《スパイラル・スライダー》 [編集]

スパイラル・スライダー C 水文明 (2)
呪文
S・トリガー
バトルゾーンにあるコスト6以下のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。

DMR-07で登場した呪文

バウンスできるクリーチャーコスト6以下に制限された《スパイラル・ゲート》

相手クリーチャーバウンスする場合、対象のコストが大きいほど大きなテンポアドバンテージを稼げるため、そこに制限が掛けられたのは大きな痛手である。

序盤で使う分には本家と何ら変わらない働きが期待できる。殴り合いの中相手の打点を減らしたり、中型ブロッカーを戻して風穴を開けたり、システムクリーチャーを戻してテンポアドバンテージを得たりすれば試合を優位に運べるだろう。

フィニッシャー級や大型システムクリーチャーを戻せないため、後半にもつれ込んでしまうと《スパイラル・スライダー》ではどうにもならなくなってくる。また、ビッグマナのようなファッティ主軸のデッキに対しては、戻す対象がいないため完全に腐る
コストが重めに設定されているサイキック・クリーチャーや、リンクしてコストが増えるゴッドにも刺さりにくい。

序盤のテンポアドバンテージを優位に生かせるデッキで採用するのが望ましい。また、戻せる対象に制限がある故に、環境に刺さるかどうかが極端に出る。汎用性が高く非常に器用な《スパイラル・ゲート》と異なり、ピーキーなカードであるのがよくわかる。単に2マナを払ってバウンスしたいだけなら《ザ・ストロング・スパイラル》という選択肢もある。

登場したDMR-07ではすでにゼニスが登場しており、ビッグマナ環境の最盛期であった。また、サイキック・クリーチャーも大流行していた時期であり、数多デッキの主軸を担っていた。
登場時期が悪かったとしか言いようがなく、【ギフトミランダ】には有効なもののそれ以外には全く刺さらない有様だった。

その後、2022年7月1日付で《スパイラル・ゲート》殿堂解除。8枚積みする旨味はないため役目を終えた。

アニメ・漫画において [編集]

その他 [編集]

  • フレーバーテキストでは「使いやすいように改良した。」との事だが、性能面では本家より明らかに弱体化している。「アンノウン達は」なので、自分達が被害を負わないように改良したと言う意味なのだろうか。実際、すべてのアンノウンはコスト7以上である(アンノイズは普通に被害に遭うが)。
    • 「使いやすいように改良した。」とは、改良(弱体化)することで4枚入れられるようになったことを指しているのかもしれない。

サイクル [編集]

DMR-07DMR-08に収録されている6コスト以下のクリーチャー用の呪文サイクル。文明だけはS・トリガーのかわりにガチンコ・ジャッジがついている。

関連カード [編集]

フレーバーテキスト [編集]

収録セット [編集]

デュエル・マスターズ [編集]

デュエル・マスターズ プレイス [編集]

参考 [編集]