#author("2021-02-28T01:08:39+09:00","","")
#author("2024-05-31T20:37:50+09:00","","")
*&ruby(あおたん){青単}; [#ufb89636]

[[水]][[文明]]の[[カード]]のみで構成された[[デッキ]]の総称。

DM黎明期から[[ドラゴン・サーガ]]初期まで青単は専ら[[【速攻】]]の代名詞であり、しばしば[[メタゲーム]]上で活躍してきた。
DM黎明期から[[ドラゴン・サーガ]]初期まで青単は専ら[[速攻]]の代名詞であり、しばしば[[メタゲーム]]上で活躍してきた。

しかし、[[ドラゴン・サーガ]]から各種[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]や[[マナ武装]]の登場で、[[コントロール]]型の構築も可能となった。
[[ドラゴン・サーガ]]から各種[[クリスタル・コマンド・ドラゴン]]や[[マナ武装]]の登場で、[[コントロール]]型の構築も可能となった。
ただし青単でコントロールを組もうとしても、既に出たクリーチャーの除去は再利用上等の[[バウンス]]、攻め込まれた場面では[[《終末の時計 ザ・クロック》]]で一時しのぎが精一杯という事態が多い。

[[白単]]の[[《ヘブンズ・ゲート》]]のような[[カウンター]]ギミック、[[黒単]]の[[《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》]]、[[赤単]]の[[【モルトNEXT】]]、[[緑単]]の[[【緑単ループ】]]といった展開力または即死ギミックが乏しく[[ゴリ押し>ごり押し]]に弱いというのが[[ドラゴン・サーガ]]期の特徴だった。

[[革命編]]以降は、この色に分類されるデッキは[[速攻]]の発展型のように力押しで素直に[[ダイレクトアタック]]を狙って勝つというより、[[ライブラリアウト]]や[[追加ターン]]等でトリッキーな勝ち方をするデッキが多く誕生している。

青単で組まれた[[デッキ]]については以下を参照されたし。
-[[【青単速攻】]]
--[[【リーフ青単】]]
--[[【パシフィック青単】]]
--[[【サイバー青単】]]
--[[【リキッド・ピープル】]]

-[[【青単コントロール】]]
--[[【アダムスキーライブラリアウト】]]
--[[【青魔導具】]]
--[[【青単Drache der'Zen】]]

-[[コンボデッキ]]
--[[【スコーラー】]]
--[[【ライベルモットループ】]]

//-''決して内出血で青黒くなったアザのことではない。''

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#s714dc57]

こちらでも青単は[[ビートダウン]]適性のあるカラーとして少なからず環境に君臨した。
手札の尽きにくいアタッカーは脅威であるということは公式・プレイヤーも熟知した自明の理だというのに、&color(red){''なぜか相対的にTCG環境よりビートダウン運用で強いカードが登場する''};という逆転現象も起こっている。

//以下は環境に大きな影響を与えたカード・青単デッキのまとめ

-[[DMPP-02]]はパワーの弱体化と[[《マリン・フラワー》]]の未実装という要因を加えて[[《アストラル・リーフ》]]を[[4枚積み]]可能なバランスにした。
-[[DMPP-06]]では「''[[G・ゼロ]]:バトルゾーンに自分のリキッド・ピープル4体以上''」という[[コスト論]]無視の打点形成を可能にする[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]]が登場した。>[[【青単リキッド・ピープル】>【リキッド・ピープル】 (デュエプレ)]]
--当時から頭一つ抜けた[[カードパワー]]だったがデッキの回転の不安定さからしばらく見逃されていた。[[DMPP-14]]で[[《アクア・ジェスタールーペ》]]の登場から程なくして許容の臨界点を迎えたと判断され、5体以上に条件が難化する[[ナーフ]]を受けた。
-[[DMPP-07]]では[[シンパシー]]で[[実質コスト]]がTCGより軽くなった[[《超神星マーキュリー・ギガブリザード》]]が登場した。着地速度と[[メテオバーン]]の弾数制限の兼ね合いで[[ビートダウン]]の詰めとして動員されることが非常に多い。
-[[DMPP-09]]では[[《エンペラー・マルコ》]]がTCGでは持っていなかった[[バウンス]]能力を獲得して実装された。
-[[DMPP-12]]では[[《神羅ブリザード・ムーン》]]が《羅月ブリザード》という召喚先を内蔵した。
--[[DMPP-13]]の[[《キュート・ウィスパー》]]で初動が安定して[[【サイバービートダウン】>【サイバービートダウン】 (デュエプレ)]]が成立し、[[《アストラル・リーフ》]]と[[《エンペラー・マルコ》]]と[[《神羅ブリザード・ムーン》]]はそちらに投入された。
-[[DMPP-19]]では[[《超閃機 ジャバジャック》]]が収録された。TCGでは[[ドラゴン・サーガ]]一歩前というタイミングで登場したカードだが、デュエプレでは当時[[エピソード2]]の最中だったのでフライング収録である。当然[[カードパワー]]の差で環境で暴れることとなる。
-[[DMPP-26]]では[[ゲームオリジナルカード]]の[[《エンペラー・キリエ》]]が登場した。かの自然文明すら[[【ボアロコントロール】>【ボアロコントロール】 (デュエプレ)]]と非ビートダウンに舵を切るご時世に、清々しいまでの[[コンボ]]・[[ビートダウン]]適性の塊のカードである。

他の4文明は特に[[ドラゴン・サーガ]]以降に単色デッキ特有の盤面処理カードが充実していき、コントロールないしは溜めるプランをメインとするデッキが少なからず登場したが、水文明だけは[[バウンス]]では確実な盤面処理にはならずコントロール力が低いということで、デュエプレでも結局[[ドラゴン・サーガ]]終了まで青単コントロールは発展しなかった。

青単コントロールの期待の星である[[【青単テクノロジー】>【青単テクノロジー】 (デュエプレ)]]は、[[《インビンシブル・テクノロジー》]]が[[DP殿堂]]に指定されることで[[DMPP-09]]期で既に解体されてしまっている。

-水の[[マナ武装]]の[[《術英雄 チュレンテンホウ》]]はデッキの大半が青の[[マナ基盤]]で構成される【青緑ゼニス】で運用された時期がある。[[マナ武装]]というシステムが単色デッキを推進するためのものなので、補足として掲載しておく。

**参考 [#mdfd4666]
-[[用語集]]
-[[水]]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/ビートダウン]]
-[[単色]]
-[[《エンペラー・マルコ》]]
-[[《パシフィック・チャンピオン》]]
-[[《アストラル・リーフ》]]
-[[《ストリーミング・シェイパー》]]
-[[【単色速攻】]]
-[[《超閃機 ジャバジャック》]]
-[[単色速攻]]
-[[【サイバー青単】]]

&tag(用語集,水文明);