#author("2023-06-18T18:08:55+09:00","","") *《スナイプ・モスキート》 [#h32ce5a4] |スナイプ・モスキート C 自然文明 (1)| |クリーチャー:ジャイアント・インセクト 2000| |このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚、自分のマナゾーンから自分の手札に戻す。| [[DM-03]]で登場した最も[[軽い]][[ジャイアント・インセクト]]。 数少ない[[自然]]の1[[コスト]][[クリーチャー]]でもある。 [[攻撃]]できる1[[マナ]]の[[クリーチャー]]は貴重であり、[[【速攻】]]で主に採用される。[[火]]の[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]のように2[[ターン]]目からどんどん[[【速攻】]]をかけていくことが可能。[[自然]]入りの[[【速攻】]]では[[《冒険妖精ポレゴン》]]と並んでよく使われている。 登場当初はただ[[攻撃制限]]や[[自壊]]のない1コスト自然クリーチャーというだけで[[【緑単速攻】]]などに引っ張り凧であった。 [[攻撃]]時に自分の[[マナゾーン]]から[[カード]]を[[強制]]で[[手札]]に加える[[能力]]を持つため、やや癖が強い。[[中速]]に入れると[[マナブースト]]が阻害されてしまって[[重い]][[カード]]が使いにくくなるが、[[【速攻】]]ならば1〜3[[マナ]]の[[カード]]しか使わないので大した影響を受けずに済む。 使い方によっては、[[スーサイド]]の如く自分の[[マナ]]を削りながら、攻め手を恒久的に補充できる[[アタッカー]]ともなりうる。[[自然]]が得意となる[[マナブースト]]と相性が良く、間接的に[[手札補充]]ができる。特に[[《天真妖精オチャッピィ》]]の[[能力]]で[[マナゾーン]]に置いた[[カード]]を[[回収]]すれば、実質的な[[サルベージ]]になるため、[[闇]]無しでも[[破壊]]された[[カード]]の再利用が可能。 [[パワー]]も1[[コスト]]としては破格の2000であり、[[マナ回収]]を考慮しなくても[[【速攻】]]に入る[[ウィニー]]としてはかなり良質な一枚である。[[ジャイアント・インセクト]][[デッキ]]に限らず、[[自然]]が絡んだ[[【速攻】]]なら選択肢に挙がる[[カード]]と言える。 **ルール [#kf37c54b] -[[エラッタ]]の影響で[[ジャイアント・インセクト]]は[[ジャイアント]]としても扱うようになったため、最も軽い[[ジャイアント]]となった。詳しくは[[種族カテゴリ]]を参照。 **環境において [#fb2ee974] 登場当時は[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]に[[バトル]]で勝てる1コスト[[アタッカー]]という点で優秀であった。だが登場しても間もない頃はマナ回収がデメリットと認識されることがあり、評価がマチマチであった。 [[聖拳編環境]]辺りから少しずつ[[【赤緑速攻】]]で使われ、そのスペックが認知され始めた。 除去やブロッカーなど相手からの妨害を考慮しなければ恒久的に機能するマナ回収を持つカードであることから、[[【黒緑速攻】]]の1ターン目の動きとしては理想のものの1つであった。[[【黒緑速攻】]]の現役当時、草の根のプレイヤーにはこのクリーチャーのマナ回収がデメリットとして認知されていたため、結果的に生き残って継戦力を活かして[[【カイザー「刃鬼」】]]などの[[コントロール]]に勝つこともあった。 その後も、[[革命編環境]]における[[【緑単ベアフガン】]]、[[革命ファイナル環境]]における[[【成長ドギラゴン剣】]]、[[双極篇環境]]における[[【成長ミラダンテ】]]など、いわゆる「成長系」デッキでの活躍が見られた。「成長系」であればデメリットにもなり得るマナ回収を、バトルゾーンから離すことである程度コントロールできるためである。 [[【赤緑“逆悪襲”ブランド】]]が台頭すると、ここでもギリギリになりがちなリソースを補給できる1コストウィニーとして利用されるようになった。 **他のカード・デッキとの相性 [#u34e687b] -[[デメリット]]を完全に克服できる[[《覇翼 フェアリー・アクセラー》]]との相性が良い。1[[ターン]]目に[[召喚]]してから流れるように[[ジェネレート]]、[[クロス]]できる。 また、[[《フェアリー・スコップ》]]と組み合わせれば、毎[[ターン]]同じ[[呪文]]を唱え続ける事が可能。これを核にした[[デッキ]]が【スコップループ】である。 他には、[[《土隠妖精ユウナギ》]]と[[シナジー]]しており、[[ニンジャ・ストライク]]を何度も使い回すことができる。 //-[[《ルナ・コスモビュー》]]を使用する際にも使えるかもしれない。 **比較対象 [#hbaad208] -[[上位種]]に[[《セイバーマスク・ビートル》]]が存在する。コストが中途半端で使いにくく、こちらに比べて大分マイナー。 **カードイラストについて [#tc161ea5] -「モスキート」は昆虫の「蚊」を意味するのだが、[[カードイラスト]]はどう見ても甲虫類。 初出のフレーバーテキストも「水草を''食べ''」という、樹液や果汁を吸って主食とする蚊にそぐわない表現となっている。 **流通・再録について [#jf84035a] -各種[[【速攻】]]を中心によく使われてきたが、[[覚醒編]]辺りからしばらく[[絶版]]で入手が難しかった。[[ドカンとデュエマ革命パック]]では7年ぶりの[[再録]]となり、入手できる機会が増えた。このクリーチャーからは[[侵略]]できないが、[[侵略]]カードを回収できるため、種族を活かさなくても使いやすい。 **メディアでの活躍 [#oeb249c6] -漫画「デュエル・マスターズ」では[[鍬形 カブト丸]]がバトルアリーナ編の[[切札 勝舞]]戦で使用。終盤に[[《大昆虫ギガマンティス》]]のための[[進化元]]として[[召喚]]された。 **[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#odd13852] -[[デュエル・マスターズ プレイス]]では[[DMPP-01]]に収録。[[アンコモン]]の[[ギガント・インセクト]]となって収録された。[[マナ回収]]に[[探索]]が実装され、やや弱体化しているものの、マナゾーンのカードが3種類以下なら同じ性能のため、[[【速攻】]]で使う場合には気にならない。 --のちに[[DMPP-09EX]]で再録された。 --[[DMPP-16]]実装時に[[ギガント・インセクト]]が廃止され、TCG版同様[[ジャイアント・インセクト]]に改められた。 **関連カード [#z0720949] -[[《セイバーマスク・ビートル》]] -[[《きぐるみ妖精ユッキー》]] **[[フレーバーテキスト]] [#bed4aa9b] -[[DM-03]]、[[DMC-07]]、[[DMC-27]]、[[DMC-42]]、[[DMPP-01]] '''獰猛な外見とは裏腹に水草を食べ、求愛のダンスを踊る。''' -[[ドカンとデュエマ革命パック]](P17/Y14) '''[[手札]]が無くなっても、[[マナ]]から[[回収]]!''' -[[DMPP-09EX]] '''全ての生命にとって、大地は命の源であった。''' **収録セット [#y44b3d50] ***[[デュエル・マスターズ]] [#oa86d6f4] -illus.[[Taro Yamazaki]] --[[DM-03 第3弾「超戦士襲撃」>DM-03]](54/55) --[[DMC-07 「増殖!魂虫(エターナル・インセクト)デッキ」>DMC-07]](54/55) --[[DMC-27 「コロコロ・ドリーム・パック」>DMC-27]](54/55) --[[DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」>DMC-42]](88/93) --[[ドカンとデュエマ革命パック]](P17/Y14)([[アルトアート]]) ***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#t5604541] -illus.[[Taro Yamazaki]] --[[DMPP-01 「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」>DMPP-01]] --[[DMPP-09EX 「聖竜凱旋 -REBORN OF THE SURVIVOR-」>DMPP-09EX]](TCGのプロモカード版のイラスト) **参考 [#s4996ffd] -[[ジャイアント・インセクト]] -[[ギガント・インセクト]] -[[アタックトリガー]] -[[マナ回収]] -[[【緑単速攻】]] -[[【赤緑速攻】]] -[[【黒緑速攻】]] &tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト1,ジャイアント・インセクト,ジャイアント,パワー2000,アタックトリガー,マナ回収,・,C,コモン,Taro Yamazaki,クリーチャー (デュエプレ),自然文明 (デュエプレ),緑単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト1 (デュエプレ),ギガント・インセクト (デュエプレ),パワー2000 (デュエプレ),アタックトリガー (デュエプレ),マナ回収 (デュエプレ),探索 (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),Taro Yamazaki (デュエプレ));