#author("2024-01-06T16:12:07+09:00","","")
#author("2024-05-27T19:58:50+09:00","","")
*《&ruby(がっこうおとこ){学校男};/ゾンビ・カーニバル》 [#n649438a]

|学校男 UC 闇文明 (2)|
|クリーチャー:ヘドリアン/エイリアン 8000|
|''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする)|
|''W・ブレイカー''(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)|
|このクリーチャーが出た時、自分のクリーチャーを2体破壊する。その後、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。|
|BGCOLOR(#ccd):|
|ゾンビ・カーニバル UC 闇文明 (5)|
|呪文|
|''S・トリガー''(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)|
|種族を1つ選ぶ。その種族のクリーチャーを3体まで、自分の墓地から手札に戻す。|

[[DM22-EX1]]で登場した[[闇]]の[[ヘドリアン]][[ツインパクト]]。
[[DM22-EX1]]で登場した[[闇]]の[[ヘドリアン]]と[[闇]]の[[呪文]]の[[ツインパクト]]。

[[《学校男》]]と[[《ゾンビ・カーニバル》]]の[[ツインパクト化]]。

[[クリーチャー]]面を[[召喚]]して自ら[[破壊]]されて[[墓地]]に置かれた場合に[[呪文]]面で[[墓地回収]]でき、非常に自己完結したスペックとなっている。
[[墓地肥やし]]と[[墓地回収]]が一体になっており、非常に自己完結した[[スペック]]。[[クリーチャー]]側の[[cip]]で[[破壊]]した他のクリーチャーや《学校男》自身を2枚目の呪文側で[[回収]]できる。
自分自身が回収対象に収まる[[墓地回収]]の例に漏れず、[[ループ]]向きのカードでもある。やや[[重い]]ため[[即死コンボ]]は難易度が高いだろうが、[[《奪い去る者ザビフライ》]]や同弾の[[《セブ・コアクマン/マインド・リセット》]]を毎[[ターン]]使い回すだけでも十二分に強力。変わったところでは[[《不筋男》]]を使った[[攻撃ロック]]もできる。

呪文面の存在から[[種族]][[シナジー]]を活かしたデッキも考案できるが、呪文面はクリーチー面のおまけとしてみて、[[S・トリガー]]で唱えて1体でも[[墓地回収]]できれば御の字という感覚で使うのもいいだろう。
クリーチャー側で[[破壊]]したクリーチャーを呪文側で回収すれば疑似的な[[バウンス]]になる。[[cip]]や[[離れた時]]の[[能力]]を使い回せるので覚えておきたい。
共存させやすい[[軽量級]]の中だと[[《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》]]などと好相性。他にも様々な[[コンボ]]が考えられる。

[[種族]][[シナジー]]を活かしたデッキを例にあげるなら、[[デスパペット]]シナジーを利用する[[【青黒タマシードハンデス】]]あたりか。
自身の種族も[[エイリアン]]であり、[[サルベージ]]対象は[[《勝利宣言 鬼丸「覇」》]]や[[《熱血姫様プリン/狩人秘伝ハンター・ファイア》]]、[[《西部人形ザビ・バレル》]]に[[《セブ・コアクマン/マインド・リセット》]]など多岐に渡る。特に後者2つは[[【青黒タマシードハンデス】]]にも投入され得るスペックなので指定する価値がある。
[[《学校男》]]自体が[[【青黒ハンデス超次元】]]などで採用された実績を持つ強力なカードなので、呪文側は[[シールド]]から加えた際のおまけと割り切ってそちらの[[墳墓避け]]として採用してもよい。
[[《光牙忍ハヤブサマル》]]を入れているなら、[[チャンプブロック]]したそちらを[[回収]]できるかもしれないため[[《学校男》]]と総入れ替えがおすすめ。[[《拷問ロスト・マインド》]]や[[呪文横取り]]の存在はネックだが、遭遇率の低いそれらを警戒するよりもよほど勝敗への影響が大きい。

反対に[[《ゾンビ・カーニバル》]]主体の運用は現代[[デュエマ]]的には厳しい。[[闇]]入りの[[【エイリアン】]]でも低[[スペック]]な[[墓地回収]]は入らない可能性が高い。そもそも[[クリーチャーコントロール]]と《学校男》の相性が悪い。

**環境において [#u003587c]
[[【絶望神サガループ】]]が環境に進出すると、そちらに入るコスト踏み倒しメタをクリーチャー面で事実上全て処理できることから採用事例がポツポツと見られるように。自壊によって自軍が最低1体墓地に送られるため[[《絶望神サガ》]]のリアニメイト能力発動条件達成にも貢献できる。そちらのデッキは結果的に[[オリジン]]や[[デーモン・コマンド]]である程度固まるため、事前に[[墓地肥やし]]してから[[カウンター]]札として捲ると呪文面もある程度役に立つ。
[[ゴッド・オブ・アビス]]期の[[【絶望神サガループ】]]で活躍。「デュエル・マスターズ 最強位決定戦」4位入賞の[[青黒]]型にも[[1枚積み]]された。
[[選ばせ除去]]によって【サガループ】に[[刺さる]][[コスト踏み倒しメタ]]を事実上すべて[[破壊]]でき、ささやかながら[[墓地肥やし]]にもなるため相性が良かった。呪文側は[[S・トリガー]]のみで使い、[[オリジン]]を宣言することで[[ターン]]が返ってきた場合に確実な[[カウンター]]を浴びせられた。[[デーモン・コマンド]]宣言も[[《超神星DOOM・ドラゲリオン》]][[《龍頭星雲人/零誕祭》]]を複数枚回収でき悪くなかった。

だが[[《一なる部隊 イワシン》]]が殿堂入りして[[【絶望神サガループ】]]における[[《龍頭星雲人》>《龍頭星雲人/零誕祭》]]プランが難しくなると、呪文面での回収効率が下がったこともあって徐々に退潮していった。
[[《一なる部隊 イワシン》]]が[[殿堂入り]]して[[《龍頭星雲人》>《龍頭星雲人/零誕祭》]]プランが難しくなると、呪文側での回収効率が下がり採用率が落ち込んだ。

[[DM23-RP4]]期では[[【青黒緑有象夢造】]]でわずかに入賞が見られる程度か。ただ、この頃の構築では種族が全くバラバラなので呪文面が活かしづらく、せいぜい[[スノーフェアリー]]([[《霞み妖精ジャスミン》]]や[[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]]の増量)や[[トリニティ・コマンド]]([[《SSS級天災 デッドダムド》]]の枚数を増やす程度)[[カテゴリ>種族カテゴリ]]のカードをある程度増やせるぐらいか。
**他のカード・デッキとの相性 [#p01ad53d]
-[[《爆走戦鬼レッド・ライダーズ》]]と好相性。[[バトルゾーン]]に残っても仕事をしないそちらを[[クリーチャー]]面で能動的に[[破壊]]にすることができ、呪文面で[[墓地回収]]して再利用できる。
[[DM23-RP4]]期の[[【青黒緑有象夢造】]]にも稀に採用された。[[種族デッキ]]ではないため呪文側の複数回収効果はほぼおまけだが、[[スノーフェアリー]]を宣言すれば[[《悪魔妖精ベラドンナ》]][[《同期の妖精/ド浮きの動悸》]][[《霞み妖精ジャスミン》]]を回収できた。

-[[【絶望神サガループ】]]では、[[《絶望神サガ》]]に対する妨害となる[[コスト踏み倒しメタ]]は事実上全て処理できる。
2024年1月中旬頃[[【青黒COMPLEXコントロール】]]での入賞がよく見られた。2マナで1体の[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]を最大カード3枚分育てられる。また、[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]が自軍に2体あればそれらに[[デメリット]]を吸わせることで、2マナで1体をパワー・コストに関係なく破壊しながら2[[打点]]形成できる。

だが次第に、[[《闇参謀グラン・ギニョール》]]型と[[アンチシナジー>シナジー]]、[[《アクア忍者 ライヤ》]]無限出し入れ型では必要性が薄い、といった理由から、[[【青黒COMPLEXコントロール】]]でも呪文側重視として採用枚数を1枚に減らした型や採用自体を見送った型がざらとなった。

**その他 [#g689d4cd]
-フレーバーテキストは死者を扱き使うイメージの強い闇らしいものとなっている。帰宅=[[破壊]]、登校=[[墓地利用]]、といったところか。
-初出の[[DM22-EX1]]版および[[DM23-BD3]]版は[[W・ブレイカー]]の[[注釈文]]が「2つ」ではなく「2枚」だった。これは旧式の注釈文であり、[[エピソード2]]および[[ドラゴン・サーガ]]期の《学校男》と同じ表記である。
--[[DM23-BD5]]での[[再録]]の際に「2つ」に修正された。

-[[W・ブレイカー]]の注釈[[テキスト]]が「2つ」ではなく「2枚」になっている。これは旧式の注釈[[テキスト]]であり、[[エピソード2]]および[[ドラゴン・サーガ]]期の《学校男》と同じ[[テキスト]]表記である。
-[[DM22-EX1]]版の[[フレーバーテキスト]]は死者を扱き使うイメージの強い[[闇文明]]らしいものとなっている。帰宅=[[破壊]]、登校=[[墓地利用]]、といったところか。

-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』では[[ウガタ]]が[[斬札 ウィン]]戦で使用。自身と[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]、ウィンの[[《フォック=ザ=ダーティ》]]を破壊し、《COMPLEX》のカウントを進めた。
登場時には「校則違反はいねーかー!?」という台詞を発し、《フォック》は破壊される際「ガラスを割ったのは、俺じゃねぇっす!」と叫んだ。
--学園を牛耳っていた黒幕である[[《DARK MATERIAL COMPLEX》]]が《学校男》を使用するのはストーリーとも符合が見られる。

**関連カード [#w070ee4c]
-[[《学校男》]]
-[[《ゾンビ・カーニバル》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#y0cdeec7]
-[[DM22-EX1]]
'''[[帰宅>破壊]]したみなさ~ん、[[登校>墓地回収]]の時間ですよ~!'''
'''帰宅したみなさ~ん、登校の時間ですよ~!'''

**収録セット [#s36c138b]
-illus.[[Sato Masanori]]/[[Norikatsu Miyoshi]]
--[[DM22-EX1 「黄金戦略!!デュエキングMAX 2022」>DM22-EX1]](81/130)
--[[DM23-BD3 「開発部セレクションデッキ 水闇自然ハンデス」>DM23-BD3]](11/16)
--[[DM23-BD5 「エキサイティング・デュエパ・デッキ 不敬なり!真邪眼騎士団」>DM23-BD5]](40/60)

**参考 [#y1931254]
-[[ヘドリアン]]
-[[エイリアン]] 
-[[cip]]
-[[破壊]]
-[[スーサイド]]
-[[除去]]
-[[選ばせ除去]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[S・トリガー]]
-[[種族]]
-[[墓地回収]]

&tag(ツインパクト,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト2,ヘドリアン,エイリアン,パワー8000,《学校男》,《ゾンビ・カーニバル》,cip,スーサイド,除去,単体除去,選ばせ除去,破壊,単体破壊,両者破壊,W・ブレイカー,呪文,コスト5,S・トリガー,種族選択,墓地回収,・,R,レア,Sato Masanori,Norikatsu Miyoshi);
&tag(ツインパクト,クリーチャー,闇文明,黒単,単色,コスト2,ヘドリアン,エイリアン,パワー8000,cip,スーサイド,除去,単体除去,選ばせ除去,破壊,単体破壊,両者破壊,W・ブレイカー,呪文,コスト5,S・トリガー,種族選択,墓地回収,《学校男》,《ゾンビ・カーニバル》,・,UC,アンコモン,Sato Masanori,Norikatsu Miyoshi);