#author("2023-04-02T12:33:50+09:00","","")
#author("2023-04-04T09:36:56+09:00","","")
*&ruby(シールド){S};・トリガー・プラス [#top]

[[DM23-RP1]]で登場した[[キーワード能力]]。
通常の[[S・トリガー]]と同様、[[シールド]]から[[手札]]に加わる際に[[コスト]]を支払わずに[[プレイ]]することができる。
さらに、「''それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば''」、カード毎に追加の効果が[[付与]]される。

|フェアリー・ファンタジア UC 自然文明 (3)|
|呪文|
|''S・トリガー・プラス''(この呪文を自分のシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい。それが相手のターンで、そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば、この呪文にP能力を与える)|
|自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。|
|P−エレメントを1つ選び、持ち主のマナゾーンに置いてもよい。|

[[S・トリガー]]の亜種能力の1つであり、[[スーパー・S・トリガー]]よりも追加能力を得る条件が緩くなっている。
一方、追加能力を得られるのは相手ターン中に限定されており、能動的に追加効果を得ることは難しくなった。

-[[ワンショット]]による試合の幕切れを防ぎ、逆転性を生むギミックの強化と思われる。
--S・トリガー・プラスを避けるには[[W・ブレイカー]]未満でターンをまたいでシールドブレイクしなくてはならず、ターンをまたぐならそれは攻防のやり取りの延長になる。
--また、[[シングル・ブレイカー]]は原則パワー6000未満であり、[[《フォビドゥン・ハンド》>《D2V3 終断のレッドトロン/フォビドゥン・ハンド》]]といったそれまでにあった[[火力]]の立ち位置の向上も狙える。
--先輩である[[スーパー・S・トリガー]]は、発動できた場合は、そのままだと残りシールドは0である。シールドがない状態というのは[[《闘うべき時!!》]]や[[《ネ申・マニフェスト》]]の[[シンカパワー]]([[ブロックされない]]&[[選ばれない>アンタッチャブル]])などであっけなく負けてしまう危険な状況である。一方、S・トリガー・プラスでは上手くいけばシールドという明確な緩衝材を残したまま自分のターンを迎えることができる。

**ルール [#rule]
-「そのターン中に自分のシールドが2つ以上ブレイクされていれば」の数え方について。
--説1:たった今、ブレイクによって手札に加えようとしているシールドも、このターンのプレイク数に含める。
---[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]の[[革命]]2に基づく考え方。シールドがブレイクによって手札に加わるなら、残りシールドの数はブレイク後の数であることより。
--説2:ブレイクによって手札に加えようとしているシールドは、このターンのプレイク数に含めない。
---手札に加え終わる動作で[[ブレイク]]の完了とみなすのではと仮定した場合。
-ターンの指定はあるが誰によってブレイクされたかの記載はない。
--相手ターン中に[[《ブレイン・スラッシュ》]]などを経由して[[《黒神龍アブライゼ・ドルバ》]]を出せば、自分のカードが発生源で「3つブレイク」することになる。この場合でもS・トリガー・プラスを達成することができる。

***不明確な裁定 [#ka78ce86]

-情報公開時点では、''そのターン2つめのブレイクでS・トリガー・プラスがめくれた場合、P能力を使えるかどうかが不明''である。
-説1:たった今、ブレイクによって手札に加えようとしているシールドも、このターンのプレイク数に含める。
--[[《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》]]の[[革命]]2に基づく考え方。シールドがブレイクによって手札に加わるなら、残りシールドの数はブレイク後の数であることより。
-説2:ブレイクによって手札に加えようとしているシールドは、このターンのプレイク数に含めない。
--手札に加え終わる動作で[[ブレイク]]の完了とみなすのではと仮定した場合。
ただし、この説を採用すると[[《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》]]の[[メテオバーン]]には追加能力を使えず[[ダイレクトアタック]]されてしまうため、[[ワンショット]]の抑止力として登場したはずなのに大して機能していないのではとの疑問が生まれてしまう。

:参考「総合ルール 701.14a」|
シールドをブレイクするとは、シールドをそのプレイヤーの手札に加えることです。
これはクリーチャーによる攻撃か、その他の効果によって発生します。

-ターンの指定はあるが誰によってブレイクされたかの記載はない。
--相手ターン中に[[《ブレイン・スラッシュ》]]などを経由して[[《黒神龍アブライゼ・ドルバ》]]を出せば、自分のカードが発生源で「3つブレイク」することになる。この場合でもS・トリガー・プラスを達成することができる。

**その他 [#others]
-従来の裁定なら、[[ブレイク置換効果]]はブレイクしたことにならないため、S・トリガー・プラスのメタとして機能する。

**参考 [#n0eb40db]
-[[用語集]]
-[[S・トリガー]]
-[[スーパー・S・トリガー]]
-[[シールド]]
-[[アイコン能力]]
-[[《フェアリー・ファンタジア》]]

&tag(能力,S・トリガー,シールドゾーンから手札に加える時,コスト踏み倒し,S・トリガー・プラス);