#author("2023-09-02T21:35:07+09:00","","")
#author("2024-06-11T13:17:03+09:00","","")
*ジャイアント・インセクト [#jda71960]

[[DM-01]]で登場した、[[自然]][[文明]]の[[種族]]の1つ。

その名の通り風貌はまさに巨大な昆虫。
特に登場初期は、[[刺々しく>《ブルーレイザー・ビートル》]]、かつ野生的な印象を与えるものが多かった。

[[命名ルール]]は、すべてカタカナで「〜・〜」で、後半にモチーフの昆虫の名前が入ることが多い。[[進化]]すると「大昆虫〜マンティス」で、カマを手に見立てた人型に近い巨大なカマキリの姿となる。
多色の場合は「鎧冑」が、[[ゴッド・オブ・アビス]]以降に登場した[[ベリーレア]]以上は「○○(漢字2文字)!」が[[冠詞]]に付く。

|フォレスト・ホーネット UC 自然文明 (4)|
|クリーチャー:ジャイアント・インセクト 4000|

|大昆虫ガイアマンティス SR 自然文明 (6)|
|進化クリーチャー:ジャイアント・インセクト 9000|
|進化−自分のジャイアント・インセクト1体の上に置く。|
|このクリーチャーは、パワー8000以下のクリーチャーにブロックされない。|
|W・ブレイカー|

登場初期の彼らの性格は、[[食欲の>《タイラント・クワザリ》]][[激しさ>《クラウド・メイフライ》]]、[[縄張り意識>《レッドアイ・スコーピオン》]][[の強さ>《ウィップ・スコーピオン》]]などで特徴づけられ、また発話能力は持たないようである。ただ当然[[種族]]内である程度の個性もあり、穏やかな食生・可憐な生態を持つ[[もの>《スナイプ・モスキート》]]、自身の特徴を誇らしげにひとりごつ[[もの>《ナナホシテントウ》]]も見られた。

同族への[[仲間意識・互助精神>《エコロバルーン・ビートル》]]はあるらしく、それが脅かされた際には (縄張り意識も相まってか) 然るべき[[迎撃>《シザーズ・ビートル》]]を加える。[[自然]][[文明]]自体が頻繁に侵略被害に[[遭っていた>フィオナの森#g33c92a0]]こともあり、復讐に奮起する心情が[[たびたび>《大昆虫ガイアマンティス》]][[描かれた>《大昆虫ジェネラルマンティス》]]。

同[[文明]]の他[[種族]]とは、[[ホーン・ビースト]]に[[しばしば>《ソード・バタフライ》]][[恐れられる>《フォレスト・ホーネット》]]等、必ずしも信頼関係を構築できているわけではない。ただ[[ビーストフォーク]]からは、[[扱いづらい>《ハザード・ホッパー》]]が[[頼もしい戦力>《ランチャー・スパイダー》]]と見られることもある。

後年登場した[[ビークル・ビー]]や[[グランセクト]]とは、虫をモチーフとする点が共通している。しかしそれらはコミカルな姿のものが多く、また[[他種族>ドリームメイト]]や同[[種族]]との[[共生>サポート種族]]・[[連帯>パワー12000以上]]が、[[背景設定>背景ストーリー]]・[[テキスト]]デザインの両面で強調されているなど、相違点がかなり大きい。

[[ゴッド・オブ・アビス]]では、ジャイアント・インセクトにもそれら2種族のような文化的でコミカルなクリーチャーも登場するようになった。

[[《スナイプ・モスキート》]]の存在から[[軽量級]][[種族]]というイメージが定着しているが、実際は4〜5[[コスト]]が大多数を占める[[中量級]][[種族]]。また、[[パワーアタッカー]]が多いのも特徴で、[[《ブルーレイザー・ビートル》]]は[[闘魂編]]当時の[[コスト論]]では破格の[[パワー]]であった。

[[パワー]]や[[マナコスト]]で豊富な[[サイズ]]を備えつつ、[[自然]][[文明]]の特徴となる[[能力]]をもっているものが多く、単体でも様々な[[デッキ]]で活躍が見込める。序盤からの[[ビートダウン]]も得意。
[[【竜脈噴火】]]での主力[[種族]]として活躍した実績もある。

[[DM-14]]までは皆勤賞。[[ライトブリンガー]]と並び、[[DM-01]]から存在する[[種族]]の中では最長の記録を誇る。
[[背景ストーリー]]で1度絶滅し、[[DM-26]]にて[[多色]]の[[《封魔鎧冑バリエル》]]として復活したものの数は少なく、[[勝太編]]期に至っては[[《大魂蟲オオ・ヘラクレス》]]と[[《ナナホシテントウ》]]、これに[[クロニクルデッキ]]の[[《オメガ・ゴライアスδ》]]を加えたわずか3種類しか登場しなかった。

また、[[種族カテゴリ]]の概念が生まれたことにより[[ジャイアント]]として扱う事も可能になった。[[【ドルゲーザ】]]の強化も可能で、見直す種族として注目された。

[[ジョー編]]では同じく昆虫をモチーフとした[[グランセクト]]が登場するが、[[《デスマッチ・ビートル》]]や[[《電脳鎧冑アナリス》]]など散発的にではあるが細々と収録され続けた。
[[ゴッド・オブ・アビス]]で[[ジャイアント]]がフィーチャーされると、同じ[[種族カテゴリ]]に属すジャイアント・インセクトの新規も増え、[[《大昆虫ガイアマンティス》]]ぶりの[[スーパーレア]]を獲得するなど一気に日の目を浴びることになった。

-子供に一定の人気がある昆虫がモチーフの[[種族]]であり、[[鍬形 カブト丸]]が好んで使用することからも[[自然]]の花形[[種族]]となるはずだった。だが実際の[[デュエル]]では[[マナ]]の扱いに長けた[[ビーストフォーク]]の方が強く、そちらに押されてだんだん影が薄くなってしまった。
//--人気の高い[[種族]]ではあるが、設定上不死鳥編から下記の極神編までの間収録されず、[[ビークル・ビー]]や[[ガイア・コマンド]]にポジションを奪われがちとなった。
//「人気の高い」が「影が薄い」と矛盾するし、ソースがない。

-『デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK』には、「虫と言えど無視できない怪力多し」とダジャレによって紹介されている。
--この本は[[DMR-13]]期に出版されたガイドブックだが、後に低コスト高パワーで場持ちの良い[[コスト踏み倒しメタ]]である[[《デスマッチ・ビートル》]]が登場すると、単なるダジャレでは済まされない解説と化した。

-主な種族デッキは[[【超神機鎧冑ゼノメノン】]]など。また前述のエラッタ以降は[[ジャイアント]]の種族デッキにも採用されることがある。

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]での扱い [#sca5e4f3]
リリース時から[[DMPP-15]]までは、「ジャイアント・インセクト」ではなく、「[[ギガント・インセクト]]」というデュエプレオリジナルの[[種族]]を用いていた((同じような[[種族カテゴリ]]関係の[[フィッシュ]]と[[ゲル・フィッシュ]]には名称変更はなかった。))。

[[《シザーズ・ビートル》]]や[[《大昆虫ガイアマンティス》]]などのTCGでジャイアント・インセクトを参照する[[能力]]の[[テキスト]]が「ギガント・インセクト」に書き換えられたり、[[《ブラッドウイング・マンティス》]]や[[《大昆虫ジェネラルマンティス》]]に[[デュエプレ]]実装時に書き下ろされた[[フレーバーテキスト]]も「ギガント・インセクト」を採用したりしていた。
この期間中これらは[[ジャイアント]][[種族カテゴリ]]には含まれないものとして扱われていた。

後に[[DMPP-16]]のリリースに際してのアップデートにて、[[種族]]、[[テキスト]]、[[フレーバーテキスト]]内すべての「[[ギガント・インセクト]]」が「ジャイアント・インセクト」へと変更された。
これによりTCG版同様、これらも[[ジャイアント]][[種族カテゴリ]]に含まれるものとして扱われるようになった。
//同弾以降にTCG版から導入されるジャイアント・インセクトの処遇がどうなるかは明言されていないものの、少なくとも同弾にて収録された[[《大魂蟲オオ・ヘラクレス》]]については、[[種族]]がTCG版のジャイアント・インセクト/[[ハンター]]のまま、ギガント・インセクトに変えられることなく実装されている。

**ジャイアント・インセクトに関連する効果を持つカード [#d1f76039]
-[[《シザーズ・ビートル》]]
-[[《超神機鎧冑ゼノメノン》]]
-[[《だべべ村の大昆虫ギガマンティス/「虫虫大行進!!」》]]

**ジャイアント・インセクトを進化元とするカード [#hcf0b6ca]
-[[《大昆虫ギガマンティス》]]
-[[《大昆虫ガイアマンティス》]]
-[[《大昆虫ジェネラルマンティス》]]
-[[《超神機鎧冑ゼノメノン》]]([[ジャイアント・インセクト]]or[[ゼノパーツ]])
-[[《だべべ村の大昆虫ギガマンティス/「虫虫大行進!!」》]]
-[[《大魂蟲オオ・ヘラクレス》]](デュエプレ)([[ジャイアント・インセクト]]or[[ハンター]])

**参考 [#y2af727d]
-[[《フォレスト・ホーネット》]]
-[[《大昆虫ガイアマンティス》]]
-[[種族リスト]]
-[[鍬形 カブト丸]]
-[[【ジャイアント・インセクト】]]

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