#author("2022-05-22T00:09:29+09:00","","") *&ruby(おに){鬼};&ruby(スター){S};-&ruby(マックス){MAX};&ruby(しんか){進化}; [#pc1616a9] |鬼S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)| [[DMRP-22]]で登場した[[デモニオ]]/[[鬼レクスターズ]]の[[S-MAX進化クリーチャー]]のみが持つ[[能力]]。 |CRYMAX ジャオウガ KGM 闇文明 (7)| |S-MAX進化クリーチャー:デモニオ/鬼レクスターズ 13000| |''鬼S-MAX進化'':自分がゲームに負ける時、またはこのクリーチャーが離れる時、かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊してもよい。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す)| |''T・ブレイカー''| |このクリーチャーが出た時、各プレイヤーは自身のシールドを3枚ずつ選び、残りを墓地に置く。| |このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを1体破壊し、その後、相手の手札を2枚見ないで選び、捨てさせる。| [[S-MAX進化]]と共通の[[注釈文]]を持ち、同じく敗北回避の効果を生成するが、以下の部分が異なる。 -そのクリーチャーが離れることも置き換えの対象になる --鬼S-MAX進化の効果そのものは任意(自分がゲームに負ける時、置き換えることが可能でもあえて置き換えないこともできる)&br;基本はクリーチャーの耐性を使うか使わないかという部分で[[任意]]が役立つだろう -バトルゾーンにある自分の表向きのカードを3枚墓地に置くことで置き換えることができる -''そのクリーチャーと同名のカードを捨てて置き換えることはできない'' **ルール [#mcec7aab] 「かわりに自分の表向きのカードを3枚破壊」は[[置換効果]]の原則と[[カード指定除去]]の処理に準ずる。 +置換効果は連鎖しない。置き換えるために破壊することにしたカードに対して、「破壊される時、かわりに」や「離れる時、かわりに」の効果は適用できず、そのまま破壊される。 +置換先の行動を取れない場合は、その置換効果を適用させる事はできない。''[[破壊されない]]あるいは[[離れない]]カードをかわりに破壊することはできないため、それらのカードを破壊する対象として選ぶことはできない。''([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40629/]]) +1度に複数のカードをバトルゾーンから離す際、それが実行される前に置き換える対象を選ぶ。[[離れない]]状態の[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]の[[cip]]で「鬼S-MAX進化」を持つクリーチャーが破壊される時、[[全体除去]]で破壊されそうになっているクリーチャーで破壊を置き換えてもよい。なお、2.の理由で[[離れない]][[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]は選べない。 +[[表向き]]という指定があるため、[[封印]]そのものと、表出しているカードの下に存在する[[裏向き]]のカード([[《秩序の邪将 ビホルダー》]]や[[《英知ザクス・コット》]]の下など)は選ぶことができない。 +クリーチャーが[[封印]]されている間は、そのクリーチャーと構成カードがあらゆるカードの効果で選べない(存在していない扱いとなる)ので[[表向き]]であっても破壊できない。[[参考:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33700]] 「[[S-MAX進化クリーチャー]]」という[[特殊タイプ]]・[[カードタイプ]]を参照するため、鬼S-MAX進化と[[S-MAX進化]]でも共存することはできず、即座に1体になるよう[[バウンス]]が発動する。 [[墓地]]に置く3枚の[[カード]]はこの[[能力]]を持つ[[カード]]自身も選べる。 [[墓地]]以外の[[ゾーン]]へ移動させられそうな時にどうしても[[墓地]]に移動させたいという時のテクニックとして利用できる。 (参考:[[《Dの妖艶 マッド・デッド・ウッド》]]の[[Dスイッチ]]で、山札の一番下送りを[[ウルトラ・セイバー]]で墓地送りに変更してから[[リアニメイト]]というコンボがある。なお、鬼S-MAX進化は進化クリーチャーなのでこのコンボと相性が良いわけではない。) **その他 [#xa4940b1] [[カード指定除去]]であるため[[退化]]にも応用できる。 [[進化クリーチャーの下]]に複数枚の[[進化元]]が存在する場合、その中の[[表向き]]の[[カード]]と一番上の[[カード]]を剥がす事である程度狙った[[クリーチャー]]に[[退化]]できる。 重ねている順番を入れ替える事はできない事と[[進化クリーチャー]]ではない[[カード]]の一番上を剥がした場合は[[再構築]]は発生せず[[墓地送り]]になる点には注意。 [[封印]]は[[置換効果]]のコストにできないが、[[封印]]と[[禁断解放]]をイメージした[[《禁断英雄 モモキングダムX》]]の[[構成カード]]は[[置換効果]]のコストにできる。《モモキングダムX》はその構成カードが5枚以下なら[[アンタッチャブル]]となるため場持ちが良く、[[鬼レクスターズ]]の登場でも[[任意]]で下にカードを置くことができるので噛み合っている。 一度相手獣全体に-99999を使用済みの《モモキングダムX》があっても試合を決めきれず、鬼S-MAX進化の[[敗北回避能力]]または[[耐性]]を使うことになった場合、《モモキングダムX》を[[アンタッチャブル]]に戻して再起動も狙える。 この際、7枚以上ある状態から6枚を通過する形のカード移動が発生した場合、敗北回避や鬼S-MAX進化の生存をしつつ2度目の-99999で盤面制圧ができる。([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40206/]]) -余談だが、裁定変更がなく、[[離れない]]あるいは[[破壊されない]]カードを[[置換効果]]のコストにできたら、[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]や[[《滅亡の起源 零無》]]のセットだけで無敵に近い敗北回避ができた。[[置換効果]]ではないクリーチャー除去なら鬼S-MAX進化で防げてしまうスキのなさである。 -イラストでは共通して[[《一王二命三眼槍》]]の意匠が盛り込まれている。特に[[《CRYMAX ジャオウガ》]]以外のカードは、身体から半透明の[[《一王二命三眼槍》]]が直接生えているという異形の姿である。 -バトルゾーンにあるカードをコストに、自身の移動またはゲームの敗北を置換できるカードには先に[[《大魔王 ウラギリダムス》]]が存在していた。 **参考 [#h7c0937c] -[[用語集]] -[[進化クリーチャー]] -[[スター進化クリーチャー]] -[[敗北回避能力]] -[[離れる]] -[[耐性]] -[[表向き]] -[[破壊]] -[[置換効果]] -[[《CRYMAX ジャオウガ》]] -[[《「亜堕無」-鬼MAX》]] -[[《EVE-鬼MAX》]] #include(進化の一覧,notitle) &tag(用語集,能力,能力語,鬼S-MAX進化,S-MAX進化,進化);