではなく[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]で殴ることが多い。

ドリームメイトデッキにおいての[[《眠りの森のメイ様》]]は、[[《幻獣竜機ボルパンサー》]]のフルスペックを引き出せることからも一定数使われた。
[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]の速度が異常なため決して有利対面にはならないが、シールドを割ることなく勝利できる点は相性が良い。同じく「展開が間に合えば」の前置きはあれど、《ボルパンサー》や[[《災勇鬼ダイゴクウ》]]で打点を揃えて殴ることでも勝利しやすい。

***[[New Division]] [#rc040a01]
[[New Division]]の対戦環境では「''[[《眠りの森のメイ様》]]抜き(緑抜き)でギミックが完結して戦えているデッキ''」と「''[[《眠りの森のメイ様》]]入りのおかげで最大出力を高めているデッキ''」で大きく二分されている。

~

緑抜き部門の最王手は[[【リキッド・ピープル】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]。[[《アクア・エボリューター》]]や[[《アクア・エリート》]]から[[《超閃機 ジャバジャック》]]の動きを基本とし、サブに[[《アクア少年 ジャバ・キッド》]]や[[《大集結!アクア・ブラザーズ》]]での手札補充、環境メタの[[《封魔ゴーゴンシャック》]]や[[《クリスタル・スーパーパラディン》]]で幅広く戦える。
手札補充しつつ殴れる[[ビートダウン]]と見ても、総合的に[[《アストラル・リーフ》]]や[[《超電磁コスモ・セブ Λ》]]などの上を行くスペックで、純粋に地力が高い。

[[S・トリガー]]は[[《アクア・サーファー》]]と、好みで[[《DNA・スパーク》]]が入るか入らないか程度なので守りは薄く、いかに貫通できるかが攻略の鍵を握っている。

特筆すべきクリーチャーは[[《アクア・ガード》]]だろう。[[《お目覚めメイ様》]]の[[サボタージュ能力]]をいなすことができ、《ジャバジャック》の[[アンタッチャブル]]化の貢献、進化元、[[チャンプブロック]]要員と低い単体スペックに反しこのデッキでは多数の役割を担っている。

~

続いて緑抜き部門には、闇でも火でもないクリーチャーは1枚も入れるべきではない[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]。
前述の通り緑入りかどうかが環境入りの有無を左右するほどウェイトが重く、緑入りは軒並み序盤から[[マナ加速]]で手札を消費するため、相手にも5枚の手札を与えるデメリットが痛すぎる[[《サイバー・N・ワールド》]]が激減したことから環境に復権した。

環境意識の変更点としては、[[《封魔ゴーゴンシャック》]]でデッキの回転が遅くならないよう[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]をメイン[[墓地肥やし]]にした型が復活したり、[[《お目覚めメイ様》]]をいなせる[[《ねじれる者ボーン・スライム》]]が抜擢されたりしたことが挙げられる。

一方、《ベリアル・ワーム》入りは[[《ヴォルグ・サンダー》]]で高速で墓地を肥やすことができないため、メタカードには環境的に逆風の強い[[《サイバー・N・ワールド》]]ではなく、むしろ[[《流離の頭目 鬼流院 刃》]]のほうが墓地リセットとして刺さっているのではとの考察も進んでいる。[[《眠りの森のメイ様》]]+[[《母なる大地》]]セットで必要なときに呼び出せ、枠も節約できる。

~

[[《眠りの森のメイ様》]]入りのデッキタイプは大量にあるが、そのうち存在感が大きいものは[[【カイザー「刃鬼」】>【カイザー「刃鬼」】 (デュエプレ)]]と【[[ヴィルヘルム>《偽りの王 ヴィルヘルム》]]コントロール】。どちらも《メイ様》をフル活用できるデッキタイプである。
最も強い動きは1ターン目[[《お目覚めメイ様》]]なのは間違いないが、2→4の動きで3ターン目に[[《眠りの森のメイ様》]]をポン置きしても[[ビッグマナ]]の足しになる。極めつけに中盤以降には[[《母なる大地》]]で都合の良いクリーチャーに変換できる。

1弾前の類似デッキである[[【メンチ斬ルゾウ】>【メンチ斬ルゾウ】 (デュエプレ)]]は、必須カードの[[《超次元ホワイトグリーン・ホール》]]が多色のため1ターン目に緑マナを支払えないことが多く[[《お目覚めメイ様》]]との相性がやや悪い。また[[サイキック・クリーチャー]]や中型以上の通常クリーチャーが多いので[[《母なる大地》]]も使いやすくはないとパワーカードを入れづらい構造から大きく数を減らした。

~

緑入り・緑抜き両方が存在しているトップメタは[[【ウェディング・ゲート】>【ウェディング・ゲート】 (デュエプレ)]]と[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]。

~

[[【ウェディング・ゲート】>【ウェディング・ゲート】 (デュエプレ)]]は踏み倒し候補には全体除去ができる[[T・ブレイカー]]の[[《偽りの星夜 スター・イン・ザ・ラブ》]]や、大量[[ハンデス]]が可能な[[《偽りの星夜 オレオレ・ダークネス》]]などがある。

このデッキタイプの強さを支えるカードは[[《祝儀の堕天チャーマジュン》]]だろう。環境的に[[《青銅の鎧》]]のような序盤の打点がほとんどおらず、大抵の場合[[シールド焼却]]でリーサルが近づくデメリットは無視できる。むしろ相手の[[《「必勝」の頂 カイザー「刃鬼」》]]で[[ガチンコ・ジャッジ]]の回数が減らせるメリットになることも。
緑入りが存在している理由も、2→4で《チャーマジュン》を召喚できるという部分があるからといえよう。

ただ、最も多い型は[[《コアクアンのおつかい》]]を[[ドローソース]]に使うものであり、そうなると明らかに緑が不要なので緑抜きとなる。

[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]、【アガサ天門】など、呪文を止められてしまっては何もできないデッキも少なくなく、[[呪文ロック]]ができ種族進化できる[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]を組み込みやすいのも長所。[[白青黒]]なら[[《墓守の鐘ベルリン》]]と[[《コアクアンのおつかい》]]を同時採用でき、ハンデスで崩されづらくなるのも大きい。
【[[ヴィルヘルム>《偽りの王 ヴィルヘルム》]]コントロール】にも[[《母なる大地》]]からの《ヴィルヘルム》呼び出しや《リュウセイ・ホール》ロックはかなり動きを制限できる。

~

[[【ヘブンズ・ゲート】>【ヘブンズ・ゲート】 (デュエプレ)]]は、今弾から組めるようになった[[《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》]]と[[《ヘブンズ・ゲート》]]のセットを軸とした【アガサ天門】が該当する。

デッキカラーに[[タッチ]]を含まない分類なら[[白緑]]型が最も多い。緑入りにより、2→4→6と動けば4ターン目に《アガサ・エルキュール》が着地する。
明確な弱点は[[ドローソース]]の少なさと[[《墓守の鐘ベルリン》]]を入れる枠の無さが挙げられる。[[ハンデス]]はもちろん、クリーチャーの[[コスト軽減]]を持たないため[[《封魔ゴーゴンシャック》]]などの呪文遅延にも対抗しづらい部分が[[【ウェディング・ゲート】>【ウェディング・ゲート】 (デュエプレ)]]とは方向性の違う安定性の低さにつながっている。

[[白緑]]の【アガサ天門】では手札管理は[[《ライフプラン・チャージャー》]]と光コスト5超次元呪文からの[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]ぐらいしかないため、緑抜き時は確実に[[息切れ]]対策が重視される。

***その他、注目されたカードやデッキ [#zd6e2545]

[[進化クリーチャー]]と[[スピードアタッカー]]を対策する[[《その子供、凶暴につき》]]が登場した。[[《銀界の守護者ル・ギラ・レシール》]]のような運用で[[【バルガライゾウ】>【バルガライゾウ】 (デュエプレ)]]に1ターン、[[メテオバーン]]の時間稼ぎができる。カード全体の性質は[[ビートダウン]]向きの能力だが、[[タップイン]]の隙を突いて除去ができるため、コントロールデッキでもポテンシャルがある。
入るデッキが少ないのは弱点。

[[《デュエマの鬼!キクチ師範代》]]もメタ範囲が広い。《キクチ》のメタ能力は自分にも及ぶので、[[《至宝 オール・イエス》]]のクロス先、[[【赤黒ヒューマノイド】>【ヒューマノイド】 (デュエプレ)]]の打点兼進化元など、その影響を受けない・受けにくい運用法で利用された。
先の[[《眠りの森のメイ様》]]にも、上手くいけば0ブースト、出遅れても1ブーストに留めることができる。

ただし《キクチ師範代》はコスト3という重さのため、お互いが理想ムーブしていたら2ターン目の[[《メンデルスゾーン》]]、2→4と動いた3ターン目の[[《ライフプラン・チャージャー》]]といった一部のマナブーストに間に合わないので注意。パワー3000なので[[《超次元リュウセイ・ホール》]]の3000[[火力]]でもあっさりやられてしまう。
デッキにおける役割は[[《眠りの森のメイ様》]]や[[《魂の大番長「四つ牙」》]]といった3ターン目着地でも間に合うカードのブースト妨害、[[《奇跡の精霊ミルザム》]]などに山札からの[[シールド化]]禁止、[[《天運ゼニスクラッチ》]]をはじめとした山札からのクリーチャー踏み倒しメタに移しつつある。

全体的にカードパワーが高い当たり弾で、例えば[[《逆転王女プリン》]]とシナジーがある[[【オオ・ヘラクレス】>【オオ・ヘラクレス】 (デュエプレ)]]、意外と使われたらかなり痛い[[《黄金龍 鬼丸「王牙」》]]など上に書かれていないテーマもポツポツと活躍している。

[[《ガチンコ・ジョーカー》]]も黒入り[[ビッグマナ]]の妨害札のひとつとして定着。[[《ロスト・ソウル》]]や[[《ガンヴィート・ブラスター》]]などと違い性能変更なしで登場したことが大きい。

[[【リキッド・ピープル】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]はデッキとして[[ガチンコ・ジャッジ]]で弱く、基本的に最大でもパワー6000のアタッカーで殴るという性質から[[《ミサイル・バースト G》]]が二面処理S・トリガーとして地味に人気が出ている。2回に分けて[[火力]]が発動するため《ジャバジャック》の[[アンタッチャブル]]を剥がしながら除去できる可能性もある。

根本的に[[《眠りの森のメイ様》]]基盤を使うことができる[[《偽りの名 ハングリー・エレガンス》]]利用[[【アンノウン】>【アンノウン】 (デュエプレ)]]も多彩な構築が組めるようになっている。[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]は[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]と同じ理由で刺さる相手には致命傷となる。

*参考 [#r34f7425]
-[[デッキ・カードプールの変遷 (デュエプレ)]]
-[[デッキ集 (デュエプレ)]]
-[[構築済みデッキ (デュエプレ)]]
-[[BASIC]]
-[[エキスパンション (デュエプレ)]]
-[[ランクマッチ]]
-[[BATTLE ARENA]]

&tag(デッキ・カードプールの変遷 (デュエプレ));