#author("2023-09-20T16:40:27+09:00","","")
*《&ruby(ほしぞら){星空};に&ruby(う){浮};かぶニンギョ》 [#top]

|星空に浮かぶニンギョ UC 闇文明 (2)|
|クリーチャー:マフィ・ギャング/レクスターズ 1000|
|''G・ストライク''(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)|
|''スレイヤー''(このクリーチャーがバトルする時、バトルの後、相手クリーチャーを破壊する。)|
|相手のターン中、相手が自身の手札以外からマナゾーンにカードを置く時、かわりに墓地に置く。|

[[DMRP-22]]で登場した[[闇文明]]の[[マフィ・ギャング]]/[[レクスターズ]]。

[[G・ストライク]]、[[スレイヤー]]と、相手の手札以外からの[[マナブースト]]を[[置換効果]]で墓地送りにする[[能力]]を持つ。

[[《グングン☆マグネットマン》]]と違って効果発動機会が限定されたものの、コストが1軽く、自分に対する[[デメリット]]が全く無くなったのが強み。
一方で[[誘発型能力]]ではないので、《ニンギョ》を何体並べても[[ランデス]]枚数に変化はない。

また、先攻で出すことが出来れば序盤から相手の[[《フェアリー・Re:ライフ》]]などのマナブーストを遅らせることができる。
しかも[[スレイヤー]]を持っているので[[マナブースト]]を用いない[[ビートダウン]]デッキにも腐りにくく、たとえ[[マッハファイター]]で[[除去]]されても1:1交換に持って行くことができる。
ただし、パワーは1000しかないので低コストの[[火力]]除去で焼かれやすいという点には気を付けたい。

[[【ピラッキランデス】]]に入れれば[[《リアリティ・ヴォイド》]]と合わせて抜け道の無い[[マナ]][[ロック]]を仕掛けることも夢ではない。

**ルール [#p8f15659]
-相手の手札以外からの[[マナブースト]]を墓地送りにする[[能力]]は[[置換効果]]なので、同じく[[置換効果]]である[[チャージャー]]による[[マナ加速]]は妨害できない。
--もっとも、通常手打ちする場合はその[[呪文]]は元々手札にあるはずなので、そもそも置換効果の対象範囲外。[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]などの能力で手札以外から唱えた場合の話である。

-[[置換効果]]であるため[[Jチェンジ]]を完全に封じる事ができる。

-[[《ナチュラル・トラップ》]]などの、[[カード]]を[[バトルゾーン]]から[[マナゾーン]]に置く効果にも《ニンギョ》の[[置換効果]]は適用される。
またその際、[[マナ送り]]にされるはずだったカードはバトルゾーン→[[墓地]]への移動となるため、[[破壊]]として扱われる。そのため、そのカードの[[pig]]や、[[《屑男》]]などのpig付与能力などを使うことができる。

**環境において [#f6dbebc7]
登場早々[[【青黒緑ゲンムエンペラー】>【青黒ゲンムエンペラー】#wec0d5d6]]における[[メタ]][[カード]]兼[[ムゲンクライム]]元として活躍。また、[[【青黒緑デッドダムド】]]での実績もある。

『[[超CSIV 宮城>超CS]]』で(オリジナル)ベスト8入賞した[[【赤黒バクロ法師】]]に[[《影速 ザ・トリッパー》]]と共に[[4枚積み]]されていた。

[[【神羅ケンジ・キングダム】]]における[[メタ]][[カード]]としても需要がある。

[[【青黒赤緑邪王門】]]にも[[《百鬼の邪王門》]]で呼び出せば確定除去として使えることから採用される場合がある。ただし、[[G・ストライク]]と自ターン[[シールド回収]]の戦略が全く噛み合わず、[[G・ストライク]]による[[防御札]]としての役割は期待できないので注意。

[[DM22-RP2]]発売1週間前には[[【赤黒ドルマゲドン】>【ドルマゲドンX】]]での入賞実績が報告された。自軍の[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]による[[攻撃制限]]をモロに受けるにも拘らず採用される辺り、メタカードとしての強力さが窺い知れよう。

2023年2月頃になると、[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]、[[【青黒緑ゲンムエンペラー】>【青黒ゲンムエンペラー】#wec0d5d6]]、[[【神羅ケンジ・キングダム】]]など、闇のメタクリーチャーと相性の良いデッキ全般で見掛けられるようになった。マナブーストが必要なデッキにおいて敢えてマナブーストをしないというプランがそもそもほぼ成り立たず、場に残った時の刺さりが大きいのが高い需要を誇る要因であろう。マナブーストが生命線となるドラゴン基盤デッキに大きく刺さるのもある。より大きいのは[[【青黒緑CRYMAX ジャオウガ】]]ミラーマッチ対策としての側面だろう。ミラーマッチでは目ぼしいメタクリーチャーの中でこのクリーチャーのようなマナブーストメタが一番[[刺さる]]ためである。

[[《異端流し オニカマス》]]と同時採用すると[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]型の[[【モルト NEXT】]]には非常に有利に立ち回れる。

[[アビス・レボリューション環境]]でも[[【絶望神サガループ】]]対策の[[コスト踏み倒しメタ]]が激増し、ある程度コスト踏み倒し戦術に依存しないリソース基盤が環境のデッキの多くに求められたことから、それらに刺さるということで需要が増した。
**その他 [#d158560a]
-元ネタは[[《月明かりに沈むニンギョ》]]だと思われるが、醜悪な外見だったそちらと比較すると[[ダークロード]]を思わせる美麗なクリーチャーになっている。一応下半身にタコ足が生えていることは共通しているが、種族は全て異なるものに置き換わっている。
あちらが付けていた[[マスク>デビルマスク]]を外したとも考えられるが、そうであれば体型ごとまるっと変化させてしまう、[[ルパン>《怪盗パクルパン》]]も[[ビックリ>《ビックリ・イリュージョン》]]の変装技術である。
--[[満月の光>月光王国]]が強すぎる夜は星空を綺麗に観測することが出来なくなるので恐らくこれが元ネタなのだろう。
--また、ディズニー映画の「リトル・マーメイド」のヴィラン、アースラの妹にモルガナがいるが、アースラが太っているのに対してモルガナは痩せている。このことも踏まえると恐らくモルガナもモデルの一つだろう。

**[[サイクル]] [#cycle]
[[DMRP-22]]のコスト2メタクリーチャーサイクル。[[G・ストライク]]と各文明固有の能力を併せ持つ。
公式アカウントの[[ツイート>https://twitter.com/t2duema/status/1537706744763191297]]にて一斉に紹介された。
-[[《煌ノ裁徒 ダイヤモン星》]]
-[[《飛ベル津バサ「曲通風」》]]
-''《星空に浮かぶニンギョ》''
-[[《鬼星の絆 フウジン天&ライジン天》]]
-[[《若き大長老 アプル》]]

**関連カード [#card]
-[[《月明かりに沈むニンギョ》]]

-[[《リアリティ・ヴォイド》]]
-[[《グングン☆マグネットマン》]]

**収録セット [#pack]
//***[[デュエル・マスターズ]]
-illus.[[Tanru]]
--[[DMRP-22 「王来MAX 最終弾 切札! マスターCRYMAX!!」>DMRP-22]]

**参考 [#reference]
-[[マフィ・ギャング]]
-[[レクスターズ]]
-[[G・ストライク]]
-[[スレイヤー]]
-[[マナ破壊]]
-[[置換効果]]

----
[[公式Q&A]]

-3つ目の能力について

>Q.自分のターン中、相手の''《星空に浮かぶニンギョ》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《ナチュラル・トラップ》]]を唱え、相手の''《星空に浮かぶニンギョ》''をマナゾーンに置こうとしました。この時、''《星空に浮かぶニンギョ》''の置換効果は適用されますか?
A.はい、適用されます。この時、''《星空に浮かぶニンギョ》''はバトルゾーンから墓地に移動するので、破壊されたことになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41419]](2022.6.24)

>Q.自分のターン中、相手の''《星空に浮かぶニンギョ》''がバトルゾーンにいる状況で、相手が[[《ザ・ストロング・モモパワー》]]を「S・トリガー」で唱えて、自分のクリーチャーをマナゾーンに置く際、置換効果は適用されますか?
A.はい、適用されます。[[《ザ・ストロング・モモパワー》]]のように、「自身のクリーチャー(カード)をマナゾーンに置く」とある相手の効果によってカードをマナゾーンに置く場合、カードをマナゾーンに移動させるのは自分です。&br;この時、そのクリーチャーはバトルゾーンから墓地に置かれるので、破壊されたことになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41420]](2022.6.24)

>Q.自分のターン中、相手の''《星空に浮かぶニンギョ》''がバトルゾーンにいる状況で、自分が[[《リーフストーム・トラップ》]]を唱えて、自分と相手のクリーチャーをマナゾーンに置く際、置換効果は適用されますか?
A.はい、適用されます。[[《リーフストーム・トラップ》]]のように、「自分のクリーチャー(カード)をマナゾーンに置く」「相手のクリーチャー(カード)をマナゾーンに置く」とある効果によってカードをマナゾーンに置く場合、カードをマナゾーンに移動させるのは自分です。&br;この時、それらのクリーチャーはバトルゾーンから墓地に置かれるので、破壊されたことになります。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41421]](2022.6.24)

>Q.相手の''《星空に浮かぶニンギョ》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]を出しました。「出た時」の能力で山札の上からマナゾーンに置こうとしたカードは''《星空に浮かぶニンギョ》''の置換効果で墓地に置かれますが、それがドラゴンだった場合、さらにもう1枚山札の上からマナゾーンに置こうとする必要がありますか?&br;類似例:[[《カレイコの黒像》]][[《爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》]]
A.はい、マナゾーンに置こうとしたカードがかわりに墓地に置かれた場合でも、それがドラゴンであれば追加でもう1枚置く効果を処理します。&br;''《星空に浮かぶニンギョ》''の置換効果により、追加でマナゾーンに置こうとしたカードもかわりに墓地に置かれます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42405]](2022.11.11)
#region2(類似裁定(2023.4.21)){{{
>Q.相手の''《星空に浮かぶニンギョ》''がバトルゾーンにいる状況です。&br;[[《チアスカーレット アカネ》]]の「攻撃する時」の能力でジャイアントをマナゾーンに置こうとした場合、結果的にジャイアントはマナゾーンに置かれるかわりに墓地に置かれますが、「ジャイアント・メクレイド8」はできますか?
A.はい、この場合でも「ジャイアント・メクレイド8」します。前提となる行為を行おうとして、結果的にできなかった場合でも「そうしたら」以降の能力を使えるため、マナゾーンに置こうとしたジャイアントが置換効果で別のゾーンに置かれても関係ありません。
#region2(([[総合ルール]] [[101.3a>総合ルール本文#rule101_3a]])){{
:101.3a |効果の発動に「~した場合」というような条件がある場合、その条件となる行為を試みたことで発動し、その行為が結果的にどうなったかを問いません。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/43071]]
}}}

>Q.自分のターン中、相手の''《星空に浮かぶニンギョ》''がバトルゾーンにいる状況で、自分は「チャージャー」を持つ呪文を唱えました。唱えた後マナゾーンに置きますか?&br;参照:[[《ボーンおどり・チャージャー》]]
A.はい、マナゾーンに置きます。チャージャーは唱えた後、墓地に置くかわりにマナゾーンに置く置換効果です。置換効果は連鎖しないので、相手の''《星空に浮かぶニンギョ》''の「相手のターン中、相手が自身の手札以外からマナゾーンにカードを置く時、かわりに墓地に置く」の置換効果は適用できません。
#region2(([[総合ルール]] [[101.5>総合ルール本文#rule101_5]])){{
:101.5. 置換効果はひとつのイベントに対して1回のみ行う|
同一のイベントにおいて適用される置換効果は1つだけです。イベントとは、ゲーム中に起こりうるすべての出来事を指します。あるイベントがすでに置換されている場合、それ以上置換することはできません。
::101.5a |置換効果が句点で区切られる文章の一部を変更したとき、その句点で区切られる範囲の文章はそれ以上置換されることはありません。同じ能力内でも「そうした場合、」などで表される別の句点で区切られる文章であればそれは別のイベントとみなし、その部分は置換されているものとして扱いません。もともとの効果は置換された箇所を含めてひとつの効果として処理します。
::101.5b |複数の置換効果が同時に存在するとき、通常の効果処理と同様にターン・プレイヤーの置換効果を優先して適用します。同一プレイヤーが複数の置換効果を持つ場合、どの置換効果を適用するか選ぶことができます。
}}
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42947]](2023.4.10)

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