#author("2022-10-23T21:28:12+09:00","","")
#author("2022-10-24T02:50:52+09:00","","")
-[[デュエプレ>#dmps]]
-[[TCG版>#tcg]]

*《&ruby(れんごくじゃしん){煉獄邪神};&ruby(マッド){M};・&ruby(ロック){R};・&ruby(チェスター){C};・ロマノフ》 [#dmps]

|煉獄邪神M・R・C・ロマノフ SR 闇/火文明 (20)|
|進化クリーチャー:ゴッド/ダークロード/ナイト 17000|
|墓地進化GV-墓地の闇または火のクリーチャー3枚|
|このクリーチャーの召喚コストは、すべての墓地にあるカード1枚につき1少なくなる。ただし、コストは1より少なくならず、かつこのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。|
|メテオバーンX:攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを3枚まで墓地に置いてもよい。そうした場合、自分の墓地からコスト6以下の闇または火の呪文を超探索し、こうして墓地に置いたカード1枚につき1枚、コストを支払わずに唱える。その後、その呪文を唱えた順番で自分の山札の一番下に置く。|
|T・ブレイカー|

[[DMPP-15]]で登場した[[闇]]/[[火]]の[[進化]][[ゴッド]]/[[ダークロード]]/[[ナイト]]。
[[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[ゲームオリジナルカード]]。

[[超探索]]を持ち、[[墓地]]から最大3枚もの呪文を唱えられるT・ブレイカー。

カードのマナコストは20と非常に重たいが、基本的に[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]で[[コスト踏み倒し]]するので問題にはならない。
バトルゾーン以外を参照するのでキーワード化されていないが、実質の[[シンパシー]]も持っているため、場合によっては手札から召喚することもある。
素のコストが全く別のカードと干渉しないレベルのため[[《カラフル・ダンス》]]などの効果処理でも役立つが、[[《超次元エクストラ・ホール》]]で戻されやすい弱点にもなる。尤も後者は[[《邪眼銃士ディミトリ卿》]]があれば即座に墓地に戻せる。

一度に[[呪文]]を3枚唱えられる強力さは[[《暗黒皇グレイテスト・シーザー》]]や[[《魔導管理室 カリヤドネ/ハーミット・サークル》]]を考えれば分かりやすい。

**運用 [#jc29401c]
バトルゾーンで働く[[誘発型能力]]、クリーチャーや呪文の[[単発的効果]]で[[墓地肥やし]]を行う。
[[DMPP-15]]の[[墓地利用メタ]]は、TCG版のように[[常在型能力]]でのメタは存在せず、[[殲滅返霊]]や[[《お清めトラップ》]]のように[[単発的効果]]しかないので、[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]が生き残っている限り墓地の枚数が復帰できる可能性は高い。

墓地リセットが採用されてない相手となら、このクリーチャーの着地時は墓地にカードが山ほど落ちているので、唱える呪文に困る場面は無いだろう。

弱点としては、自分の墓地にクリーチャーや呪文がないと何もできないこと。特に、進化元となるクリーチャーが必要数存在していなければ出すことすらできない。[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]は踏み倒すための《M・R・C・ロマノフ》1枚と、他に闇か火のクリーチャー3枚が必要である。
[[リーサル]]を目指すために採用した呪文が墓地リセットで運悪く消されているという状態にも気をつけたい。

同時に2枚唱えるだけでも[[《魔弾 ベター・トゥモロー》]]や[[《煉獄と魔弾の印》]]などを駆使することでバトルゾーンが空でも即死打点を組むことができる。いわんや3枚唱えることができるなら様々なコンボを決めつつ即死打点になる。一例として[[超次元]]呪文と[[《キリモミ・スラッシュ》]]で全員を[[スピードアタッカー]]にするなど。

***環境において [#nf6c8214]

登場弾の[[DMPP-15]]でも、[[ゲームオリジナルカード]]の[[《邪眼銃士ディミトリ卿》]]やTCG版から使い勝手が上方修正された[[《埋葬虫ベリアル・ワーム》]]があったため、相手の[[リーサル]]を妨害しつつ[[墓地肥やし]]をするという基盤が出来上がっていた。

結局のところ、自身のサイズの大きさに加え、出たターン中に追加で最大18マナもアクションを起こせる事実から、何をやらせても強いデッキになる。
初期は[[《魔弾 ベター・トゥモロー》]]入りが多く見られたが、別に色が合ってないその呪文を使わなくても十分勝てることが判明し、次第にほとんど緑入りは見られなくなった。

ただし、数少ない弱点である[[墓地利用メタ]]を、単発使用だけでなく回収して乱発できる[[《超次元ドラヴィタ・ホール》]]と[[《お清めトラップ》]]のセットが入る[[【白黒緑超次元】>【白黒緑超次元】 (デュエプレ)]]に活躍が抑えられていた。

ちなみに、もう一つの弱点である[[呪文ロック]]は15弾[[New Division]]では重量級進化クリーチャーの[[《悪魔神王バルカディアス》]]と[[覚醒]]困難な[[《龍圧の覚醒者ヴァーミリオン・ドラヴィタ》]]、多色呪文は許してしまう[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]しかなく、対策にはあまり間に合わなかった。
//[[《聖鎧亜クイーン・アルカディアス》]]は[[DMPS-05]]で再録されているため[[New Division]]でも非多色呪文ロックはできる
というより、軽めのクリーチャーにしてそれらにも除去を行える[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]があるせいで、呪文ロックを立てても数ターンしか保たないこともザラである。

[[DMPP-16]]では、苦手な相手だった[[【白黒緑超次元】>【白黒緑超次元】 (デュエプレ)]]が、[[New Division]]のカードプール更新で[[《天雷の導士アヴァラルド公》]]などを失い、従来型は失速した。
[[【M・R・C・ロマノフ】>【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]はこの弾でも主要カードを失わず、それどころか自主的に墓地進化のサポートになる[[《死海秘宝ザビ・デモナ》]]や[[《特攻人形ジェニー》]]、[[《地獄門デス・ゲート》]]や[[《スーパー炎獄スクラッパー》]]といった新規呪文、超次元ゾーンに入れて役立つ[[《ブーストグレンオー》]]や[[《ガイアール・カイザー》]]……と強化点がいくつもあり、トップクラスのデッキとして活躍している。

この16弾で登場したカードを使った新たな対策には、「[[《サイバー・N・ワールド》]]で[[墓地利用メタ]]と打点増強、手札補充で墓地の溜め直しが完了する前に殴り切る」「[[《聖隷王ガガ・アルカディアス》]]で[[呪文ロック]]。ただし[[エイリアン]]の[[《死海秘宝ザビ・デモナ》]]に注意」「パワーは負けるが、コストを支払わない詠唱を封じる[[《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》]]で突破する」「[[《永遠のリュウセイ・カイザー》]]で[[タップイン]]させ[[アタックトリガー]]を遅らせる」の4つがある。

**その他 [#p56a9546]

-遂に登場した[[マッド・ロック・チェスター]]。流石に進化リンクをデュエプレで再現するのは難しかったと思われるが、[[《世紀末ヘヴィ・デス・メタル》]]の様に1枚のカードとする事で登場に成功させられている。

-元である[[マッド・ロック・チェスター]]に倣い、コストやパワーは同じだが、攻撃時に最大3枚呪文を唱えられる点は本家を上回っている(そちらは攻撃時に2枚までしか唱えられなかった)。一方で[[マナゾーン]]から唱える事は出来なくなっている。

-デュエプレでは初となる[[リンク]]能力無しのゴッドである。
--[[《バイオレンス・フュージョン》]]から出すことはできない。
--[[《ゴッド・シグナル》]]や[[《クルセイド・チャージャー》]]で手札に加えることはできる。
--[[《無頼悪魔カースドメア》]]の効果「ゴッド・クリーチャー1体」とは種族にゴッドを持つクリーチャーを指すので選ぶことができる。

-[[《ボルシャック・NEX》]]に続き、2枚目の[[超探索]]である。
--超探索なので、唱えたい呪文が表示されなくて打てないということは基本的にないが、探索ゆえに同名カードの連射はできない。
ある程度散らばせておいた方が少ない墓地肥やしでも安定して3枚唱えられるかもしれない。

-[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル》>《破壊龍神》#glink2]]と違って、通常版も新イラストで書き下ろされている。

-デュエプレ版[[背景ストーリー]]では[[覚醒編]]で[[《悪魔神王バルカディアス》]]に並ぶ立ち位置で登場。[[戦国編]]における[[ヘヴィ・デス・メタル]]に似た登場となった。
--キング・ロマノフの設定自体は元々[[デュエチューブ]]や[[DMC-58]]発売当時の[[GAME JAPAN]]で語られていたが、どこで登場したかの時系列が不明だった。
--本人がキング・ロマノフと名乗っているためか、他の[[フレーバーテキスト]]でも一貫してキング・ロマノフと呼称されている。

-[[シークレットカード]]のこのカードを入手することで[[ザキラ]]の[[スキン]]が手に入る。
--[[ゲームオリジナルカード]]がシークレットカードに指定されるのは[[《破壊龍神》]]以来である。

//-通常版の[[イラストレーター]]に関して、公式カードリストには[[Toshiaki Takayama]]と記述されているが、実際は[[KISUKE]]氏が描いている(([[KISUKE氏のTwitterより>https://twitter.com/kisuke_ichi/status/1552942903315484674?cxt=HHwWhMCqyffVlI0rAAAA]]))。
//直りました

-[[DMPP-16]]以降は墓地からカードを選ぶときに[[探索]]しないようになったため、最初にして最後の「''墓地を対象とした[[超探索]]''」となった。
--[[DMPP-15]]以前の[[探索]]カードに廃止が実施されないのは、このカードがさらに強くならないようにするためでもあるのではとの考察もある。
例えば[[超探索]]の仕様で同種カードは2連打以上できないが、同種カードを2連打すると即[[P'S覚醒リンク]]できる[[《超次元ガイアール・ホール》]]がその[[DMPP-16]]で登場している。
--また制限時間の仕様変更もあって、[[DMPP-15]]時点で既にこのカード及び[[《インフェルノ・サイン》]]、[[《ミリオン・スピア》]]、[[《魔龍バベルギヌス》]]、[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]を用いた[[無限ループ]][[デッキ]]が構築されていた。しかし[[探索]]の仕様上、[[ループ]][[デッキ]]を組む場合[[コスト]]7以下の[[クリーチャー]]は3種以下、[[クリーチャー]]全体では《バベルギヌス》を含め4種以下、[[火]]及び[[闇]]で[[コスト]]6以下の[[呪文]]は5種類以下で構築する必要がある。
[[探索]]を廃止した場合、[[デッキ]]構築の縛りが無くなり、無限ループを主体とするデッキが大きく強化される恐れがある。

*TCG版 [#tcg]

[[DMPCD-03]]で登場予定。

同[[構築済みデッキ]]に[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]もあるが、TCG版はデュエプレよりはるかにカードプールが広く、例えば《ヤミノオーダー》より条件が緩い[[《ハンマ=ダンマ》]]が存在する。
-同[[構築済みデッキ]]に[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]もあるが、TCG版はデュエプレよりはるかにカードプールが広く、例えば《ヤミノオーダー》より条件が緩い[[《ハンマ=ダンマ》]]が存在する。

メテオバーンで呪文を使うので、クリーチャー主体の[[【墓地ソース】]]とは相性が良くないが、[[ツインパクト]]や[[《龍頭星雲人/零誕祭》]]といったカードで殴り込みをかけられるか。
コンボパーツとして有名な[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を使うことで、[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]に依存せず素出しを狙う構築も組める。
-1ターン目から[[《ブラッディ・クロス》]]を撃つことでいきなり5コスト軽減が見込める。[[《一なる部隊 イワシン》]]が自分の墓地に落ちればさらに軽減可能。

-デュエプレ同様、[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]から踏み倒しも可能。墓地肥やし兼ねながら5コスト帯に繋ぐ事は[[《天災 デドダム》]]や[[《終断γ ドルブロ/ボーンおどり・チャージャー》]]等の優秀なカード群の存在から難しくはない。

-メテオバーンで呪文を使うので、クリーチャー主体の[[【墓地ソース】]]とは相性が良くないが、[[ツインパクト]]や[[《龍頭星雲人/零誕祭》]]といったカードで殴り込みをかけられるか。

-火と闇のコスト6以下の呪文もTCG版では圧倒的なカードプールから選択でき、[[《灰燼と天門の儀式》]]や[[《襲来、鬼札王国!》]]から[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]や[[《CRYMAX ジャオウガ》]]と言ったゲームエンドへ導く強力な後続を呼び寄せたり、[[《“魔神轟怒”万軍投》]]や[[《超次元バサラ・ホール》]]等を駆使して外部ゾーンからクリーチャーを並べたりと選択肢が豊富。

-コンボパーツとして有名な[[《黒神龍エンド・オブ・ザ・ワールド》]]を使うことで、[[《魔光蟲ヴィルジニア卿》]]に依存せず素出しを狙う構築も組める。

-開発中画像では、唱えた呪文が山札の下に戻るという処理が書かれていない。墓地利用にはありがたい変更点だが、とはいえ[[《ボルシャック・スピード・ドラゴン》]]のように製品版では不備が直されるケースが多いため、どうなるかは未知数。
--このテキストのまま実装された場合、バトルゾーンにM・R・Cロマノフとヴィルジニア卿がある状態で、M・R・Cロマノフのメテオバーンで[[《襲来、鬼札王国!》]](ヴィルジニア卿を蘇生できる火か闇の呪文)と[[《トラップ・コミューン》]]を使用することにより、無限蘇生ループと無限呪文詠唱ループに入ることが可能。余った呪文の1枠で墓地肥やしをしながら[[《超次元の手ホワイト・ブラックホール》]]を探し、それを唱え続けることで相手を[[ライブラリアウト]]に導くことが出来る。



**関連カード [#d9d3d8cb]
-[[《邪神M・ロマノフ》]]
-[[《邪神R・ロマノフ》]]
-[[《邪神C・ロマノフ》]]

-[[《邪眼獣ヤミノディヴィジョン》]]
-[[《邪眼獣ヤミノオーダー》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#fd159438]
-[[DMPP-15]]
'''我は邪眼の始祖キング・ロマノフ!魔銃[[マッド・ロック・チェスター]]を手にした究極の邪神なり!――邪神M・R・Cロマノフ'''
-[[DMPP-15]](シークレット)
'''「[[決闘者など全て消してくれるわ!!>《オールデリート》]]」――[[ザキラ]]'''

**収録セット [#w50e3093]
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#e044936e]
-CV:[[岡井カツノリ]]、[[安元洋貴]](シークレット)
-illus.[[KISUKE]](通常、シークレット)
--[[DMPP-15 「超覚醒嵐舞 -FIRESOULS DUELIST-」>DMPP-15]]

**参考 [#t1c54ee5]
-[[進化クリーチャー]]
-[[ロマノフ]]
-[[【M・R・C・ロマノフ】 (デュエプレ)]]
-[[ゲームオリジナルカード]]

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