#author("2023-04-25T04:39:25+09:00","","")
*&ruby(シルバーバレット){銀の弾丸}; [#uda9fce2]

特定の[[カード]]、[[デッキ]]を対策するために少数だけ投入された[[カード]]のこと。
もしくはそういったカードを状況に応じて[[サーチ]]系カードで持ってくる戦術を指す。

[[《光波の守護者テルス・ルース》]]や[[《荒廃の巨王ジェノサイド》]]など、限定的ながら強力な効果を持つカードを投入するときによくこの方法が用いられる。

ただし、[[公式大会]]や[[公認大会]]ではある程度[[トップメタ]]が決まってくる。[[メタカード>メタゲーム#Mcard]]を使う場合は複数枚採用し、わざわざ[[サーチ]]を挟まないで済むようにする方が効率が良い。

不特定多数の[[カジュアル]]戦など、より高い柔軟性を求めるならばこのような戦術を取るといいだろう。

-語源は「特効薬」や「万全の対策」を意味する「シルバーバレット(silver bullet)」から。こちらの呼ばれ方をすることも多い。むしろ「ぎんのだんがん」と呼ばれることが稀である。
--海外では、状況に応じて適切な道具を取り出す様子から「ツールボックス(tool box)」と呼ばれることが多い。

-これ狙いで[[1枚だけ投入>1枚積み]]されたカードがシールドに[[埋まった>埋まる]]ときの悲しさは他にない。一応、[[《エメラル》]]や[[《アクア・スーパーエメラル》]]を使えば強引に掘り出すことも可能ではあるがどの位置にあるかまではそれらでは確認できない為難易度は高い。

--[[盾落ち]]対策のために[[《アカカゲ・レッドシャドウ》]]や[[《バルバルバルチュー》]]など、自分のシールドを能動的に[[ブレイク]]するカードを入れる構築も主にループデッキをはじめとして少なくない。

-[[《母なる大地》]]全盛期は[[マナゾーン]]のカードを利用したシルバーバレット([[《ガルクライフ・ドラゴン》]]など)が日常茶飯事のように行われていた。[[殿堂入り]]前の[[《ダンディ・ナスオ》]]や[[プレミアム殿堂]]する以前の[[《蒼狼の始祖アマテラス》]]もよく利用された。

-[[デュエル・マスターズ プレイス]]では、[[サーチ]]が[[探索]]になり、狙ったカードを持って来ることが難しくなった。[[デッキビルディング]]次第では必ず特定のカードを探索することはできるものの、「無数の1枚積みのカードを用意し、状況に合わせて選ぶ」といったことはほぼできなくなっている。
--[[DMPP-16]]以降に登場するカードでは、山札以外の探索が廃止された。そのため、マナ回収などを使えばある程度可能になった。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では[[カレン]]が[[ウガタ]]のカードを状況に応じて[[サーチ]]系カードで持ってくる戦術を「シルバーバレット戦略」と呼んでいた。

**参考 [#c614a568]
-[[用語集]]
-[[サーチ]]
-[[ハイランダー]]
-[[1枚積み]]
-[[《バレット・ザ・シルバー》]]

&tag(用語集,切り札,銀の弾丸);