- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
#author("2024-03-18T04:56:13+09:00","","")
#author("2024-03-23T08:48:39+09:00","","")
*《&ruby(でんじまてん){電磁魔天};イエス・ザナドゥ》 [#y3e61f0c]
|電磁魔天イエス・ザナドゥ SR 光/水/闇文明 (9)|
|クリーチャー:エンジェル・コマンド/デーモン・コマンド/サイバー・コマンド 11500|
|''ブロッカー''|
|''W・ブレイカー''|
|このクリーチャーが出た時、または攻撃する時、「S・トリガー」を持つ呪文を1枚、自分の墓地からコストを支払わずに唱えてもよい。そうしたら、唱えた後、墓地に置くかわりに表向きのままシールド化する。|
|自分が呪文を唱えた時、それよりコストが小さい相手のクリーチャーを1体選び、破壊する。|
[[DM22-EX2]]で登場した[[光]]/[[水]]/[[闇]]の[[エンジェル・コマンド]]/[[デーモン・コマンド]]/[[サイバー・コマンド]]。
[[cip]]および[[アタックトリガー]]で[[墓地]]の[[S・トリガー]][[呪文]]を1枚[[コスト踏み倒し]]でき、こうして唱えた後はその[[呪文]]を[[表向き]]に[[シールド化]]する[[能力]]を持つ。
また、[[呪文]]を唱えた時その[[呪文]]より[[コスト]]が小さい相手[[クリーチャー]]1体を[[破壊]]する[[能力]]も持つ。
墓地から唱えるので[[S・トリガー]]付きとはいえ使い終えて墓地に待機している呪文を再利用できるというのは回収するよりもメリットが非常に大きい。
その上唱えた呪文は[[シールド化]]されるので、その呪文が持つ[[S・トリガー]]によって相手の攻撃を牽制できる。
もちろん、[[S・トリガー]]によって墓地に置かれた呪文をまた使う、といったループも作れる。
[[《奇天烈 シャッフ》]]の[[数字選択]]による[[呪文ロック]]に弱いが、こればかりは仕方がない。
[[S・トリガー]]を封じる[[シールド焼却]]のカウンターになりうる。[[シールド焼却]]を受けても相手の攻撃を凌ぎ切れば、墓地に置かれた呪文を次のターンで唱えつつまた[[シールド化]]させることが可能である。[[S・トリガー]]呪文詠唱で[[シールド焼却]]の発生源を対処できれば最高。
クリーチャー破壊は、唱えた呪文のコストが高いほど範囲は広がるので、高コストの呪文を揃えておきたい所。
この[[クリーチャー]]の[[cip]]および[[アタックトリガー]]で踏み倒した[[呪文]]も対象となるためうまく利用したい。
ただし[[強制]]であるため[[pig]]や選ばれた時に[[能力]]を発動する[[クリーチャー]]しかいない時は注意。
また、こちらは[[S・トリガー]]指定がないため、手打ちの通常呪文からでも破壊を誘発できる。自前の[[コスト軽減]]や[[代替コスト]]を持つ呪文と組み合わせると強力。例えばオーバーキルだが、[[《天頂秘伝ゼニス・レクイエム》]]ならノーコストで11以下[[火力]]を放て、コスト[[∞>無限]]の[[《夢幻の無》]]を[[ムゲンクライム]]で使用すれば[[コス>《チーム・エグザイル〜カツドンと仲間たち〜》]][[ト∞>《∞龍 ゲンムエンペラー》]]以外ならいかなるクリーチャーでも倒せる。
文明・コスト・種族・能力から[[《ヘブンズ・ゲート》]]、[[《クリスティ・ゲート》]]、[[《ルシファー》]]などから踏み倒せる。それらをすぐに再使用し、さらに[[S・トリガー]]として防御に回すということも可能。もちろん、[[《ミステリー・キューブ》]]のような縛りの緩い[[踏み倒し]]トリガー呪文とも相性がいい。
特に大きいのは[[《ヘブンズ・ゲート》]]から呼び出した時にそちらを事実上増幅させることができる点であろう。[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]と共に呼び出してから一気に[[《神聖龍 エモーショナル・ハードコア》]]と[[《∞龍 ゲンムエンペラー》]](こちらは[[《闘門の精霊ウェルキウス》]]経由)の[[カウンター]]封じコンビを展開できれば理想的。
また、色の合う強力な[[S・トリガー]]の防御札には[[《アルカディア・スパーク》]]や[[《支配のオラクルジュエル》]]がある。
どちらも8コストなので7コストまでに[[コスト火力]]を放つ事ができ、このカード自身が[[エンジェル・コマンド]]なので前者の発動条件も難なくクリアできる。使った後はこのクリーチャーの[[アタックトリガー]]で盾に埋め直し、盤石な布陣を敷く事ができると相性抜群。若干色がズレるが、[[《蒼龍の大地》]]や[[《神歌と繚嵐の扉》]]から踏み倒し、盾に埋め直しつつ更に展開するのもよい。
コスト9の[[光]]の[[コマンド]][[クリーチャー]]なので、[[【九極侵略】]]に入る可能性がある。[[《ヘブンズ・ゲート》]]にも対応する[[ブロッカー]]が[[【九極侵略】]]には多く入るので、シナジーする。[[【4色ロマノグリラ天門】]]のような巨大[[ファッティ]]を重用するデッキにも適性がある。
**ルール [#l941b3d9]
-「呪文を唱えた時」の[[トリガー能力]]は、[[呪文]]を[[唱える]]前から[[バトルゾーン]]にこの[[クリーチャー]]がないと誘発しない。
したがって、[[《ヘブンズ・ゲート》]]などでこのクリーチャーを出した時は誘発しない。直後に[[cip]]で再度《ヘブンズ・ゲート》を唱えた時は、唱える前からバトルゾーンにあるため誘発する。
--なお、この能力は[[強制]]である。[[pig]]や[[選ばれた時]]能力持ちしか相手にいなかったとしても使う必要があるし、[[ターン1]]の制約もないので呪文を唱える度に誘発するため、使い忘れにも注意しなければならない。
//使わなくても問題はないので、[[pig]]や[[選ばれた時]]能力持ちしかいなかったら、使わない選択もできる。
**その他 [#other]
-イラストのクリーチャーにはXとYが重なった形状の傷が刻まれている。このことやカード名、収録パックのコンセプトから考えると、[[Y (イエスマン)]]と[[X (キサナドゥ)]]をモチーフとしたカードだと考えられる。
-[[《世紀末ゼンアク》]]以来、約5年ぶりに登場した[[白青黒]]の三色カード。デッキカラーでは「ドロマー」という俗称が今でもよく使われるほどメジャーだが、1枚のカードとして持つのは数が少ない色の組み合わせであり、このカードで7枚目((デュエプレ限定の[[《超絶究極神》]]を除いた値。その[[ゴッド・カード]]全体を1枚としてカウントするなら8枚目となる。))である。
--[[デュエパーティー]]では待望の[[白青黒]]パートナー候補。同色カードの中では[[《世紀末ゼンアク》]]に並ぶ汎用性を持つ。
-またこの色の組み合わせでは初めての[[エンジェル・コマンド]]及び[[デーモン・コマンド]]、そして[[サイバー・コマンド]]である。
-[[DM23-BD7]]版では、一番下の能力テキストの「破壊」能力が[[強制]]から[[任意]]になっているが、テキスト不備だっだようで、後に[[エラッタ]]がアナウンスされた。そちらも変わらず[[強制]]として扱う。(([[https://dm.takaratomy.co.jp/rule/rulechange/316660/]]))
-「電磁」という名称を持つが、本来これは[[サイバーロード]]の[[冠詞]]である。[[進化]]の[[サイバー・コマンド]]は「超電磁」の[[冠詞]]を持つため、そちらに由来する可能性がある。
「魔天」は[[デーモン・コマンド]]と[[エンジェル・コマンド]]の複合冠詞と思われるが、過去に登場した[[霊魔>《時空の霊魔シュヴァル》]]などとは異なるものになっている。悪''魔''と''天''使から来ている冠詞なのだろうか。
**アニメにおいて [#other]
-アニメ『[[デュエル・マスターズ WIN]]』では第20話で[[ケンドラ]]が[[カレン]]戦の切り札として使用する形で初登場。声優は[[こばたけまさふみ]]氏。
[[《スターゲイズ・ゲート》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]で出され、[[cip]]で[[墓地]]の[[《ヘブンズ・ゲート》]]を唱えてさらに2体の《イエス・ザナドゥ》を[[バトルゾーン]]に出し、合計3体となり、追加で出された2体の[[cip]]で[[《サイバー・ブレイン》]]と[[《ホーリー・スパーク》>《龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク》]]を唱え、[[呪文]]を唱えた時の[[能力]]を[[誘発]]させ、[[カレン]]の[[《恋愛妖精アジサイ》]]2体を[[破壊]]した(しかし、直後に[[置換効果]]によってマナゾーンに送られた)。
--また、同話のミニコーナーである「今日のカード」としても紹介された。
--[[DM22-EX2]]出身のクリーチャーとしては[[《デス・ザ・チョイス》]]と以来2体目である。
-続編の『[[決闘学園編>デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編]]』でも引き続き彼の切り札として使われており、第5話の[[霞ヶ関 ファルゴ]]戦では[[《環嵐!ホールインワン・ヘラクレス》]]によってブレイクされた[[S・トリガー]]で唱えた[[《ヘブンズ・ゲート》]]で[[《星門の精霊アケルナル》>《星門の精霊アケルナル/スターゲイズ・ゲート》]]と共に踏み倒し、[[cip]]で墓地に置かれた《ヘブンズ・ゲート》をもう一度唱えてもう1体の《アケルナル》と[[《天命龍装 ホーリーエンド》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]を踏み倒し守りを固めつつ、効果で[[《轟廻!グランドスラム・スコーピオン》]]の破壊と召喚した《ホーリーエンド》の効果でそのターンを耐えきるプレイングを見せた。
その後は《ホールインワン・ヘラクレス》の[[アタックトリガー]]で1体目が[[マナ送り]]にされるも、S・トリガーで唱えた《ヘブンズ・ゲート》で2体目が登場し、[[cip]]で墓地に置かれた[[《護天!銀河MAX》]]を発動したが、そちらも《ホールインワン・ヘラクレス》の[[アタックトリガー]]で[[マナ送り]]にされた。
第38話では[[斬札 ウィン]]の心を守るために[[仲>《聖カオスマントラ》]][[間>《音卿の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」》]][[た>《Drache der'Zen》]][[ち>《富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルス》]]と共に[[《アビスベル=ジャシン帝》]]に立ち向かったが、[[《Drache der'Zen》]]と共にあえなく破壊された。
**関連カード [#k4ed5e52]
-[[《光神龍ザ・イエス》]]
-[[《サイバーX・ザナドゥ》]]
-[[《龍素記号Sr スペルサイクリカ》]]
-[[《龍風混成 ザーディクリカ》]]
**[[フレーバーテキスト]] [#l8f90fbe]
-[[DMART-12]]&br;'''[[天の門>《ヘブンズ・ゲート》]]が開く時、天界の反撃が始まる。'''
**収録セット [#n9ca9ff5]
//***[[デュエル・マスターズ]]
//デュエル・マスターズ プレイスで実装された場合は上のコメントアウトを外して、下部にデュエル・マスターズ プレイスの収録情報を追記してください。
-illus.[[MITSUAKI MATSUMOTO]]
--[[DM22-EX2 「ヒーローズ・ダークサイド・パック 闇のキリフダたち」>DM22-EX2]](S11/S15)
--[[DM23-BD7 「エキサイティング・デュエパ・デッキ ネゴシエートの偽衒学者」>DM23-BD7]](15/60)
-illus.[[Daisuke Izuka]]
--[[DMART-12 「神アート Angelic Wisdom by Daisuke Izuka」>DMART-12]](4/5)
**参考 [#fe194946]
-[[エンジェル・コマンド]]
-[[デーモン・コマンド]]
-[[サイバー・コマンド]]
-[[ブロッカー]]
-[[W・ブレイカー]]
-[[cip]]
-[[アタックトリガー]]
-[[S・トリガー]]
-[[コスト踏み倒し]]
-[[置換効果]]
-[[表向き]]
-[[シールド化]]
-[[コスト火力]]
-[[【九極侵略】]]
----
[[公式Q&A]]
-3つ目の能力について
>Q.相手の[[《偽Re:の王 ナンバーナイン》]]がいて、呪文を唱えられない状況です。&br;この状況で''《電磁魔天イエス・ザナドゥ》''の「出た時、または攻撃する時」の能力を使った際、呪文は唱えられないですが、墓地の呪文を選んでシールド化だけすることはできますか?
A.いいえ、その状況ではシールド化もできません。&br;カードの使用が禁止されている場合、効果でカードを使用することもできません。呪文を唱えられない状況では、呪文を唱えようとすることもできないので、そのカードをシールド化することもできません。
[[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42664]](2023.2.17)
&tag(クリーチャー,光文明,水文明,闇文明,白青黒,3色,多色,コスト9,エンジェル・コマンド,デーモン・コマンド,サイバー・コマンド,コマンド,パワー11500,パワーの最後の三桁が「500」,ブロッカー,W・ブロッカー,cip,アタックトリガー,出た時または攻撃する時,S・トリガーサポート,呪文サポート,墓地詠唱,コスト踏み倒し,表向きシールド追加,シールド追加,唱えた時,火力,単体火力,コスト火力,コスト参照,除去,単体除去,破壊,単体破壊,・,SR,スーパーレア,MITSUAKI MATSUMOTO,Daisuke Izuka);