#author("2022-10-30T06:45:42+09:00","","") #author("2023-09-09T12:43:53+09:00","","") *攻撃強制 [#kc86d932] 文字通り、攻撃することを強制的に強いる効果の俗称。 攻撃先のターゲットを限定的にする[[攻撃誘導]]とはまた別。 [[デメリット]]としては[[火]][[文明]]の[[クリーチャー]]に多く、相手に[[付与]]して[[攻撃]]を[[強制]]させるものは[[闇]]に多い。 **種類 [#r4bc8918] |凶戦士ブレイズ・クロー C 火文明 (1)| |クリーチャー:ドラゴノイド 1000| |このクリーチャーは、可能であれば毎ターン攻撃する。| |凶鬼84号 ワッパム UC 闇文明 (3)| |クリーチャー:マフィ・ギャング 4000| |クリーチャーはすべて、可能なら攻撃する。| |ニドギリ・ドラゴン R 火文明 (5)| |クリーチャー:アーマード・ドラゴン/ハンター 5000| |各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。| |このクリーチャーは、可能なら各ターン2度攻撃する。| |一撃勇者ホノオ UC 火文明 (2)| |クリーチャー:ヒューマノイド 1000+| |パワーアタッカー+5000| |このクリーチャーが攻撃したターン、自分の他のクリーチャーも、可能であれば攻撃する。| **[[ルール]] [#b20f586b] -この[[効果]]が適用されている[[クリーチャー]]は、[[攻撃]]できる状態であれば、[[攻撃]]しなければならない。 -[[召喚酔い]]や[[タップ]]状態などの''[[攻撃]]できない状態であれば、[[攻撃]]する必要はない。'' -[[召喚酔い]]や[[タップ]]状態などの''[[攻撃]]できない状態であれば、そちらが適用される。'' --また、「攻撃可能な[[クリーチャー]]を攻撃させる義務」は発生するが、「攻撃可能な状態にする義務」は発生しない。 攻撃を強制された[[クリーチャー]]を[[能力]]で[[タップ]]するなどして、攻撃強制を回避することはできる。 -攻撃強制効果と[[攻撃できない]]効果が同時に適用されている場合も、''攻撃できないが優先されて攻撃できなくなる''。 --[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]が[[G・ストライク]]の対象となった場合、そのターン《凶戦士ブレイズ・クロー》は攻撃できない。 --[[《光線人形ストリウム》]]等を使って[[攻撃]]できる状態から[[攻撃できない]]状態にするということも可能。 -[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]のように、「可能なら毎ターン攻撃する」と書かれてあるものは、何らかの方法で[[アンタップ]]などして、''2回目以降の[[攻撃]]ができるようになっても攻撃しなくてもいい''。 --[[《ニドギリ・ドラゴン》]]のように各ターン2回攻撃するようなものは、''ターン中3度目以降の攻撃ができる場合は任意である''。 --このようなルールになっているのは、強制[[無限ループ]]の発生を防ぐためである。もしも、2回目以降の攻撃も強制されるルールだったなら、[[離れない]][[無限アタッカー]]が攻撃強制され、[[離れない]]クリーチャーに[[攻撃誘導]]された場合、強制[[無限ループ]]が発生してゲームの進行が止まってしまう。 //-「攻撃するかわりに」起動できる能力([[タップ能力]]や[[ダイナモ]]など)は起動できない。([[ダイナモ]]は「バトルが始まる時」に適用可能) -裁定変更で、リンク中の[[《龍神ヘヴィ》]]といった「[[可能であれば攻撃する]]」状態にしていても、[[タップ能力]]を起動は防げない([[参考>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42373/]])。 --特に書かれていないが、[[ダイナモ]]の「攻撃するかわりに」でも同様と思われる。 -攻撃誘導効果と攻撃強制効果は重複する。 --バトルゾーンに[[《凶鬼84号 ワッパム》]]と相手のタップされている[[《ドンジャングルS7》]]がいる時、自分の[[クリーチャー]]は可能であれば《ドンジャングルS7》を攻撃する。 **特殊なもの [#double] 一部、[[攻撃誘導]]と合わさったような能力を持つものもある。 |龍神ヘヴィ P 闇文明 (5)| |クリーチャー:ゴッド/ドラゴン・ゾンビ 5000+| |このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、カードを1枚引き、相手は自身のクリーチャーを1体選んで破壊する。| |G・リンク《破壊神デス》または《龍神メタル》の左横| |このクリーチャーがリンクしている時、相手のクリーチャーはこのクリーチャーを可能であれば攻撃する。| |超獣軍隊 ゲリランチャー SR 自然文明 (6)| |進化クリーチャー:ゲリラ・コマンド/侵略者 11000| |進化−自分の自然のクリーチャー1体の上に置く。| |侵略−自然のコマンド| |W・ブレイカー| |このクリーチャーが、相手のターン中にタップしていて、そのターンまだ攻撃されていなければ、相手のクリーチャーは可能ならこのクリーチャーを攻撃する。| |“乱振”舞神 G・W・D SR 火文明 (6)| |クリーチャー:ビートジョッキー 5000| |B・A・D2| |スピードアタッカー| |このクリーチャーがバトルゾーンに出た時または攻撃する時、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その選んだクリーチャーとこのクリーチャーをバトルさせる。| |このクリーチャーは、可能なら毎ターン、相手プレイヤーを攻撃する。| |自分のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引く。| 「クリーチャー''が攻撃する時''、可能であれば〇〇を攻撃する」と混同しがちだが、こちらはそれに[[攻撃強制]]効果がついているため注意。 -通常の攻撃強制効果と違い、[[攻撃]]対象に[[攻撃できない]]状態であれば、当然[[攻撃]]対象に攻撃しなくてもいいし、ゆえに攻撃強制効果もなくなる。したがって、一概に通常の攻撃強制よりも強いとは限らない。 -他の[[攻撃誘導]]効果が発生していれば、それが攻撃強制効果のないものでも、そちらを選んでもいい。ただし、当然攻撃自体を行わないという選択はできない。 --例えば、相手の[[《ドンジャングルS7》]]とリンクしている[[《龍神ヘヴィ》]]がタップしている状態でいる時、[[《ドンジャングルS7》]]へ攻撃することも可能。 -[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]のような「可能なら毎ターン、〇〇を攻撃する」という場合、一度指定の対象を攻撃すれば、そのターン中にアンタップしても、2度目は攻撃自体を行わなくてもいい。 **その他 [#h5f20989] -この類の[[能力]]は[[ダイヤモンド状態]]の[[クリーチャー]]でもモロに影響を受ける。[[ダイヤモンド状態]]はこれらの[[能力]]よりも強い「[[攻撃できない]]」を解消するという、「[[可能であれば攻撃する]]」→「[[攻撃できない]]」→「[[ダイヤモンド状態]]」→「可能であれば攻撃する」の三すくみが出来上がっている。 --ちなみにすべて一度に持った場合、基本的には[[可能であれば攻撃する]]効果が実行される。ただし、召喚酔いでもプレイヤーのみを攻撃可能にする[[《ダイヤモンド・ソード》]]かつ、可能であればクリーチャーだけを攻撃する[[《龍神ヘヴィ》]]が組み合わさると、そもそも攻撃できない対象なクリーチャーには攻撃強制が無視され、通常通りプレイヤーに攻撃するかしないかを自由に選べる。 -[[闘魂編]]以前は「毎ターン攻撃しなければならない」という表記だった。 --また、「可能なら」という表記も少々ながら存在する。 -[[デュエル・マスターズ プレイス]]において1ターンの持ち時間をすべて消費した場合であっても、[[《凶戦士ブレイズ・クロー》]]方式の強制攻撃は必ず行われる。 **参考 [#lf692d1a] -[[用語集]] -[[攻撃]] -[[ガードマン]] -[[ダイヤモンド状態]] -[[攻撃できない]] ---- [[公式Q&A]] >Q.自分のターン中、バトルゾーンに相手の[[《爆熱王DX バトガイ銀河》]]がいる状況で、自分は[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]をバトルゾーンに出しました。&br;このターン中、自分の[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]は相手を攻撃できますか? A.いいえ、攻撃できません。 #region2((総合ルール 101.2)){{ :101.2. 「できない」効果は「できる」効果に勝つ| あるイベントに対して「できる」とされている効果と「できない」とされる効果が同時に存在するとき、「できない」とされる効果が優先されます。また、「できない」とされる効果を「無視する」という効果がある場合、「できない」とされる効果は無視され効力を失います。ただし、カードはルールに勝つので、「できる」効果は「できない」ルールに勝ちます。(スピードアタッカーを持つクリーチャーは召喚酔いルールに勝ち、攻撃することができます。) }} [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/38730]](2020.8.21) >Q.バトルゾーンに相手のタップしている[[《ロールモデルタイガー》]]がいる状況で、自分の[[《轟速 S》]]はどこに攻撃できますか? A.相手プレイヤーにのみ攻撃できます。[[《轟速 S》]]は自身の能力でクリーチャーに攻撃できないので、[[《ロールモデルタイガー》]]がタップしていたとしてもクリーチャーには攻撃できません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40022]](2021.8.6) >Q.バトルゾーンに相手の[[《大樹王 ギガンディダノス》]]がいる場合、自分の[[《轟速 S》]]はどこに攻撃できますか? A.どこにも攻撃できません。[[《轟速 S》]]は[[《大樹王 ギガンディダノス》]]の能力で相手プレイヤーに攻撃できず、自身の能力でクリーチャーにも攻撃できません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/40023]](2021.8.6) >Q.[[《ガチャダマン》]]の「出た時」の能力で[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]をGR召喚しました。そのターン、その[[《The ジョギラゴン・アバレガン》]]は「マッハファイター」で相手のクリーチャーを攻撃できますか? A.はい、相手のクリーチャーを攻撃できます。召喚酔いにより相手プレイヤーを攻撃できないので、「可能なら相手プレイヤーを攻撃する」は適用されません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41262]](2022.5.20) >Q.相手のタマシードがバトルゾーンにある状況で、自分は[[《ドラヴィ圧鬼の巻》]]を出し、「出た時」の能力を解決しました。次の相手のターンに相手のタマシードが進化した場合、その進化クリーチャーは攻撃しなければいけませんか? A.いいえ、攻撃する必要はありません。この能力は、[[《ドラヴィ圧鬼の巻》]]が出た時点でバトルゾーンにいた相手のクリーチャーのみに効果を与えます。タマシードには効果がありません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41431]](2022.6.24) >Q.相手のリンクしているタップ状態の[[《極限龍神ヘヴィ》]]がバトルゾーンにいる状況で、自分の[[《幻想妖精カチュア》]]はタップ能力を起動できますか? A.はい、起動できます。攻撃しなければいけない状況でも、タップ能力の使用は禁止されていません。能力を起動した結果[[《幻想妖精カチュア》]]はタップ状態になるので、攻撃しなくてよくなります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/42373]](2022.10.28) ---- >Q.相手の、リンク状態の[[《極限龍神ヘヴィ》]][[《極限龍神メタル》]]がタップしてバトルゾーンにいます。自分の攻撃可能なクリーチャーは「EXライフ」シールドのある[[《紫天連結 ネバーシデンド》]]だけです。&br;[[《紫天連結 ネバーシデンド》]]で一度[[《極限龍神ヘヴィ》]][[《極限龍神メタル》]]を攻撃した後、アンタップした[[《紫天連結 ネバーシデンド》]]はもう一度[[《極限龍神ヘヴィ》]][[《極限龍神メタル》]]に攻撃しなければいけませんか?&br;類似例:[[《龍神ヘヴィ》]] A.いいえ、攻撃しなくても構いません。リンク状態の[[《極限龍神ヘヴィ》]]がいる限り、攻撃可能な相手クリーチャーはすべて、一度ずつ[[《極限龍神ヘヴィ》]]に対して攻撃する必要があります。ただし、一度攻撃してバトルゾーンに残ったクリーチャーは再度攻撃する必要はありません。今回の場合、アンタップした[[《紫天連結 ネバーシデンド》]]は、プレイヤーや[[《極限龍神ヘヴィ》]]以外のクリーチャーにも攻撃できますし、攻撃しなくても問題ありません。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41635]](2022.7.28) >Q.相手の、リンク状態の[[《極限龍神ヘヴィ》]][[《極限龍神メタル》]]がタップしてバトルゾーンにいます。自分の攻撃可能なクリーチャーは2体いるのですが、そのうち1体で攻撃すれば、もう1体は[[《極限龍神ヘヴィ》]][[《極限龍神メタル》]]に攻撃しなくても良いですか?&br;類似例:[[《龍神ヘヴィ》]] A.いいえ、2体とも[[《極限龍神ヘヴィ》]][[《極限龍神メタル》]]に攻撃する必要があります。 [[引用元:https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/41636]](2022.7.28) &tag(用語集,可能であれば攻撃する,攻撃強制);