#author("2020-03-04T00:29:18+09:00","","")
*ターンの残りをとばす [#ef24c95f]

「ターンの残りをとばす」とは、現在の[[ターン]]を終了し強制的に次の[[ターン]]を開始する[[効果]]である。
[[解決]]待ちの[[能力]]が消滅し、現在の[[ステップ]]が終了し、現在とエンドステップまでの間のステップをとばし、「ターンの終わりまで」「このターン」の継続的効果が終了する。

|終末の時計(ラグナロク) ザ・クロック R 水文明 (3)|
|クリーチャー:アウトレイジMAX 3000|
|S・トリガー|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、ターンの残りをとばす。(次のプレイヤーのターンをすぐに始める)|

|ルシファー P 光/水文明 (8)|
|呪文|
|S・トリガー|
|今のターンが相手のターンなら、残りのターンをとばす。|
|今のターンが自分のターンなら、光のコスト9以下のクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|

[[DMR-09]]で登場した[[効果]]であり、現時点ではすべて[[トリガー能力]]によって生成される。

相手の[[メインステップ]]で飛ばせば膨大な[[テンポアドバンテージ]]を獲得し、実質[[エクストラターン]]を得るのに近い[[効果]]が期待できる。
[[アタックステップ]]で飛ばせばそれ以上の相手の[[攻撃]]を防ぐことができるため、変則的な防御手段として利用することも可能。

逆に自分の[[ターン]]を飛ばしてしまうと[[デメリット]]になってしまう。
相手の[[クリーチャー]]を[[強制]]的に引き出す[[《リアルとデスの大逆転》]]や[[《父なる大地》]]などで利用される危険性があるため、自分の[[ターン]]をとばす可能性のある[[カード]]には気を付けておいたほうがいいだろう。
ただし、[[《龍仙ロマネスク》]]などの[[デメリット]][[効果]]のある[[カード]]を無効にできるため、一概に悪いことばかりではない。

**ルール [#e69d3c71]
-現時点で存在するものはすべて[[トリガー能力]]である。よって、[[解決]]された時点で[[ターン]]をとばす。トリガー能力であるため[[呪文]]や他の[[能力]]の[[解決]]中には処理されない。
--[[解決]]待ちの、自分の他の[[トリガー能力]]を使ってから[[ターン]]をとばすこともできる。
--[[《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》]]などの、[[能力]]の[[トリガー]]そのものを無効化する[[カード]]があれば[[ターン]]は飛ばされない。

-次に[[エクストラターン]]が確定している[[プレイヤー]]の[[ターン]]を飛ばした場合、すぐにその[[エクストラターン]]に入る(相手[[ターン]]→相手[[ターン]]or自[[ターン]]→自[[ターン]])

-この[[効果]]を実行した場合、[[解決]]待ちの[[能力]]は自分、相手問わず消滅する。次[[ターン]]に持ち越されることはない。
--例?:自分の[[ターン]]に、[[《獰猛なる大地》]]で自分の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]と相手の[[《緑神龍ザールベルグ》]]を出した場合、[[アクティブ・プレイヤー]]の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を処理し相手[[ターン]]に移り、後で[[解決]]が控えていた[[《緑神龍ザールベルグ》]]の[[能力]]は[[解決]]されない。
--例?:[[《真実の名 ナッツ・スパゲッティーノ》]]、[[《激沸騰!オンセン・ガロウズ》]]等により[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を2体または[[能力]]を2回分蓄積した場合、1体目の[[能力]]を[[解決]]し相手[[ターン]]に移り、2体目(2回目)の[[能力]]は[[解決]]されず、そのまま相手[[ターン]]が始まる。

-他の[[トリガー能力]]と同時に[[トリガー]]した場合、[[アクティブ・プレイヤー]]側から優先に[[解決]]する。両方の[[能力]]の誘発源が同じ[[プレイヤー]]の場合、好きな順序で[[解決]]する。
--例?:相手の[[ターン]]に、[[バトルゾーン]]に相手の[[《革命目 ギョギョウ》]]がいる状態で、自分が[[S・トリガー]]で[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を[[召喚]]した場合、[[アクティブ・プレイヤー]]である相手の[[《革命目 ギョギョウ》]]が先に[[解決]]され、[[クリーチャー]]が呼び出される。(その[[クリーチャー]]が[[cip]]持ちの場合、さらに[[解決]]する)
--例?:自分の[[ターン]]に、[[《地獄門デス・ゲート》]]で相手の[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]を選んで[[破壊]]し、自分の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を[[リアニメイト]]した場合、[[アクティブ・プレイヤー]]である自分の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]が先に[[解決]]され、[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]の[[エクストラターン]]は無効になる。
//--例?:相手の[[ターン]]に、[[《地獄門デス・ゲート》]]で相手の[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]を選んで[[破壊]]し、自分の[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を[[リアニメイト]]した場合、[[アクティブ・プレイヤー]]である相手の[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]が先に[[解決]]され、[[エクストラターン]]が有効になった上で[[ターン]]が飛ばされる。

-[[W・ブレイカー]]等の[[シールド]]の複数[[ブレイク]]で、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]がある[[シールドカード]]が[[手札]]に加わる時、[[ブレイク]]される[[シールド]]をすべて[[手札]]に加えてから[[S・トリガー]]の処理となる。よって、他の[[シールド]]の[[ブレイク]]を無効にすることはできない。[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]や[[《「黒幕」》]]、[[《憎悪と怒りの獄門》]]などで[[シールド]]を複数[[手札]]に加える[[能力]]も同様。
--かつては[[ブレイカー]][[能力]]は1枚ずつ[[シールド]]を[[手札]]に加えるものだったため、[[ターン]]をとばす[[効果]]は[[ブレイク]]が確定されている[[シールド]]を唯一守れる[[能力]]だったが、COLOR(blue){''[[2017年3月25日ルール改訂]]により複数ブレイクによるシールドチェックが同時に行われるようになったため、守れなくなった。''}
//-[[W・ブレイカー]]等の複数[[ブレイク]]している状態の途中でこの[[効果]]を処理した場合、残りの[[ブレイク]]は無効になる。ただし、[[《ティラノ・リンク・ノヴァ》]]や[[《「黒幕」》]]、[[《憎悪と怒りの獄門》]]などの[[能力]]で複数枚同時に[[シールド]]が[[手札]]に加わる場合、[[シールド]]が全て[[手札]]に加わってから[[S・トリガー]]の処理となる。よって、[[シールド]]を[[手札]]に加えることを無効にすることはできない。

-[[G・ブレイカー]]を使って相手が[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を[[S・トリガー]]で[[召喚]]した場合、相手の[[シールド]]はすべて[[ブレイク]]されているが、それから[[《終末の時計 ザ・クロック》]]の[[能力]]を[[解決]]するため、自分の[[シールド]]は[[ブレイク]]されずに[[ターン]]が飛ばされる。

-「[[ターン]]の終わりに」誘発する[[トリガー能力]]がある場合、すでに[[解決]]されているもの以外はすべて無効となる。これを利用して[[《無双竜機ボルバルザーク》]]の[[特殊敗北]]を回避することも可能。

-「この[[ターン]]の終わりまで」持続する[[継続的効果]]があった場合、その[[ターン]]は終了しているため[[効果]]は失われる。

-[[コマンド]]が出た時の、同[[文明]]の[[封印]]を外す処理は[[トリガー能力]]ではなく状況起因処理なので、[[《終末の時計 ザ・クロック》]]などの[[cip]][[能力]]の[[解決]]より先に[[封印]]が外される。

-ターンを飛ばす時点で、一時的に不適切な[[ゾーン]]に置かれている[[カード]](唱えている途中でどこでもない[[ゾーン]]にある[[呪文]]、処理中の[[S・トリガー]]の上で[[要塞化]]していた[[城]]などが該当)は[[墓地]]に置かれる。また、''この[[ゾーン]]移動は[[トリガー能力]]をトリガーさせない''点に注意。

**ターンの残りをとばすカード [#u96304b8]
-[[《終末の時計 ザ・クロック》]]
-[[《破滅の時計 ザ・ストップ》]]
-[[《完全不明》]]
-[[《時の宮殿 ベルファーレ》]]
-[[《神曲の法皇 ミラダンテ》]](※ターンを終了する)
-[[《万年の甲 ガメッシュ》]]
-[[《次元波導魔法 HAL》]]
-[[《C.A.P. アアルカイト》]]
-[[《終末の監視者 ジ・ウォッチ》]]
-[[《ルシファー》]]

**参考 [#oacef867]
-[[用語集]]
-[[ターン]]
-[[トリガー能力]]
-[[エクストラターン]]
-[[《終末の時計 ザ・クロック》]]
-[[《ルシファー》]]

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公式Q&A
<Q.[[《ネオン・ジオング》>《ドンド・ラフーイ/ネオン・ジオング》]]を使ってクリーチャーをバトルゾーンに出しました。その後の攻撃で相手がS・トリガーで[[《終末の時計 ザ・クロック》]]を出してターンを飛ばしたらどうなりますか?
A.《ネオン・ジオング》で出したクリーチャーはそのターンの終わりにマナゾーンに置くことになりますが、そのターンが飛ばされたのであればそのままバトルゾーンに残ることになります。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/dmbd08-0003/]]