#author("2024-05-06T19:02:26+09:00","","")
#author("2024-05-25T00:46:37+09:00","","")
*《&ruby(しかいりゅう){死海竜};ガロウズ・デビルドラゴン》 [#abb82a9e]

|死海竜ガロウズ・デビルドラゴン VIC 水/闇/火文明 (24)|
|サイキック・スーパー・クリーチャー:デビル・コマンド・ドラゴン/エイリアン 12000|
|相手プレイヤーはコストを支払わずにクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりできない。|
|このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにあるクリーチャーを2体まで選び、持ち主の手札に戻してもよい。|
|T・ブレイカー|
|リンク解除|
|BGCOLOR(white):覚醒リンク前⇒[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]](上)/[[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]](中)/[[《ハイドラ・ギルザウルス》]](下)|

[[DMR-01]]で登場した[[ビクトリー]]を持つ[[水]]/[[闇]]/[[火]]の[[デビル・コマンド・ドラゴン]]/[[エイリアン]]の[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]。

[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]と[[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]]、[[《ハイドラ・ギルザウルス》]]が[[覚醒リンク]]した姿。

1つめの[[能力]]は、相手が[[コスト]]を支払わずに[[クリーチャー]]を[[召喚]]したり[[呪文]]を唱えたりできなくなる[[能力]]。
基本的には、デュエマのゲーム性で最頻出となる2つの[[カードタイプ]]の[[S・トリガー]]を禁止する役割が期待できる。
さらには、召喚扱いとテキストで定められている[[ニンジャ・ストライク]]や[[S・バック]]、[[無月の門]]をも封殺する。
1つめの[[能力]]は、相手が[[コスト]]を支払わずに[[クリーチャー]]を[[召喚]]したり[[呪文]]を唱えたりできなくなる[[ロック]][[能力]]を持つ。

このロック能力は強烈で、現在もコストを支払ってカードを使う手段は非[[ターン・プレイヤー]]にはない。
つまり、こちらが[[ターン・プレイヤー]]の間はデュエマにおいては最頻出となる2つの[[カードタイプ]]の[[防御札]]をほぼ完封できることを意味する。

当然、「コストを支払わずに召喚する」、または「コストを支払わずに唱える」ことになる[[S・トリガー]]、[[ニンジャ・ストライク]]や[[S・バック]]、[[無月の門]]なども完封される。

この[[ゲーム]]における逆転要素の多くを潰すことができるので、一気に殴り込む時には役立つ。[[ブロッカー]]を自力で2枚まで[[バウンス]]できるので突破力は高い。

後に出た、[[手札誘発]]でコストを支払わずに唱える[[呪文]]([[《革命の鉄拳》]]や[[《百鬼の邪王門》]]など)も封殺できるため、厳密には異なるが[[プレミアム殿堂]]入りした[[《呪紋の化身》]]の上位能力と捉えることができる。

ただし、この[[能力]]で防げるのは[[クリーチャー]]の''[[召喚]]''と[[呪文]]を[[唱える]]ことのみである。(→[[よくあるルールの勘違い>よくあるルールの勘違い#i]])
そのため、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]など[[クリーチャー]]の[[革命0トリガー]]は、[[召喚]]ではないので封じることができない。

そのため、普通にコストを支払って唱えた[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]での[[コスト踏み倒し]]や、[[超次元]][[呪文]]による[[サイキック・クリーチャー]]の呼び出しなどを防ぐことはできない。
また、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]など[[クリーチャー]]の[[革命0トリガー]]は[[召喚]]ではないので封じることができない。
また、クリーチャーと呪文以外の[[カードタイプ]]を[[使う]]ことに関してはなんの制約もないため、[[S・トリガー]]を持つ[[タマシード]]などには無力なため、[[カウンター]]ケアとして絶対の安心感があるわけではない。

2つめの[[能力]]は、[[アタックトリガー]]で[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]を2体まで[[バウンス]]するというもの。
[[攻撃]]するたびに2発の[[確定除去]]を撃てるというだけでなく、自分の[[クリーチャー]]も[[手札]]に戻して再利用できるなど、活用性が高い。
当然、相手にターンが渡れば、相手はコストを支払ってカードが使える状況なため、返しのターンにあっさりこのクリーチャーが除去されることもあるだろう。

2つ目の[[能力]]は、[[アタックトリガー]]で[[バトルゾーン]]にある[[クリーチャー]]を2体まで[[バウンス]]するというもの。
[[攻撃]]するたびに2発の[[除去]]を撃てるというだけでなく、自分の[[クリーチャー]]も[[手札]]に戻して再利用できるなど、活用性が高い。効果が[[任意]]なので、相手に[[cip]]などを再利用されたくないなら、あえてバウンスしないという選択も取れる。

この2つの[[能力]]により、[[バウンス]]で相手の[[ブロッカー]]などを排除し、[[S・トリガー]]などにも妨害される事無く安全に攻めていける強力な[[スペック]]となっている。
対となる[[《激竜王ガイアール・オウドラゴン》]]が一気に勝負を決める[[ビートダウン]]系の[[能力]]なのに対し、こちらは[[コントロール]]系の要素に特化していると言える。

欠点はやはり[[覚醒リンク]]にかかる手間だろう。相手の[[除去]]が挟まることを考えると、[[サイキック・セル]]を3体を揃えるのはなかなかに骨が折れる。
[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]全体に言えることだが、最大の欠点はやはり[[覚醒リンク]]にかかる手間だろう。相手の[[除去]]が挟まることを考えると、[[サイキック・セル]]を3体を揃えるのはなかなかに骨が折れる。

しかし、[[エイリアン]]なので[[《パンドラ城 デス・ファントム》]]が使用可能。仮に[[サイキック・セル]]が[[除去]]されても別のサイキックを呼び出せるので、なかなか粘り強い。安定して[[覚醒リンク]]を決めるためにはうまく活用する必要があるだろう。

[[専用デッキ]]に関しては「[[【ガロウズ・デビルドラゴン】]]」を参照のこと。

[[アドバンス]]で[[《勝利の頂上 ヴォルグ・イソレイト6th》]]が流行すると、[[メインデッキ]]を圧迫しない[[フィニッシャー]]として使われることがあった。
そちらで[[ハンデス]]や盤面処理を連打して相手を[[今引き]]に追い込みながら[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]][[《竜骨なる者ザビ・リゲル》]][[《ハイドラ・ギルザウルス》]]の3枚を[[ジャストダイバー]]付きでポン置きしておく。相手がそれを妨害できなかったらこのクリーチャーに[[覚醒リンク]]して[[S・トリガー]]/[[ニンジャ・ストライク]]/呪文の[[革命0トリガー]]や[[鬼エンド]]を使えず敗北するという戦術である。

//-ひとつ目の[[能力]]で防げるのは[[クリーチャー]]の''[[召喚]]''と[[呪文]]を[[唱える]]ことのみである。(→[[よくあるルールの勘違い>よくあるルールの勘違い#i]])&br;そのため、[[《ヘブンズ・ゲート》]]や[[《インフェルノ・サイン》]]での踏み倒しや、[[超次元]][[呪文]]による[[サイキック・クリーチャー]]の呼び出しなどを防ぐことはできない事に注意。後に出た[[革命0トリガー]]を封じることはできる。
//
-前述した通り、[[クリーチャー]]の[[S・トリガー]]、[[S・バック]]、[[ニンジャ・ストライク]]などはすべて[[召喚]]であるため、防ぐことができる。ただし、クリーチャーの[[革命0トリガー]]は[[召喚]]ではないため、[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]は防ぐことができない。

-この[[クリーチャー]]の[[覚醒リンク]]に必要なパーツ全てにアクセスできるカードは以下の通り。
--[[クリーチャー]]
[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]
[[《悪魔神ザビ・イプシロン》]]
[[《悪魔神グレイトフル・デッド》]]
[[《大神砕グレイトフル・ライフ》]]
[[《スリヴァーの女王》]]
[[《姫様宣言プリンプリン》]]
[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]
[[《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》]]
--[[呪文]]
[[《超次元エナジー・ホール》]]
[[《超次元バイス・ホール》]]
[[《超次元ジェニー・ホール》]]
[[《超次元シャチホコ・ホール》]]
--[[D2フィールド]]
[[《並替と選択の門》]]

-[[S・トリガーX]]付きの[[クロスギア]]や、[[S・トリガー]]付きの[[D2フィールド]]は使われる恐れがある。もっとも、[[バウンス]]でクリーチャーは大して残らず、よく使われる[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]や[[《Dの牢閣 メメント守神宮》]]がまるで役に立たなくなるので問題ないだろう。
--後に[[S・トリガー]]付きの[[オーラ]]が登場。[[オーラ]]による[[GR召喚]]は相手のターン中でさえ「コストを支払ったものとする」為にこのクリーチャーでは封じきれなくなった。全てのデッキに入ってくる訳では無いとはいえ、注意したい。
--後にこのクリーチャーでも[[ロック]]できない防御手段である[[G・ストライク]]が登場。
--[[王来MAX]]で初登場の[[タマシード]]の[[S・トリガー]]もこのクリーチャーで[[ロック]]することができない。

-強力な[[能力]]を2つ持つ代償として[[パワー]]がやや低く、[[殴り返し]]に対して不安が残る。他の[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]に比べるとやや決定力に欠けるところがあると言えるか。

-前置きの[[《死海竜》]]は[[レインボー・コマンド・ドラゴン]]だったが、この[[カード]]は[[デビル・コマンド・ドラゴン]]である。

-[[背景ストーリー]]ではその牙で[[白騎士城>《白騎士城ピラー・オブ・フェザー》]]を壊滅させたとされている。
--[[イラスト]]でも自身の牙を弾丸のように射出する様子が描かれているが、アニメ等での攻撃は専ら頭部と両翼に当たる部分の3つの顎から放射するビームとなっており、牙を武器として用いた場面は特に存在しない。

-漫画およびアニメ「ビクトリー」で[[オンセン]]が使用。[[勝太>切札 勝太]]との1戦目では[[能力]]を発動したが、[[《インフィニティ・ドラゴン》]]の[[能力]]で躱されてしまった。
[[勝太>切札 勝太]]との2戦目でも登場し、この時には[[覚醒リンク]]を行う際に覚醒リンク前の3体が合体する様子を描いた専用の演出が行われている。
最終的に[[《星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン》]]に攻撃され破壊されるものの、[[勝太>切札 勝太]]からは「強かったぜ!」と言及されるなど全体としては優遇された扱いを受けている。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#la5b5a91]

|死海竜ガロウズ・デビルドラゴン PS 水/闇/火文明 (24)|
|サイキック・スーパー・クリーチャー:デビル・コマンド・ドラゴン/エイリアン 15000|
|ビクトリーアイコン|
|このクリーチャーの攻撃中、または相手のターン中、相手はコストを支払わずにクリーチャーを召喚したり呪文を唱えたりできない。|
|攻撃する時、相手のクリーチャーを2体まで手札に戻す。|
|T・ブレイカー|
|リンク解除:バトルゾーンを離れる時、《ハイドラ・ギルザウルス》、《竜骨なる者ザビ・リゲル》のほうに裏返す。(《ガロウズ・セブ・カイザー》は超次元ゾーンに戻る)|

[[DMPP-16]]で実装。[[パワー]]が15000に上昇した。[[《超次元ガロウズ・ホール》]]の能力追加により、それを2回唱えることで[[P'S覚醒リンク]]の3体を揃えることができる。
[[コスト]][[踏み倒し]]による[[召喚]]および[[呪文]]の使用を封じる効果は自身の攻撃中と相手のターン中のみ働くように変更された。
また、[[バウンス]]は相手のみを対象にとるように調整された。テキストとしては強制効果に書き換えられているが、2体「まで」なのでバウンスしない選択もできる。

[[リンク解除]]の処理は[[《ガロウズ・セブ・カイザー》]]が[[超次元ゾーン]]に戻るようになり、プレイヤーが選ぶことはできなくなった。

[[P'S覚醒リンク]]により3体揃えば即リンクできるため、[[フィニッシャー]]としての着地しやすさが大幅に向上している。
反面、このクリーチャー以外の攻撃でのブレイクでは[[S・トリガー]]を使えるようになっているため、相手のシールドが4つ以上ある場合は[[ワンショット]]に一考を要するようになった。
[[【カチュアガロウズ】>【カチュアガロウズ】 (デュエプレ)]]のような早期完成ならまだしも、ゲーム終盤でお互いに[[リーサル]]が見えている場面なら《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》1体ではゲームエンドにできず反撃を食らう可能性がある。

この[[クリーチャー]]自体の強化点ではないが、[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]の呼び出し先から文明指定が消えたため、あちらの能力で直接[[覚醒リンク]]まで移行する事が可能となっている。
[[《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》]]と同様に[[《天下統一シャチホコ・カイザー》]]+[[《死海秘宝ザビ・デモナ》]]で[[サイキック・セル]]2体分を呼び出せるので[[覚醒リンク]]の難易度も比較的低く、残シールド数に依存せずゲームエンドを狙える[[《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》]]と盤面を除去しつつ安全にシールドを処理できるこちらを使い分けられる。

[[DMPP-16]]では[[《ザビ・クラズ・ドラグーン》]]を活用する[[エイリアン]]の[[クリーチャーコントロール]]で、[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]→《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》という組み合わせがよく使われた。

[[DMPP-17]]では[[《母なる大地》]]が登場し、それを唱える時点で4体+最大マナが7以上((サイキック・クリーチャーを[[《母なる大地》]]でマナ送りする場合は最大マナが8以上))であれば、マナゾーンから[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]を呼び出し[[P'S覚醒リンク]]を達成できるようになった。
マナと頭数が十分な[[《若頭 鬼流院 刃》]]、マナさえ伸ばせば頭数は十分な[[《龍聖大河・L・デストラーデ》]]と相性が非常に良い。

**関連カード [#u3b9524c]
-[[《死海竜》]]
-[[《絶対絶命 ガロウズ・ゴクドラゴン》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#o221e838]
-[[DMPP-16]]、[[DMPS-09]]&br;'''「地獄の断頭台」より生まれし悪魔の竜、それが死海竜ガロウズ・デビルドラゴン!'''

**収録セット [#xfc06bd5]
***[[デュエル・マスターズ]] [#c71b51e3]
-illus.[[Adachi Yosuke]]
--[[DMR-01 「エピソード1 ファースト・コンタクト」>DMR-01]](V1b/V2)(53b/110)(59b/110)

***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#w2b7532e]
-CV:[[露崎亘]]
-illus.[[Adachi Yosuke]]
--[[DMPP-16 「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」>DMPP-16]]
--[[DMPS-09 「咆えろ漆黒のガロウズ」>DMPS-09]]

**参考 [#a41bc48a]
-[[デビル・コマンド・ドラゴン]]
-[[エイリアン]]
-[[サイキック・スーパー・クリーチャー]]
-[[クリーチャー]]
-[[召喚]]
-[[呪文]]
-[[唱える]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[ロック]]
-[[アタックトリガー]]
-[[バトルゾーン]]
-[[バウンス]]
-[[T・ブレイカー]]
-[[リンク解除]]
-[[ビクトリー]]
-[[青黒赤]]
-[[DASHゴールデンリスト]]
-[[【ガロウズ・デビルドラゴン】]]

&tag(サイキック・スーパー・クリーチャー,サイキック・クリーチャー,サイキック,クリーチャー,水文明,闇文明,火文明,青黒赤,3色,多色,コスト24,デビル・コマンド・ドラゴン,コマンド・ドラゴン,コマンド,ドラゴン,パワー12000,コスト踏み倒しメタ,呪文メタ,ロック,アタックトリガー,除去,複数除去,確定除去,バウンス,自己バウンス,複数バウンス,T・ブレイカー,リンク解除,リンク,解除,《死海竜》,・,終音「ん」,ガロウズ,VIC,ビクトリー,Adachi Yosuke,サイキック・スーパー・クリーチャー (デュエプレ),サイキック・クリーチャー (デュエプレ),サイキック (デュエプレ),クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),闇文明 (デュエプレ),火文明 (デュエプレ),青黒赤 (デュエプレ),3色 (デュエプレ),多色 (デュエプレ),コスト24 (デュエプレ),デビル・コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド・ドラゴン (デュエプレ),コマンド (デュエプレ),ドラゴン (デュエプレ),パワー15000 (デュエプレ),コスト踏み倒しメタ (デュエプレ),呪文メタ (デュエプレ),ロック (デュエプレ),アタックトリガー (デュエプレ),除去 (デュエプレ),複数除去 (デュエプレ),確定除去 (デュエプレ),バウンス (デュエプレ),複数バウンス (デュエプレ),T・ブレイカー (デュエプレ),リンク解除 (デュエプレ),リンク (デュエプレ),解除 (デュエプレ),・ (デュエプレ),終音「ん」 (デュエプレ),PS (デュエプレ),レアリティなし (デュエプレ),ビクトリーアイコン (デュエプレ),Adachi Yosuke (デュエプレ));