#author("2024-06-17T22:30:58+09:00","","")
#author("2024-06-25T11:22:53+09:00","","")
*《ガチャンコ ガチマリン》 [#top]

|ガチャンコ ガチマリン UC 水文明 (6)|
|クリーチャー:グレートメカオー/侵略者 2000|
|自分のマナゾーンにあるカードのコストがすべて同じなら、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。|
|自分のマナゾーンにあるカードのコストがすべて同じなら、自分の《ガチャンコ ガチマリン》以外の、コスト6以上のクリーチャーの召喚コストを2少なくする。ただし、1より少なくならず、かつそのクリーチャーの持つ文明の数より少なくならない。|

[[DMPP-25]]で登場した[[水]]の[[グレートメカオー]]/[[侵略者]]。
[[デュエル・マスターズ プレイス]]の[[ゲームオリジナルカード]]。

[[マナゾーン]]の[[コスト]]が全て同じであることを条件に、自身とコスト6以上のクリーチャーを[[コスト軽減]]させる。

【ガチンコ・ガチロボ】のサポートカードであり、[[《コッコ・ルピア》]]や[[《聖騎士ヴォイジャー》]]クラスのコスト軽減をかなり広い範囲で行える強烈なカード。その分デッキ構築に極端な制約を強いられるが、元より【ガチャンコ ガチロボ】はそういうデッキなので割り切ることは可能。

理論値の自身のコストは3なので、[[マナカーブ]]上[[《フェアリー・ライフ》]]や[[《青銅の鎧》]]といった山上ブーストとの併用を行う必要がなく、意図せずコスト違いのカードがマナゾーンに発生しにくい。

3ターン目に自身を3マナで召喚できれば次の4ターン目に4マナ[[《ガチャンコ ガチロボ》]]に繋がる。
この動きは一応あらゆる軸で狙える。例えば【8軸】【9軸】といった大型圧殺をコンセプトとしたデッキでも、気合で[[マナ基盤]]4枚と《ガチャンコ ガチマリン》と《ガチャンコ ガチロボ》を引くことができれば、【6軸】と遜色ない速度でめくりができる。

登場弾の[[DMPP-25]]とその次の[[DMPP-26]]にかけて【ガチロボ】のサポートカードらしいカードはほぼこれしか登場していない(([[DMPP-26]]の[[《侵略者 ランドショルド》]]は【6軸】にのみ適合する、[[ハンデス]]メタとしての【ガチロボ】強化カードである。))。
往年の[[【アポロヌス・ドラゲリオン】>【アポロヌス・ドラゲリオン】 (デュエプレ)]]を考えてみても、3ターン目にポン置きする[[システムクリーチャー]](そちらは[[《コッコ・ルピア》]])は素引きできなかった場合の失速が激しく、引けていても返しのターンで除去されたら終わりである。《ガチャンコ ガチマリン》のパワーも2000と低く、簡単に除去されてしまう。パワーの低さを語る前に[[《コッコ・ルピア》]]の全盛期にはなかった除去札として、単独置きに刺さる[[《学校男》]]も現在では考慮する必要がある。

さらに、[[上限枚数]]のあるデュエプレでは、コスト軽減以外の能力を持たないこのクリーチャーが盤面を1つ埋めるのもかなりの欠点。
//盤面が埋まった状態では、このクリーチャーは事実上パワー2000のバニラでしかないため、これはかなりの致命的である。
//サンプル6軸で《エヴォル・ドギラゴン》投入してあるなど、進化クリーチャーの採用で対策可

デッキ構築の欠点として、[[《ガチャンコ・サイン》]]や[[《フェアリー・ギフト》]]など《ガチャンコ ガチマリン》以外の早出しサポートとは相性が最悪。普通の「[[濁り]]」の概念では、いらないカードはマナチャージで手札から手放す選択が取れることが多いが、《ガチャンコ ガチマリン》においてはマナに逃がすことも許されない。[[【青単テクノロジー】>【青単テクノロジー】 (デュエプレ)]]で青以外の単色を[[タッチ]]したときと同じ繊細さである。

-先攻3ターン目の[[メインステップ]]までに、初手5枚+[[ドローステップ]]3枚の8枚が公開領域になるが、単純計算で40枚から[[4枚積み]]したカードが8枚の中に少なくとも1枚は含まれている確率は約60.7%。【6軸】だと《ガチャンコ ガチマリン》を引けて[[《ガチャンコ ガチロボ》]]は引けていない場合、別の[[《龍覇 グレンモルト》]]といったコスト6獣を軽減召喚するサブプランに移行できるが、採用クリーチャーを軽減召喚が難しい【8軸】以上の重い軸なら《ガチマリン》を噛ませず[[《フェアリー・ギフト》]][[《ライフプラン・チャージャー》]][[《ガチャンコ・サイン》]]などを活用して4〜5ターン目始動で組むことを推奨する。
--したがって、現実的な範囲で《ガチャンコ ガチマリン》を採用できるのは【6軸】と【7軸】((3・4ターン目どちらかに《ガチマリン》1体、5ターン目にコスト7獣を召喚という動きを想定してある。))の2つだけである。

-【7軸】は[[エグザイル・クリーチャー]]がツインパクトに近い役割を担えるため、《ガチャンコ ガチマリン》がなくても初動に相当するカードを積みやすい。また、[[《極太陽 シャイニング・キンジ》]]を《極太茸 菌次郎》として召喚し、[[アタックトリガー]]で[[マナブースト]]したらコスト6の《ガチャンコ ガチマリン》や[[《ガチャンコ ガチロボ》]]が落ちてコスト調整が崩れるリスクがあるため、結局のところ相性が良いと言えるのは【6軸】だけである。
--【6軸】以外に採用する場合、初動は《ガチャンコ ガチマリン》4枚のみになることを覚悟し、追加で4枚[[《ガチャンコ ガチロボ》]]、40枚デッキの残り32枚のほとんどはコスト統一という構築が最適だろう。[[防御札]]はその32枚で賄うか、少しだけ[[防御札]]に枠を割くか、男らしくノートリ[[フルパワー構築>デッキビルディング#full]]にしてリスクよりリターンを取ることになる。

-参照するのは「自分のマナゾーンにある''カード''」なので、コストが同じであれば[[呪文]]などでも[[コスト軽減]]は失われない。例えば【6軸】がコスト6の[[《DNA・スパーク》]]を採用しても、《ガチャンコ ガチマリン》にとっては問題ない。もちろん[[《ガチャンコ ガチロボ》]]で参照するのは[[クリーチャー]]のカードタイプなので、非クリーチャーの採用は最小限にしたい。

-「マリン」は海を表す形容詞で、転じて船員や船舶を指すこともある。[[《ガチャンコ ガチスカイ》]]との対比だろうか。
--[[《ガチャンコ ガチスカイ》]]のフレーバーテキストでは「'''ガチャンコ ガチスカイ空を飛べ! ガチマリンは海をゆく!'''」とある。単にロボの活動場所を表記しただけかもしれない。

**関連カード [#card]
-[[《ガチャンコ ガチロボ》]]

**[[フレーバーテキスト]] [#flavor_text]
-[[DMPP-25]]&br;'''説明しよう![[ガチロボ>《ガチャンコ ガチロボ》]]には多数のお手伝いロボがいて、それぞれが[[ガチロボ>《ガチャンコ ガチロボ》]]の戦いをサポートしてくれるのだ!'''

**収録セット [#pack]
***[[デュエル・マスターズ プレイス]] [#dmpp]
-CV:[[鈴木裕斗]]
-illus.[[MATSUMOTO EIGHT]]
--[[DMPP-25 「轟炎革命 -LEGEND EVOLUTION-」>DMPP-25]]

**参考 [#reference]
-[[グレートメカオー]]
-[[侵略者]]
-[[コスト軽減]]

-[[ゲームオリジナルカード]]

&tag(クリーチャー (デュエプレ),水文明 (デュエプレ),青単 (デュエプレ),単色 (デュエプレ),コスト6 (デュエプレ),グレートメカオー (デュエプレ),メカ (デュエプレ),侵略者 (デュエプレ),パワー2000 (デュエプレ),自身コスト軽減 (デュエプレ),コスト軽減 (デュエプレ),コスト6以上 (デュエプレ),UC (デュエプレ),アンコモン (デュエプレ),MATSUMOTO EIGHT (デュエプレ),ゲームオリジナルカード (デュエプレ));