#author("2022-06-19T20:38:04+09:00","","") *《&ruby(じゃしゅ){蛇手};の&ruby(おやぶん){親分};ゴエモンキー!》 [#pb090b03] |蛇手の親分ゴエモンキー! R 自然文明 (4)| |クリーチャー:ドリームメイト 4000| |W・ソウル| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、そのターン、自分のマナゾーンからクリーチャーを召喚してもよい。| |BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''| [[DM-36]]で登場した[[W・ソウル]]持ちの[[自然]]の[[ドリームメイト]]。 [[cip]][[能力]]で、自分の[[マナゾーン]]から[[クリーチャー]]を[[召喚]]できるようにする。 単体では[[バニラ]]同然であり、自身のコスト4も決して軽い値ではない。 しかし、[[マナ]]が十分に溜まった段階で使用すれば、序盤に[[マナ]]に置いた高[[コスト]]クリーチャーを呼び出すことができる。 また、各種[[コスト軽減]]の対象となるので、[[《大神秘ビシャモン》]]や[[《フェアリー・ギフト》]]、[[G・ゼロ]]と組み合わせると大量展開に繋げるだろう。 全軍をスピードアタッカー化させる[[《キリモミ・ヤマアラシ》]]も有効。 **環境において [#wc8cb8ee] [[DM-36]]で登場して以来しばらく評価の低い状態が続いたが、[[【Nエクス】]]にて大量に増やした[[マナ]]を有効利用する使用法が確立されると、一気に脚光を浴びることになった。後述の裁定変更は[[【Nエクス】]]での活躍が一因である。 【Nエクス】は[[《サイバー・N・ワールド》]]を主要[[ドローソース]]とするが、[[ドロー]]の前に手札を[[リセット]]するので、そのままではドローした5枚で[[ソリティア]]に入ることができる保証はなかった。ところが引いた5枚の中にこのカードがあれば大量のマナゾーンを手札化することができるため、これにより【Nエクス】はドローしたカードに左右されにくい安定感を手に入れたと言える。 そして[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]に頼らない[[【緑単ループ】]]が[[革命ファイナル環境]]に殴り込みをかけると立場は一変。 このカードをデッキに2枚以上搭載できると、マナゾーンに《ゴエモンキー》Aがある状態で《ゴエモンキー》Bを[[召喚]]することで、都合のいいタイミングでマナゾーンから追加で《ゴエモンキー》Aを[[召喚]]できる体制が整う。この状態で[[《S級原始 サンマッド》]]・[[《アラゴト・ムスビ》]]・[[《雪精 ジャーベル》]]らを何度も何度も[[召喚]]し、適宜、使用済みの《ゴエモンキー》Bをマナゾーンに送って、《ゴエモンキー》Aを[[召喚]]。これを交互に繰り返すことで、相手にターンを渡すこと無く、無尽蔵に[[メインステップ]]を継続できる。[[《ベイB ジャック》]]の登場はこの流れに拍車をかけ、[[《龍覇 マリニャン》]]で[[《極真龍魂 オール・オーバー・ザ・ワールド》]]を作ってから[[《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》]]でフィニッシュしたり、《オール・オーバー・ザ・ワールド》を作っては壊して[[《曲芸メイド・リン・ララバイ》]]、作っては壊して[[《曲芸メイド・リン・ララバイ》]]という非常に手間の掛かる[[無限ループ]]が考案された。 実際、このループは実績を残し、[[DMR-23]]発売直後の[[チャンピオンシップ]]を総じて荒らした。 これを踏まえて、2017年2月26日より[[殿堂入り]]が決定。[[【緑単ループ】]]で[[《ベイB ジャック》]]と併用した場合、「マナゾーンから好きなクリーチャーを0マナで召喚できる」という[[テキスト]]と化すも同然のため、このような措置は当然である。[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]][[殿堂入り]]後にも[[緑単]]系[[無限ループ]]の恐ろしさを見せつける形となった。今後同じ挙動を実現するためには、《ゴエモンキー》[[cip]]解決前にその《ゴエモンキー》を[[マナゾーン]]に送らなければならない。これには必ず[[《邪帝遺跡 ボアロパゴス》]]によるサポートが不可欠であり、構築難易度が上がったといえる。 その後も、[[《ベイB ジャック》]]が[[プレミアム殿堂]]に至るまで[[【緑単ループ】]]における必須パーツの一つとして環境に居座った。 **ルール [#c98a0d4c] -[[テキスト]]からだとわかりにくいが、要するに、自分の[[マナゾーン]]にある[[クリーチャー]]全てが[[マナ爆誕]]と同様の[[能力]]を得るようになると考えてほしい。''[[マナゾーン]]にある[[召喚]]したい[[クリーチャー]]自身を[[タップ]]して[[召喚]]できる''ので、覚えておこう。 -公式Q&Aから記述が消えた為、この効果を解決した後に[[マナゾーン]]に置かれた[[クリーチャー]]は、[[マナゾーン]]から[[召喚]]できない扱いとなった。[[DMX-12]]版の[[フレーバーテキスト]]はその裁定変更のことを表している。 -ちなみに、[[ニンジャ・ストライク]]も[[召喚]]であるため、ターン中は[[マナゾーン]]にいる[[シノビ]]で([[マナ]]の条件さえ満たしていれば)[[ニンジャ・ストライク]]する奇襲戦法も取れる。自分が使う時は勿論、相手が使ってきた時も注意すべきである。 -[[マナ爆誕]]を持っている[[クリーチャー]]を[[召喚]]する時は、この[[クリーチャー]]の[[能力]]でも[[マナ爆誕]][[能力]]でも[[召喚]]できる。 **その他 [#meab90ce] -[[カード名]]に感嘆符が入ったのはこの[[カード]]が初めて。 //-トレーディングカード全体を見ても猿がモチーフのカードにゲーム性を破壊するあまりにも強力なものが目立つため「猿がモチーフのカードは悪さをする」というジンクスが存在する。 **関連カード [#q96ecc74] -[[《QX. <ゴエモンキー!.Star>》]] **[[フレーバーテキスト]] [#ke1d15f9] -[[DM-36]]&br;'''いい親分には、いい子分がいるもんだッキー!――蛇手の親分ゴエモンキー!''' -[[DMX-12]]&br;'''おっと! 後から来たやつまでは助けてやれねぇぜ!''' -[[DMEX-08]]&br;'''サル回しならまかせとけ!……[[回されてる>無限ループ]]のはおれだって?! ― 蛇手の親分ゴエモンキー!''' **収録セット [#sb5740df] //***[[デュエル・マスターズ]] //デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。 -illus.[[Kano Akira]] --[[DM-36 「覚醒編(サイキック・ショック) 第1弾」>DM-36]](39/110) --[[DMX-12 「ブラック・ボックス・パック」>DMX-12]](10a/38) --[[DMEX-08 「謎のブラックボックスパック」>DMEX-08]](249/???) **参考 [#ua4bd830] -[[ドリームメイト]] -[[W・ソウル]] -[[cip]] -[[ターン]] -[[マナ召喚]] &tag(クリーチャー,自然文明,緑単,単色,コスト4,ドリームメイト,パワー4000,W・ソウル,ソウル,cip,マナ召喚,R,レア,殿堂入り,Kano Akira);