#author("2024-06-01T18:44:03+09:00","","") *【白黒メカ】 [#xacac452] [[白黒]]の[[デッキカラー]]として組まれ、[[メカ]]による[[革命チェンジ]]戦術を軸とした[[デッキ]]。 厳密には[[DM23-RP3]]の[[《千羽忍革 ボジソワカ》]]から[[デザイナーズコンボ]]が提示されていたが、特に力を手に入れたのは[[DM23-RP4]]から。 |ドラン・ゴル・ゲルス VR 光/闇文明 (5)| |クリーチャー:メカ・エンジェル・コマンド 4500| |''革命チェンジ'':メカ| |このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つブレイクしてもよい。その後、コスト3以下のメカを1枚、自分の手札から出してもよい。| |''メガ・ラスト・バースト''(このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい)| |BGCOLOR(#ccd):| |豪龍の記憶 VR 光文明 (5)| |呪文:メカ・デル・テック| |自分の山札の上から1枚をシールド化する。次の自分のターンのはじめまで、そのシールドに「S・トリガー」を与える。| **主要カード [#ne6bf1bb] |[[《ドラン・ゴル・ゲルス/豪龍の記憶》]]|キーカード。最速2ターン目に着地しつつ、3以下→5ルートと5→7ルートの[[革命チェンジ]]を平行することが出来る。| |[[《獲銀月 ペトローバ》]]|出たターン[[離れない]][[ブロッカー]] [[ハイパー化]]で[[シールド追加]]&手札から踏み倒し [[《94nm4》>《忍鎖の聖沌 94nm4》]]と合わせて大量展開| **候補カード [#u18b713b] ***光/闇の多色 [#ad2ce57a] |[[《パトファール-P4/サイレント・サイレン》]]|クリーチャー側は2コストで[[離れない]]付与と優秀、呪文側はシンプルにありがたいS・トリガー| |[[《セラフ・テンペストℵ》]]|[[ドローソース]]と、次の[[革命チェンジ]]、[[ニンジャ・チェンジ]]の踏み台| |[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]|[[終極宣言]]によるダメ押し用。採用枚数は好みによる| |[[《千羽忍革 ボジソワカ》]]|展開役。やや重いので採用枚数は好みによる| ***光単色 [#m96ff2e5] |[[《忍式の聖沌 y4kk0》]]|コスト1のメカ・チェンジ元| |[[《星姫械 エルナドンナ》]]|[[ターン1]]で自身以外を離れるかわりに疑似[[エスケープ]]に置き換え可能| |[[《星姫械 マリハダル/レプリカ・オークション》]]|[[大量展開メタ]]| |[[《ヴェネラック-F5》]]|[[不正メタ>不正メタの一覧]] [[除去]]されても[[フリーズ]]で相手を止められる| |[[《星姫械 シリエス》]]|手頃な[[置きドロー]]| |[[《忍鎖の聖沌 94nm4》]]|[[アタックトリガー]]で[[シールド追加]]&シールド追加で[[メカ]]・[[メクレイド]]5&br;《クーソクゼーシキ》や《豪龍の記憶》等相手ターン中もシールド追加が可能| |[[《警鐘の聖沌 n4rc0》]]|単発[[サーチ]]| |[[《悪魔右機 フリル》]]|[[シールド送り]]でメタクリ除去| |[[《レディゴ・カリ・ゲルス》]]|同じく除去だが[[任意]]で、コスト上限がなく、味方もシールドにできる| |[[《鎧機天 シロフェシー》]]|コスト5以下を[[呪文ロック]]してビート| |[[《ドラン・ゴルギーニ》]]|[[cip]]で2体[[フリーズ]]。[[シビルカウント]]達成の必要はあるが耐性付与も優秀| |[[《ルベル・ゴルギーニ》]]|能力たくさん。出しておけば相手の[[《CRYMAX ジャオウガ》]]が[[強制]]で選ぶためカウンターで[[シールド送り]]| |[[《シェケダン・ドメチアーレ》]]|リソースを回復した後、コスト軽減により大量展開が可能。シビルカウント達成でフィニッシャーにもなれる| |[[《聖カオスマントラ》]]|[[ニンジャ・チェンジ]]と[[cip]]の[[オールタップ]] 《ドラン・ゴル・ゲルス》の[[メガ・ラスト・バースト]]を[[ニンジャ・チェンジ]]で能動的に相手ターン中に使える| |[[《聖沌大忍者 クーソクゼーシキ》]]|[[S・トリガー・プラス]]| |[[《忍爪の聖沌 k491》]]|[[S・トリガー・プラス]]| |[[《トライシェルビ-P6》]]|[[メクレイド]]要員| |[[《星姫械 ミモザスター/招光呪文「メカミング」》]]|初動の手札調整| |[[《ゴルパガーニ-A7/ダウンフォース・サーキュラー》]]|[[メカ・デル・ステラ]]にブロッカーを[[付与]]&br;/次の自分の[[ターン開始ステップ]]まで自分のクリーチャーに[[離れない]]を付与。&br;''[[ニンジャ・チェンジ]]の入れ替え元として使用できなくなる点に注意''| |[[《ウィリデ・ゴル・ゲルス》]]|相手のクリーチャーが3体以上で[[S・トリガー獣]]化 こちらの[[シールド]]が相手より多ければ[[光]](2)で召喚&br;相手ターン中に相手が何かしらのカードを使った際に1[[ドロー]]し、そのコスト以下のクリーチャーを手札から踏み倒す| |[[《瞑カオスマントラ》]]|味方の[[タップ]]で[[ドロー]]&br;相手ターンに[[離れ>離れた時]]ると[[コスト]]4以下の[[クリーチャー]][[踏み倒し>コスト踏み倒し]]| ***闇単色 [#nfea322d] |[[《タンクリオ-L8》]]|[[自壊]]で原則使い捨て[[コスト軽減]] 2→5と3ターン目に《アーテル》を召喚できる| |[[《アシステスト・アルデッド》]]|条件付き1ドロー、[[コスト軽減]]、[[ウルトラ・セイバー]] 3→5と4ターン目に《アーテル》| |[[《アーテル・ゴルギーニ》]]|汎用性の塊だが、《ドラン・ゴル・ゲルス》の「コスト3以下のメカ」対象外なので工夫は必要| |[[《機深天 クロフェシー》]]|疑似[[ランデス]]| |[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]|闇単色の[[マナ基盤]]兼S・トリガーメカ| |[[《蜂紙の聖沌 h4ch1》]]|生きた[[《邪魂転生》]]。ドローと妨害を両立。| |[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]|サブフィニッシャー| ***その他 [#v7617429] |[[《奇天烈 シャッフ》]]|反撃阻止 水をタッチする場合に| |[[《蒼き覚醒 ドギラゴンX》]]|[[P革命チェンジ]]で《アーテル・ゴルギーニ》等の打点を増強| |[[《時空の禁断 レッドゾーンX》]]|[[《ドラン・ゴル・ゲルス/豪龍の記憶》]]から[[P侵略]]| **構築論など [#z8f9a83d] ひと口に【白黒メカ】と言っても様々な[[デッキタイプ]]があり、あまりテンプレートは固まっていない。全体的にカスタマイズ性が高く、プレイヤーによって構築にかなり差がある。 単純にカードパワーが高い[[《ドラン・ゴル・ゲルス/豪龍の記憶》]]はほぼ確定で3~4投される。そこから[[光]]に寄せるか[[闇]]に寄せるかで大別されるが、中間型も存在する。 光寄せは[[《忍式の聖沌 y4kk0》]]と[[《鎧機天 シロフェシー》]]の存在から[[ビートダウン]]気味に構築されることが多いが、[[《ドラン・ゴルギーニ》]]の[[シビルカウント]]達成を重視した[[コントロール]]型にも組める。 闇寄せはコスト軽減役の[[《タンクリオ-L8》]]を何度も[[リアニメイト]]して使い倒す動きが強力。[[《アーテル・ゴルギーニ》]]の存在から[[コントロール]]気味に組まれることが多い。フィニッシャーとして[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]を採用できるのも利点の1つ。 全体的には光メインで光/闇の多色を投入し、[[《忍蛇の聖沌 c0br4》]]などの闇単色を少数タッチした型がやや多め。 **長所 [#f364fbcc] [[《ドラン・ゴル・ゲルス/豪龍の記憶》]]から3以下→5と5→7の2通りの[[革命チェンジ]]ルートを構築できることが最大の魅力。 5側では非常に強力な[[ビートダウン]]要員である[[《鎧機天 シロフェシー》]]や《ドラン・ゴル・ゲルス》の再展開を狙え、5→7では多大なリソース差を押し付けられる[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]やオールタップの[[《聖カオスマントラ》]]を構えられる。 《ドラン・ゴル・ゲルス》が着地する2~3ターン目では《ゴル・ゲルス》と展開した3コスト以下の[[メカ]]を同時に片付けるのは難しく、相手に厄介な二者択一を迫ることができる。 また、上述のように構築が千差万別であるため、デッキタイプが割れても何をするのかバレにくいのも魅力の1つ。 他の種族デッキに比べ、[[耐性]]持ち、[[耐性]]付与が多いため、多少の[[メタ]]なら無理矢理突破することも出来る。 《ドラン・ゴル・ゲルス》と《警鐘の聖沌 n4rc0》をグルグルさせるため手札が枯渇しない。自分に対する[[暴発]]のぶん手札が増える。 [[DM24-RP1]]でハイパー化軸型が組めるようになると、ハイパー化プランという素出しプランで[[コスト踏み倒しメタ]]にある程度強く出られるようになった。 **短所 [#bb79f627] 「これをすれば勝ちに直結する」というムーブがあまり無いため、デッキ構築からプレイングまでプレイヤーの練度が要求される。 特に優勢の際のダメ押しや拮抗状態からの押し込みは得意だが、劣勢からの切り返しは比較的苦手なのでリソース管理は慎重に行う必要がある。 基本的に[[《聖カオスマントラ》]]の[[ニンジャ・ストライク]]を構えられないと物量系デッキに対しては凌げる保証が無いため、一刻も早く横展開して手札を整えるのが至上命題となる。 **環境において [#zca9c14a] [[DM23-RP4]]で大幅強化されてそこそこ結果を出したが新弾ブーストで流行したデッキに過ぎず、[[DM23-BD4]]・[[DM23-BD5]]・[[DM23-BD6]]・[[DM23-BD7]]期には既に旬が過ぎていた。それでも『[[超CSⅥ in群馬>超CS]]』ベスト128進出者の中にも1人残っていたのは流石と言うべきか。 [[DM24-RP1]]で[[《獲銀月 ペトローバ》]]、[[《ウィリデ・ゴル・ゲルス》]]、[[《光喜神官 ジョナス》]]、[[《瞑カオスマントラ》]]、[[《ヴェネラック-F5》]]、[[《超化秘伝アビスアサルト》]]を獲得。[[DM24-RP1]]発売日当日から早速[[ハイパー化]]軸の型が結果を出した。『[[DMGP2024-1st>公認グランプリ]]』Day2の3人1チーム戦(オリジナル)では、本戦進出の64チーム192人中2人が使用し、[[デザイナーズコンボ]][[デッキ]]の意地を見せたと言える。 -[[2ブロック構築>ブロック構築]]では[[アビス・レボリューション]]で登場して環境の主流となった地上戦系カードに悉く強い上に天敵の[[《飛翔龍 5000VT》]]も存在しないためトップメタにあり、2024年5月の真ん中少し過ぎにはこのデッキが57人参加のチャンピオンシップのベスト4を独占していた。いずれも[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]採用型であった。 **[[DM23-RP3]]ごろから成立した[[敵対色]]2色の文明シャッフル種族デッキ [#fad85ab2] -''【白黒メカ】'' -[[【白赤アーマード】]] -[[【青赤マジック】]] -[[【青緑ジャイアント】]] -[[【黒緑アビス】]] **参考 [#w60dfd6d] -[[《ドラン・ゴル・ゲルス/豪龍の記憶》]] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集 (分類)]] -[[デッキ集/種族デッキ]] -[[【メカ・メクレイド】]] &tag(デッキ,クリーチャーコントロールデッキ,種族デッキ);