#author("2024-03-17T08:34:15+09:00","","") #author("2024-03-31T21:30:03+09:00","","") *闇の七王 [#m8ebab34] [[新章デュエル・マスターズ]]以降の[[背景ストーリー]]に登場する用語。 [[マフィ・ギャング]]の支配する[[闇]][[文明]]の「影の者」よりもさらに上の地位を持つ王達を指す。 いずれも直接の[[カード]]化はされておらず、[[マフィ・ギャング]]なのか、そもそも[[クリーチャー]]なのかすらも定かではない。かわりにその名を冠する[[呪文]]が登場している。 **メンバー [#b99f9743] ***冥王 ゲルグ [#s2982b95] 名を冠する[[呪文]]は[[《冥王の牙》]]。[[DMRP-01]]にて最初に名前が発覚した七王である。 ***蝕王 ダンタル [#h2033131] 名を冠する[[呪文]]は[[《蝕王の晩餐》]]。 ***戒王 ガデス [#f24b224c] 名を冠する[[呪文]]は[[《戒王の封》]]。 ***絶王 ゼル [#oc0085ee] 名を冠する[[呪文]]は[[《絶王の遺言》]]。そちらより前に[[《瓶炎医 レバー》]]などの[[フレーバーテキスト]]でも言及されていた。 ***怨王 ザーガ [#o4669b63] 名を冠する[[呪文]]は[[《怨王の死鎌》]]。 「怨王ザガ」という表記揺れがある。 ***塵王 ヴァガン [#w51641c1] 名を冠する[[呪文]]は[[《塵王の黒穴》]]。 ***「闇の長」 / 魔王 ザダン [#r4a58d93] 同じ七王以外にはその名を呼ぶことを許されず、代わりに畏怖と敬愛の念を込めて「あのお方」と呼ばれている王。そのため長らく名を冠する[[呪文]]も登場していなかった。 [[《暗黒の太陽》]]を作ったとされる「影の者の長」と同一人物なのかは不明。 後に[[DMEX-19]]にて、名を冠する[[呪文]]である[[《魔王の傲慢》]]が登場し名前が判明した。 **七王には含まれないメンバー [#ned7ad3e] ***業王 ディガロ [#gf306266] 七王はかつて彼を含む「八王」だったが、かつて起きた[[《キングダム・オウ禍武斗》]]との戦いに敗れており、[[新章デュエル・マスターズ背景ストーリー]]時点で既に故人。名を冠する[[呪文]]は初言及から2年遅れて[[《業王の破戒》]]が登場。 ***幻王 ザイン [#w51641c1] 長きにわたる眠りから目覚めた忘れられし九番目の王。 [[《九番目の旧王》]]のルビにその名前が冠せられているが、「幻王」の字はない。 「九番目の王」とされているだけで、「七王」との関連は直接語られていないが、後述の活躍のように七王やディガロと[[同列に扱われていたり>《ザ・ストロング・ヴォイド》]]、最終的に[[「九王」の語が登場したり>《七王無き宮殿》]]しているため、一応ここに記述する。 **背景ストーリーでの活躍 [#iec91bc1] 基本的には個別のフレーバーテキストでその存在がほのめかされるのみ。 [[双極篇]]では、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]が降臨すると、これを[[迎えるために業王ディガロの死以来行われていなかった円卓会議が行われることとなった>《採菌医 ウォンド》]]。 しかし、七王全員が集った矢先、[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]の魔凰の炎によって[[全滅させられてしまう>《封魔レラージェス》]]。「闇の長」の魂だけは[[崩壊した円卓にとどまっていることが示唆された>《零王の円卓》]]。 [[双極篇]]では、[[《卍 デ・スザーク 卍》]]が降臨すると、[[これを迎えるために業王ディガロの死以来行われていなかった円卓会議が行われることとなった>《採菌医 ウォンド》]]。 しかし、七王全員が集った矢先、《卍 デ・スザーク 卍》改め[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]の魔凰の炎によって[[全滅させられてしまう>《封魔レラージェス》]]。「闇の長」の魂だけは[[崩壊した円卓にとどまっていることが示唆された>《零王の円卓》]]。 [[超天篇]]終盤では[[忘れられた九番目の王である幻王 ザインが目覚める。なお、円卓は零龍の儀の触媒となって破壊されていた>《触媒の円卓》]]。 [[十王篇]]終盤で[[《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》]]が立ち上がったことで巻き起こった衝撃波によって[[業王ディガロが消滅の間際に残した呪い>《業王の破戒》]]が発動し、円卓が再構築されようとしていた。 [[王来篇]]では、その再構築されかけていた円卓もすぐに[[《神龍連結 バラデスメタル》]]に破壊されてしまう。 その後、[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の時計によって出現した[[オリジナル・ハート>《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]のエネルギーが流れ込み七王とともに復活。同じく復活した業王ディガロ、幻王ザインの2人と七王全員でゴッド・リンクすることに成功したが、[[《覇王ブラックモナーク》]]の復活とイデア・フェニックスの顕現の衝撃によって両者共に一瞬で消し飛ばされてしまった。 その後、[[《禁時混成王 ドキンダンテXXII》]]の力により、円卓を媒介として[[オリジナル・ハート>《黒月の古城 オリジナル・ハート》]]のエネルギーが流れ込み、七王も[[ゴッド]]として、そして[[リンクした新たな闇の王として復活>《ホタッテ <スケル.Star>》]]。同じく復活した業王ディガロ、幻王ザインの2人と七王全員で[[G・リンクすることに成功した>《ザ・ストロング・ヴォイド》]]が、[[《覇王ブラックモナーク》]]の復活と[[イデア・フェニックス]]の顕現の衝撃によって両者共に一瞬で消し飛ばされてしまった。 [[王来MAX]]では[[「鬼の歴史の九王」とこちらの九王が合わさり十八王になった>《七王無き宮殿》]]らしい。 そして「その名を呼ぶ事さえ許されぬ最後の王」「闇の長」こと魔王ザダンの名が[[解放され、傲慢に満ちた逆襲が始まろうとしている……>《魔王の傲慢》]] -焼かれ、触媒とされ、また破壊されるとその踏んだり蹴ったりな様はある意味[[フィオナの森]]と同じ立場にあると言える。 [[王来篇]]の一幕はまさにその[[フィオナの森]]とともに「[[石柱]]によって具現化された大災害」として並べられている。 -七王の誰が言ったのかは不明だが、「[[指示虫>《指示虫アロー・ワーム》]]の言うことは聞くな」という格言が伝わっている。 **並行世界における七王 [#bbc63269] [[デュエチューブ]]で明かされた設定((https://youtu.be/ZJ46l-zFOCs?t=795))によると、闇の九王は「[[エピソード世界>並行世界]]における[[オラクル]]七位階(([[エピソード3]]中に[[オラクル]]は新たな位階が追加されており、それらを含めるとちょうど9つとなる))、そして[[ドラゴン・サーガ世界>並行世界]]における[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]と関連性を持ち、[[それぞれに対応したものが存在する>パラレル存在]]」とのこと。 -どれとどれが関連しているかは明言こそされていないが、名称が酷似ないし部分的に一致したカードが存在したことからその関連は予想されていた。 -[[《盗掘人形モールス》]]の[[フレーバーテキスト]]には、[[オラクル]]にも七王と似たような円卓会議が存在したことが記されている。 -[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]との詳細な関係は、直接的にはほとんど明らかにされていない。 --[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]内には七王や[[オラクル]]のような細かい組織構造はあまり見られない。強いて挙げるなら、[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]の中には『''7つ''の大罪』をモチーフにしたと思われるクリーチャー群があり、それとの関連性が疑われるくらいか。 --[[オラクル]]と[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]の関係性については[[《魔壊王 デスシラズ》]]を中心に徐々に明かされており、七王とオラクルの関係が判明すれば、自動的に七王と[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]も結びつけられると言ったところ。 -[[オラクル]]、[[デーモン・コマンド・ドラゴン]]、七王はそれぞれ時代が離れており、[[種族]]も異なる。情報は増えたものの、七王自体の正体(種族など)についてはむしろ謎が深まったと言える。 鬼の歴史では、先述の通り「九王」という同じ名前の位階の[[パラレル存在]]がいる。 **その他 [#o297a530] -モチーフは『アーサー王物語』の円卓の騎士と思われる((一部の関連カード名が円卓の騎士の名を含んでいることや[[《七王の円卓》]]から))。 -彼らとは別に闇文明のマスターである[[ゼーロ]]も闇の王(特に『闇王』)と呼ばれることがある。彼を含めれば[[新章デュエル・マスターズ]]以降の闇の王は10人ということになる。 --幻王 ザインの存在が発覚したのは[[超天篇]]の終盤であり、名前が明らかになっていた[[十王篇]]との関連も考えられたが、実際には関係はなかった。 --[[ゼーロ]]([[闇]]のマスター)と闇の七王の関係は、[[フレーバーテキスト]]などで語られていないため不明。彼の切り札である[[《卍月 ガ・リュザーク 卍》>《卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺》]]を闇の七王は迎え入れているのに対し、《ガ・リュザーク》側はそれに牙を剥いて円卓を焼き尽くしており、間接的だがお互いへの態度の違いが見て取れる。 -[[《七王の円卓》]]のカードイラストに並んでいるのは、(一番右に座っている[[クリーチャー]]を除き)[[カード]]化済みの[[マフィ・ギャング]]達である。 いずれのメンバーも『影の者』かつ高[[レアリティ]]の面々であり、またこれより後の展開で七王がたびたび『円卓』と結びつけられていることから、その円卓に座っていた彼らこそが七王の名を持つ者たちなのではないかとする考察もある。 -同時期の[[背景ストーリー]]では、他の[[文明]]のトップとなり、かつカード化されていない人物として『光文明の女王』『[[自然文明の姫>うららか もも]]』などがいる。こちらはアニメなどでその姿を確認できる。 **参考 [#t21789de] -[[マフィ・ギャング]] -[[新章デュエル・マスターズ背景ストーリー]] -[[フレーバーテキスト]] -[[《七王の円卓》]] -[[《零王の円卓》]] -[[《触媒の円卓》]] -[[《七王無き宮殿》]] &tag(背景ストーリー,背景ストーリー:用語,背景ストーリー:組織,背景ストーリー:人物,闇の七王);