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コスト踏み倒しメタ

相手がコスト踏み倒し能力を利用する際、それを妨害できる能力のこと。あるいはそのような能力を持ったカードの総称。
コスト踏み倒し踏み倒しと略されることがあるように、こちらも踏み倒しメタと略されることもある。

多くはコスト踏み倒しクリーチャーバトルゾーンに出た時に反応し、即座にそのクリーチャー除去するというトリガー能力の形をとっている。
《洗脳センノー》《悪魔神バロム・クエイク》などはバトルゾーンに出ることすらできなくする。
また、《百発人形マグナム》《ハイドラ・ギルザウルス》など『該当クリーチャー除去』以外のペナルティを課すものも存在する。

コスト踏み倒しメタの分類

気をつけなければならないのは、『コスト踏み倒しメタ』と一纏めに呼ばれるカード群でも、実際にはコスト踏み倒しを判定する条件がそれぞれ違う点。したがって対策できるコスト踏み倒しの種類も異なってくる。

太字置換効果による除去。※は相手ターンのみ。

例えば、革命チェンジで出たクリーチャーに対しては《異端流し オニカマス》でも《ウソと盗みのエンターテイナー》でも除去できるが、G・ゼロで出たクリーチャーの場合、召喚扱いなので《異端流し オニカマス》では除去できない。また、仮にコスト踏み倒しで出たクリーチャーだとしても、そのコストよりも多いマナを相手が持っていれば《制御の翼 オリオティス》では除去できない。

また、この範囲の違いから厳密にはコスト踏み倒し以外に対してもメタを発揮するものも存在する。
例として、コスト軽減で出たクリーチャー《制御の翼 オリオティス》除去できることがある。
また、自分のターン中、相手が手札から捨てた《パック・リーマン》cipを相手の《ジョット・ガン・ジョラゴン》ジョラゴン・ビッグ1によって使用し、自分の《ハタモチ・チュリス》マナ送りにして相手がそのcipクリーチャーをコストを支払って召喚する場合、その召喚行為は自分の《単騎連射 マグナム》や自分のタップ状態の《ダブル・リボルバードラゴン》で妨害できる。

能力の発動条件カード名
マナゾーンのカードの枚数よりコストの高い相手クリーチャー《サイコロプス》
《ハムラティス・ジャッジ》
《シディアン・ビーティス》
《ジュラスティック・ハウル》
マナゾーンのカードの枚数以上のコストのクリーチャー《オリオティス・ジャッジ》
マナゾーンのカードの枚数よりコストの高い相手クリーチャーがいるとG・ゼロの条件を満たす《泡の魔神・アワンデス》

対策

コスト踏み倒しメタに対する対策はまず除去することである。多くはサイズも小さく大した除去耐性を持たないため《KAMASE-BURN!》《デモンズ・ライト》などの軽量除去で十分だが、《デスマッチ・ビートル》などのパワーが高いクリーチャーにはパワーを問わない除去であることが常のバウンスが有効。また、《異端流し オニカマス》はアンタッチャブルが付いているため、選ばせ除去や全体除去でないと原則退かせない。

また、コスト踏み倒しを主体とするデッキの場合、コスト踏み倒しメタを立てられるとゲームにならない場合がある。そこで、素出しから1ショットキルに向かうプランを用意したり、軽量ビートダウン要員を使ったりすると良い。

コスト踏み倒しメタの多くは反応した際に出されたクリーチャーを除去するため、除去耐性のあるクリーチャーを利用するのも良い。《時空の不滅ギャラクシー》《気高き魂 不動》《煌龍 サッヴァーク》などはその典型である。

環境において

初出のコスト踏み倒しメタである《百発人形マグナム》は不死鳥編環境においてあまり評価が高くなかった。というのも、自分にもメタ効果がかかる上に、反応した際の除去が選ばせ除去であり、せっかく反応しても脇の《ダンディ・ナスオ》あたりを生贄にされれば十分な効果をもたらすことができなかった。

戦国編環境では実質当時のコスト踏み倒しメタをすべて無効にする《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》をエースとする【ギャラクシーコントロール】が活躍しており、神化編環境からエピソード1環境にあった【エンペラー・キリコ】系統もcipによるソリティアでこのカードを突破したため、やはり《百発人形マグナム》はどうにでもなるメタカード止まりであった。

ところがエピソード2環境【ミラクルとミステリーの扉】が台頭すると立場は一変。あちらが軽量除去カードをほとんど積めないこともあって、環境に劇的に刺さるカードと化した。

DMR-07《早撃人形マグナム》が登場しており、エピソード3環境において【ガネージャビート】で活躍した。エピソード2終盤には《ウソと盗みのエンターテイナー》が新たなコスト踏み倒しメタとして登場。《百発人形マグナム》と異なり踏み倒しで出たクリーチャーを確実に仕留められるため、以降はそちらが踏み倒しメタの主流となった。

DMR-15《制御の翼 オリオティス》が登場し、以降革命ファイナル環境まで《ウソと盗みのエンターテイナー》と需要を二分した。

ただ、革命ファイナル環境では余りにコスト踏み倒しが横行したため、露骨に除去でメタを張られることになり、下手すれば1ターン遅延しただけで出オチになってしまうこともざらであった。当時の主要な踏み倒しメタは《爆炎シューター マッカラン》の射程圏内であり、ある意味では不遇な時代であった。

新章デュエル・マスターズ以降はコスト踏み倒しメタが普及し、取り分け2コストにしてアンタッチャブル付きの《異端流し オニカマス》が主流カードとなった。《異端流し オニカマス》は攻撃可能でもあるためアタッカーとしても上質であった。勿論場持ちも非常に良く、これ1枚で詰むデッキも多かった。

双極篇になると《奇石 ミクセル》が登場。こちらはツインパクトであり呪文面の《ジャミング・チャフ》がフィニッシュ手段として強力と、汎用性を損なわないメタカードとして環境に定着。

一方、《異端流し オニカマス》はというと、双極篇になってマッハファイター召喚扱いのコスト踏み倒しカードが多数登場し、さらに超天篇にはGR召喚まで実装されたため、アタッカーとしての個性がどちらかというと強くなった。

備考

参考


Last-modified: 2019-07-11 (木) 20:04:52