#author("2023-11-23T03:54:12+09:00","","")
#author("2023-11-23T03:58:52+09:00","","")
*置きドロー [#odc980d1]

[[バトルゾーン]]に存在することで継続的に[[ドロー]][[効果]]を発揮する[[カード]]のこと。
「ドローエンジン」「置き[[ドロソ>ドローソース]]」とも呼ばれる。

|雷鳴の守護者ミスト・リエス UC 光文明 (5)|
|クリーチャー:ガーディアン 2000|
|他のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。|

|ハッスル・キャッスル R 自然文明 (5)|
|城|
|城|
|自分のクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを1枚引いてもよい。|
|この城を付けて要塞化したシールドが他の城によって要塞化されていなければ、そのシールドが相手のクリーチャーにブレイクされる時、かわりに自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。|
 
[[《エナジー・ライト》]]などとは違い、短期的に[[アドバンテージ]]を多くは得られない。
だが、性質上場に残っただけ効果を発揮するため、長期的な目で見ると他の[[ドロー]][[カード]]より多く[[アドバンテージ]]を得ていることも多い。
結果として放置すると[[《サイバー・ブレイン》]]などの強力な[[ドロー]][[カード]]よりも膨大な[[アドバンテージ]]を叩き出すため、相手にした場合は真っ先に[[除去]]したい。

幸い、その多くはパワーが低いなど[[破壊]]しやすいため、一部を除けば対処自体はそこまで難しくない。逆に言えば、強力な置きドロー手段をずっと生き残らせることができれば、それだけで勝利は近づくということでもある。

相手にした場合は真っ先に[[除去]]したいため「他に[[除去]]できる対象があるが、出てくるであろう相手の置きドローを除去するために敢えて残しておく」などの[[プレイング]]も有効。
特に[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]や[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]は公開情報である[[超次元ゾーン]]に置かれるので、[[除去]]を残しておく[[プレイング]]はし易いだろう。

-当然ながら[[クリーチャー]]の置きドローは[[システムクリーチャー]]であるということでもある。

-広義には、[[《シェル・ファクトリーγ》]]や[[《節食類怪集目 アラクネザウラ》]]などのように[[手札]]さえ継続して増やせるものであれば、厳密にはドローでなくても置きドローと呼ぶことがある。

-多くの場合は[[コントロール]]がこのタイプの[[カード]]を採用している。[[デッキ]]の性質上、長期戦になることが多く、それだけ効果を発揮しやすいからである。当然他の[[デッキ]]でも十分活躍できる。
--[[超次元呪文]]で呼び出せる[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]の登場で、[[【オール・イエス】]]系統のデッキでも無理なく投入が出来るようになった。
その後、[[速攻]]対策を兼ねることができる[[《龍覇 M・A・S》]]と[[除去]]されにくい[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]が登場。こちらは[[【ビッグマナ】]]に多く採用されている。

-使い切りの[[ドロー]]カードよりも[[《ロスト・ソウル》]]や[[《ニコル・ボーラス》]]などの大量[[ハンデス]]からの復帰にも強い特徴も持つ。こちらに[[除去]]がなく大量[[ハンデス]][[カード]]を持っている場合には先に撃つか、後に残すかは場合によるだろう。

-他の[[ドローソース]]にも言えることだが、基本的に[[速攻]]と当たれば木偶の坊と化す。相手が遅い[[デッキ]]タイプであればあるほど重要となっていく。

-[[ループ]]や[[チェイン・コンボ]]に「○○した時」に誘発するタイプの置きドローを組み込むと、無尽蔵に手札を増やし、そこから更なるチェイン・コンボを繋げる事ができる。[[【ヘブンズ・ゲート】]]の[[《知識の精霊ロードリエス》]]や[[【ナウ・オア・ネバーループ】]]の[[《電脳の海を彷徨うエレキギター》]]などはそういったコンボの代表と言える。

-本来ドローは[[水]]が得意としているが、置きドローは全ての文明に存在する。(火→[[《爆打者 猛トラック》]]闇→[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]等)置きドローは基本的に''何かしなければ引けない''ため、その「何か」の行為が[[文明]]に合うようデザインされることが多い。(例:[[クリーチャー]]の[[破壊]]で[[ドロー]]→[[闇]])

**[[デュエル・マスターズ プレイス]]では [#g6198ccd]
「自分の手札が5枚以下なら」という条件が特徴的。手札の上限枚数が10枚のため、手札が溢れないようにさせる配慮だろう。
また、TCG版では任意だったものが強制化していることが多い。

なお、[[DMPP-01]]の[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]のインパクトが強かったため勘違いされやすいが、実際には6枚以上でも無関係に強制でドローする置きドローも少なくない。誘発条件が限定的なものには撤廃されている印象を持つが、1ターン中に容易に何度も発動できる[[《アクア・ティーチャー》]]で存在が許されている。

[[アタックトリガー]]で手札補充できるカードは、ある意味毎ターン使える置きドローの一種だが、デュエプレのそれらはすべて自分の手札の枚数を参照しない。

-「自分の手札が5枚以下なら」とある置きドロー
--[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]
--[[《要塞の覚醒者ルナ・アレグリア》]]
--[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]](誘発条件が同じ[[《ルナ・ブリッツホーク》]]とは異なる)
--[[《バキューム・クロウラー》]]
--[[《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》]]
など

-「自分の手札が5枚以下なら」という条件がない置きドロー
--[[《エンペラー・ジュニア》]](相手が「S・トリガー」を使った時、1ドロー)
//--[[《シャインシェル・クラスター》]]([[タップスキル]]で2ドロー)
--[[《ルナ・ブリッツホーク》]](自分の[[ターン開始ステップ]]に、1ドロー)
//--[[《宣凶師ドロシア》]](相手のターン中、初めて自分の手札を捨てた時、2ドロー)
//--[[《コマンダー・テクノバスター》]](相手のターン中、相手がカードを引いた時、同じ枚数ドロー(ただし上限枚数でストップ))
//--[[《散舞特機サンマイダー》]](手札が2枚以下なら、自分の[[ターン終了ステップ]]に、手札が3枚になるようにドロー)
//--[[《外道神カイカイ》]](相手が呪文を唱えた時、1ドロー)
//--[[《スナイプ・アルフェラス》]](各ターン、初めて自分の他のグランド・デビルが出た時、1ドロー)
--[[《暴走機械オーバースキル》]](各プレイヤーは、自身の[[ターン開始ステップ]]に1ドロー)
--[[《氷牙レオポル・ディーネ公》]](自分が呪文を唱えた時、1ドロー)
//--[[《戦劇エンペラー・キンタ》]](相手が呪文を唱えた時、1ドロー)
--[[《T2・オガプー》]](初めて自分の城をシールドゾーンに置いた時、1ドロー)
--[[《封魔ハーゲンディ》]](自分の進化クリーチャーが出た時、1ドロー)
//--[[《アクア・ジェスタールーペ》]](自分のターン中、自身の2体目のクリーチャーが出た時、1ドロー)
//--[[《啓示の精霊サンスクリッド》]](自分が、名前に《スパーク》とある呪文を唱えた時、1ドロー)
--[[《アクア・ティーチャー》]](自分が[[バニラ]]を召喚した時、1ドロー)
など

「手札の上限枚数を超えるなら」と別表現になるが、「自分の手札が8枚以下なら」の条件が[[DMPP-23]]で登場した。
その[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]/[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]は、その効果直後にある[[ドローステップ]]の1ドローをしても手札溢れにならない最大値が考慮されている。

-「自分の手札が8枚以下なら」
--[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]
--[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]

**主な置きドロー [#ma7b7949]
//新種を後ろに置き、基本的に登場順
-[[《雷鳴の守護者ミスト・リエス》]]
-[[《シェル・ファクトリーγ》]]
-[[《スナイプ・アルフェラス》]]
-[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]
-[[《バキューム・クロウラー》]]
-[[《氷牙レオポル・ディーネ公》]]
-[[《知識の精霊ロードリエス》]]
-[[《ハッスル・キャッスル》]]
-[[《海底鬼面城》]]
-[[《アクア・ジェスタールーペ》]]
-[[《アクア・アタック<BAGOOON・パンツァー>》]]
-[[《アクア・ティーチャー》]]
-[[《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》]]
-[[《龍波動空母 エビデゴラス》]]/[[《最終龍理 Q.E.D.+》]]
-[[《暗黒鎧 ヴェイダー》]]
-[[《アストラル・スーパーリーフ》]]
-[[《No Data》]]
-[[《Dの博才 サイバーダイス・ベガス》]]
-[[《龍装者 バーナイン》]]
-[[《伝説演者 カメヲロォル》]]
-[[《終絶電融 パワーロビン》]]

**参考 [#zfe10b7b]
-[[用語集]]
-[[ドローソース]]
-[[手札補充]]
-[[ドロースペル]]