#author("2024-01-25T05:08:20+09:00","","") *&ruby(おに){鬼};&ruby(スター){S};-&ruby(マックス){MAX};&ruby(しんか){進化}; [#pc1616a9] |鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)| [[DMRP-22]]で登場した[[デモニオ]]/[[鬼レクスターズ]]の[[S-MAX進化クリーチャー]]のみが持つ[[能力]]。 |CRYMAX ジャオウガ KGM 闇文明 (7)| |S-MAX進化クリーチャー:デモニオ/鬼レクスターズ 13000| |''鬼S-MAX進化'':自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)| |''T・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身のシールドを3枚ずつ選び、残りを墓地に置く。| |このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、その後、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。| [[S-MAX進化]]と共通の[[注釈文]]を持ち、同じく敗北回避の効果を生成するが、以下の部分が異なる。 -敗北だけでなく、そのクリーチャーが離れることも置き換えることができる -置換するかどうかは任意(自分がゲームに負ける時、置き換えることが可能でもあえて置き換えないこともできる。基本はクリーチャーの耐性を使うか使わないかという部分で[[任意]]が役立つだろう) -置換先が異なる。『バトルゾーンにある自分の表向きのカードを3枚墓地に置く』となっており、『そのクリーチャーと同名のカードを捨てる』ではない **ルール [#mcec7aab] 「かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊」は[[置換効果]]の原則と[[カード指定除去]]の処理に準ずる。 +置換効果は連鎖しない。置き換えるために破壊することにしたカードに対して、「破壊される時、かわりに」や「離れる時、かわりに」の効果は適用できず、そのまま破壊される。 +置換先の行動を取れない場合は、その置換効果を適用させる事はできない。''[[破壊されない]]あるいは[[離れない]]カードをかわりに破壊することはできないため、それらのカードを破壊する対象として選ぶことはできない。''([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40629/]]) +1度に複数のカードをバトルゾーンから離す際、それが実行される前に置き換える対象を選ぶ。[[離れない]]状態の[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]の[[cip]]で「鬼S-MAX進化」を持つクリーチャーが破壊される時、[[全体除去]]で破壊されそうになっているクリーチャーで破壊を置き換えてもよい。なお、2.の理由で[[離れない]][[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]は選べない。 +[[表向き]]という指定があるため、[[封印]]そのものと、表出しているカードの下に存在する[[裏向き]]のカード([[《秩序の邪将 ビホルダー》]]や[[《英知ザクス・コット》]]の下など)は選ぶことができない。 +クリーチャーが[[封印]]されている間は、そのクリーチャーと構成カードがあらゆるカードの効果で選べない(存在していない扱いとなる)ので[[表向き]]であっても破壊できない。[[参考:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33700]] 「[[S-MAX進化クリーチャー]]」という[[特殊タイプ]]・[[カードタイプ]]を参照するため、鬼S-MAX進化と[[S-MAX進化]]でも共存することはできず、即座に1体になるよう[[バウンス]]が発動する。 [[墓地]]に置く3枚の[[カード]]はこの[[能力]]を持つ[[カード]]自身も選べる。 [[墓地]]以外の[[ゾーン]]へ移動させられそうな時にどうしても[[墓地]]に移動させたいという時のテクニックとして利用できる。 (参考:[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]の[[Dスイッチ]]で、山札の一番下送りを[[ウルトラ・セイバー]]で墓地送りに変更してから[[リアニメイト]]というコンボがある。なお、鬼S-MAX進化は進化クリーチャーなのでこのコンボと相性が良いわけではない。) **その他 [#xa4940b1] -[[カード指定除去]]であるため[[退化]]にも応用できる。 [[進化クリーチャーの下]]に複数枚の[[進化元]]が存在する場合、その中の[[表向き]]の[[カード]]と一番上の[[カード]]を剥がす事である程度狙った[[クリーチャー]]に[[退化]]できる。 重ねている順番を入れ替える事はできない事と[[進化クリーチャー]]ではない[[カード]]の一番上を剥がした場合は[[再構築]]は発生せず[[墓地送り]]になる点には注意。 一番上になった[[カード]]が[[呪文]]や[[城]]などの[[バトルゾーン]]に存在できない[[カード]]であれば[[クリーチャー]]や[[タマシード]]などの[[バトルゾーン]]に存在できる[[カード]]になるまで上から順に[[墓地送り]]となるのでわざわざこの[[能力]]で[[墓地]]に置かなくてもよい。 -[[アタックトリガー]]で、鬼S-MAX進化を1体は含んだ2体以上の[[S-MAX進化クリーチャー]]を出すことで自動バウンスが発生、それを置き換えることで即座に味方を3体破壊することができ、アタックキャンセルが成立する。 コンボとして、[[《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》]]の[[メテオバーン]]を使いつつ唱える3枚のうち2枚までを使って上記のアタキャンをすることで、相手のシールドをブレイクせずに呪文を唱えることができる。 -[[封印]]は[[置換効果]]のコストにできないが、[[封印]]と[[禁断解放]]をイメージした[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の[[構成カード]]は[[置換効果]]のコストにできる。《モモキングダムX》はその構成カードが5枚以下なら[[アンタッチャブル]]となるため場持ちが良く、[[鬼レクスターズ]]の登場でも[[任意]]で下にカードを置くことができるので噛み合っている。 -一度相手獣全体に-99999を使用済みの《モモキングダムX》があっても試合を決めきれず、鬼S-MAX進化の[[敗北回避能力]]または[[耐性]]を使うことになった場合、《モモキングダムX》を[[アンタッチャブル]]に戻して再起動も狙える。 この際、7枚以上ある状態から6枚を通過する形のカード移動が発生した場合、敗北回避や鬼S-MAX進化の生存をしつつ2度目の-99999で盤面制圧ができる。([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40206/]]) -余談だが、裁定変更がなく、[[離れない]]あるいは[[破壊されない]]カードを[[置換効果]]のコストにできたら、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]や[[《滅亡の起源 零無》]]のセットだけで無敵に近い敗北回避ができた。[[置換効果]]ではないクリーチャー除去なら鬼S-MAX進化で防げてしまうスキのなさである。 -バトルゾーンにあるカードをコストに、自身の移動またはゲームの敗北を置換できるカードには先に[[《大魔王 ウラギリダムス》]]が存在していた。 -[[背景ストーリー]]では[[S-MAX進化]]を発動させた[[《モモキング-MAX》]]と[[《MAX・ザ・ジョニー》]]に追い詰められた[[《終来王鬼 ジャオウガ》]]が鬼の歴史を集めた巻物を纏った際に会得した能力である。[[龍>ドラゴン]]の歴史にある力は、当然[[鬼>デモニオ]]の歴史にも存在する力であったため、《モモキング》達がパワーアップする事は即ち、鬼の歴史を背負う《ジャオウガ》も強化される事を意味していたのである。 --[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]と[[《EVE-鬼MAX》]]の鬼S-MAX進化は[[《終来王鬼 ジャオウガ》]]が両者の亡骸に対して、[[《一王二命三眼槍》]]を突き立てて復活させた際に会得させている。 -イラストは共通して[[《一王二命三眼槍》]]の意匠が盛り込まれている。特に[[《CRYMAX ジャオウガ》]]以外のカードは身体から半透明の[[《一王二命三眼槍》]]が直接生えているという異形の姿となっている。 -アニメ『[[キングMAX>デュエル・マスターズ キングMAX]]』においても[[クリーチャー]]から進んでプレイヤーと融合する[[S-MAX進化]]とは異なり、[[ハイド]]と[[ヒミコ]]の場合は鬼の力を得た[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]と[[《EVE-鬼MAX》]]がプレイヤーを半ば強引に取り込もうとする描写で描かれているが、[[鬼札 アバク]]の場合は[[《一王二命三眼槍》]]のオーラを纏う演出になっている。 また、耐性を発揮する際は、[[《「亜堕無」-鬼MAX》]]と[[《EVE-鬼MAX》]]はクリーチャーやタマシードが爆発した後にパワーを吸収し、蘇る形で表され、[[《CRYMAX ジャオウガ》]]はクリーチャーやタマシードを捕食するような形で表現されている。 --[[S-MAX進化]]と同様に[[S-MAX進化クリーチャー]]がバトルゾーンに出ている間はプレイヤー自身の姿も変化しているが、破壊されると元に戻る。マナに送られるなどの要因では姿は維持し続ける。また、デュエマ終了後(勝利および敗北も含む)は元に戻る。 また、鬼S-MAX進化による敗北・破壊回避能力を「鬼S-MAX効果」と呼んでいる。 -[[DMRP-22]]のCMでは[[S-MAX進化]]と同様に進化したクリーチャーにそのまま変身する演出になっているが、この時は[[《CRYMAX ジャオウガ》]]に進化し、彼の頭部が劇画調のアバクになるというシュールな光景になった。 **参考 [#h7c0937c] -[[用語集]] -[[進化クリーチャー]] -[[スター進化クリーチャー]] -[[敗北回避能力]] -[[離れる]] -[[耐性]] -[[表向き]] -[[破壊]] -[[置換効果]] -[[《CRYMAX ジャオウガ》]] -[[《「亜堕無」-鬼MAX》]] -[[《EVE-鬼MAX》]] #include(進化の一覧,notitle) ---- [[公式Q&A]] >Q.[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の「''鬼S-MAX進化''」にある置換効果で、どのようなカードを破壊できますか? A.表向きでバトルゾーンに存在するカードを破壊できます。クリーチャー、フィールドなどに加え、進化クリーチャーや[[《卍 デ・スザーク 卍》]]の下にあるカードや、[[《卍 新世壊 卍》]]の下に置かれているカードも墓地に置けます。また、クリーチャーに付いているオーラやウエポンも破壊できます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41461]](2022.6.24) >Q.相手が[[《水上第九院 シャコガイル》]]の「自分の山札の最後の1枚を引く時」の効果で勝つ際、[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の「''鬼S-MAX進化''」の置換効果で、負けを置換できますか? A.いいえ、できません。[[《水上第九院 シャコガイル》]]の特殊勝利効果は、置換効果です。置換効果に対してさらに置換効果を適用することはできません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41458]](2022.6.24) >Q.[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の「''鬼S-MAX進化''」の置換効果で、[[《零龍》]]など、バトルゾーンを離れないカードを破壊しようとすることはできますか? A.いいえ、できません。置換効果は、置換後のイベントが実行できない場合は使えません。[[《零龍》]]の構成カードは墓地に置くことができないので、破壊するカードとして選べません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41459]](2022.6.24) >Q.[[《CRYMAX ジャオウガ》]]の「''鬼S-MAX進化''」にある置換効果で、封印されているクリーチャーを破壊できますか? %%A.いいえ、封印されているクリーチャーは無視されているので、破壊できません。ただし、封印されているクリーチャーに付いているオーラやウエポンは無視されていないので、破壊できます。%% //[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41460]](2022.6.24) A.いいえ、封印されているクリーチャーは無視されているので、破壊できません。また、封印されているクリーチャーに付いているオーラも、クリーチャーの構成カードですので、破壊できません。&br;ただし、封印されているクリーチャーに装備されているクロスギアやウエポンは無視されていないので、破壊できます。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41575]](2022.7.22) >Q.自分の[[《CRYMAX ジャオウガ》]]がバトルゾーンにいる状況で、さらにもう1体[[《CRYMAX ジャオウガ》]]をバトルゾーンに出しました。S-MAX進化クリーチャーのルールによってどちらか1体を手札に戻す際、その「''鬼S-MAX進化''」の効果を使って、自分のカードを3枚破壊できますか? A.はい、破壊できます。ですが、破壊した後もS-MAX進化クリーチャーがバトルゾーンに2体以上残っている場合は、そのどちらかをまた手札に戻す必要があります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42142]](2022.9.28) &tag(用語集,能力,能力語,鬼S-MAX進化,S-MAX進化,進化);