#author("2025-01-22T00:29:13+09:00","","") #author("2025-01-22T00:42:48+09:00","","") *&ruby(まどうぐ){魔導具};[#t6d3645b] 魔導具とは、以下の意味で使われる語。 +[[クロスギア]]の異称。[[転生編]]の[[フレーバーテキスト]]などに見られる。 +[[DMRP-04魔]]で登場した[[種族]]。''[[クロスギア]]とは関係ない''。 本項では2.について説明する。 ------ 月刊[[コロコロコミック]]2018年2月号付録で先行登場し、[[DMRP-04魔]]から本格登場した[[闇]]の[[種族]]。 [[特殊種族]]であり、いずれも[[マフィ・ギャング]]を併せ持つ。 さらに[[DMRP-07]]からは魔導具を[[サブタイプ]]に持つ[[水]]の[[呪文]]も登場した。 能力としては「相手の妨害をする」または「場と墓地に魔導具を揃える」の2種類に大別される。 クリーチャーは「堕魔(ダーマ) ◯◯〜」、呪文は「堕呪(ダスペル) 〜 ◯◯」が[[命名ルール]]となっている。 ◯◯には後述の『魔導具数字』が[[マナコスト]]に応じて入り、〜には道具や物品をもじった名前が入る。呪文の場合では船(海賊)に関連した道具・物品になる。 //コスト6以上の[[《堕魔 ジグス★ガルビ》]]と[[《卍堕呪 ゾグジグス》]]は、どちらもコスト5以下の[[命名ルール]]からはやや外れた名前となっている。 //前者は複合するムーゲッツのルールが割り込んできただけ、後者は冠詞に卍がついただけで魔導具のルールを理由なく無視してはなくない? |堕魔 ドゥザイコ P 闇文明 (2)| |クリーチャー:マフィ・ギャング/魔導具 2000| |このカードは、4枚より多くデッキに入れることができる。| |卍堕呪 ゾグジグス SR 水文明 (6)| |呪文:魔導具| |自分のクリーチャーを1体選ぶ。そのクリーチャーに含まれるカード1枚につき、カードを1枚引いてもよい。その後、そのクリーチャーに含まれるカード1枚につき、相手のクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。| |このターン、自分の手札の枚数以下のコストを持つ呪文を、相手は唱えられない。| 最大の特徴は、[[無月の門]]および[[無月の門・絶]]の種であること。[[バトルゾーン]]や[[墓地]]に数を揃え、[[フィニッシャー]]となる[[ドルスザク]]を[[コスト踏み倒し]]で呼び出すのがこの[[種族]]の基本戦略となる。 [[呪文]]の魔導具は特性上、[[プレイ]]すれば確実に1枚の魔導具が落ちる点で優秀だが、[[無月の門]]は''魔導具を[[バトルゾーン]]に出すことで[[トリガー]]''するので、魔導具の[[呪文]]を唱えても[[無月の門]]は開けない。 そのため、[[無月の門]]では[[呪文]]のみの魔法陣は作れない。 ただし、魔導具が[[墓地]]に6枚あればターンの終わりに発動する[[無月の門・絶]]なら、[[呪文]]のみの魔法陣を作れる。 後に、魔導具[[呪文]]を[[唱える]]ことを[[トリガー]]とする[[虚無月の門]]も登場。あちらも同様に[[呪文]]のみの魔法陣を作れる。 **魔導具数字 [#numeral] 魔導具の名前をはじめとして、[[闇]][[文明]]に関連して登場する数詞。 |呼び名|対応する数字|h |ゼーロ|0| |ザン|1| |ドゥ|2| |グリ|3| |ヴォ|4| |ヴァイ|5| |ジグス|6| |-|7| |ヴェイ|8| |ザイン|9| 基本的に元の数字の頭文字(アルファベット)を別の文字に変えているようである。4以下はカタカナ2文字、5以上は3文字で表記される。数詞は[[クリーチャー]]であれば冠詞を除いた名前の最初に、[[呪文]]であれば最後に来る。 考察 |呼び名|対応する数字|変化前|変化後|考察|h |ゼーロ|0|||| |ザン|1|W|Z|One(ワン)→Wan→Zan(ザン)| |ドゥ|2|T|D|Two(トゥ)→Twu→Dwu(ドゥ)| |グリ|3|S|G|Three(スリー)→Suri→Guri(グリ)| |ヴォ|4|F|V|Four(フォー)→Fo→Vo(ヴォ)| |ヴァイ|5|~|~|Five(ファイブ)→faibu→Vaibu(ヴァイブ)→Vai(ヴァイ)| |ジグス|6|S|G|Six(シックス)→sikkusu→Gikkusu(ギィックス)→Gik(ジグス)?| |-|7|-|-|-| |ヴェイ|8|E|V|Eight(エイト)→Veight(ヴェイト)→Vei(ヴェイ)| |ザイン|9|N|Z|Nine(ナイン)→Zine(ザイン)| //|7|~|~|Seven(セブン)→sebun→Gebun(ゲブン)→Geb(ゲェブ)|? //|10|T|D|Ten(テン)→Den(デェン)|? //|99|N|Z|Ninety-nine(ナインティナイン)→Zinety-nine(ザインティナイン)→Zine(ザイン)| (2020/6/1まで) -背景ストーリーの中では2を表す「ドゥ」は「デュ」とも呼ばれている。 //[[DMRP-05]]から[[《堕魔 ヴァイシング》]]の登場により、5コスト以上のクリーチャーはコストの命名ルールが2文字から3文字となった。 -[[無月の門99]]は『99』で「ザイン」と読むが、[[《九番目の旧王》]]の名前からも考えると、「ザイン」は単に「9」を表している可能性が高い。 --また、幻王 ザインは[[闇の七王]]としての番号をそのまま冠していることになる。 この数字の法則は[[十王篇]]に登場した[[チーム零]]に引き継がれる。 **背景ストーリーにおける設定と活躍 [#ted73301] -[[闇]][[文明]]の手により、[[《卍月の流星群》]]として各文明に送り込まれ各文明を汚染していた。自らが砕け散ることにより[[無月の門]]を開き[[ドルスザク]]を降臨させるが、その生み出された理由や姿形の理由は闇文明の支配者たちにも分かっていない。魔導具を堕とせるのは選ばれし者だけの特別な役割である。 また、[[闇の卵>《メガロ・デストロイト》]]の誕生と共に[[水]]文明では、[[汚染された水>《ウォーター・イン・ザ・ダーク》]]が魔力によって[[実体を持たない>呪文]]魔導具を生み出し、水文明を濁流で飲み込んでいった。 -[[闇文明]]の手により、[[《卍月の流星群》]]として各文明に送り込まれ各文明を汚染していた。自らが砕け散ることにより[[無月の門]]を開き[[ドルスザク]]を降臨させるが、その生み出された理由や姿形の理由は闇文明の支配者たちにも分かっていない。魔導具を堕とせるのは選ばれし者だけの特別な役割である。 また、[[闇の卵>《メガロ・デストロイト》]]の誕生と共に[[水文明]]では、[[汚染された水>《ウォーター・イン・ザ・ダーク》]]が魔力によって[[実体を持たない>呪文]]魔導具を生み出し、水文明を濁流で飲み込んでいった。 [[超天の時代>超天篇]]には魔導具の姿は見られなくなっていったが、それにそっくりな姿を持つ[[オレガ・オーラ]]が登場している。 **その他 [#n2dff6c2] -この[[種族]]を持つ[[カード]]の[[イラスト>カードイラスト]]はすべて[[フルフレーム]]仕様である。さらに下部に魔法陣の弧が描かれており、カード上部を重ねて四方に並べると[[魔法陣>無月の門]]が完成するギミックが仕込まれている。[[カードイラスト]]の魔導具に必ずひび割れが入っているのも特徴の一つ([[《堕魔 グリペイジ》]]のみページの破れ)。 -[[裁きの紋章]]と同様、名前だけは[[DMRP-04裁]]の[[《闇より来たりし魔導具》]]で先に登場していた。 -[[双極篇]]でもそれなりに活躍した[[種族]]だが、双極篇終了と同時に通常エキスパンションで魔導具が収録されなくなった。その後[[ツインパクト]]の魔導具は登場していなかったが、[[王来篇]]になって[[《罪無 ズゴブ垓/堕呪 バケドゥ》]]が登場した。 -[[王来篇]]現在、[[マフィ・ギャング]]以外で魔導具と複合する種族は[[ムーゲッツ]]と[[チーム零]]のみ確認されている。 -上記の通り[[クロスギア]]とは直接に関係性はないのだが、「[[クリーチャー]]と重なる道具」という[[クロスギア]]のオマージュ的要素が見られており、更に[[特定種族の複数のクリーチャーを元に不死鳥に関係するクリーチャーを呼び出す>進化GV]]点も考えると転生編、不死鳥編のギミックを独自の手法で取り入れ再現したと言える。 --[[《堕魔 ドゥザイコGR》]]のフレーバーテキストでは両方の「魔導具」について言及された。 --[[背景ストーリー]]上では後に、[[クロスギア]]の製作者である[[《仙界一の天才 ミロク》>ミロク]]の弟子の[[《魅力医 ミョウオウ》]]が製作者であると明かされた。 --[[背景ストーリー]]上では後に、[[クロスギア]]の製作者である[[《仙界一の天才 ミロク》]]の弟子の[[《魅力医 ミョウオウ》]]が製作者であると明かされた。 -[[デュエチューブ]]によれば、[[無月の門]]を持つクリーチャーが強めに調整されたことで[[闇]]の魔導具のデザイン空間に限界が見えたため、[[水]]の非クリーチャーの魔導具が発案されたという。 -よく間違われるが、魔''道''具ではなく魔''導''具である。 **魔導具に関連する能力を持つカード [#u8b29cff] -[[《堕魔 ドゥベル》]] -[[《堕魔 ヴォーミラ》]] -[[《堕魔 ヴォガイガ》]] -[[《堕魔 ヴォジャワ》]] -[[《堕魔 ヴァイシング》]] -[[《マイケル・ギャンドル》]] -[[《闇より来たりし魔導具》]] -[[《卍 新世壊 卍》]] -[[《月下旋壊 ド・リュミーズ》]] -[[《魅力医 ミョウオウ》]] -[[無月の門]]を持つクリーチャー -[[無月の門・絶]]を持つクリーチャー -[[虚無月の門]]を持つクリーチャー -[[無月の門・終]]を持つカード -[[夢幻無月の門]]を持つクリーチャー -[[無月の門99]]を持つカード **魔導具のNEOクリーチャー [#i3d64521] -[[《堕魔 グリール》]]([[闇]]のクリーチャー) -[[《堕魔 ヴォピカット》]]([[闇]]のクリーチャー) **魔導具のGRクリーチャー [#jf9a4359] -[[《堕魔 ドゥザイコGR》]] **参考 [#tbb0f0df] -[[種族リスト]] -[[マフィ・ギャング]] -[[無月の門]] -[[無月の門・絶]] -[[虚無月の門]] -[[無月の門99]] -[[チーム零]] -[[《堕魔 ドゥザイコ》]] -[[《卍堕呪 ゾグジグス》]] -[[【デ・スザーク】]] -[[【青魔導具】]] &tag(種族,呪文,闇文明,水文明,魔導具,マフィ・ギャング);