#author("2023-12-06T11:31:11+09:00","","")
#author("2024-05-04T11:23:38+09:00","","")
*《&ruby(メガトーン){MEGATOON};・ドッカンデイヤー》 [#qd224a20]

|MEGATOON・ドッカンデイヤー VR 火文明 (5)|
|クリーチャー:ビートジョッキー/ワンダフォース 5000|
|このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の手札をすべて捨てる。|
|自分の手札を1枚捨てた時、GR召喚する。(GR召喚:自分の超GRの上から1枚目を、コストを支払ったものとして召喚する)|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

[[DMRP-10]]で登場した[[ビートジョッキー]]/[[ワンダフォース]]。

[[cip]]でオール[[ディスカード]]する上に、ディスカード時に[[GR召喚]]する[[誘発型能力]]を持つ。

[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]同様に大量のGR召喚が可能なのは魅力。
こちらは[[フィールドアドバンテージ]]を損せずに展開でき、状況によってはあちら以上に場を埋め尽くせる。前もって出しておいた[[《ガチャダマン》]]や[[《カリー・ポッター》]]などのサポート役と組ませやすいのも利点。

//《MEGATOON・ドッカンデイヤー》が複数体いれば、手札を捨てた時に、手札を捨てた枚数×《ドッカンデイヤー》の数GR召喚ができる。

**ルール [#b09a2662]
-「手札を1枚捨てた時」の条件は、2枚以上捨てた時でも捨てた各カードに適用されるため問題なく捨てた枚数分行える。
//『2枚以上捨てた時でも「1枚捨てるをn回繰り返す」』とあったが論拠となる質問や総合ルールの項目がない。114.2.「カードを同時に引くことができるのは 1 枚だけです。複数枚のカードを引くように指示された場合、そのプレイヤーはその回数だけカードを1枚引くことを繰り返します。」と混同しているのでは。もしくはドッカンデイヤーに関する質問で「1枚捨てるたびに1回GR召喚できますので」とあり、「1枚捨てるたびに」という表現が誤解の元のような気がするが、《墓守の鐘ベルリン》の質問( https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/34342/ )などを見るに、「各カードに対してそれぞれ能力が適用されるから」と考えるほうが自然に思われる。
-GR召喚効果は1ディスカード分ずつ[[待機]]する。例えば、この[[カード]]の[[効果]]で10枚手札を捨てた時に超GRの残り枚数が8枚しかない場合であっても、出した[[GRクリーチャー]]を[[自壊]]させることなどによって超GRに戻すことで残りの2回GR召喚の分を解決できる。

**テクニック [#ka06586a]
[[【ヨミジループ】]]の要領で[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]の[[破壊]][[効果]]ストックを作り、バトルゾーンに《デイヤー》を2枚用意し、[[墓地]]に《デイヤー》と[[《腐敗麗姫ベラ》]]を1枚ずつ置くと、手軽に[[ループ]]できる。この時、[[超GR]]は空になっていること。[[手札]]は0枚が前提。

+予め作った[[《回収 TE-10》]]の[[cip]]で適当な[[カード]]を1枚[[墓地回収]]する。
+[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]の[[効果]]で予め出した《回収 TE-10》を[[破壊]]。
+予め出した[[《ヨミジ 丁-二式》]]を自身の[[能力]]で[[自壊]]させ、墓地の《デイヤー》を[[リアニメイト]]。
+リアニメイトした《デイヤー》で1枚[[ディスカード]]して3体分の《デイヤー》[[ディスカード]]時能力が発動。GR召喚3回ストック。
+[[超GR]]は[[《回収 TE-10》]]と[[《ヨミジ 丁-二式》]]確1枚だけのはずなので、それらをGR召喚。
+[[《ヨミジ 丁-二式》]]に[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]を装着。
+1.に戻る。

これで[[GR召喚]]のストックを無限に作ることができるので、後は[[《ヨミジ 丁-二式》]]で[[《腐敗麗姫ベラ》]]を[[リアニメイト]]することと[[《斬罪 シ蔑ザンド》]]で[[《腐敗麗姫ベラ》]]を[[破壊]]することを繰り返して[[ライブラリアウト]]で勝利に向かうことができる。

現在は[[《ヨミジ 丁-二式》]]が[[プレミアム殿堂]]になってしまったので通常[[フォーマット]]でこの[[ループ]]を使用することはできない。

**環境において [#c6e71e98]
登場当初は[[《怨念怪人ギャスカ》]]等と同じく、召喚したその後の[[プレイ]]が出来なくなるオールディスカード能力というのは、得てして使いづらいとされていた。
手札を溜め込む性質上、このクリーチャーを出す前は[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]以上に[[ハンデス]]が苦手で、何より自前での[[スピードアタッカー]]付加の有無が大きく、環境での主流は[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]に譲っていた。

ところが「[[DMGP-9th>公認グランプリ]]」で意表を突くように[[専用デッキ]]の[[【メルゲドッカンデイヤー】]]がベスト4を獲得しており、当初の評価をある程度覆した。[[【メルゲドッカンデイヤー】]]自体はこのカードの発売当初から存在していたが、これほどの実績を残す素質のあるデッキだとは事前に予想されていなかった。要因としては直前の[[DMRP-11]]にて獲得した[[《生命と大地と轟破の決断》]]によって速度やコンボ耐性・安定性を向上したことが大きい。

[[DMEX-07]]期には[[【青魔導具】]]に採用されるケースも見られるようになった。というのも、【青魔導具】は[[《卍 新世壊 卍》]]が引けないという[[手札事故]]により[[手札]]を溜め込む展開になりがちで、そこでだぶついた手札を盤面に変換できるこのカードに白羽の矢が立ったのである。

その後、2020年1月1日付で[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]の殿堂入りと共に、相方の[[《アクア・メルゲ》]]が[[プレミアム殿堂]]に指定され、[[【メルゲドッカンデイヤー】]]は消滅。

しかし、今度は[[殿堂入り]]した[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]と共に[[DMRP-12]]で新たに登場した[[GRクリーチャー]]を取り込んだ[[【ドッカンデイヤーミッツァイル】>【ドッカンデイヤー】#DokkanM]]で[[トップメタ]]となった。
[[《アクア・メルゲ》]]がいなくとも[[《天啓 CX-20》]]と[[《サザン・エー》]]などの[[手札補充]]でオール[[ディスカード]]を簡単にカバーできたのであった。

特に[[DMRP-12]]で登場した[[自壊]][[GRクリーチャー]]が《ミッツァイル》無しの[[GR]]再展開と[[ソリティア]]を助長し、この[[カード]]や他の複数回[[GR召喚]]を行うカードのバリューが跳ね上がったことで、[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]][[殿堂入り]]、[[《アクア・メルゲ》]][[プレミアム殿堂]]後は、この[[カード]]に頼り切った構築が主流になった。《ミッツァイル》に負けず劣らずのその活躍ぶりから、「《ミッツァイル》は[[殿堂入り]]していない。5枚デッキに投入できるようになっただけだ」と揶揄する者もいた。
《ミッツァイル》とは異なり[[名目コスト]]が低いため[[《マリゴルドIII》]]で踏み倒せるのも強力であり、《ドッカンデイヤー》を複数体並べて超GRが空になるまでGR召喚をするのも容易。[[《マリゴルドIII》]]に限らずこのカードで肥やした墓地を活かして後続のこのカードを[[《ヨミジ 丁-二式》]]でリアニメイトする動きも強力。このようなことから、[[《ヨミジ 丁-二式》]]での[[ループ]]を狙った[[【4色ドッカンデイヤー】>【ドッカンデイヤー】#Dokkan4c]]が構築される。このデッキは受けが固い上に耐えてしまえば[[ブレイク]]により増えた[[手札]]をGRクリーチャーに変換できるため生半可な[[ビートダウン]]では全く太刀打ちできず、[[コントロール]]も[[《“魔神轟怒”万軍投》]]から[[GR召喚]]される強力な[[GRクリーチャー]]達が生み出す圧倒的な[[リソース]]を前に為す術がない。また、4~5ターンに始動するため並の[[コンボデッキ]]より早い上に安定し、これより早く勝ちうるものは当時では[[【カリヤドネループ】]]や[[【白緑ファイブスター】]]くらいのものであった。

DMRP-12で登場した自壊GRクリーチャーとのあまりの相性の良さから、開発陣がこのカードの性質を考慮せず自壊GRクリーチャーを登場させたのではないかという指摘も見られるようになった。

約1か月の間[[【ドッカンデイヤー】]]でトップメタの座についていたが、[[DMEX-08]]期では一時期[[【青赤緑バーンメアジョーカーズ】>【バーンメアジョーカーズ】#r44df9bf]]にその座を奪われることとなる。あちらに、[[ループ]]を阻止する[[《奇天烈 シャッフ》]]や[[《洗脳センノー》]]が投入されるようになったことが原因である。しかし、研究が進むにつれ、環境に適応できる自由枠が多く、更に安定感の高い[[【ドッカンデイヤー】]]の立場はより強固なものとなっていき、ほぼ一強の状態が続くこととなる。

その後、[[十王篇環境]]に入って[[《GOOOSOKU・ザボンバ》]]を獲得した[[【赤白レッドゾーン】]]が復権し、[[【バーンメアジョーカーズ】]]と並んで[[【ドッカンデイヤー】]]に対抗できるビートダウンデッキが登場。環境は概ね[[【ドッカンデイヤー】]]をトップとし、その下に[[【レッドゾーン】]]と[[【バーンメアジョーカーズ】]]、[[【カリヤドネループ】]]という構図になった。

このように大量GR召喚手段として[[メタゲーム]]を支配していたことから、2020年7月1日付で[[殿堂入り]]となった。[[ワンダフォース]]としては[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]に続き2例目、GR召喚手段としては[[ゲーム開始時にバトルゾーンに存在出来るカード]]を除けば[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]に続き2例目の殿堂入り。

殿堂入り後も[[【青魔導具】]]における膠着状態を打破するカードとして挿されていたが、[[DMBD-15]]期(2ブロック構築)で[[火]]を[[タッチ]]した[[【白青ギャラクシールド】]]において試合が長引いた時のためのサブフィニッシャーとしてチャンピオンシップ準優勝を果たしたことが報告された。

[[シールド回収]]によりGR召喚のコストとなる[[手札]]が供給しやすいため、[[【赤黒邪王門】]]系統に隠し味として投入されるケースもあった。同じような理由で[[【青黒赤緑邪王門】]]にも採用される場合がある。

『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])には、手札補充を繰り返してからこれで[[マナドライブ]][[GR]]を射出して膨大なアドバンテージを取るプランを取り入れた[[【白青赤緑ガイアッシュ覇道】>【白青赤緑ドギラゴン閃】#o85a3b84]]が、予選突破デッキの中に確認された。
『[[DMGP2022>公認グランプリ]]』Day1([[アドバンス]])には、手札補充を繰り返してからこれで[[マナドライブ]][[GR]]を射出して膨大なアドバンテージを取るプランを取り入れた[[【白ガイアッシュ覇道】]]が、予選突破デッキの中に確認された。

[[【絶望神サガループ】]]の現役時代はあまりに跋扈していた手札以外メタが厄介で、採用は稀になった。そちらの消滅後も無くても十分勝てるという理由で下火なのは変わらない。一応[[DM23-SD3]]期にはこれをフィニッシャーとした[[【白青黒赤トリガービート】>【トリガービート】]]がチャンピオンシップ準優勝を記録している。
**その他 [#f8947538]

-前準備での[[手札補充]]が肝になるので、このクリーチャーでデッキを組むなら[[水]]はほぼ必須になるだろう。
--その一つ目の例として[[《花美師ハナコ》]]や[[《熱湯グレンニャー》]]などで手札補充しつつ殴っていき、このクリーチャーの大量展開でトドメを刺す型が考えられる。こちらの方が構築費用が少なく、デッキのプレイングにおける難易度も低いのが利点。
--二つ目の例ではサポートクリーチャーを用意しておき、大量展開をさらに強めて制圧する型である。全体的に[[コンボデッキ]]寄りであり、後述の[[《アクア・メルゲ》]]型も広義にはこのタイプに含まれる。

-手札を溜め込むデッキなら何でも好相性であり、[[【カウンターマッドネス】]]のサブプランにも適している。

-通常の[[コスト踏み倒し]]が軸となる[[デッキ]]の[[GR召喚]]ルートとしても優秀。例えば[[【5色ドギラゴン剣】]]なら[[《アクアン・メルカトール》]]のような[[手札補充]]もあり、[[《マリゴルドIII》]]から[[踏み倒し]]で出せる[[スピードアタッカー]]化手段も[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]が存在する。

-[[GR召喚]]のトリガーとなるディスカードはこの[[カード]]の[[効果]]によるもの以外でもよい。例えば[[《アクア・メルゲ》]]が存在する状態でこの[[クリーチャー]]を出した場合、[[GR召喚]]→《メルゲ》でディスカードを繰り返せば[[超GR]]の[[GRクリーチャー]]を全て並べられる。ここに[[《百発人形マグナム》]]や[[《悠久を統べる者 フォーエバー・プリンセス》]]などを併用すれば、[[《ツタンメカーネン》]]を使い回して[[ライブラリアウト]]で勝利する事も可能(>[[【メルゲドッカンデイヤー】]])。&br;[[《プラチナ・ワルスラS》]]や[[《一なる部隊 イワシン》]]なども有力である。

-モチーフは手榴弾。手札を爆発させて多大な被害を齎す様はまさに爆弾である。

//-2020年1月1日の殿堂レギュレーション改訂後の活躍は、バンダイナムコエンターテインメントより配信されているスマホゲームアプリ『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』に準えて「ドッカンバトル」と揶揄されることがある。
//ほとんど耳にすることがないのでコメントアウト。

-フレーバーテキストではこのクリーチャー本人が「闇文明など恐れるに足らず!」と話していたが、実際の環境ではその闇文明の[[《ヨミジ 丁-二式》]]と共に大暴れしていた。しかも、相方であったその[[《ヨミジ 丁-二式》]]は[[ジョークカード]]を除いた最速[[プレミアム殿堂]]記録を樹立した。

**関連カード [#c428308d]
-[[《革命魔龍 キル・ザ・ライブ》]]

-[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]
-[[《“T-風”戦車 ガンデルン》]]
-[[《怨念怪人ギャスカ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#f308cf89]
-[[DMRP-10]]&br;'''[[闇]][[文明]]など恐れるに足らず! 吾輩の爆弾で粉みじんにしてくれるわ! デイヤーーッ! ― MEGATOON・ドッカンデイヤー'''


**収録セット [#wffda157]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DMRP-10 「超天篇 第2弾 青きC.A.P.と漆黒の大卍罪」>DMRP-10]](10/103)

**参考 [#y149fd30]
-[[ビートジョッキー]]
-[[ワンダフォース]]
-[[cip]]
-[[ディスカード]]
-[[GR召喚]]

-[[殿堂入り]]

-[[【メルゲドッカンデイヤー】]]
-[[【バビロニアドッカンデイヤー】]]

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[[公式Q&A]]

-1つ目の能力について

>Q.''《MEGATOON・ドッカンデイヤー》''の出た時能力で、自分の手札3枚を捨てました。この時、何回GR召喚できますか?
A.1枚捨てるたびに1回GR召喚できますので、この場合3回GR召喚することができます。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/31996]](2019.6.21)

>Q.''《MEGATOON・ドッカンデイヤー》''の「出た時」の能力で、手札から[[《夜露死苦 キャロル》]]を捨てる際に、自身の効果で手札に残りました。''《MEGATOON・ドッカンデイヤー》''の「捨てた時」の能力はトリガーしますか?
A.いいえ、トリガーしません。''《MEGATOON・ドッカンデイヤー》''の「捨てた時」の能力は、捨てたカードを墓地に置いた時にトリガーします。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/39302]](2021.2.5)

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