#author("2021-04-02T20:55:04+09:00","","") *状態定義効果 [#k8e1a006] カードがゾーンに置かれる際、その状態を変更する[[効果]]。 |停滞の影タイム・トリッパー R 闇文明 (3)| |クリーチャー:ゴースト 1000| |相手はカードをマナゾーンに置く時、タップして置く。| 以下総合ゲームルールより引用 > 110.4f 状態定義効果は、カードがゾーンに置かれる際、その状態を変更させます。これらは置換効果同様に効果に割り込んで処理をしますが、置換効果として扱わず、複数の効果が同時に存在する場合、それらすべてが適用されます。置換効果によってカードが実際にそのゾーンに置かれない場合、状態定義効果は何もしません。 例:永遠のリュウセイ・カイザー、緊縛の影バインド・シャドウ、「超感覚の聖狗」、不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー > 803.1a ゴッドはバトルゾーンに出るに際してリンクします。バトルゾーンに出てからリンクするのではなく、リンクした状態でバトルゾーンに出ます。これは状態定義効果です。 **状態定義効果のある能力 [#se798f7b] -[[出す時]]に適用 --[[EXライフ]] --[[シールド・フォース]] --[[G・リンク]] --[[タップイン]]能力 -[[離れる]]時に適用 --[[リンク解除]] --[[《太陽王ソウル・フェニックス》]]の能力 --[[《英知ザクス・コット》]]の能力 **ルール [#j92c2dcc] -[[継続的効果]]の一種である。 ''[[ゾーン]]を移動することによって[[誘発]]する[[効果]]ではない''。 --[[出す時]]の能力は、出た時に誘発する能力ではないため、[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]や[[《轟破天九十九語》>《キングダム・オウ禍武斗/轟破天九十九語》]]の[[能力]]の影響下でも[[効果]]が適用される。 -その[[ゾーン]]に出る直前から適用される。 --[[タップイン]]の場合、[[バトルゾーン]]に出た時点で[[タップ]]されている。[[バトルゾーン]]に出た後で[[タップ]]される訳ではないため、「タップされた時」に誘発する[[誘発型能力]]は誘発しない。 -[[置換効果]]同様、他の効果の[[解決]]中でも割り込むことができる。 -同じイベントに対して複数の状態定義効果を適用できる。 --[[シールド・フォース]]と[[タップイン]]が同時に適用される場合、[[シールド・フォース]]の[[能力]]を得た状態で[[タップ]]されて[[バトルゾーン]]に出る。 -同じイベントに対して、置換効果と状態定義効果が同時に適用される場合、置換効果が優先される。 --相手の[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]がいる時に、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を[[出す時]]、[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]の置換効果で[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を出すことができないので、[[EXライフ]]の効果は発生しない([[シールド追加]]もできない)。 --バトルゾーンに自分の[[《気高き魂 不動》]]と[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]がいる時に、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]が墓地以外のゾーンに離れようとする時、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]の[[リンク解除]]効果より[[《気高き魂 不動》]]の[[除去置換効果]]が先に発生するため、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]はそのままの状態でバトルゾーンに残る。 -[[置換効果]]同様、そのイベントを行うことができないのであれば、その効果も発生しない。 --コスト8のクリーチャーが出せない時に、[[《聖魔連結王 ドルファディロム》]]を召喚しても、当然[[EXライフ]]の効果は発生しない。 -[[置換効果]]ではないので、[[置換効果]]から効果を連鎖させることができる。 --[[《神羅スカル・ムーン》]]の置換効果で[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]を[[破壊]]する時、[[《唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》]]はリンク解除できる。 **その他 [#d96163cd] -2021年3月16日の[[総合ルール]]改定で新たに生まれた用語だが、''このルール改定によって既存の能力の挙動は変化しない''。 あくまで、既にある[[継続的効果]]を分類するための用語である。 **参考 [#f3d6cd20] -[[出す時]] -[[シールド・フォース]] -[[タップイン]] -[[G・リンク]]