#author("2020-01-13T02:15:57+09:00","","") *《「&ruby(はどう){覇道};」の&ruby(いただき){頂}; シュラ・ベートーベン》 [#le4df473] |「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン SR 闇/火/自然文明 (10)| |クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン/ゼニス 13000| |T・ブレイカー| |自分のドラゴンが召喚によってバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置いてもよい。| |自分のドラゴンすべてに「スピードアタッカー」と「スレイヤー」を与える。| |自分のマナゾーンからドラゴンを召喚してもよい。| [[DMX-25>DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]]で登場した[[闇]]/[[火]]/[[自然]]の[[キング・コマンド・ドラゴン]]/[[ゼニス]]。 初の有色[[ゼニス]]であり、召喚限定[[cip]]の範囲が自身から味方ドラゴン全体に広がっている。つまり、このクリーチャー自体はコスト踏み倒しで出しても、後続が続くようであれば、特に問題にはならない。単に[[《フェアリー・ミラクル》]]を打つための序盤の[[マナ]]埋めをケアするのにも有用。 ドラゴンの多くは大規模な[[除去]]を持つため、そこに[[スレイヤー]]を付与するとがオーバーキルになりがちだが、原則3回除去を受けないと倒せない[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]を[[殴り返し]]によって処理するにはうってつけ。例えば[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]のマナ送りで1回選んでから、そちらとこちらで[[殴り返し]]すればすぐにあちらの[[特殊敗北条件]]を突くことができる。 名称自体は[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]からの派生と思われるが、性能的には[[エピソード2]]で登場した[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]・[[《偽りの王 フォルテッシモ》]]・[[《偽りの王 カンタービレ》]]、これら3体の[[能力]]を1体にまとめたような性能である。 10マナある段階の10マナとしてのアクションとしてみると、2マナ加速の上で即座に殴れる[[T・ブレイカー]]が用意されるだけとなっており、他の同コスト帯の[[ゼニス]]や[[ドラゴン]]と比較しても物足りない。除去耐性も無いため、ただ[[ファッティ]]を立てただけで終わってしまう可能性も十二分にある。 したがって、10マナしかない状態で10マナきっかり払って出すような使い方では100%性能を活かし切ることはできない。 活かし切るには、早期に踏み倒して軽量ドラゴンを並べて他のフィニッシャーに繋げるか、15マナ程度まで伸ばしてから他のフィニッシャーを展開していくかのいずれかが望ましい。 元にいた場所を問わず、[[召喚]]した[[ドラゴン]]がそのまま2マナ加速に変換される上に、[[マナゾーン]]からの召喚に回数制限がないため、[[《シンカゲリュウ・柳生・ドラゴン》]]や[[《ボルバルザーク・エクス》]]ら[[マナゾーン]][[アンタップ]]と組み合わせて驚異的な展開が見込める。 [[《龍世界 ドラゴ大王》]]・[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]]・[[《偽りの王 ナンバーナイン》]]ら3体も比較的簡単に揃うため、フィニッシュの形としては理想的だろう。 [[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]と組み合わせないのであれば、[[《無双恐皇ガラムタ》]]も視野に入る。[[《光神龍ダイヤモンド・グロリアス》]]で[[ダイヤモンド状態]]にさせれば、《FORBIDDEN STAR》とも併用可能。 [[《龍覇 ザ=デッドマン》]]と[[《侵攻する神秘 ニガ=アブシューム》]]があれば、大量のマナを用意することが前提となるが、比較的緩い条件でループしてマナゾーンのドラゴンを出し尽くすことができる。 [[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]]以上に補助的な働きを持つ[[ゼニス]]であり、単体では少々派手さに欠ける。 しかし、このカードの真価は[[《地掘類蛇蝎目 ディグルピオン》]]や[[《コッコ・ドギラッチ》]]など、他の有用な[[ドラゴン]]・ドラゴンサポートによって発揮されるものである。 構築ではそれを心がけよう。 -早期に踏み倒す手段としては、《FORBIDDEN STAR》との相性の良さが指摘されている[[《ドラゴンの執事ニャンパッタ》]]が選択肢として挙げられる。 -[[《デュアルショック・ドラゴン》]]などの[[ドラゴン]]をマナゾーンから[[S・バック]]させることも可能。&br;ただし、[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]の[[スーパーS・バック]]は[[多色マナ武装]]によって手札からのみ有効になるため、《シュラ・ベートベン》存在下で[[マナゾーン]]の[[《界王類邪龍目 ザ=デッドブラッキオ》]]を[[スーパーS・バック]]させることはできない。 **環境において [#u8e93f3f] 当初の評価としては環境デッキを組むなら今一つのカードであったが、[[【ブライゼシュート】]]が環境入りしてからは積極採用されるようになった。特に[[《星龍の記憶》]]で[[S・トリガー]]化したドラゴン達を[[《黒神龍ブライゼナーガ》]]で複数体出しすると、それらの[[ドラゴン]]で[[マナ]]を伸ばしつつ即座に[[1ショットキル]]を仕掛け、1ショットキルに失敗しても伸ばしたマナで追撃する、という無駄のない動きができる。 ただ、[[《トライガード・チャージャー》]]が登場したあたりからデッキパーツとして脱落するケースが多くなった。劣勢を[[シールド追加]]からの[[スーパー・S・トリガー]]でひっくり返したり動き初めを早くしてくれる[[チャージャー]]として役立ったりするあちらと異なり、こちらは終盤にならないと強くならない点から優先度が下がったと言える。 後に[[【ブライゼシュート】]]は[[殿堂レギュレーション]]改訂によってあまり見かけられなくなったが、[[超天篇]]からは[[【5色蒼龍】]]において採用されるケースが見られるようになった。 **関連カード [#qcadb50d] -[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]] ***修羅丸 [#wa3361ba] -[[《「戦慄」の頂 ベートーベン》]] -[[《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》]] -《「覇道」の頂 シュラ・ベートーベン》 -[[《真実の名 修羅丸》]] ***希望の双子二人一組 [#h5d663e7] -[[《希望の絆 鬼修羅》]] ***希望の双子の融合形態 [#f7edb214] -[[《超絶奇跡 鬼羅丸》]] **収録セット [#p3747b96] -illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]] --[[DMX-25 「ファイナル・メモリアル・パック 〜E1・E2・E3編〜」]] --[[DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴン vs 零龍卍誕」]]([[ウルトラゴールデンカード]]) **参考 [#ie4e27e3] -[[黒赤緑]] -[[キング・コマンド・ドラゴン]] -[[ゼニス]] -[[T・ブレイカー]] -[[ドラゴン]] -[[マナブースト]] -[[スピードアタッカー]] -[[スレイヤー]] -[[マナ召喚]]