#author("2023-05-09T22:28:49+09:00","","")
#author("2024-02-22T17:36:29+09:00","","")
*&ruby(かくめい){革命};ファイナル&ruby(かんきょう){環境}; [#ue1a20d9]

-''PREV'':[[革命編環境]]

-''NEXT'':[[新章デュエル・マスターズ環境]]

**[[メタゲーム]] [#i5757964]
***スタート・デッキ期 [#q2256b85]
[[【サンマッドモルト】]][[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedBlack]]がそれぞれ[[マナブースト]]しつつ[[《S級原始 サンマッド》]]にすぐに[[侵略]]可能な[[《風の1号 ハムカツマン》]]、それまで赤単が主流だった[[【レッドゾーン】]]は[[《轟速 ザ・レッド》]]に[[ハンデス]]がついた[[《轟音 ザ・ブラックV》]]の登場により強化された。

[[DMR-21]]発売直前の環境で行われた「デュエル・マスターズグランプリ-2nd」(当日発売の[[DMR-21]]のカードはレギュレーション外)は優勝が[[【マークロループ】]]、準優勝と3位が[[【緑単サソリス】]]、4位が[[【モルト NEXT】]]という結果となった。ベスト8(順不同)は[[【緑天門】>【天門ループ】]]、[[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedBlack]]、[[【イメンループ】]]、[[【白青黒天門ループ】>【天門ループ】]]であった。
[[DMR-21]]発売直前の環境で行われた「デュエル・マスターズグランプリ-2nd」(当日発売の[[DMR-21]]のカードはレギュレーション外)は優勝が[[【マークロループ】]]、準優勝と3位が[[【緑単サソリス】]]、4位が[[【モルトNEXT】]]という結果となった。ベスト8(順不同)は[[【緑天門】>【天門ループ】]]、[[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedBlack]]、[[【イメンループ】]]、[[【白青黒天門ループ】>【天門ループ】]]であった。

事前メタゲーム予想では[[速攻]]であり[[中速]]に強い[[【レッドゾーン】]]が[[【モルト NEXT】]]に強く、[[コントロール]]が効かず[[今引き]]が強い[[【モルト NEXT】]]が[[【超次元デッドゾーン】]]に強く、[[速攻]]に対して有利な[[【超次元デッドゾーン】]]が[[【レッドゾーン】]]に強い、という三竦みが「デュエル・マスターズグランプリ-2nd」で形成されるのではないかと言われた。ところが[[【レッドゾーン】]]は徹底的に対策されたためベスト8に残れず、[[【モルト NEXT】]]は上々の活躍ではあったが準決勝の最終[[ゲーム]]で[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]により[[《メンデルスゾーン》]]を捲る不運により決勝進出を逃し、[[【超次元デッドゾーン】]]は全体的に「微有利」止まりであり予選を勝ち抜きづらいことから思うような結果を残せなかった。
事前メタゲーム予想では[[速攻]]であり[[中速]]に強い[[【レッドゾーン】]]が[[【モルトNEXT】]]に強く、[[コントロール]]が効かず[[今引き]]が強い[[【モルトNEXT】]]が[[【超次元デッドゾーン】]]に強く、[[速攻]]に対して有利な[[【超次元デッドゾーン】]]が[[【レッドゾーン】]]に強い、という三竦みが「デュエル・マスターズグランプリ-2nd」で形成されるのではないかと言われた。ところが[[【レッドゾーン】]]は徹底的に対策されたためベスト8に残れず、[[【モルトNEXT】]]は上々の活躍ではあったが準決勝の最終[[ゲーム]]で[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]により[[《メンデルスゾーン》]]を捲る不運により決勝進出を逃し、[[【超次元デッドゾーン】]]は全体的に「微有利」止まりであり予選を勝ち抜きづらいことから思うような結果を残せなかった。

***[[DMR-21]]期 [#w0f68ac5]
[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]はカードパワーの高さから発売直後から[[【ドギラゴン剣3キル速攻】>【成長ドギラゴン剣】]][[【赤黒ドギラゴン剣】]]とアーキタイプが誕生し、それぞれの派生も含めメタゲームの中心となった。

[[ドレミ団]]からは、最速2ターン目に[[革命チェンジ]]し、呪文使用を大きく縛る[[《タイム3 シド》]]、ブレイク時に相手の呪文を逆利用する[[《天革の騎皇士 ミラクルスター》]]、[[cip]]で1ターンの間、相手の[[呪文]]詠唱を一切封じる[[《音精 ラフルル》]]といった呪文メタが多く登場した。
これらの採用により、白青[[【サザン・ルネッサンス】]]は環境上位にまで押し上げられた。一方、[[【超次元デッドゾーン】]]は[[超次元呪文]]はおろか、守りのキーカードである[[《目的不明の作戦》]]すら唱えられなくなり環境トップから退く形になった。

[[禁断]]サイド中には[[封印]]を6枚まで外す[[Dスイッチ]]を持ち、クリーチャーがバトルゾーンを離れると[[封印]]する[[D2フィールド]]、[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]が環境入り。[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]の最大の弱点である[[特殊敗北]]をカバーできる事に加え、[[D2フィールド]]の使用率が伸びていない環境であったのが一因といえる。
同じく[[D2フィールド]]からは[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]が[[【イメンループ】]]の新たな[[キーカード]]となった。


[[DMX-23]]では[[【赤緑ダイリュウガン】]]が登場し、その1ショットキル性能と構築費の少なさを武器にして暴れまわった。
[[《音精 ラフルル》]]や[[《ワンダーチューン・MOTORS》]]など強力な新カードも続々登場。
***[[DMR-22]]期 [#s9523222]

関西初開催となる「デュエル・マスターズ[[グランプリ>公認グランプリ]]3rd」開催2日前に[[DMR-22]]が発売。発売直後であるにもかかわらず多くの新規カードが大会で活躍した。
優勝したのは[[【赤黒ドギラゴン剣】]]。新規カードである[[《スクランブル・チェンジ》]]から[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]を軽減、最低でも2マナフリーズして《蒼き団長 ドギラゴン剣》に革命チェンジするコンボが猛威を振るった。
第2位は[[【ラララオプティマス】]]。ループの潤滑剤である《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》に加え、防御札と除去と[[ライブラリアウト]]を兼ねる[[《アルカディア・スパーク》]]の登場が大きいだろう。
第3位は[[DMR-22]]のレジェンドカードである[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]を軸とする[[【NEXミラダンテ】]]。
このデッキの核となったのは新規カードではなく、[[DMC-62]]に収録された[[《コッコ・ルピア》]]、[[《ボルシャック・NEX》]]、そして[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]である。
《コッコ・ルピア》さえ除去されなければ最速で4ターン目に《ボルシャック・NEX》を《凰翔竜機バルキリー・ルピア》に進化、ファイナル革命を持った《時の法皇 ミラダンテXII》を確実にサーチ後革命チェンジ、更に《時の法皇 ミラダンテXII》の能力で[[《超次元シャイニー・ホール》]]を唱え[[《時空の雷龍チャクラ》]]を呼び出し追い討ちを掛けるといった流れるような動きができる。

この他[[【ジョバンニスコール】]]が環境に適応。メタゲーム上での相性の良さを買われ躍進を果たした。

グランプリ後は[[《時空の支配者ディアボロス Z》]]の覚醒条件と相性が良い[[《禁断機関 VV-8》]]を投入した[[【白青黒超次元】]]も活躍している。

また、[[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedBlack]]の[[《轟音 ザ・ブラックV》]]や[[《復讐 ブラックサイコ》]]等といった[[ハンデス]]が横行する環境に対するメタとして、[[《熱血提督 ザーク・タイザー》]]、[[《斬隠蒼頭龍バイケン》]]、[[《提督の精霊龍 ボンソワール》]]といった革命チェンジのチェンジ元にもなれる[[マッドネス]]のドラゴンの評価が見直された。

[[【緑単サソリス】]]は[[《邪帝斧 ボアロアックス》]]の不採用の流行を受け、[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]を主戦力とした[[【緑単ループ】]]に出番を奪われ没落した。

***[[DMR-23]]期 [#a4f7e8ab]

例年とは異なり、次世代への移行に伴いデュエル・マスターズでは初めて3弾で終了したエキスパンションになった。
主人公の[[切札 勝太]]の最後のエキスパンションということもあり、強力な面々が揃った。特にレジェンドカードの[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]と[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]の2つのカードは大きな影響を与えた。

[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]は[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]メタの能力が目立つが、[[革命チェンジ]]を行いつつ、[[除去]]を行える大型[[ドラゴン]]である為、[[【モルト NEXT】]]などのドラゴンデッキを強化させた。
[[《龍の極限 ドギラゴールデン》]]は[[《終焉の禁断 ドルマゲドンX》]]メタの能力が目立つが、[[革命チェンジ]]を行いつつ、[[除去]]を行える大型[[ドラゴン]]である為、[[【モルトNEXT】]]などのドラゴンデッキを強化させた。

《終焉の禁断 ドルマゲドン》は[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と比較すると[[禁断爆発]]させるまでの制約が厳しくなっているが、禁断爆発させた後は封印を外せない、除去を2回まで耐えるなどスペックが大幅に向上している上、同時に強力なサポートカードが登場したために、専用のデッキが生まれることになった。禁断爆発する前もコマンドであれば攻撃できる為、フィニッシュ力の増強として同じく[[【モルト NEXT】]]などのドラゴンデッキにも投入された。
《終焉の禁断 ドルマゲドン》は[[《伝説の禁断 ドキンダムX》]]と比較すると[[禁断爆発]]させるまでの制約が厳しくなっているが、禁断爆発させた後は封印を外せない、除去を2回まで耐えるなどスペックが大幅に向上している上、同時に強力なサポートカードが登場したために、専用のデッキが生まれることになった。禁断爆発する前もコマンドであれば攻撃できる為、フィニッシュ力の増強として同じく[[【モルトNEXT】]]などのドラゴンデッキにも投入された。

他には、マッドネスで呪文をまとめて回収できる汎用カードである[[《時の秘術師 ミラクルスター》]]や、[[【緑単ループ】]]を易化させた[[《ベイB ジャック》]]などが注目された。

その後、1月に殿堂が発表された。[[《天雷王機ジョバンニX世》]]と[[《奇跡の精霊ミルザム》]]のプレミアム殿堂入りにより、[[【ジョバンニスコール】]]は消滅、[[【天門ループ】]]はこれまで通りの運用は不可能になった。
殿堂入りは[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]、[[《復讐 ブラックサイコ》]]、[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]。これによって、[[【赤黒ドギラゴン剣】]]の墓地戦略を活かしづらくなり、マナロックによる時間稼ぎもできなくなった為、大幅な弱体化をした。[[《S級不死 デッドゾーン》]]も《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》の制限は勿論、ハンデスで相手の行動を狭めることが難しくなってしまった。
また[[《蛇手の親分ゴエモンキー!》]]と[[《常勝ディス・オプティマス》]]も殿堂入りし、多くのループデッキが弱体化を受けることになった。

[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]を主軸とした相手の戦略の妨害と素早いスピードでの[[ダイレクトアタック]]を両立させる戦略が困難になったことから、速さに特化した[[【レッドゾーン】]]や[[【成長ドギラゴン剣】]]が復権した。
[[【モルト NEXT】]]は[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]が[[殿堂入り]]したものの、主に《メガ・マナロック・ドラゴン》に使われていた《スクランブル・チェンジ》を[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]等に割り当てられる余裕ができたこと、[[《爆熱天守 バトライ閣》]]と[[革命チェンジ]]の相性もあって相対的に躍進を遂げることになる。
[[【モルトNEXT】]]は[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]が[[殿堂入り]]したものの、主に《メガ・マナロック・ドラゴン》に使われていた《スクランブル・チェンジ》を[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]等に割り当てられる余裕ができたこと、[[《爆熱天守 バトライ閣》]]と[[革命チェンジ]]の相性もあって相対的に躍進を遂げることになる。

その後[[DMX-25]]、[[DMX-26]]といった2つのメモリアルパックが発売され、登場から長く環境入りしている[[【モルト NEXT】]]や[[【カイザー「刃鬼」】]]などの多くのパーツが再録されたことによって、強力なアーキタイプがライトユーザーにも普及した。
その後[[DMX-25]]、[[DMX-26]]といった2つのメモリアルパックが発売され、登場から長く環境入りしている[[【モルトNEXT】]]や[[【カイザー「刃鬼」】]]などの多くのパーツが再録されたことによって、強力なアーキタイプがライトユーザーにも普及した。

新殿堂施行の当日に行われた革命ファイナルカップ全国大会2016では、[[《モルト NEXT》>《超戦龍覇 モルト NEXT》]]入りの[[【モルト「王」】]]が優勝。[[【黒ランデス】]]が準優勝となった。
新殿堂施行の当日に行われた革命ファイナルカップ全国大会2016では、[[《モルトNEXT》>《超戦龍覇 モルトNEXT》]]入りの[[【モルト「王」】]]が優勝。[[【黒ランデス】]]が準優勝となった。

***当時の主流デッキ(通常環境) [#tae3afe8]
-[[【赤黒ドギラゴン剣】]]
-[[【赤緑ダイリュウガン】]]
-[[【ヘブンズ・ゲート】]]
--[[【白単天門】]]
--[[【天門ループ】]]
-[[【サザン・ルネッサンス】]]
--[[【ドレミ団】>【サザン・ルネッサンス】#doremi]]
-[[【黒単ドラグナー】]]
-[[【赤黒レッドゾーン】>【レッドゾーン】#RedBlack]]
-[[【黒赤デッドゾーン】>【レッドゾーン】]]
-[[【ドルマゲドンX】]]
-[[【マークロループ】]]
-[[【モルト NEXT】]]
--[[【スクランブルモルト NEXT】]]
-[[【モルトNEXT】]]
--[[【スクランブルモルトNEXT】]]
-[[【ボアロアックス】]]
--[[【イメンループ】]]
--[[【緑単サソリス】]](コントロール型)
---[[【緑単ループ】]]
-[[【白青黒超次元】]]
-[[【緑単ベアフガン】]]
-[[【超次元デッドゾーン】]]
-[[【NEXミラダンテ】]]
-[[【ジョバンニスコール】]]
-[[【ラララオプティマス】]]
-[[【5色ジャックポット・エントリー】]]
-[[【青黒退化】]]
-[[【5色ドギラゴン剣】]]
-[[【ドギラゴン剣3キル速攻】>【成長ドギラゴン剣】]](現在は[[【成長ドギラゴン剣】]]と呼ばれる)
-[[【ロージアミラダンテ】]]
-[[【知新ジャスティス】]]

***新戦力カード [#z8991e30]
-[[《轟音 ザ・ブラックV》]]
-[[《百族の長 プチョヘンザ》]]
-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]
-[[《絶叫の悪魔龍 イーヴィル・ヒート》]]
-[[《Dの禁断 ドキンダムエリア》]]
-[[《Dの花道 ズンドコ晴れ舞台》]]
-[[《タイム3 シド》]]
-[[《荒ぶる大佐 ダイリュウガン》]]
-[[《音精 ラフルル》]]
-[[《アルカディア・スパーク》]]
-[[《禁断機関 VV-8》]]
-[[《時の法皇 ミラダンテXII》]]
-[[《スクランブル・チェンジ》]]

**既存の有力カード [#xdd3353b]
-[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]
-[[《超戦龍覇 モルトNEXT》]]
-[[《龍覇 サソリス》]]
-[[《次元の霊峰》]]
-[[《調和と繁栄の罠》]]
-[[《勝利のアパッチ・ウララー》]]
-[[《勝利の道標レティーシャ》]]
-[[《勝利のガイアール・カイザー》]]
-[[《メガ・マナロック・ドラゴン》]]
-[[《オリオティス・ジャッジ》]]
-[[《ウソと盗みのエンターテイナー》]]
-[[《コッコ・ルピア》]]
-[[《ボルシャック・NEX》]]
-[[《凰翔竜機バルキリー・ルピア》]]
-[[《天雷王機ジョバンニX世》]]
-[[《常勝ディス・オプティマス》]]

**参考 [#o8ebbcc8]
-[[デッキ・カードプールの変遷]]
-[[革命ファイナル]]
-[[革命編]]

&tag(環境,革命ファイナル,デッキ・カードプールの変遷);