#author("2021-12-15T08:41:35+09:00","","") *【&ruby(ごうよく){強欲};ユニバース】 [#h016e908] [[【ユニバースエクストラウィン】]]の内の[[【ザ・ユニバース・ゲート】]]の一種で、[[フェニックス]]が[[デッキ]]の大半を占める[[コンボデッキ]]。 [[白赤緑]]を中心に、進化元次第で[[水]]・[[闇]]が入り、[[5色]]型で構築される事も多い。 //この【強欲ユニバース】は後述するように【カイザーフェニックス】という俗称で呼ばれることもある。 |究極銀河ユニバース SR 光文明 (5)| |進化クリーチャー:フェニックス 17000| |進化−自分のフェニックス1体の上に置く。| |メテオバーン−このクリーチャーが攻撃する時、このクリーチャーの下にあるカードを1枚選び墓地に置いてもよい。そのカードが最後の1枚でフェニックスならば、自分はゲームに勝利する。| |T・ブレイカー| おもなデッキの流れは以下。 +2ターン目、[[《進化設計図》]]や[[《ジャンボ・ラパダイス》]]で手札補充する。 +3ターン目、[[《強欲の開拓》]]で[[フェニックス]]を宣言。キーカードを残し、残りの[[フェニックス]]を全てマナゾーンに置く。大体は[[マナゾーン]]に7〜9枚ほどカードがたまる。 +[[《超神星アレス・ヴァーミンガム》]]や[[《超神星DEATH・ドラゲリオン》]]などの[[マナ進化]][[フェニックス]]を召喚し、[[メテオバーン]]を発動して進化元を空にしておくか、[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]で[[追加ターン]]を得る。状況に応じた選択を。 +進化元が無くなった《アレス・ヴァーミンガム》、もしくは《DEATH・ドラゲリオン》に[[《究極銀河ユニバース》]]を重ねて[[メテオバーン]]を発動、[[エクストラウィン]]となる。《ザ・ユニバース・ゲート》で何度も追加ターンを獲得できていればそのまま殴り勝つ事も。 -後に、非進化[[フェニックス]]の[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]と[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]が登場したおかげで[[メテオバーン]]を消費させる為の[[攻撃]]が必要無くなった。 --しかし、非進化だと[[《進化設計図》]]の対象外であり、[[マナ進化]]フェニックスと違って手札に集まらない場合もある。そちらも対象となる[[手札補充]]には[[《ジャンボ・ラパダイス》]]もあるが、手札補充量が最大4枚に抑えられている。 --現在では[[《進化設計図》]]と[[マナ進化]]フェニックス、[[《ジャンボ・ラパダイス》]]と[[非進化]]フェニックスのどちらに比重を置くかによって、デッキパターンは分かれるだろう。[[《ロジック・サークル》]]による[[サーチ]]を抜きにして、両方採用するのも手。 **主要カード [#i25a0226] |[[《究極銀河ユニバース》]]|コンセプトカード。&br;《進化設計図》と《ジャンボ・ラパダイス》のどちらでも手札に引き集められる。| |[[《進化設計図》]]|[[進化クリーチャー]]を対象とした[[手札補充]]。普通4〜5枚ドローできる。&br;''非進化フェニックス''は手札に加えられないので注意。| |[[《ジャンボ・ラパダイス》]]|[[パワー12000以上]]を対象とした[[手札補充]]。こちらも2〜3枚ドローできる。&br;こちらは''[[マナ進化]]・[[手札進化]]フェニックス''が軒並み対象外となる。&br;[[《双寄電融 キリン・レガマン》]]も対象外なので注意| |[[《巨大設計図》]]|コスト7以上を対象とした[[手札補充]]。こちらも2〜3枚ドローできる。&br;これでは''《ユニバース》''を引き損ねる欠点がある。| |[[《超七極 Gio/巨大設計図》]]|↑のツインパクト版。《ジャンボ・ラパダイス》と併用させても、そちらでこのカードは集められないので注意| |[[《強欲の開拓》]]|手札に集まった[[フェニックス]]を一気に[[マナゾーン]]へ。&br;[[呪文]]や[[クリーチャー]]といった、カードタイプの違いに注意する事。| |[[《キング・シビレアシダケ》]]|~| |[[《口寄の化身/強欲の王国》]]|~| **候補カード [#c92e5e21] |《ユニバース》の進化元|| |[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]]|''非進化フェニックス''。[[《究極銀河ユニバース》]]に進化させればすぐにエクストラウィンを決められる。&br;[[ビビッドロー]]による自身への[[コスト軽減]]と、[[cip]]の[[手札補充]]が便利。| |[[《不死鳥縫合 ブラック・ビッグバン》]]|''非進化フェニックス''。&br;[[EXライフ]]により、除去耐性は抜群。こちらもcipで[[手札補充]]。| |[[《双寄電融 キリン・レガマン》]]|''非進化フェニックス''。《進化設計図》と《ジャンボ・ラパダイス》で引き集める事が出来ない。&br;[[EXライフ]]による除去耐性と、[[マッハファイター]]と[[プリン効果]]による盤面制圧が持ち味。| |[[《超神星DEATH・ドラゲリオン》]]|''[[マナ進化GV]]''。[[メテオバーン]]で-9000もの全体[[パワー低下]]。&br;一度の[[メテオバーン]]で進化元を空にできる。&br;味方の《アブソリュートキュア》や《ファランクス》をも巻き込んで[[破壊]]しない様に注意。| |[[《超神星グランドクロス・アブソリュートキュア》]]|''[[マナ進化GV]]''。メテオバーンで[[シールド追加]]。&br;一度の[[メテオバーン]]で進化元を空にできる。| |[[《超神星アレス・ヴァーミンガム》]]|''[[マナ進化V]]''。メテオバーンで相手のコスト3以下である[[ブロッカー]]を一掃。&br;メテオバーンを使い切るには2度攻撃する必要がある。| |[[《超電星クリスタル・ファランクス》]]|''[[手札進化V]]''。[[プレイヤー]]に対する''相手の[[攻撃]]''でメテオバーンが発動し、攻撃を[[中止]]させる。&br;自分からメテオバーンを消費出来ないのは痛いが、防御手段として。&br;相手からしたら攻撃する度に《ユニバース》の脅威が近づくので心理戦となる。| |枚数合わせ用フェニックス|| |[[《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》]]など&br;各種[[単色]]フェニックス|多色カードが多くて[[色事故]]が気になるなら。《ジャンボ・ラパダイス》の対象となる物を選びたい。&br;多色フェニックスを考慮すると、[[光]][[文明]]が優先か。| |[[《太陽王ソウル・フェニックス》]]|色合わせの[[進化]]フェニックス。&br;マナ基盤となる[[多色]]であり、《ジャンボ・ラパダイス》の対象にもなる。| |[[《双流星キリン・レガシー》]]|~| |[[《星狼凰マスター・オブ・デスティニー》]]|~| |[[《霊流星バルファート》]]|色合わせの[[進化]]フェニックス。[[光]]マナを確保できる数少ない[[多色]]フェニックス。| |[[《鋼流星ペングカイザー》]]|~| |[[《暗黒凰ゼロ・フェニックス》]]|《DEATH・ドラゲリオン》と《アレス・ヴァーミンガム》の進化元兼、[[進化]]フェニックス。| |[[《暗黒王デス・フェニックス》]]|~| |[[《闘流星ナイトスクリーマー》]]|~| |[[《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル GS》]]|《DEATH・ドラゲリオン》と《アレス・ヴァーミンガム》の進化元兼、フェニックス。&br;''非進化フェニックス''だが、コストが重すぎて[[召喚]]は困難。&br;しかし、《ジャンボ・ラパダイス》の対象となり、[[G・ストライク]]でささやかな防御札にもなる。| |呪文|| |[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]|[[エクストラターン]]獲得呪文。デッキの構成からして、2〜3ターン追加はザラ| |[[《ロジック・サークル》]]|呪文[[サーチ]]する1マナ呪文。事故防止用兼[[《究極銀河ユニバース》]]を出すための[[光]]マナ| **その他 [#x2a70993] [[デッキ]]の性質上相手に干渉する[[カード]]を殆ど入らず、[[キーカード]]となる[[手札補充]]と[[マナ加速]]を引かなければほとんど動けない、などかなり振り切った形の[[コンボデッキ]]。[[【ドッカンデイヤー】]]や[[【カリヤドネループ】]]などが登場した現在では良くある構築内容だが、''このデッキが考案されたのが2008年末''であるのを考慮すると、デッキ構築の最先端に到達していたとも言える。 -前述の通り豪快なコンボを勝ち筋とするが、最大のキーカードである[[《進化設計図》]]や[[《強欲の開拓》]]が軽量のため、場合によっては相手に何もさせず[[【速攻】]]と肩を並べるほどの速度で相手を仕留めることが可能。 --ただし、[[呪文]]の積み過ぎは[[手札補充]]や《ザ・ユニバース・ゲート》の不発に繋がる恐れもあるので一長一短。[[フェニックス]]に関しても[[色事故]]や[[タップイン]]などでデッキの動きが遅れる事もあり、デッキの配分は中々難しい。総じて上級者向けのデッキである。 -進化でないクリーチャーが1体も入っていない場合、[[《転生プログラム》]]を打たれると一撃で[[山札]]が吹き飛んでしまう。しかし[[《転生プログラム》]]自体の[[プレミアム殿堂]]や、[[《キング・シビレアシダケ》]]・非進化フェニックスの登場で脅威は去ったと言える。 -キーカードが多いため、[[《強欲の開拓》]]使用後に[[ハンデス]]を受けたり、[[《超神星DEATH・ドラゲリオン》]]の[[メテオバーン]]使用後に[[《光牙忍ハヤブサマル》]]や[[《威牙忍ヤミノザンジ》]]を出されると、以降数ターン、[[手札]]にパーツがそろうまで全く動けなくなってしまう。 -当初はコンセプトの[[《超神星DEATH・ドラゲリオン》]]、[[《究極銀河ユニバース》]]の他、マナ基盤となる[[フェニックス]]にも[[スーパーレア]]や[[ベリーレア]]が多く、かなりの[[カード資産]]を必要とするデッキであった。しかし[[DMC-55]]にて主要パーツの一部がまとめて[[再録]]され、やや組みやすくなった。 -[[【ユニバースエクストラウィン】]]のバリエーションには他にも【サナトスユニバース】【星域ユニバース】などがあり、それぞれまったく異なるデッキである。 -このデッキは[[《進化設計図》]]と[[《強欲の開拓》]]のブーストエンジンに[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]と[[《究極銀河ユニバース》]]を勝ち筋として採用しており、これらのいずれかが欠ける場合は別のデッキタイプとして扱われることがある。 [[《究極銀河ユニバース》]]によるエクストラウィンを勝ち筋としていない場合は「強欲フェニックス」と呼ばれることもあるが、明確に呼び分けがされているわけではない。 -[[DMX-21]]で追加された[[《超神星グランドクロス・アブソリュートキュア》]]によって強化された。《DEATH・ドラゲリオン》に割いていた[[闇]]を抜ける様になった事で[[色事故]]が減らせる他、[[進化元]]の[[文明]]を気にせずに済む関係で[[多色]]をあまり採用しなくてもよくなる。[[単色]]カードの枚数によっては[[《強欲の開拓》]]から直接[[《ザ・ユニバース・ゲート》]]に入れるようになるなどの利点もある。 また、《DEATH・ドラゲリオン》が抱えていた「相手の[[pig]]持ちクリーチャーを巻き込んでしまう」「自身のパワーも下がり除去されやすくなる」などの弱点も克服しており、次ターンの[[《究極銀河ユニバース》]]へ繋げやすくなった。このカードを除去できる[[ニンジャ・ストライク]]持ちは、(相手の場にブロッカーがいなければ)[[《斬隠オロチ》]]、[[《裏斬隠 ハットリトリ》]]、[[《バイナラドンデン》]]だけである。単純にマナ基盤としても優秀。 **参考 [#e175c650] -[[デッキ集 (一覧)]] -[[デッキ集/即死コンボ]] -[[デッキ集/進化デッキ]] -[[《究極銀河ユニバース》]] -[[【ユニバースエクストラウィン】]] &tag(デッキ,コンボデッキ);