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*王道篇&ruby(はいけい){背景};ストーリー [#ae3c0cd2]
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***''PREV'' [#ff551ff6]
-[[アビス・レボリューション背景ストーリー]]

**該当弾 [#e304778c]
[[DM24-RP1「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]]

**概要 [#hf6d87d4]
物語は[[アビス・レボリューション]]での戦いが終わった直後から始まる。
その都合上、クリーチャーたちの身に起きたパワーアップであったり、存在の変化であったりがそのままこの物語にも持ち越される。

**[[DM24-RP1「王道篇 第1弾 デーモン・オブ・ハイパームーン」>DM24-RP1]] [#o5fc53d0]

[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]を倒したのも束の間、突如として天から飛来した漆黒の剣が[[《ジャシン》>《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]の身体を貫いた!
《ジャシン》が驚く間もなく幾筋もの剣閃が走ると、《ジャシン》の身体はバラバラに解体され、漆黒の剣に持ち去られてしまった。
[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]と[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]の力を借り、[[《ジャシン》>《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]が[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]を倒したその直後。
月から突如として飛来した漆黒の剣は抵抗する隙をも与えずジャシンの身体を瞬く間にバラバラにし、持ち去ってしまった。

時を同じくして、超獣世界の存在とは長い間交わることのなかった、月の超獣が襲来した。
[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]]に仕える4体の[[デーモン・コマンド]]、「夜の四天王」率いる軍勢が各文明へ襲いかかった。
そしてそれを皮切りとするかのように、これまで交わる事のなかった月に暮らす[[クリーチャー]]たちが襲来。
ジャシンを解体した黒い剣、[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]]に仕える4体の[[デーモン・コマンド]]――「夜の四天王」たちは[[超化獣]]と自らを称するそれぞれの眷属を連れて各文明への大規模な攻撃を仕掛けた。
#region2(参考フレーバー){{

はじめは互角の形勢だったが、[[超化獣]]を名乗る彼らが突如[[パワーアップ>ハイパー化]]を遂げると、どの文明も成す術なく蹂躙されていった。
COMPLEXを倒したのも束の間、突如として天から飛来した漆黒の剣がジャシンの身体を貫いた!かと思えばジャシンが驚く間もなく幾筋もの剣閃が走ると、ジャシンの身体はバラバラに解体され、漆黒の剣に持ち去られてしまった。([[《暗黒剣 フラヴナグニル》]])

:シンベロムVS.火文明|
漆黒の剣がジャシンの身体を持ち去ったのと時を同じくして、月から来た軍勢が各文明へ襲いかかった。はじめは互角の形勢だったが、超化獣を名乗る彼らが突如パワーアップを遂げると、どの文明も成す術なく蹂躙されていった。([[《予言者ケイス》]])

新たな躍動も、革命も、挑戦も、[[《哀樹の夜 シンベロム》]]と森翠月の眷属にとっては等しく憐憫を向けるべき進化である。
超獣世界の存在とは長い間交わることのなかった、月の超獣が襲来した。([[《カクラリコ》]])

《シンベロム》と森翠月の眷属の襲来によって火文明は樹海に埋め尽くされていった。
エルボロム、フミビロム、アゲブロム、シンベロム。暗黒剣に仕える4体のデーモン・コマンド……その名も「夜の四天王」!([[《雪狩の斧》]])

樹海に囚われた者は徐々に生気を奪われ、やがては樹海の一部と化してしまう。
[[《ボルシャック・疾・ピピッチ》]]の迅速な調査報告を受けた[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]は、これ以上仲間を巻き込むまいと単身で樹海へと乗り込んでいったのだった。
}}

樹海の中で《シンベロム》に挑む《バクテラス》。
だがその動きは明らかに精彩を欠いていた。《バクテラス》の身体は、太陽の力を取り込んだことで既に限界を迎えていたのだ。

「過ぎたる力を得ようとした報いだ。哀れ哀れ……」
既に限界を迎えて動けない《バクテラス》の首に《シンベロム》の蔦が絡まり、宙に持ち上げられてしまった。
[[光文明]]へは他者の失敗を喜びの糧とする[[《光喜の夜 エルボロム》]]率いる獲銀月が襲来。
《エン・ゲルス》やゴルギーニ五兄弟たちを歯牙にも掛けない強さで圧倒し、街を壊滅へと追い込んでいく。
#region2(参考フレーバー){{

首に絡んだ《シンベロム》の蔦で動けなくなり、《バクテラス》はついに覚悟を決めた。
他者の苦痛も、悲嘆も、不幸も、エルボロムと獲銀月の眷属にとっては等しく歓喜の材料となる。([[《超化秘伝ヨロコビノウタ》]])

ゴルギーニ・エン・ゲルスは豊かな光で襲来したエルボロムの心を浄化しにかかる。だがエルボロムは「何と喜ばしい!」と叫びながら脇にいた超化獣を掴むと、その力を吸収して豊かな光を上回る輝きを放つ!!([[《宣凶師マ・モーレ》]])

:アゲブロムVS.自然文明|
「喜喜喜ィャーッハッハッハ!!!」ハイパーモードに突入したエルボロムは360度全方位から超高出力の熱線を放つ!逃げ場もなく直撃を受け豊かな光を失ったゴルギーニ・エン・ゲルスは、地上のクーンタのもとに堕ちていった。([[《猛戸の伝道師クーンタ》]])

不自由な条理も、法則も、慣習も、[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]と揚紅月の眷属にとっては等しく鬱憤の捌け口となる。
「行くぞ! 合体だ!!」ゴルギーニ・エン・ゲルスの敗北を知りドラン・ゴルギーニはゴルギーダイオージャーに合体しにかかる!……だがその前にエルボロムの熱線が五兄弟のタイヤをすべて破裂させ、身動きできなくしてしまった!([[《超化の守護者レイガー》]])

自然文明に襲来した《アゲブロム》と揚紅月の眷属は、手始めに18のラウンドナンバーズの上に整然と生やされた樹木をすべて燃やし尽くした。
倒れた五兄弟を足蹴にしながらエルボロムの高笑いが響く。誰かが大きな何かを成そうとして失敗するのを見るのが、エルボロムの何よりの喜びなのだ。([[《聖騎士アリアン》]])

揚紅月の眷属たちによって森が次々と燃やされていくのを見て、[[スノーフェアリー]]たちは悲嘆に暮れた。
だが、炎の中でハイパーモードとなった《アゲブロム》はなおも火に油を注いだ。
「我の怒りはこの程度では晴れぬ!怒ぅん!!」
}}

《アゲブロム》の怒りは、炎をまき散らすことでしか収めることはできない。だが怒りが収まるほどの炎をまき散らしたことは、いまだかつてない。
[[自然文明]]へはあらゆる理を怒りの炎に変える[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]と揚紅月が襲来。
ラウンドナンバーズに植えられた樹林すらも容赦せず焼き払い、かつて[[《ゴルファンタジスタ》>《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]が《ジャシン》から命懸けで守り抜いた森を顧みる事もなく燃やし尽くした。
[[妖精>スノーフェアリー]]たちは為す術もなく空を見上げ、《ゴルファンタジスタ》に助けを求めた。
#region2(参考フレーバー){{

スノーフェアリーたちは空を見上げた。彼らの希望はいつまでも、[[今や銀河となったあの男>《超重竜 ゴルファンタジスタ》]]なのだ。
自然文明に襲来したアゲブロムと揚紅月の眷属は、手始めに18のラウンドナンバーズの上に整然と生やされた樹木をすべて燃やし尽くした。([[《シェル・アンラーク》]])

不自由な条理も、法則も、慣習も、アゲブロムと揚紅月の眷属にとっては等しく鬱憤の捌け口となる。([[《超化秘伝フンヌノフンカ》]])

:フミビロムVS.水文明|
自然文明に遊びに来ていたマジック・リキッド・ピープルは、アゲブロムの炎に触れたとたん蒸発した。([[《ダイキリ》]])

未知の技術も、知恵も、工夫も、[[《楽識の夜 フミビロム》]]と文藍月の眷属にとっては等しく興味の対象となる。
揚紅月の眷属たちによって森が次々と燃やされていくのを見て、スノーフェアリーたちは悲嘆に暮れた。だが、炎の中でハイパーモードとなったアゲブロムはなおも「我の怒りはこの程度では晴れぬ!怒ぅん!!」と火に油を注いだ。([[《冒険妖精ポレキチ》]])

[[水文明]]に襲来したのは、《フミビロム》と文藍月の眷属だった。
だが《フミビロム》は今にも暴れだしそうな眷属を制すると、街中に貼られたUta-Awase-Fes.のポスターに目を付ける。
「ハイクだと?フーム、気になるのであるな……?」
アゲブロムの怒りは、炎をまき散らすことでしか収めることはできない。だが怒りが収まるほどの炎をまき散らしたことは、いまだかつてない。([[《イカリノアブラニ火ヲツケロ》]])

アゲブロムとその眷属により炎が燃え広がる森を見て、スノーフェアリーたちは空を見上げた。彼らの希望はいつまでも、今や銀河となったあの男なのだ。([[《熱愛妖精バニタス》]])

ゴルファンタジスタがジャシンから守った森が今燃やし尽くされそうとしている。([[《セイシュンマッタダケ》]])

3、2、1、ゴルファンタジスタ様、助けて~! ― 爆転の妖精([[《爆転の妖精》]])

}}

[[火文明]]にはことごとくの挑戦に憐憫の情を向ける[[《哀樹の夜 シンベロム》]]と森翠月が襲来。
囚われた者の生命力を奪い、自然の一部と化してしまう樹海に《バクテラス》が立ち向かうが、太陽の力を取り込んだ体は既に限界を迎え満足に力を発揮できず、遂には《シンベロム》に雁字搦めにされてしまう。
自らの首に絡みつく蔦に、《バクテラス》は覚悟を決めた。

#region2(参考フレーバー){{

いつも通りの解盗稼業にいそしむプーパンが目撃したのは、シンベロムと森翠月の眷属の襲来によって火文明が樹海に埋め尽くされていく姿だった。([[《解盗プーパン》]])

新たな躍動も、革命も、挑戦も、シンベロムと森翠月の眷属にとっては等しく憐憫を向けるべき進化である。([[《超化秘伝モリノカナシミ》]])

火文明にも豊かな自然ができてむしろ大歓迎だッピ!踊るしかないッピ!……でも、それにしても眠いッピ……。 ― ライラ・踊・ラッタ([[《ライラ・踊・ラッタ》]])

樹海に囚われた者は徐々に生気を奪われ、やがては樹海の一部と化してしまう。疾・ピピッチの迅速な調査報告を受けたボルシャック・バクテラスは、これ以上仲間を巻き込むまいと単身で樹海へと乗り込んでいったのだった。([[《ボルシャック・疾・ピピッチ》]])

独りで樹海に入っちまうなんて、暴竜爵様も水臭いぜ!オレたちなら喜んで盾になるってのによ!! ― 鎧工兵ケンスケ([[《鎧工兵ケンスケ》]])

樹海の中でシンベロムに挑むバクテラス。だがその動きは明らかに精彩を欠いていた。バクテラスの身体は、太陽の力を取り込んだことで既に限界を迎えていたのだ。([[《小さな鍛冶屋メット》]])

「過ぎたる力を得ようとした報いだ。哀れ哀れ……」既に限界を迎えて動けないバクテラスの首にシンベロムの蔦が絡まり、宙に持ち上げられてしまった。([[《オールトザウルス》]])

首に絡んだシンベロムの蔦で動けなくなり、バクテラスはついに覚悟を決めた。([[《貪食ハエトリグサ》]])


}}

[[水文明]]にはありとあらゆる物事を興味の対象とする[[《楽識の夜 フミビロム》]]を代表とする文藍月が訪れる。
血気盛んな眷属とは対照的に、ハイクの文化に興味を示した《フミビロム》は水文明の住人たちに次々とハイク勝負を仕掛ける。ついには公演という大舞台で「壱百年wish」を相手取り、「楽」の一字ハイクで以て会場を沸かせた。
敵の文化を知り尽くし、もはや学ぶところがないとなれば滅ぼす。それが《フミビロム》のやり方だ。

ハイクの師匠であるという[[《バショウ・シチゴマスター》]]に対し、《フミビロム》はハイク対決を申し入れる。
すると見様見真似で粗削りならがもハイクへの情熱と興味が表現された《フミビロム》のハイクに、《シチゴマスター》すらも魅了されてしまった。
#region2(参考フレーバー){{

《フミビロム》は通行人に水文明で最もハイクが上手い者は誰かと問い、「壱百年Wish」であると聞くと、所属する575プロダクションに押しかけて再びハイク対決を申し入れた。
水文明に襲来したのは、フミビロムと文藍月の眷属だった。だがフミビロムは今にも暴れだしそうな眷属を制すると、街中に貼られたUta-Awase-Fes.のポスターに目を付ける。「ハイクだと?フーム、気になるのであるな……?」([[《ルナ・ブルーバード》]])

「『壱百年Wish』とハイク対決?いいじゃない!せっかくだから公演にしましょう!!」
未知の技術も、知恵も、工夫も、フミビロムと文藍月の眷属にとっては等しく興味の対象となる。([[《超化秘伝タノシキチシキ》]])

575プロダクションの[[社長>《茶麗音愛 ソトハネ》]]の鶴の一声で決まった、「壱百年Wish」と《フミビロム》のハイク対決公演が始まった。
先攻の[[《Drache der'Zen》]]が[[《Eine k'Reine》]]と美しいユニゾンハイクで観客を魅了する。だが、《フミビロム》は不敵に笑っていた。
ハイクの師匠であるというシチゴマスターに対し、フミビロムはハイク対決を申し入れる。すると見様見真似で粗削りならがもハイクへの情熱と興味が表現されたフミビロムのハイクに、シチゴマスターすらも魅了されてしまった。([[《バショウ・シチゴマスター》]])

後攻の《フミビロム》のターン。会場に漂う魔力を利用して感情を高め、ハイパーモードに突入した《フミビロム》は、ハイクと出会った楽しさを「楽」の一字のみで詠みきった。
その斬新さにハイクを楽しむ心を思い出した[[《アクア・ハンドガン》]]は、感動のあまり目から鱗を落としていた。
フミビロムは通行人に水文明で最もハイクが上手い者は誰かと問い、「壱百年Wish」であると聞くと、所属する575プロダクションに押しかけて再びハイク対決を申し入れた。([[《ビリビリ・ジェリー》]])

ハイク対決公演は熱狂のうちに終了した。公演ではこの素晴らしい公演を作った双方が勝者という流れになったが、どちらが真の勝者だったかは、観客が《フミビロム》に送った鳴りやまないほどの拍手を聞けば自ずと明らかだった。
「壱百年Wish」とハイク対決?いいじゃない!せっかくだから公演にしましょう!! ― 茶麗音愛 ソトハネ([[《茶麗音愛 ソトハネ》]])

575プロダクションの社長の鶴の一声で決まった、「壱百年Wish」とフミビロムのハイク対決公演が始まった。先攻のDrache der'ZenがEine k'Reineと美しいユニゾンハイクで観客を魅了する。だが、フミビロムは不敵に笑っていた。([[《二角魚》]])

:エルボロムVS.光文明|
後攻のフミビロムのターン。会場に漂う魔力を利用して感情を高め、ハイパーモードに突入したフミビロムは、ハイクと出会った楽しさを「楽」の一字のみで詠みきった。その斬新さにハイクを楽しむ心を思い出したアクア・ハンドガンは、感動のあまり目から鱗を落としていた。([[《アクア・ハンドガン》]])

他者の苦痛も、悲嘆も、不幸も、[[《光喜の夜 エルボロム》]]と獲銀月の眷属にとっては等しく歓喜の材料となる。
ハイク対決公演は熱狂のうちに終了した。公演ではこの素晴らしい公演を作った双方が勝者という流れになったが、どちらが真の勝者だったかは、観客がフミビロムに送った鳴りやまないほどの拍手を聞けば自ずと明らかだった。([[《オカルト・チューナー》]])

平和が訪れたゴルギーニ・タウンには《エルボロム》と獲銀月の眷属が襲来した。
敵の文化を知り尽くし、もはや学ぶところがないとなれば滅ぼす。それがフミビロムのやり方だ。([[《未ダ識ラヌ事象コソ我ノ楽シミゾ》]])

[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]は豊かな光で襲来した《エルボロム》の心を浄化しにかかる。
だが《エルボロム》は「何と喜ばしい!」と叫びながら脇にいた超化獣を掴むと、その力を吸収して豊かな光を上回る輝きを放つ!!
}}

「喜喜喜ィャーッハッハッハ!!!」
ハイパーモードに突入した《エルボロム》は360度全方位から超高出力の熱線を放つ!
逃げ場もなく直撃を受け豊かな光を失った《エン・ゲルス》は、地上に堕ちていった。
最初のうちは月と超獣世界のクリーチャーたちは互角の戦いを繰り広げていたが、しかし他者の生命力を吸収する事で強大な力を発揮する[[ハイパーモード]]を持つ月のクリーチャーたちが感情の高ぶりによりその力を解放すると、たちまち世界は蹂躙されていった。
#region2(参考フレーバー){{

「行くぞ! 合体だ!!」《エン・ゲルス》の敗北を知り[[《ドラン・ゴルギーニ》]]は《ゴルギーダイオージャー》に合体しにかかる!
……だがその前に《エルボロム》の熱線が[[五兄弟>スーパーカー・ドラゴン]]のタイヤをすべて破裂させ、身動きできなくしてしまった!
漆黒の剣がジャシンの身体を持ち去ったのと時を同じくして、月から来た軍勢が各文明へ襲いかかった。はじめは互角の形勢だったが、超化獣を名乗る彼らが突如パワーアップを遂げると、どの文明も成す術なく蹂躙されていった。([[《予言者ケイス》]])

倒れた五兄弟を足蹴にしながら《エルボロム》の高笑いが響く。誰かが大きな何かを成そうとして失敗するのを見るのが、《エルボロム》の何よりの喜びなのだ。
超化獣は感情が高ぶると周りの生物の力を吸収して強大な力を発揮するのだ!([[《森翠月 ブロンズアーム》]])

《エルボロム》がゴルギーニ五兄弟にとどめを刺しにかかる。だが振り下ろそうとした手刀が、空中でピタリと静止した。そして気づけば、あたりには不気味な霧が立ち込めていた……「喜!?」

}}

光文明を滅ぼし歓喜に酔いしれる《エルボロム》。
いよいよゴルギーニたちにトドメを刺そう、としたところでここに来て思わぬ出来事が起こる。
《フラヴナグニル》に斬り裂かれた事で肉体を失った《ジャシン》はそれを逆手に取り自らもハイパーモードを獲得。[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]へと変化したのだ。
《ジャシン》が超化獣となるのは《フラヴナグニル》の予定の範疇だったが、しかしそれを自由自在に扱えるようになるのは想定の範囲外だったのである。
#region2(参考フレーバー){{

《エルボロム》の周りに漂っていた霧が集まり、次第に形を成す……《ジャシン》だ!
《ジャシン》は《暗黒剣》に貫かれ身体を失った。だが《暗黒剣》は《ジャシン》の魂までを奪うことはできず、霊体となり再び現れた。
その名も、[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]!!
重傷を負ったサンアーマの視界の中で、エルボロムがゴルギーニ五兄弟にとどめを刺しにかかる。だが振り下ろそうとした手刀が、空中でピタリと静止した。そして気づけば、あたりには不気味な霧が立ち込めていた……「喜!?」([[《法理の使徒サンアーマ》]])

《エルボロム》が熱線を浴びせると、霊体の《ジャシン》は苦しみ悶える様子を見せる。
不敵に笑う《エルボロム》……だが、突然《ジャシン》の右手が何かを掴んだ![[《フォック》、《ンプス》、《アライフ》>《三従士 フォック=ンプス=アライフ》]]……《ジャシン》に共鳴し霊体化した[[アビスロイヤル]]だ!
エルボロムの周りに漂っていた霧が集まり、次第に形を成す……ジャシンだ!ジャシンは暗黒剣に貫かれ身体を失った。だが暗黒剣はジャシンの魂までを奪うことはできず、霊体となり再び現れた。その名も、邪魂の王道 ジャシン帝!!([[《タブ=タラウプ》]])

「オオオオオ……!」不気味な唸り声とともに三従士からエネルギーを吸収し、《ジャシン》の身体が徐々に実体化していく。
《暗黒剣》に斬られた影響で超化獣となり、ハイパーモードの力も手に入れていたのだ!
暗黒剣は、狙い通りジャシンを超化獣にすることに成功した。ただ、ジャシンが霊体となりその力を意のままに操れるようになるのは予想外だった。([[《超化秘伝アビスアサルト》]])

実体化した《ジャシン》は身にまとった深淵の瘴気だけで《エルボロム》の熱線を弾き返す!そして腕を組んだまま堂々と優雅に《エルボロム》に近づいていく。
ついに互いの身体がぶつかり合うほどの距離となり、《ジャシン》と《エルボロム》のゼロ距離での格闘戦が始まる。
互いに一歩も引かないハイパーモード同士の戦いはすさまじい衝撃を生み、ゴルギーニ・タウンを半壊させた。
}}

「……今貴様と戦ってもまだ喜びはなさそうだ」
ひとしきり《ジャシン》と打ち合った《エルボロム》は、そう告げてゴルギーニ・タウンから撤退したのだった。
霊体となりながらも《エルボロム》の前に立ちはだかった《ジャシン》は[[アビス]]たちからエネルギーを吸収し、実体を獲得していく。
そして間もなく両者は真正面から激突。ハイパーモードを解放した者同士の激突は凄まじい破壊を巻き起こし、ゴルギーニ・タウンは半壊してしまった。

《エルボロム》に全く歯が立たず、あまつさえ《ジャシン》に助けられたという事実は、《ドラン・ゴルギーニ》に無力感を植えつけた。
ひとしきり打ち合った後、《エルボロム》はひとまず撤退。かくして光文明の全滅は避けられたが、しかし《エルボロム》に全く歯が立たなかった上、よりにもよって《ジャシン》にその危機を救われたという事実に、《ドラン・ゴルギーニ》は心を曇らせた。
#region2(参考フレーバー){{

エルボロムが熱線を浴びせると、霊体のジャシンは苦しみ悶える様子を見せる。不敵に笑うエルボロム……だが、突然ジャシンの右手が何かを掴んだ!フォック、ンプス、アライフ……ジャシンに共鳴し霊体化したアビスロイヤルだ!([[《シックル=シーク》]])

「オオオオオ……!」不気味な唸り声とともに三従士からエネルギーを吸収し、ジャシンの身体が徐々に実体化していく。暗黒剣に斬られた影響で超化獣となり、ハイパーモードの力も手に入れていたのだ!([[《ガスラン=リュカスライン》]])

《暗黒剣》は、狙い通り《ジャシン》を超化獣にすることに成功した。ただ、《ジャシン》が霊体となりその力を意のままに操れるようになるのは予想外だった。
実体化したジャシンは身にまとった深淵の瘴気だけでエルボロムの熱線を弾き返す!そして腕を組んだまま堂々と優雅にエルボロムに近づいていく。ついに互いの身体がぶつかり合うほどの距離となり、事態はまさに一触即発!([[《カリッキ=リッキ》]])

カサリ、とジョーロー=スイーロが立てた足音を合図として、ジャシンとエルボロムのゼロ距離での格闘戦が始まる、互いに一歩も引かないハイパーモード同士の戦いはすさまじい衝撃を生み、ゴルギーニ・タウンを半壊させた。([[《ジョーロー=スイーロ》]])

「……今貴様と戦ってもまだ喜びはなさそうだ」ひとしきりジャシンと打ち合ったエルボロムは、そう告げてゴルギーニ・タウンから撤退したのだった。([[《瞑カオスマントラ》]])

エルボロムに全く歯が立たず、あまつさえジャシンに助けられたという事実は、ドラン・ゴルギーニに無力感を植えつけた。([[《ヴェネラック-F5》]])


}}


//初版
//[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]と[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]の力を借り、[[《ジャシン》>《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]が[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]を倒したその直後。
//月から突如として飛来した漆黒の剣は抵抗する隙をも与えずジャシンの身体を瞬く間にバラバラにし、持ち去ってしまった。
//そしてそれを皮切りとするかのように、これまで交わる事のなかった月に暮らす[[クリーチャー]]たちが襲来。
//ジャシンを解体した黒い剣、[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]]に仕える4体の[[デーモン・コマンド]]――「夜の四天王」たちは[[超化獣]]と自らを称するそれぞれの眷属を連れて各文明への大規模な攻撃を仕掛けた。

//[[光文明]]へは他者の失敗を喜びの糧とする[[《光喜の夜 エルボロム》]]率いる獲銀月が襲来。《エン・ゲルス》やゴルギーニ五兄弟たちを歯牙にも掛けない強さで圧倒し、街を壊滅へと追い込んでいく。
//[[自然文明]]へはあらゆる理を怒りの炎に変える[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]と揚紅月が到来。ラウンドナンバーズに植えられた樹林すらも容赦せず焼き払い、かつて[[《ゴルファンタジスタ》>《首領竜 ゴルファンタジスタ》]]が《ジャシン》から命懸けで守り抜いた森を顧みる事もなく燃やし尽くした。
//[[火文明]]にはことごとくの挑戦に憐憫の情を向ける[[《哀樹の夜 シンベロム》]]と森翠月が進撃。囚われた者の生命力を奪い、自然の一部と化してしまう樹海に《バクテラス》が立ち向かうが、しかし先ほどまでの《ジャシン》との壮絶な戦いの影響からか満足に力を発揮できず、遂には《シンベロム》に雁字搦めにされてしまう。
//[[水文明]]にはありとあらゆる物事を興味の対象とする[[《楽識の夜 フミビロム》]]を代表とする文藍月が訪れる。血気盛んな眷属とは対照的に、ハイクの文化に興味を示した《フミビロム》は水文明の住人たちに次々とハイク勝負を仕掛ける。そして終いには公演という大舞台で「壱百年wish」を相手取り、「楽」の一字ハイクで以て会場を沸かせた。

//最初のうちは月と超獣世界のクリーチャーたちは互角の戦いを繰り広げていたが、しかし他者の生命力を吸収する事で強大な力を発揮する[[ハイパーモード]]を持つ月のクリーチャーたちが感情の高ぶりによりその力を解放すると、たちまち世界は蹂躙されていった。

//世界を滅ぼし歓喜に酔いしれる《エルボロム》。
//いよいよゴルギーニたちにトドメを刺そう、としたところでここに来て思わぬ出来事が起こる。
//《フラヴナグニル》に斬り裂かれた事で肉体を失った《ジャシン》はそれを逆手に取り自らもハイパーモードを獲得。[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]へと変化したのだ。
//《ジャシン》が超化獣となるのは《フラヴナグニル》の予定の範疇だったが、しかしそれを自由自在に扱えるようになるのは想定の範囲外だったのである。

//霊体となりながらも《エルボロム》の前に立ちはだかった《ジャシン》は[[アビス]]たちからエネルギーを吸収し、実体を獲得していく。
//そして間もなく両者は真正面から激突。ハイパーモードを解放した者同士の激突は凄まじい破壊を巻き起こし、ゴルギーニ・タウンは半壊してしまった。

//ひとしきり打ち合った後、《エルボロム》はひとまず撤退。かくして光文明の全滅は避けられたが、しかし《エルボロム》に全く歯が立たなかった上、よりにもよって《ジャシン》にその危機を救われたという事実に、《ドラン・ゴルギーニ》は心を曇らせた。

//そして一方の火文明では、とうとう《ボルシャック・バクテラス》が完全に無力化されてしまっていた。
//自らの首に絡みつく蔦に、《バクテラス》は覚悟を決めた……。

//[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]を倒したのも束の間、突如として天から飛来した漆黒の剣が[[《ジャシン》>《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]の身体を貫いた!
//《ジャシン》が驚く間もなく幾筋もの剣閃が走ると、《ジャシン》の身体はバラバラに解体され、漆黒の剣に持ち去られてしまった。

//時を同じくして、超獣世界の存在とは長い間交わることのなかった、月の超獣が襲来した。
//[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]]に仕える4体の[[デーモン・コマンド]]、「夜の四天王」率いる軍勢が各文明へ襲いかかった。

//はじめは互角の形勢だったが、[[超化獣]]を名乗る彼らが突如[[パワーアップ>ハイパー化]]を遂げると、どの文明も成す術なく蹂躙されていった。

//:シンベロムVS.火文明|

//新たな躍動も、革命も、挑戦も、[[《哀樹の夜 シンベロム》]]と森翠月の眷属にとっては等しく憐憫を向けるべき進化である。

//《シンベロム》と森翠月の眷属の襲来によって火文明は樹海に埋め尽くされていった。

//樹海に囚われた者は徐々に生気を奪われ、やがては樹海の一部と化してしまう。
//[[《ボルシャック・疾・ピピッチ》]]の迅速な調査報告を受けた[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]は、これ以上仲間を巻き込むまいと単身で樹海へと乗り込んでいったのだった。

//樹海の中で《シンベロム》に挑む《バクテラス》。
//だがその動きは明らかに精彩を欠いていた。《バクテラス》の身体は、太陽の力を取り込んだことで既に限界を迎えていたのだ。

//「過ぎたる力を得ようとした報いだ。哀れ哀れ……」
//既に限界を迎えて動けない《バクテラス》の首に《シンベロム》の蔦が絡まり、宙に持ち上げられてしまった。

//首に絡んだ《シンベロム》の蔦で動けなくなり、《バクテラス》はついに覚悟を決めた。


//:アゲブロムVS.自然文明|

//不自由な条理も、法則も、慣習も、[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]と揚紅月の眷属にとっては等しく鬱憤の捌け口となる。

//自然文明に襲来した《アゲブロム》と揚紅月の眷属は、手始めに18のラウンドナンバーズの上に整然と生やされた樹木をすべて燃やし尽くした。

//揚紅月の眷属たちによって森が次々と燃やされていくのを見て、[[スノーフェアリー]]たちは悲嘆に暮れた。
//だが、炎の中でハイパーモードとなった《アゲブロム》はなおも火に油を注いだ。
//「我の怒りはこの程度では晴れぬ!怒ぅん!!」

//《アゲブロム》の怒りは、炎をまき散らすことでしか収めることはできない。だが怒りが収まるほどの炎をまき散らしたことは、いまだかつてない。

//スノーフェアリーたちは空を見上げた。彼らの希望はいつまでも、[[今や銀河となったあの男>《超重竜 ゴルファンタジスタ》]]なのだ。


//:フミビロムVS.水文明|

//未知の技術も、知恵も、工夫も、[[《楽識の夜 フミビロム》]]と文藍月の眷属にとっては等しく興味の対象となる。

//[[水文明]]に襲来したのは、《フミビロム》と文藍月の眷属だった。
//だが《フミビロム》は今にも暴れだしそうな眷属を制すると、街中に貼られたUta-Awase-Fes.のポスターに目を付ける。
//「ハイクだと?フーム、気になるのであるな……?」

//敵の文化を知り尽くし、もはや学ぶところがないとなれば滅ぼす。それが《フミビロム》のやり方だ。

//ハイクの師匠であるという[[《バショウ・シチゴマスター》]]に対し、《フミビロム》はハイク対決を申し入れる。
//すると見様見真似で粗削りならがもハイクへの情熱と興味が表現された《フミビロム》のハイクに、《シチゴマスター》すらも魅了されてしまった。

//《フミビロム》は通行人に水文明で最もハイクが上手い者は誰かと問い、「壱百年Wish」であると聞くと、所属する575プロダクションに押しかけて再びハイク対決を申し入れた。

//「『壱百年Wish』とハイク対決?いいじゃない!せっかくだから公演にしましょう!!」

//575プロダクションの[[社長>《茶麗音愛 ソトハネ》]]の鶴の一声で決まった、「壱百年Wish」と《フミビロム》のハイク対決公演が始まった。
//先攻の[[《Drache der'Zen》]]が[[《Eine k'Reine》]]と美しいユニゾンハイクで観客を魅了する。だが、《フミビロム》は不敵に笑っていた。

//後攻の《フミビロム》のターン。会場に漂う魔力を利用して感情を高め、ハイパーモードに突入した《フミビロム》は、ハイクと出会った楽しさを「楽」の一字のみで詠みきった。
//その斬新さにハイクを楽しむ心を思い出した[[《アクア・ハンドガン》]]は、感動のあまり目から鱗を落としていた。

//ハイク対決公演は熱狂のうちに終了した。公演ではこの素晴らしい公演を作った双方が勝者という流れになったが、どちらが真の勝者だったかは、観客が《フミビロム》に送った鳴りやまないほどの拍手を聞けば自ずと明らかだった。


//:エルボロムVS.光文明|

//他者の苦痛も、悲嘆も、不幸も、[[《光喜の夜 エルボロム》]]と獲銀月の眷属にとっては等しく歓喜の材料となる。

//平和が訪れたゴルギーニ・タウンには《エルボロム》と獲銀月の眷属が襲来した。

//[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]は豊かな光で襲来した《エルボロム》の心を浄化しにかかる。
//だが《エルボロム》は「何と喜ばしい!」と叫びながら脇にいた超化獣を掴むと、その力を吸収して豊かな光を上回る輝きを放つ!!

//「喜喜喜ィャーッハッハッハ!!!」
//ハイパーモードに突入した《エルボロム》は360度全方位から超高出力の熱線を放つ!
//逃げ場もなく直撃を受け豊かな光を失った《エン・ゲルス》は、地上に堕ちていった。

//「行くぞ! 合体だ!!」《エン・ゲルス》の敗北を知り[[《ドラン・ゴルギーニ》]]は《ゴルギーダイオージャー》に合体しにかかる!
//……だがその前に《エルボロム》の熱線が[[五兄弟>スーパーカー・ドラゴン]]のタイヤをすべて破裂させ、身動きできなくしてしまった!

//倒れた五兄弟を足蹴にしながら《エルボロム》の高笑いが響く。誰かが大きな何かを成そうとして失敗するのを見るのが、《エルボロム》の何よりの喜びなのだ。

//《エルボロム》がゴルギーニ五兄弟にとどめを刺しにかかる。だが振り下ろそうとした手刀が、空中でピタリと静止した。そして気づけば、あたりには不気味な霧が立ち込めていた……「喜!?」



//《エルボロム》の周りに漂っていた霧が集まり、次第に形を成す……《ジャシン》だ!
//《ジャシン》は《暗黒剣》に貫かれ身体を失った。だが《暗黒剣》は《ジャシン》の魂までを奪うことはできず、霊体となり再び現れた。
//その名も、[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]!!

//《エルボロム》が熱線を浴びせると、霊体の《ジャシン》は苦しみ悶える様子を見せる。
//不敵に笑う《エルボロム》……だが、突然《ジャシン》の右手が何かを掴んだ![[《フォック》、《ンプス》、《アライフ》>《三従士 フォック=ンプス=アライフ》]]……《ジャシン》に共鳴し霊体化した[[アビスロイヤル]]だ!

//「オオオオオ……!」不気味な唸り声とともに三従士からエネルギーを吸収し、《ジャシン》の身体が徐々に実体化していく。
//《暗黒剣》に斬られた影響で超化獣となり、ハイパーモードの力も手に入れていたのだ!

//実体化した《ジャシン》は身にまとった深淵の瘴気だけで《エルボロム》の熱線を弾き返す!そして腕を組んだまま堂々と優雅に《エルボロム》に近づいていく。
//ついに互いの身体がぶつかり合うほどの距離となり、《ジャシン》と《エルボロム》のゼロ距離での格闘戦が始まる。
//互いに一歩も引かないハイパーモード同士の戦いはすさまじい衝撃を生み、ゴルギーニ・タウンを半壊させた。

//「……今貴様と戦ってもまだ喜びはなさそうだ」
//ひとしきり《ジャシン》と打ち合った《エルボロム》は、そう告げてゴルギーニ・タウンから撤退したのだった。

//《エルボロム》に全く歯が立たず、あまつさえ《ジャシン》に助けられたという事実は、《ドラン・ゴルギーニ》に無力感を植えつけた。



//《暗黒剣》は、狙い通り《ジャシン》を超化獣にすることに成功した。ただ、《ジャシン》が霊体となりその力を意のままに操れるようになるのは予想外だった。

**[[DM24-RP1「王道篇 第2弾 カイザー・オブ・ハイパードラゴン」>DM24-RP2]] [#g60d54d3]

己の命を燃やす覚悟を決めた《バクテラス》。
するとその身体を突如として爆炎が包み込み、《シンベロム》の蔦を燃やし尽くすと彼は新たな姿――[[《終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴン》]]へと変化を遂げていた。
太陽と完全に一体化する事によりハイパーモードに匹敵する力をその身に宿した《暴竜爵》。その覚醒の影響は火文明全体に波及し、住人たちにハイパーモードの力をもたらした。
《終炎の竜皇》へ目覚めるや否や《暴竜爵》は《シンベロム》へ猛火を浴びせる。対する《シンベロム》も樹海から力を吸い取りハイパーモードへ移行して応戦するが、《暴竜爵》の炎は樹海を燃やし尽くす。
「愚かな」と憐憫の情を向ける《シンベロム》だが、本体すらも焼き払わんとする轟炎の前に撤退を余儀なくされるのだった。

#region2(参考フレーバー){{

シンベロムの蔦に絡みつかれ、命を燃やす覚悟を決めたバクテラス。すると一瞬にして爆炎がバクテラスを包み、シンベロムの無数の蔦をすべて焼き尽くし新たな姿を見せた!その名も、終炎の竜皇ボルシャック・ハイパードラゴン!!([[《ブレイズザウルス》]])

太陽と一体化しハイパーモードにならずしてハイパーモード並みの力を持つ終炎の竜皇となった暴竜爵は、シンベロムに一斉放射を浴びせる。だがシンベロムは樹海の力を吸ってハイパーモードで対抗する!([[《ボルシャック・ゴリラ・ドラゴン》]])

ハイパーモードに突入したシンベロムに対し、暴竜爵は樹海を燃やし尽くす!「愚かな。過ぎたる進化の果てに待つのは破滅よ……」シンベロムは猛火に包まれた樹木から本体を切り離し、火文明から逃げ去っていったのだった。([[《アニー・鋼・ルピア》]])

ジャシンの超化獣への覚醒がアビスにハイパーモードの力をもたらしたように、暴竜爵の覚醒は、火文明の住人にもハイパーモードの力をもたらした。([[《シザー=ゾー》]])

}}

//《暴竜爵》の奮闘により火文明が危機を脱した一方、自然文明は惨憺たる有り様だった。
//揚紅月と眷属たちにより燃え盛る自然の森林。尋常ではない怒りの炎の前に妖精たちは為す術もなく空を見上げ、一人の男に助けを求める。
揚紅月と眷属たちにより燃え盛る自然文明の森林。尋常ではない怒りの炎の前に、妖精たちの呼び声に答えるかのように銀河が回転し、《ゴルファンタジスタ》が顕現を果たした。
自然文明に舞い戻った《ゴルファンタジスタ》は《アゲブロム》へ攻撃し、彼の想定を凌駕する不可解なほどのダメージを与えていく。
戦いを優位に進める《ゴルファンタジスタ》。だがそこへ火文明から命からがらのところで脱出した《シンベロム》が襲来、《ゴルファンタジスタ》の身体に根を張って雁字搦めにし、ハイパーモードへ移行していた《アゲブロム》はそれを容赦なく滅多打ちにする。
だがその拘束すらも振り解き、《ゴルファンタジスタ》は《アゲブロム》へ痛烈なカウンターを浴びせた。その強靭なる進化の光景は《シンベロム》をして驚嘆させ、彼に一つの機会をもたらした。
不意を突かれた事に激昂する《アゲブロム》は《シンベロム》へ応援を要請するが、彼は答えない。
《ゴルファンタジスタ》の全身に張り巡らされた根はやがて一体化し、《ゴルファンタジスタ》をハイパーモードへと突入させる。言うなればそれが答えだった。
《シンベロム》の唐突な謀反に愕然とする《アゲブロム》に[[《森翠月 ゴルファンタジスタ》]]の激烈な一撃が繰り出され、《アゲブロム》は銀河の果てまで吹き飛んでいった。
《シンベロム》へ継戦の可否を問う《ゴルファンタジスタ》だが、最早《シンベロム》にその気はなかった。
《シンベロム》が選んだのは共存。《ゴルファンタジスタ》に全身に根を張った際、彼はあらゆる困難を糧にする《ゴルファンタジスタ》の強靭な精神を目の当たりにしていた。憐れむばかりだった己を悔い改め、そして出した答えが《アゲブロム》との敵対だったのだ。

#region2(参考フレーバー){{

妖精たちの呼び声に応え銀河が回転し、ゴルファンタジスタが顕現する。そしてアゲブロムにクラブの一撃を振るう!だが、吹っ飛んだアゲブロムはハイパーモードとなり立ち上がる。怒りを高めるためわざと攻撃を食らったのだ。([[《寒風妖精コトタロー》]])

ハイパーモードとなったアゲブロムに、ゴルファンタジスタはなおもクラブを大上段から振るう。先ほどと同じ威力なら耐えられるはずだった。だが打ち付けられたアゲブロムは地面にめり込んだ! 「なんだこの力は……許せん!」([[《大冒犬ヤッタルツー》]])

「さすがゴルファンタジスタ様!」アゲブロムを圧倒した姿を見て勝利の予感に妖精たちも歓声をあげる。だが、突如としてその動きがピタリと止まった。火文明から命からがら逃げてきたシンベロムが、地面を通じてゴルファンタジスタの身体中に根を張ったのだ。([[《ルナサンライト コハク》]])

シンべロムの根に捕らわれ動きを止められたゴルファンタジスタを、アゲブロムが滅多打ちにする。あまりに一方的な戦いに、妖精たちも悲鳴をあげることしかできない……だがその時、シンベロムの根に完全に支配されたはずのゴルファンタジスタの指がピクリと動いた!!([[《破城の槌》]])

とどめを刺そうとしたアゲブロムを、動けないはずのゴルファンタジスタがカウンターでクラブを当て吹っ飛ばす。その姿にシンベロムは驚嘆する。「この男は逆境にあって、妖精たちを悲しませることのないようこの身体を進化させたのだ!このような進化の形があろうとは!!」([[《ヨメイサンビョウダケ》]])


「シンベロム!一瞬でいい!こいつの動きを止めろ!!」動けないはずの相手に殴られ怒号するアゲブロムに対し、シンベロムは答えない……否、答えは既に出ていた。([[《ローズスパイク・バタフライ》]])

シンベロムの出した答え。それはゴルファンタジスタの身体を根で覆うように張り巡らせることだった。「よくやった!」勢い勇んだアゲブロムが突撃する。だが根はゴルファンタジスタと一体化し、強大な力をもたらしていた。「何!?バカな……!」ゴルファンタジスタがハイパーモードに突入したのだ!([[《ファーマー・トラップ》]])

ゴルファンタジスタに根を張り、どんな困難も己の糧とするその強靭で前向きな精神を覗いたことで、シンベロムは進化を憐れむばかりだった己の考えを改めた。そして、もともとそりが合わなかったアゲブロムと敵対し、ゴルファンタジスタにハイパーモードの力を伝える道を選ぶことにしたのだ。([[《ムーンドラム ミドリ》]])

ハイパーモードに突入したゴルファンタジスタのクラブがアゲブロムに直撃し、 空高く打ち上げた。そしてそのままアゲブロムの身体は銀河の彼方まで飛び、宇宙に空いた穴に吸い込まれていった。([[《白銀妖精コユキ》]])

「さて、お前はどうする?」アゲブロムを倒したゴルファンタジスタが自らの身体中に張り巡らされた根に問う。言葉はなかったが、シンべロムがゴルファンタジスタのハイパーモードを解除させなかったことが返答の代わりだった。([[《ムーンベル シアン》]])

}}

《エルボロム》を退けた《ジャシン》は、《エルボロム》が《ジャシン》の指を持っていた事に気が付く。
ハイパーモードとなった今となってはかつての肉体も最早抜け殻のようなものであり、特段それに執着するつもりはない。だからといって自分以外の誰かがそれを利用しようというのも不愉快なものだ。
そんなものを持って月の勢力は一体なにをしようとしているのか。
《ジャシン》は思案を巡らせていく。

#region2(参考フレーバー){{

エルボロムを撃退したジャシンは、エルボロムが何かを落としていったことに気づく。それは指……ジャシン自身の指だった。([[《刺筒虫インジェクト・ワーム》]])

ハイパーモードを手に入れたジャシンにとっては奪われた自身の肉体はもはや脱皮した抜け殻に等しく、あえて取り戻そうとは思わなかった。だが、自分以外の誰かがその肉体を利用しようとするのは不愉快であった。([[《超侵入》]])

暗黒剣によってバラバラにされたジャシンの肉体、その一部をエルボロムが持っていた。だとすれば、月の勢力による侵略の本当の目的とは……?深淵の奥で、ジャシンは思案を巡らせていた。([[《トメッグ=グメトゥ》]])

}}

《フミビロム》はハイクの持つ深淵性に囚われていた。
真髄を学んだら侵略してしまうつもりでいたというのに、学べば学ぶほどにそれが遠ざかっていく。
自らの経験則が通用しないハイクの底知れなさ、そしてハイクに打ち込む者たちの熱量に魅了された《フミビロム》は、純粋な興味の為に水文明の住人たちにハイパーモードの力を伝授した。こんなことは《フミビロム》にとっても初めてのことだった。
元々ハイクとは己の感情を表現する手段である。そしてハイパーモードとは感情の高まりが行き着く先であり、そこには強いシナジーがあった。
《Drache der'Zen》は自らのハイクに感情をストレートに乗せられるようになった事に驚愕し、他の住人たちも各々新たなハイクを創っていく。
すっかり人気者となった《フミビロム》。彼は「フミビロムさん」「フミビロムさん」と住人たちに四六時中囲まれている。
楽しい時間が終わらない。侵略はいつまで経っても始まらない。

#region2(参考フレーバー){{

フミビロムはハイクの真髄を学び終えたところで水文明を侵略してしまうつもりでいた。唯一の誤算は、ハイクの真髄がいつまで経ってもつかめず、むしろ学べば学ぶほど遠ざかっていく気がすることだった。([[《ヒュロッキン》]])

どんな文化も、時間をかけて学べば段々と陳腐になっていく。だが、ハイクには底がない。そして同様に、ハイクに関わる者たちの熱量にも。フミビロムにとってそれは、初めての経験だった。([[《バブル・ボール》]])

フミビロムは侵略のためではなく純粋にハイクの新たな可能性を追求するために、ハイパーモードの力を水文明の住人たちに伝えることにした。([[《文楽音愛 ビンソギ》]])

感情の高まりを伝達するハイクと、感情の高まりで突入するハイパーモード。相性の良さは絶大だった。([[《ルナ・トリオーンフ》]])

フミビロムからハイパーモードの力を教えられたDrache der'Zenは、自らのハイクが感情をよりストレートに乗せられるようになったことに驚いた。([[《♪ハイパーで ハイクがますます ハイクラス》]])

あいつら、フミビロムは知識はすげーし、ハイクもクールだし、本当にすげーんだ!!ずっと水文明にいてもらいたいよ!!って言ってるぜ。 ―ガルフ・ストリーム([[《ガルフ・ストリーム》]])

「フミビロムさん!このハイク、どうですかね?」「フミビロムさん!この表現、こうしたらもっと粋ですよ」「フミビロムさん」楽しい時間は終わらなかった。侵略されているのは むしろ、フミビロムの時間だった。([[《アクア・スティール》]])

}}

《シンベロム》の襲来を乗り越えた火文明だったが、《エルボロム》が様子を見に来た事によりまたしても危機が訪れる。
戦闘になる《暴竜爵》と《エルボロム》。《エルボロム》の一撃が被弾しかけた直前、光文明から《エルボロム》を追いかけてきた《エン・ゲルス》が割って入り、《暴竜爵》のピンチを救う。
《暴竜爵》と並び立ち《エルボロム》を迎撃する様は《エン・ゲルス》にかつてのジャシン戦を想起させ、その心の高まりはハイパーモードを覚醒させるに至った。
三者の戦いは加熱するが、《エン・ゲルス》の豊かな光は《エルボロム》には効きが悪く、《暴竜爵》も抜きん出た強さを誇る《エルボロム》の前に苦戦を強いられ、両者は劣勢に追い詰められていく。そしてハイパーモードを解放した《エルボロム》は遂に《エン・ゲルス》を熱線で撃墜せしめた。
たまらず膝をつく《暴竜爵》は大地から火文明に生きる者たちの声を聞く。それがトリガーとなり体内の太陽に火を付け、ハイパーモードを解き放つ事に成功した。
その絶大な力は《エルボロム》を捉え、重傷を負わせるに至った。状況が喜ばしくないと判断した《エルボロム》はたまらず撤退していった。
《ドラン・ゴルギーニ》が駆け付けたのは、丁度戦いに区切りが付いたその時であった。
満身創痍の《エン・ゲルス》は、息も絶え絶えになりながらも《ゴルギーニ》に1枚のコインを差し出す。そこには「祝福」を意味する文字が刻まれていた。
《ゴルギーニ》がそれを受け取ると、満足したかのように《エン・ゲルス》の拳は地に落ちていった。
そして同時に、無事かと思われていた《暴竜爵》の身体にも終焉が訪れていた。
太陽と一体化した代償はさしもの《暴竜爵》であっても無視できるものではなかった。全身が炎に包まれていく。
最期の瞬間、《暴竜爵》は《ゴルギーニ》に想いと超獣世界の未来を託すと、熱き灰となって散っていった。
彼らが守りたかった者を、今度は自分が守り抜く。《ゴルギーニ》がその覚悟を決めた瞬間、継承されたコインが光り輝き、天に昇る柱となった。
その方角に向けて、ゴルギーニ・タウンの住民たちは一斉に頭を垂れて祈りを口ずさんだ。

――「祝福あれ」

#region2(参考フレーバー){{

シンベロムを倒した暴竜爵。そこに空から飛来する影が! 「これは喜びがいがありそうだ!」光文明を崩壊させ、火文明の様子を見に来たエルボロムだ!([[《決戦!月と太陽!!》]])

現れるなりすぐさま熱線を放射するエルボロム。ハイパードラゴンに覚醒した暴竜爵をもってしても苦戦必至! だがあわや直撃というところを庇ったのは、光文明からエルボロムを追いかけてきたゴルギーニ・エン・ゲルスだった!([[《前衛の守護者カセル・デルト》]])

暴竜爵と並び、エルボロムと対峙する……かつてのジャシン封印の戦いを想起させる状況に、エン・ゲルスの心はかつてないほど奮い立った。そして次の瞬間、エン・ゲルスの身体が光り輝いた!ハイパーモードに突入したのだ!!([[《ケルビ・チゼンט》]])

暴竜爵の危機が、エン・ゲルスにハイパーモードへの目覚めを促した。([[《ハイパー・エントリー》]])

ハイパーモードに突入したエン・ゲルスはさらに豊かになった光でエルボロムを包み、邪な心を取り除こうとする。「これは邪教の光、ここで戦えるとは喜ばしい!」元々悪意に迷いのないエルボロムにエン・ゲルスの光は効かず、ハイパーモードに突入するとエン・ゲルスを熱線で撃ち落とした!!([[《星姫械 シリエスター》]])

大地に膝を突いた暴竜爵は、大地からの声を聞いた。それは火文明に生きる者たちの思い。その思いが暴竜爵の体内の太陽に火をつけ、溢れ出るパワーで鎧が弾け飛び、ついにハイパーモードに突入した!!([[《ハイパー・キャストオフ》]])

ハイパーモードに突入した暴竜爵の燃え盛る拳が、ついにエルボロムの身体を貫いた!「喜ばしく……ないぞ……」さすがにダメージが大きいと判断したエルボロムは、火文明から撤退していったのだった。([[《粛清者ゴットハルト》]])

超獣世界のあらゆるクリーチャーを凌ぐほどの強さを誇るエルボロムのハイパーモード。だが、ボルシャックの歴史が紡がれた太陽によるハイパーモードがそれをついに上回ったのだ!!([[《クック・驚・ブルッチ》]])

暴竜爵を助けるべく火文明に駆けつけたドラン・ゴルギーニが目撃したのは、去り際のエルボロムの後ろ姿と、満身創痍で倒れ伏すエン・ゲルス、そして腕を組み仁王立ちのまま佇む暴竜爵だった。([[《星雷の求道者ア・リガテ》]])

倒れたエン・ゲルスに駆け寄ったドラン・ゴルギーニの眼前に、虫の息となったエン・ゲルスの拳が差し出される。その上には、ゴルギーニ・タウンの言葉で「祝福」を意味する文字が刻まれたコインがあった。ドラン・ゴルギーニがコインを受け取ると、その手は満足したように力なく地面へと落ちていった。([[《巡霊者ニージェ》]])

一人佇む暴竜爵に駆け寄ったドラン・ゴルギーニ。エン・ゲルスのコインと見比べ 「ああ、あなたは無事で……」そう口にしようとした瞬間、暴竜爵の身体がさらなる炎に包まれていく! 太陽と一体化して力を振るった代償が、暴竜爵に襲いかかろうとしていた。([[《コッコ・格・ルピア》]])

炎に包まれた暴竜爵はドラン・ゴルギーニに告げる。「太陽は沈んでも、この熱き想いは沈まない!友よ、あとは任せたぞ……」そして暴竜爵は炎の中に消え……あとにはまだ熱さの残る灰と、ドラン・ゴルギーニのエンジンの咆哮だけが残ったのだった……。([[《爆炎鎧アラタ》]])

「必ず、守り抜く」暴竜爵の灰とエン・ゲルスのコインを抱きながら、ドラン・ゴルギーニは強い覚悟を固めた。彼らが守りたかったものは、代わりに自分が守るという覚悟を……するとその時、ドラン・ゴルギーニの手の中でコインが光り輝き、その光は天を得く柱となった!([[《禁足の守護者ガド・ワーカ》]])

火文明から上がった光の柱を見て、ゴルギーニ・タウンの住人たちはその方角に向けて一様に頭を垂れた。そして、皆が口々に言った。「祝福あれ」と。([[《予言者コーア》]])

}}

我が儘な喜を追い求める《エルボロム》。
ハイクの文化を更に学ぶ《フミビロム》。
宇宙の穴に吸い込まれた《アゲブロム》。
大自然との共存を選んだ《シンベロム》。
月から飛来した超化獣を統べる彼らは、《フラヴナグニル》に従って動いているが決して一枚岩という訳ではない。
各々がそれぞれの思惑の下に行動する一方、月の裏側に潜む《フラヴナグニル》はジャシンの肉体の傍らで静かに力を溜めていた。
すべては来たるべき時、我が主の復活のために。

#region2(参考フレーバー){{

エルボロム、フミビロム、アゲブロム、シンベロム。月から来た超化獣を統べる者たちは暗黒剣に従って動いてはいるが、決して一枚岩というわけではない。([[《集結!夜の四天王!!》]])

月の裏側。バラバラとなったジャシンの肉体を傍らにして、暗黒剣フラヴナグニルは来たるべき時に備え静かに力を蓄えていた。すべては、自らの主を復活させるために。([[《ギガカキン》]])

}}


**登場人物 [#pecea68c]
***月の超獣 [#z2fd780c]
-[[《暗黒剣 フラヴナグニル》]]
-[[超化獣]]
-夜の四天王
--[[《光喜の夜 エルボロム》]]
--[[《炎怒の夜 アゲブロム》]]
--[[《哀樹の夜 シンベロム》]]
--[[《楽識の夜 フミビロム》]]

***超獣世界のクリーチャー [#s5ce478b]

-[[《アビスベル=覇統=ジャシン帝》]]→[[《邪魂の王道 ジャシン帝》]]

-[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]
-[[《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]→[[《ハイパー・エン・ゲルス》]]
-[[《ドラン・ゴルギーニ》]]

-[[《Drache der'Zen》]]
-[[《Eine k'Reine》]]
-[[《Drache der'Zen》]]→[[《文藍月 Drache der'Zen》]]
-[[《Eine k'Reine》]]→[[《文藍月 Eine k'Reine》]]

-[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]
-[[《竜皇神 ボルシャック・バクテラス》]]→[[《終炎の竜皇 ボルシャック・ハイパードラゴン》]]

-[[今や銀河となったあの男>《超重竜 ゴルファンタジスタ》]]
-[[《超重竜 ゴルファンタジスタ》]]→[[《森翠月 ゴルファンタジスタ》]]



**参考 [#h25049cc]
-[[王道篇]]
-[[背景ストーリー]]

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