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| 龍覇陣 グレン・エントリー R 火/自然文明 (6) |
| 呪文 |
| S・トリガー（この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい） |
| 自分の山札の上から4枚を見る。その中からコスト8以下のドラグナーを1体出してもよい。残りを好きな順番で山札の下に置く。こうしてドラグナーを出したら、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。 |
山札の上4枚からコスト8以下のドラグナーをコスト踏み倒しで出し、出したクリーチャーで効果バトルを1回行う。
ドラゴン基盤のデッキで使うことを考えた場合、《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》と比べると単純なコスト踏み倒し性能は劣る。
しかしS・トリガーが付いている点、効果バトルができる点、ドラゴン以外もドラグナーでありさえすれば出せる点はそちらに対する明確な優位点となる。
コスト踏み倒し手段に乏しく取り回しの悪い《龍覇 ザ＝デッドマン》や《恐・龍覇 サソリスレイジ》辺りにとっては強化パーツと言えよう。
メインデッキにドラグナーを10体採用した場合のヒット率は70%程度。高確率でヒットさせたい場合は20枚以上採用したいところ。
《13番目の計画》使用時には必要な枚数は更に多くなる。
もしこれを軸とした【モルト NEXT】を組むとしたら、《超戦龍覇 モルト NEXT》と《爆炎龍覇 モルトSAGA》、色は合わないがタッチで《最終龍覇 グレンモルト》と、フィニッシャー格のドラグナー12枚体制が無難なところか。
登場からチャンピオンシップでの入賞実績は作っているには作っているが、あまり活躍できていない。
まず山札からコスト踏み倒しするということで、手札以外から出すことへのメタ、通常のコスト踏み倒しメタに引っ掛かる。次に、自身がドラゴンではない上にコスト踏み倒しと効果バトル以外の効果を持たないため、手打ちや汎用性を考えると《炎龍覇 グレンアイラ／「助けて！モルト!!」》に劣る。
そもそもカウンター札なら既にドラゴン基盤の邪魔にならない《ボルシャック・ドギラゴン》が存在するが、このカードの登場時点ではそれすらも不採用の【準赤単】系統の事例がそこそこあることからも、如何に「手札以外からのコスト踏み倒し」という点がネックに見られているかが分かるだろう。