#author("2023-11-26T07:46:38+09:00","","")
#author("2023-11-26T08:40:07+09:00","","")
*黒赤緑 [#u86cd163]

[[火]][[文明]]と、その[[友好色]]である[[闇]][[文明]]、[[自然]][[文明]]の3色の色構成のこと。またはそのカラーで組まれたデッキのこと。
[[火]]と、その[[友好色]]である[[闇]]、[[自然]]の3色の色構成のこと。またはそのカラーで組まれたデッキのこと。

「''デアリ''」と俗称されることが多い。
例:[[【黒赤緑ビートダウン】]]→【デアリビートダウン】

[[除去]]が非常に得意。多くの優秀な除去カードを抱える。
[[マナブースト]]、[[ハンデス]]、[[ランデス]]という強い戦略も扱え、[[スピードアタッカー]]付加による爆発力も備える。一方で[[墓地]]や[[マナゾーン]]からの[[回収]]、[[コスト踏み倒し]]手段もあるなど、攻撃的な色構成だがかなり器用な面もある。

弱点は[[ブロッカー]]の質の低さによる守りの薄さ、そして手軽な[[ドロー]]手段が非常に少ないことである。
よって、長期戦はかなり不得手となる。

[[ドロー]]は[[闇]]の[[スーサイド]]ドローか[[サルベージ]]、または[[自然]]の一部のドローカードに頼ることになる。
一手間かませないと引けないタイプの[[ドローソース]]が多いため、デッキを上手くそれに合わせて構築する必要がある。
[[手札補充]]は[[闇]]の[[スーサイド]]が伴うドローか[[墓地回収]]、または[[自然]]の一部の[[手札補充]]、[[マナ回収]]に頼ることになる。
一手間かませないと手札に引き込めないタイプの[[ドローソース]]が多いため、デッキを上手くそれに合わせて構築する必要がある。
[[エピソード3]]からは[[火]]に[[手札交換]]を行うカードが登場したため、この点は以前ほど致命的ではなくなっている。

明らかに[[ビートダウン]]向きのカラー。
だが、典型的な動きのパターンがあまり存在せず、どっしりと構えることが苦手でやや不安定な面があるため、デッキビルダーの腕が試されるデッキタイプが多い。
攻めに対して前のめりなデッキが多く、[[【除去コントロール】]]相手に時間を稼がれると不利な展開になることが多い。
逆にうまくデッキを構築できると破壊的な素質を十分生かせる。
総じて上級者向けの色構成と言えるだろう。

-代表的なデッキタイプは[[五元神]]、[[【ペンチビート】]]、[[【マッドロマノフワンショット】]]、[[【シューゲイザーワンショット】]]など。[[【ロマノフリボーン】]]もこの色で組まれることがある。

-制圧に長けたカードを多く擁する文明のため、大型の[[ロック]]カードを早期に展開するデッキを組むとこの色に纏まる事がある。[[【グルメ墓地ソース】]]などは環境で活躍したほか、[[スーパー・S・トリガー]]型[[【ブライゼシュート】]]もこの色に主要カードが揃っている。

-俗称の「デアリ」は、[[MTG>Magic:The Gathering]]の多色カード[[《点火するものデアリガズ》>http://mtgwiki.com/wiki/%E7%82%B9%E7%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%AC%E3%82%BA/Darigaaz,_the_Igniter]]が由来。後に、アラーラ次元の友好3色の組み合わせからなる断片の一つ、「[[ジャンド>http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89/Jund]]」を由来とする「ジャンドカラー」という俗称が登場した。デュエマのカード由来のものには [[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]を由来とする「キリューカラー」という俗称も存在する。いずれにせよ、色の組み合わせは俗称を使うより、色名で言った方が親切だろう。

**これらの文明を持つカード [#fdfd9403]
#taglist(黒赤緑^3色^多色-用語集)
ゲームオリジナルカード
#taglist(黒赤緑 (デュエプレ)-黒赤緑)

[[カードパワー]]が高いカードが目立つ。[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]は一時期[[殿堂入り]]を経験しており、[[《勝利のガイアール・カイザー》]]もその[[汎用性]]の高さから、登場からしばらくの間[[殿堂カード]]候補に上がるほど強力だった。

[[《偽りの王 モーツァルト》]]や[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]も[[フィニッシャー]]としては最高峰の[[スペック]]を誇ることで、今も根強い人気を誇る。

-同じ[[色]]構成を1枚のカードに収めた[[《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》]]や、[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]、[[《偽りの王 モーツァルト》]]などは、この破壊的な性能を体現していると言える。

**参考 [#m8a59a70]
-[[用語集]]
-[[多色]]
-[[【黒赤緑ビートダウン】]]
-[[《マイキーのペンチ》]]
-[[ランデス]]
-[[ハンデス]]
-[[DMD-25 「マスターズ・クロニクル・デッキ ロマノフ煉獄からの復活」>DMD-25]]

-[[友好色]](「弧」)
--[[白青緑]]
--[[白青黒]]
--[[青黒赤]]
--''黒赤緑''
--[[白赤緑]]
-[[敵対色]]([[対抗色]]、「楔」)
--[[白黒赤]]
--[[青赤緑]]
--[[白黒緑]]
--[[白青赤]]
--[[青黒緑]]

&tag(用語集,闇文明,火文明,自然文明,黒赤緑,3色,多色);