- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
#author("2021-02-28T01:08:39+09:00","","")
#author("2024-07-21T14:39:48+09:00","","")
*【ドローゴー】 [#v7a8da62]
用語としてのドローゴー→[[ドローゴー]]
[[マナ]][[チャージ]]、[[ドロー]]サポートカードの使用以外には自分のターンにほぼ一切の行動を起こさず、自分の勝機を伺う[[デッキ]]。
[[マナ]][[チャージ]]、[[ドロー]]サポートカードの使用以外には自分のターンにほぼ一切の行動を起こさず、自分の勝機を窺う[[デッキ]]。
極端なものになると、[[マナ]][[チャージ]]すら行わないものも存在する。
|霊騎秘宝ヒャックメー R 光/闇/自然文明 (5)|
|クリーチャー:アーク・セラフィム/パンドラボックス 8000|
|S・トリガー|
|このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の手札をすべて捨てる。このようにして手札を1枚も捨てない場合、このクリーチャーを破壊する。|
|W・ブレイカー|
基本的な内容は、非常に極端な[[マッドネス]][[デッキ]]である。
ドローゴー戦略というのは本来相手のターン中に頻繁にカードを使用し、妨害プレイを行うものである。
他TCGにおいてドローゴー戦略というのは本来相手のターン中に頻繁にカードを使用し、妨害プレイを行うものである。
しかしながらプレイヤーが動けるのは基本的にプレイヤーの自分自身のターンのみである[[デュエル・マスターズ]]において、この戦略はゲームシステムに対する挑戦とも言うべきものであった。
そのため、初期の[[デュエル・マスターズ]]においては構築は不可能どころか、想像もつかないような[[デッキ]]であった。
しかし新カードプールの増加により、[[マッドネス]]クリーチャーや強力な[[S・トリガー]]が増加して、ようやく構築が可能になった比較的新しい[[デッキ]]である。
//しかし新カードプールの増加により、[[マッドネス]]クリーチャーや強力な[[S・トリガー]]が増加して、ようやく構築が可能になった比較的新しい[[デッキ]]である。
「ドローゴー」という定義に外れず、このデッキでは自分のターンにはほぼ一切の行動を起こさない。
せいぜい、[[ドロー]]サポートカードや[[《エメラル》]]等の[[シールド]]操作カード使用ぐらいのものである。
ちなみに、[[マナ]][[チャージ]]すら行わない度胸があれば[[《ルナ・コスモビュー》]]も採用圏内である。
当然、これだけではやられ放題なので大量の[[S・トリガー]]を使用する事になるが、これは相手の動きを鈍らせるよりも「攻撃手段」としての意味合いが強い。(というよりも、これしか攻撃に出る機会がないのだが。)
よって、採用する[[S・トリガー]]は[[クリーチャー]]に傾けるのがいいだろう。
[[即死コンボ]]を生み出す[[S・トリガー]]クリーチャー[[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]こそがこの[[デッキ]]を成立させている。
[[即死コンボ]]を生み出す[[S・トリガー獣]]の[[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]こそがこの[[デッキ]]を成立させている。
相手がこのカードの[[S・トリガー]]での召喚を許した瞬間、[[手札]]の[[マッドネス]]クリーチャーがずらりと並び、次のターンには一斉攻撃でデュエルが終了する。完全な受け身の戦法である。
同じ目的で[[《滅亡ルーレット》]]や、[[《怨念怪人ギャスカ》]]と[[《ベイビー・バース》]]のコンボも使える。
[[《聖天使グライス・メジキューラ》]]はより確実に[[マッドネス]]能力をサポートするが、このカードを使用する場合はわざわざドローゴーすることに利点はない。
ただ[[マッドネス]][[クリーチャー]]を中心にするのではなく、自分[[ターン]]での動きを極力減らす事の利点は主に
-[[【速攻】]]系デッキに対する圧倒的優位。
-相手の手札の[[クリーチャー]][[除去]][[カード]]や[[手札破壊]][[カード]]のほとんどを無駄にさせることができる。
のふたつであろう。
そういうわけで、この[[デッキ]]を使用する上での課題はいかにして相手に攻撃させるかにある。
そのためにも相手クリーチャーに攻撃を強要する[[《ファントム・ベール》]]の採用をお勧めする。
この[[デッキ]]を使用する上で最も恐ろしいのは、相手が自ら攻撃できない状態を作り上げてしまう事である。
下手をすれば[[ライブラリアウト]]により相手のほうがドローゴーで勝利してしまう。
こういう場合はこちらから積極的に動き、何が何でも攻撃を強要しなければならない。
また、[[《アポカリプス・デイ》]]にも要注意。
トドメのタイミングではすべての戦力がバトルゾーンに集中しているため、これ一発でゲームエンドになりかねない。
[[《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》]]等で[[S・トリガー]]を封印されてもほぼ勝ち目はなくなる。
//**サンプルレシピ
//とりあえず最初は載せなくても可
//|■カード名|文明|枚数|コメント|
//|■クリーチャー|| ||
//|[[《》]]|文明|枚数||
//|■呪文||||
//|[[《》]]|文明|枚数||
//|■クロスギア||||
//|[[《》]]|文明|枚数||
**参考 [#ma324beb]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[デッキ集/マッドネス]]
-[[ドロン・ゴー]]
-[[ドローゴー]]
-[[《霊騎秘宝ヒャックメー》]]
-[[【カウンターマッドネス】]]
*【ゼロチャージキル】 [#p81191a1]
[[DMR-22]]で登場した[[侵略ZERO]]を使ったデッキ。アニメ『VSRF』での[[バサラ]]の使用デッキとしても知られる。
《ヒャックメー》などを用いた[[マッドネス]]タイプのドローゴーデッキと異なり、相手の[[コスト踏み倒し]]に依存するため、[[《ファントム・ベール》]]などのコンボ起動の促進カードがほぼなく非常に受動的。
|ZEROの侵略 ブラックアウト LEG 闇文明 (6)|
|クリーチャー:ソニック・コマンド/侵略者ZERO 7000|
|W・ブレイカー|
|侵略ZERO:相手のターンの終わりに、そのターン相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出していたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。|
|このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンに自分のD2フィールドがあれば、相手のパワーが一番大きいクリーチャーを1体破壊する。|
ドローゴーで手札に[[侵略ZERO]]を溜め込み、相手の[[コスト踏み倒し]]に反応して一気にバラ撒き、[[1ショットキル]]を決めるのが主軸となる戦術。
侵略ZEROが「[[ターンの終わり>ターン終了ステップ]]」に起動する能力であるため、1ターンを耐え切る必要があるのが難点。近年は[[コスト踏み倒し]]札も増えているものの同時に踏み倒したターンに1ショットするデッキタイプも増えているため、準備が整ったそのターンにやられないようにする対策が必要。
**主要カード [#s82092a9]
|[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]|核。[[侵略ZERO]]で一気に踏み倒す|
|[[《S級不死 デッドゾーン》]]|《ブラックアウト》から[[侵略>S級侵略[不死]]]して打点を増やす|
|[[《黒速 The ZERO》]]|《ブラックアウト》と違い打点が小さいので[[侵略]]で使おう|
|[[《轟獣X ゲリランチャー》]]|[[名目コスト]]が高いので《キル・ザ・ボロフ》に対応|
|[[《バサラ》]]|[[革命0>革命]]で[[除去]]と[[シールド焼却]]を行う[[cip]]を得る。&br;《FORBIDDEN STAR》があると[[攻撃できない]]ので注意|
|[[《禁断の月 ドキンダムーン》]]|[[侵略ZERO]]持ちの[[D2フィールド]]。&br;[[Dスイッチ]]で[[ソニック・コマンド]]を踏み倒せる|
**禁断・零龍 [#bd370005]
|[[《FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜》]]|[[火力]]以外は使いづらく、一部の攻撃を制限するので注意|
|[[《滅亡の起源 零無》]]|少々運が必要だが一応[[零龍卍誕]]は狙える|
**候補カード [#r86b446c]
|[[《ZERO ハンド》]]|[[侵略ZERO]]で[[確定除去]]を放つ|
|[[《ZEROの暴走 デッドリー・ハイウェイ》]]|[[Dスイッチ]]で相手を除去できる。&br;《ブラックアウト》の[[アタックトリガー]]を重視するなら|
|[[《ZEROの急襲 フォールアウト》]]|[[G・ストライク]]持ちの[[ブロッカー]]。&br;相手の[[カード]]を3枚[[墓地に送って>墓地送り]]いれば[[踏み倒せる>コスト踏み倒し]]|
***《ドキンダムーン》からの踏み倒し先候補 [#m258cedd]
|[[《轟速 ザ・Re:ッド》]]|[[G・ストライク]]。《レッゾ.Star》にも[[侵略]]可能|
|[[《BUNBUN・ヴァイカー》]]|[[GR召喚]]で[[スピードアタッカー]]や[[進化]]が捲れれば[[打点]]増強に|
|[[《音速 ソニックブーム》]]|[[cip]]で相手の[[シールド]]を削って[[1ショットキル]]を早める|
|[[《キャンベロ <レッゾ.Star>》]]|効果は強力だが、[[火]]の[[進化元]]か《ザ・Re:ッド》が必要|
|[[《無龍 <デッゾ.Star>》]]|[[G・ストライク]]と[[スター進化]]の[[耐性]]を持ち、[[cip]]で[[墓地回収]]|
|[[《影速 ザ・トリッパー》]]|相手の[[マナ]]を[[タップイン]]させる。&br;《デッドゾーン》と《レッドギラゾーン》の両方に対応する|
|[[《轟音 ザ・ブラックV》]]|[[攻撃時>アタックトリガー]]に[[セルフハンデス]]|
|[[《D2V2 禁断のギガトロン》]]|[[攻撃時>アタックトリガー]]に後続か[[D2フィールド]]を[[展開]]|
|[[《轟改速X ワイルド・マックス》]]|[[攻撃時>アタックトリガー]]に2枚[[ハンデス]]。[[スピードアタッカー]]の[[付与]]はオマケ|
***侵略・革命チェンジ先の候補 [#gb04da1e]
|[[《禁断の轟速 レッドゾーンX》]]|[[cip]]で相手1体に[[封印]]をつける|
|[[《復讐 ブラックサイコ》]]※|[[cip]]で2枚[[ハンデス]]|
|[[《SSS級天災 デッドダムド》]]|[[破壊]]、[[マナ送り]]、[[バウンス]]から選べる[[確定除去]]|
|[[《Kの反逆 キル・ザ・ボロフ》]]|[[cip]]で[[墓地]]から1体[[山札の下]]に置くと[[確定除去]]|
|[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]|闇単色からは[[革命チェンジ]]できないので注意|
***防御札・その他の候補 [#keabba59]
|[[《単騎連射 マグナム》]]※|3マナ貯めれば[[クリーチャー]]による[[カウンター]]を防げる|
|[[《熱血龍 バトクロス・ハンマー》]]|[[S・トリガー獣]]の[[コマンド]]。[[侵略]]元や[[革命チェンジ]]元に|
|[[《Disオウジェノ》]]|~|
|[[《秩序の意志》]]|[[S・バック]]:[[闇]]。相手1体に[[封印]]をつける|
|[[《サイバー・ブレイン》]]|手札に[[侵略ZERO]]を溜め込む|
|[[《父なる大地》]]|相手に[[コスト踏み倒し]]を強制する|
|[[《テック団の波壊Go!》]]|[[S・トリガー]]で相手の攻撃を止める|
|[[《終末の時計 ザ・クロック》]]|[[ワンショット]]時には打点にもなる[[S・トリガー獣]]。&br;色は合わないが相手をほぼ確実に止める|
|[[《閃光の守護者ホーリー》]]|~|
|[[《スローリー・チェーン》]]|[[シールドゾーン]]から[[キーカード]]を落とせる可能性がある|
|[[《マスター・スパーク》]]|[[キャントリップ]]付き[[オールタップ]]。&br;[[侵略ZERO]]を引き込める可能性があるため使いやすい|
|[[《ノヴァルティ・アメイズ》]]|~|
|[[《Dの侵略 クリム・ゾーン》]]|[[チャージ]]か《ギガトロン》が必要なサブプラン。&br;[[ターンのはじめ>ターン開始ステップ]]に[[ソニック・コマンド]]を[[コスト踏み倒し]]。&br;[[バウンス]]耐性を得るが、[[革命チェンジ]]ができなくなるので注意|
//本来であれば《勇愛の天秤》や《ドルーター》を採用し手札を整えるのが一番なのでしょうが、デッキコンセプト的にあえて候補から外しています。ご容赦ください。
**このデッキの回し方 [#n978c329]
先述の通りひたすら[[ドローゴー]]を繰り返し、手札に[[侵略ZERO]]を溜め込んで相手の[[踏み倒し]]に反応させ一気に放出するのが基本。[[侵略ZERO]]で闇のコマンドを踏み倒したら、それを[[《S級不死 デッドゾーン》]]に侵略させて一気に[[1ショットキル]]を狙う。[[《禁断の月 ドキンダムーン》]]があれば墓地から好きな[[ソニック・コマンド]]を踏み倒せるので、さらに打点を増強させよう。この効果で[[《音速 ソニックブーム》]]や[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]を踏み倒せば一気に勝利が近づく。
侵略ZEROや1ショットキルを行う上で[[コスト踏み倒しメタ]]が邪魔な場合は、[[《ZERO ハンド》]]で除去してしまおう。クリーチャーの[[侵略ZERO]]解決前に《ZERO ハンド》で相手を除去できれば、そのままクリーチャーを着地させることができる。
**弱点 [#v05e2a41]
受動的なデッキであるため、[[コスト踏み倒し]]をしないデッキにはなす術がない。その場合にはコンセプトからは外れるが、マナを貯めて[[《Dの侵略 クリム・ゾーン》]]を出し、地道にソニック・コマンドを出していくしかないだろう。
また、[[《制御の翼 オリオティス》]]のようなコスト参照タイプ全般及び、自分のターンに限り踏み倒しを禁じる[[《単騎連射 マグナム》]]のような踏み倒しメタは厳しい。一方で相手のターンであることを参照する[[《異端流し オニカマス》]]や[[《赤い稲妻 テスタ・ロッサ》]]、手札以外からの踏み倒しを規制する[[《とこしえの超人》]]などは、「相手自身のターンの終わりに」「手札から」踏み倒すため、あまり気にならない。
また[[マッドネス]]とは違い、こちらが溜め込んだ手札を捨てさせられる[[ハンデス]]にも弱い。[[《ロスト・ソウル》]]や[[《ニコル・ボーラス》]]が飛んでくる気配がしたら、悠長に手札を抱えるのではなくビートダウンプランに切り替えるしかないだろう。
そして何より、肝心の侵略ZEROクリーチャーや侵略先クリーチャーを引くことができなければ攻め込むことも難しい運頼みのデッキである。[[バサラ]]ばりのカウンター1ショットを決めるためには右手を鍛えるしかないだろう。
**参考 [#iec7382d]
-[[デッキ集 (一覧)]]
-[[侵略ZERO]]
-[[《ZEROの侵略 ブラックアウト》]]