#author("2024-06-10T21:41:05+09:00","","")
#author("2024-06-11T14:24:41+09:00","","")
*アーマード・ドラゴン [#q0723431]

[[DM-01]]から存在する、[[勝舞編]]における[[火]]の代表[[種族]]。後に[[アーマード]]の[[種族カテゴリ]]に属するようになる。
[[ドラゴン]]に属する[[種族]]の元祖でもある。

直訳の「武装した龍」という[[種族]]名の通り、ほとんどは火器などで重武装を施している。[[進化]]すると竜の顔が胸とその左右に三つ付いて、多頭で人型に近い風貌になる。
詳細は不明だが、「ボルシャック渓谷」と呼ばれる谷から誕生することが多く、[[《ボルシャック・ドラゴン》]]も同様の名前を持つことから、無関係ではないと思われる。
[[背景ストーリー]]上では圧倒的な力を持つ[[種族]]として、[[火文明]]の精神的支柱だけでなく他の強豪[[種族]]に対峙する存在として描かれていた。
また、装甲は最高の素材と呼ばれる「ボルメニウム」で造られることが多い。

[[命名ルール]]は「〜・ドラゴン」または「〜・○○・ドラゴン」。[[進化]]すると「超竜〜」。

[[多種族]]では「龍騎」「竜機」「竜騎」のいずれかが[[冠詞]]となり、[[サムライ]]を含む多種族では「竜鬼」となる。
[[アンノウン]]を含む多種族の命名ルールは、「偽りの名(コードネーム) 〜・ラゴン」、「真実の名(トゥルーネーム) 〜・ラゴン」。

|ボルシャック・ドラゴン VR 火文明 (6)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 6000+|
|攻撃中、このクリーチャーのパワーは、自分の墓地にある火のカード1枚につき+1000される。|
|W・ブレイカー|

|ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン SR 火文明 (7)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000|
|W・ブレイカー|
|このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに持ち主の墓地に置く。|

|超竜バジュラ SR 火文明 (7)|
|進化クリーチャー:アーマード・ドラゴン 13000|
|進化−自分のドラゴン1体の上に置く。|
|このクリーチャーが攻撃する時、相手のマナゾーンからカードを2枚まで選ぶ。相手はそれを持ち主の墓地に置く。|
|T・ブレイカー|
|BGCOLOR(#933):COLOR(white):''※殿堂入り''|

|ボルシャック・クロス・NEX SR 火文明 (9)|
|クリーチャー:アーマード・ドラゴン 12000|
|スピードアタッカー|
|パワーアタッカー+5000|
|T・ブレイカー|
|誰もコスト4以下のクリーチャーを召喚できない。|

[[デュエル・マスターズ]]における花形[[種族]]の1つであり、人気は非常に高い。
[[ファイアー・バード]]を初めとしてサポート[[カード]]も多く、その強力な[[パワー]]で爽快な[[プレイング]]ができる。
総じて[[重い]]ため、出すまでのプロセスが非常に重要。


**公式のプッシュと背景ストーリーでの変遷 [#ke085c0a]

背景ストーリー上では初期から火文明の主役種族として登場していたが、[[基本セット]]時点のゲーム上では[[重い]][[カード]]ばかりかつ、サポートも貧弱だったことから扱いにくい種族だった。

[[闘魂編]]で[[シールド]]を焼き尽くす強力な[[能力]]を持つ[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]が登場した辺りから風向きが変わり始める。

[[DM-08]]では他の[[文明]]にも[[ドラゴン]]が収録され、同時に強力な[[進化]][[カード]]の[[《超竜バジュラ》]]とサポート[[カード]]も手に入れるなど、実力も兼ね備える[[種族]]として台頭する。

悪名高き[[《無双竜機ボルバルザーク》]]という[[プレミアム殿堂]][[カード]]を輩出し、[[殿堂>殿堂入り]]にも[[《超竜バジュラ》]]と[[《インフィニティ・ドラゴン》]]が存在する。
他にも長らく[[プレミアム殿堂]]に指定されていた[[《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》]]など、[[クリーチャー]]としては最も多くの[[殿堂カード]]を持つなど、名実ともに[[デュエルマスターズ]]の中心[[種族]]となった。

特に[[極神編]]から[[覚醒編]]にかけては[[《ボルメテウス・武者・ドラゴン》]]や[[《超聖竜シデン・ギャラクシー》]]、[[NEX]]や[[XX]]などが登場し、[[背景ストーリー]]において主役ポジションとして活躍を見せた。

しかし、[[エピソード1]]以降から[[レッド・コマンド・ドラゴン]]、[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]、[[メガ・コマンド・ドラゴン]]と、新たな[[火]]の[[ドラゴン]]が次々と現れるようになり、主役の座を降りることになった。当然[[アーマード・ドラゴン]]をサポートするカードも登場しなくなっていったため、種族としての価値がほぼ[[ドラゴン]]という[[種族カテゴリ]]のみになっていった。
以降は十年近くサブポジションか、昔の[[カード]]がリメイクされる時のファンサービスとして登場する時期が続く。

[[エピソード2]]では再びフィーチャーされたものの、[[アンノウン]]によって支配されてしまった。
[[アンノウン]]を併せ持ったものが多く登場したほか、そうでないものも[[フレーバーテキスト]]で支配されていることを嘆いている。

[[ドラゴン・サーガ]]では同時に[[フレイム・コマンド]]を兼ね備えた「爆竜」が[[覚醒編]]に続いて数体登場。
復権するかと思いきや、直後に登場した新顔の[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]に再び主力[[種族]]の座を奪われることになってしまった。

それから[[王来篇]]では過去の[[クリーチャー]]を[[モモキング>《モモキング -始丸-》]]などの現代[[クリーチャー]]がその力を身に纏うという形で、久しぶりに主人公が切り札として用いる[[クリーチャー]]の[[種族]]に戻った。しかし、あくまで数いる歴代クリーチャーの一種という扱いであり、メイン格というわけではない。
一方で[[ディスペクター]]の素材として、[[光]]や[[水]]単色のアーマード・ドラゴンが登場した。

[[ゴッド・オブ・アビス]]では[[ボルシャック]]プッシュに伴い、[[火]]のメイン種族に返り咲いた。続く[[アビス・レボリューション]]でもメイン種族として続投。
主人公の使う種族でこそ無くなったが、単種族の新規カードが多数登場しているほか、ようやく成立した[[アーマード]]の[[種族カテゴリ]]として久々にサポートも得ている。
[[アーマード・ドラゴン]]としての価値がほぼ「ドラゴン」の部分に比重していたこれまでと打って変わって、「アーマード」も活きるようになった。

***その他設定など [#q5859ffc]

-名前が「ボル」で始まる[[クリーチャー]]が多い。火山を意味するボルケーノ(volcano)から来ているようにも思えるが、ボルメテウスの頭文字は[[B>《超竜Bクリムゾン》]]である。また、多種族でこの種族を持つクリーチャーには名前に「ザーク」を含むものが多い。
--一部には「レッド」や「ホワイト」など、直接「色」が名前に含まれているものもある。これは、そのクリーチャーが持つ皮膚の色に合わせたものとなっている。

-パワー35000の[[《超覚醒ラスト・ストーム XX》]]、25000の[[《超神羅ロマノフカイザー・NEX》]]、24000の[[《超時空ストーム G・XX》]]と、[[アース・ドラゴン]]や[[フェニックス]]などを差し置いて基礎パワーランキングの上位に食い込んでいる超巨大種族となっている。

-『デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK』によると、[[ドラゴン・サーガ]]においては「伝説の武具を持つドラゴン」という設定。

-[[デュエマ]]黎明期から存在している[[エンジェル・コマンド]]や[[デーモン・コマンド]]等[[重量級]][[種族]]が4[[コスト]]程度まで軽量化していく中で、この種族だけが[[進化]]である[[《超竜バハム》]]を除いて5[[コスト]]を下回ることが無かったが、[[ドラゴン・サーガ]]にてようやく[[コスト]]4の[[《霊峰竜騎フジサンダー》]]を獲得した。コスト4のアーマード・ドラゴンはその後も度々登場しているが、コスト3のものは[[多色]]の[[《ボルシャック・栄光・ルピア》]]と[[ACEクリーチャー]]の[[《ボルシャック・フォース・ドラゴン》]]のみ。


-アーマード・ドラゴンの名跡であった「[[ボルシャック]]」や「GENJI」が登場したり、背景ストーリーで発展が示唆されたりと、[[レッド・コマンド・ドラゴン]]、[[ガイアール・コマンド・ドラゴン]]、[[メガ・コマンド・ドラゴン]]といった後継ドラゴン種族の祖と言える存在のようではある。


**アーマード・ドラゴンに関連する能力を持つカード [#m922344a]
-[[《バルキリー・ドラゴン》]]
-[[《バルケリオス・ドラゴン》]]
-[[《ピッピ・クッピー》]]
-[[《ポッポ・チャッピー》]]
-[[《愛護兵ブランカ》]]
-[[《武装竜鬼ジオゴクトラ》]]
-[[《翔竜提督ザークピッチ》]]
-[[《聖霊龍騎アサイラム》]]
-[[《聖霊龍騎セイント・ボルシャック》]]
-[[《闘龍鬼ジャック・ライドウ》]]
-[[《超竜ザシャック》]]
-[[《超竜ヴァルト》]]
-[[《レジェンド・アタッカー》]]
-[[《プロミネンス・カタストロフィー》]]
-[[《ファイナル・ドラグアーマー》]]
-[[《竜装 ムシャ・レジェンド》]]
-[[《神羅ライジング・NEX》]]
-[[《超神羅ロマノフカイザー・NEX》]]
-[[《レジェンド・ルピア・ウィング》]]
-[[《レッツ・デュエル兄弟》]]
-[[《ボルシャック・モルナルク》]]

**アーマード・ドラゴンを進化元とするカード[#n285bdae]
-[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]([[ファイアー・バード]]or[[アーマード・ドラゴン]])
-[[《凰翔竜機 G・クロス・アイニー》]]([[ファイアー・バード]]or[[アーマード・ドラゴン]])
-[[《炎彗星アステロイド・ガウス》]]([[ティラノ・ドレイク]]or[[ブレイブ・スピリット]]or[[アーマード・ドラゴン]])〈[[進化V]]〉
-[[《竜魔神王バルカディア・NEX》]]([[エンジェル・コマンド]]or[[アーマード・ドラゴン]]or[[デーモン・コマンド]])〈[[進化GV]]〉
-[[《超神星イクシオン・バーニングレイブ》]]([[ティラノ・ドレイク]]or[[アーマード・ドラゴン]]or[[ブレイブ・スピリット]])〈[[進化GV]]〉
-[[《超神星ライラ・ボルストーム》]]([[アース・ドラゴン]]or[[アーマード・ドラゴン]]or[[ドラゴン・ゾンビ]])〈[[進化GV]]〉
-[[《超竜サンバースト・NEX》]]
-[[《超竜ザシャック》]]
-[[《超竜ジャバハ》]]
-[[《超竜バシュミカヅチ》]]
-[[《超竜バハム》]]
-[[《超竜ファイバード》]]
-[[《超竜ラセツ》]]([[アーマード・ドラゴン]]or[[オリジン]])
-[[《超竜ヴァルキリアス》]]
-[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]([[ファイアー・バード]]and[[アーマード・ドラゴン]])〈[[進化V]]〉

**参考 [#ra95ea86]
-[[種族リスト]]
-[[ドラゴン]]
-[[アーマード]]
-[[メガ・アーマード・コマンド・ドラゴン]]
-[[《ボルシャック・ドラゴン》]]
-[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]
-[[《超竜バジュラ》]]
-[[《ボルシャック・クロス・NEX》]]

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