#author("2024-08-12T09:09:59+09:00","","")
#author("2024-08-12T09:11:51+09:00","","")
*&ruby(こうか){効果};バトル [#i450db91]

[[能力]]によって引き起こされる、[[効果]]としての[[バトル]]のことを指す俗語。アニメなどでは「強制バトル」と呼ばれることもある。

また、[[バトル]]を発生させるその[[効果]]自体を指して「バトル効果」と言うこともあり、効果バトルを発生させる[[能力]]は俗に「バトル能力」と呼ばれる。
それらについても本項で扱う。

[[《囚われのパコネコ》]][[《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》]]などが持つ、「Aが[[バトル]]するとき、かわりにBと[[バトル]]させる」という[[置換効果]]はこのページでは扱わない。

|ファンタジー・ハート SR 水文明 (7)|
|クリーチャー:スプラッシュ・クイーン 2000|
|このクリーチャーで攻撃するかわりに、タップして次のTT能力を使ってもよい。|
|TT−バトルゾーンにある相手のクリーチャーを2体選び、その2体をバトルさせる。|

通常、[[バトル]]するには、[[クリーチャー]]が[[タップ]]されている[[クリーチャー]]を[[攻撃]]しなければならない。しかし、この[[効果]]を活用すれば、その手間を省くことができる。
また、[[攻撃]]できないタイミングや状態でも[[バトル]]が可能であり、[[バトル]]を条件とした[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]の補助として使うことも考えられる。

通常の[[バトル]]と比較して、この[[効果]]には、
-[[カード]]によっては、相手の[[クリーチャー]]同士で[[バトル]]させることもできる
-相手の[[クリーチャー]]が[[タップ]]されている必要がない
-[[攻撃]]せずに[[バトル]]することができるため、[[攻撃されない]][[クリーチャー]]に対しても[[バトル]]を仕掛けることができる
などの強みがある。

基本的には[[除去]]のために使用されるが、[[パワー]]が同じ[[クリーチャー]]を2体選べば、[[相打ち]]させることもできる。

[[除去]]以外には[[コンボ]]への活用が可能。
例えば、[[バトル]]を[[トリガー]]とする[[能力]]の誘発に使える。本来[[バトル]]をするには様々な条件([[召喚酔い]]の解消や相手[[クリーチャー]]を[[タップ]]させることなど)が絡むため、その分強力な見返りがあるものも多い。これらを能動的に、かつ手軽に誘発させることができるのである。
有名なものだけでも[[《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》]]、[[《電磁無頼アカシック・サード》]]、[[《紅蓮の怒 鬼流院 刃》]]、[[【GF隊】]]、[[《偽りの名 ジェームズ》]]など様々なものが存在する。

色々と応用が効く[[効果]]なのでうまく利用したいところである。

**ルール [#ffcd53fa]
-[[アンタップキラー]]や[[マッハファイター]]とは違い[[攻撃]]によるバトルではないため、ブロックしてバトル先を変更することはできない。

-効果[[バトル]]の対象[[クリーチャー]]が[[バトル]]を行う前に[[バトルゾーン]]を離れた場合、効果バトルは不発に終わる。(例:[[《ナウ・オア・ネバー》>《天命龍装 ホーリーエンド/ナウ・オア・ネバー》]]で効果バトルの[[cip]]を持つ[[クリーチャー]]を出して[[手札]]に戻す、[[侵略]]によって[[バトルゾーン]]に出た[[《轟く侵略 レッドゾーン》]]の[[cip]]で[[《デスマッチ・ビートル》]]が[[破壊]]される等。)

-攻撃したクリーチャーが効果バトルに巻き込まれた場合、[[バイオ・T]]を発動することが出来る。

-[[殴り返し]]とは違い、[[タップ]]されていない[[クリーチャー]]も対象にとることができる。初心者は勘違いしやすいので注意。

-[[バトル]]と言っても当然ながら「[[バトル]]をする[[能力]]」であるので''選ぶ過程を踏むのであれば''、[[《光器ペトローバ》]]のような''[[アンタッチャブル]]を対象とすることはできない。''
--ただし中には[[《デスマッチ・ビートル》]]などの選ばずにバトル出来るものも存在するので注意。

-能力によるバトルはクリーチャーの位相を変化させない。[[アンタップ]]したクリーチャー同士でバトルになることもある。
--ただし、効果バトルとは別に[[タップ]]させる指示がある[[《キサナティック・X》]]の場合は、そのテキスト通りタップさせてバトルを行う。

-[[バトル]]に負けた[[クリーチャー]]が[[破壊]]されるのは[[ルール]]による処理である。よって、[[《ケンゲキオージャ 〜究極火焔〜》]]がこれによって[[破壊]]されても[[エクストラウィン]]は得られない。
**その他 [#g8251788]
-ある一定の数値以下の[[パワー]]の[[クリーチャー]]を[[破壊]]という役割は[[火力]]と似ており、よく比較されたり比喩に使われたりする。こちらは[[パワー低下]]だけでなく[[パンプアップ]]によっても対象を広げられる点がやや異なるが。

-[[《無敵城 シルヴァー・グローリー》]]などの[[すべてのバトルに勝つ]][[能力]]とは非常に相性がいいが、相手に使われると天敵となる。

-初出は[[《ファンタジー・ハート》]]であり、当初は《ファンタジー・ハート》や[[《キサナティック・X》]]のように頭脳に優れた[[水]][[文明]]の「策略」によって同士討ちをさせるイメージだった。&br;後に[[《爆竜トルネードシヴァXX》]]や[[《チェーン・デスマッチ》]]を発端として血の気が多い[[火]][[文明]]の「殴り合い」をイメージしたものが増えていき、現在では[[火]]のお家芸と言えるまでに浸透している。また、[[《王龍ショパン》]]の登場以降は[[自然]]の妨害手段・防衛手段の一つとしても扱われている。
--特に[[ドラゴン・サーガ]]では[[火]][[文明]]のメイン[[能力]]として特にフィーチャーされており、「[[バトル]]に勝った時」を[[トリガー]]とする[[能力]]と共に多数登場している。
--特に[[ドラゴン・サーガ]]では[[火]][[文明]]の要素としてフィーチャーされている[[能力]]の1つであり、「[[バトル]]に勝った時」を[[トリガー]]とする[[能力]]と共に多数登場している。

**効果バトル持ちカード [#i348aebc]
([[効果]]の対象ごとに大まかに分類。[[カード]]によってはより細かい指定があることも。)

***[[クリーチャー]]2体 [#x0e9cc91]
-[[《キサナティック・X》]]
-[[《爆竜トルネードシヴァXX》]]
-[[《チェーン・デスマッチ》]]
-[[《轟戦!爆戦!!超決戦!!!》]]
-[[《フィーアカノン・ワイバーン》]]
***相手の[[クリーチャー]]2体 [#m0123ce3]
-[[《ファンタジー・ハート》]]
-[[《バッドドッグ・スクラッパー》]]

***自分の[[クリーチャー]]2体 [#k53e81a7]
該当なし

***自分の[[クリーチャー]]と相手の[[クリーチャー]] [#b5d9eba1]
-[[《爆連撃 マッケンナ》]]
-[[《熱血龍 バトルネード》]]
-[[《熱血デュエ魂 切札勝太》]](自分の[[ドラゴン]])
-[[《龍世界 ドラゴ大王》]]
-[[《仁義無き戦い》]]
-[[《カツドン「やったるで!」》]]
-[[《狩人秘伝ハンター・ファイア》]](自分の[[ハンター]])
-[[《必殺!バトライ・フィンガー》]]
-[[《将龍剣 ガイアール》]]([[装備]]した[[ドラグナー]])
-[[《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》]]([[装備]]した[[ドラグナー]])
-[[《復活と激突の呪印》]]
-[[《偽りなし ゾルゲXIII》]](自分の[[アウトレイジ]])
-[[《ツイン“LES”ポール/「ミュージック・スタァァァト!!!」》]]
-[[《龍装者 トラッシュ・ナック/「お前もやったれや!」》]]
-[[《ムシ無視のんのん/灰になるほどヒート》]](自分のコスト6以下の[[ジョーカーズ]])
-[[《宇宙一のカレーパン》]]
-[[《スクラッパー×スクラッパー》]]
-[[《“必駆”蛮触礼亞》]](自分の[[ビートジョッキー]])
-[[《パペット・ナイト》]]
-[[《ボルシャック・ファイアー》]]
-[[《秘拳カツドン破》]](自分のコスト7以下の[[アウトレイジ]])
-[[《蒼龍の大地》]](自分の[[火]]または[[自然]]のクリーチャー)
-[[《爆殺!! 覇悪怒楽苦》]](自分の[[火]]の[[進化]]ではないクリーチャー)
-[[《ジャッジ・チュリス》]]
-[[《キンチョーラー》]]
-[[《ワイルド・シールド・クライマックス》]]
-[[《救世主ウマシカ》]]
-[[《目覚まし隊長 アサダッピー》]](自分の[[火]]と[[自然]]の両方を持つクリーチャー)
-[[《ラブ・バトラッチ》]](自分の[[ファイアー・バード]]または[[ドラゴン]])
-[[《熱血龍 三代目 D ソウル B》]]
-[[《侵略者 ブルンブル》]]
-[[《爆G シチリア》]]
-[[《爆G ルチアーノ》]]
-[[《勇騎 バクエン-2》]]
-[[《爆蓮電融 キリュウイン・バト》]]
-[[《イメンズ・サイン》]](自分のコスト7以下の[[進化]]ではない[[ビーストフォーク]])
-[[《神歌と繚嵐の扉》]]
-[[《パロッタ・剣・ルピア》]](自分の[[ドラゴン]])
-[[《灰燼と天門の儀式》]](自分のコスト8以下のクリーチャー)
-[[《戦武の無限皇 ジャッキー/「俺たちの夢は終わらねぇ!」》]](自分のコスト8以下の[[アウトレイジ]])
-[[《輝跡!シャイニングロード・マンティス/輝跡の大地》]](自分のコスト8以下の進化ではない[[ジャイアント]])
***[[能力]]を持つ[[クリーチャー]]自身と相手の[[クリーチャー]] [#u74e0934]
-[[《爆炎シューター マッカラン》]]
-[[《斬英雄 マッカラン・ボナパルト》]]
-[[《超法 カツドンGO!》]]
-[[《爆闘剣士 グレンモルト》]]
-[[《熱血龍 マーダル・ビッシュ》]]
-[[《爆竜 バトラッシュ・ナックル》]]
-[[《熱血龍 バトクロス・バトル》]]
-[[《勇狩の蛮人》]]
-[[《王龍ショパン》]]
-[[《龍機左神オアシス》]]
-[[《勝利の覇闘 ガイラオウ》]]
-[[《無双竜機フォーエバー・メテオ》]]
-[[《絶頂神話 カツムゲン》]]
-[[《ボルシャック・ドギラゴン》]]
-[[《ナグナグ・チュリス》]]
-[[《“乱振”舞神 G・W・D》]]
-[[《メリー“KEN”バンド》]]
-[[《ゼノゼミツ》]]
-[[《レオレンジ》]]
-[[《ウイングアイ・マック》]]
-[[《爆裂オーフェルノ》]]
-[[《禁断V キザム》]]
-[[《リーリィ・ペロル》]]
-[[《イーグル・バトッチ》]]
-[[《トリガ・ポルカ》]]
-[[《アサル・ドラッチ》]]
-[[《ヴァルキリー・ドギラゴン》]]
-[[《熱血龍 バトリベンジ》]]
-[[《バグ丸くん》]]
-[[《登場!ハムカツマン》]]
-[[《双勇 ボスカツ闘&カツえもん武》]]
-[[《ナグナグ・チュリス》]]
-[[《バーバーパパ》]]
-[[《ウイングアイ・マック》]]
-[[《おテントさん》]]
-[[《デュエダインD》]]
-[[《レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》]]
-[[《メッサー・シュミット》]]
-[[《デスマッチ・ビートル》]](相手が[[コスト]]を支払わずに[[クリーチャー]]を[[バトルゾーン]]に出した時、その[[クリーチャー]]と。)
-[[《暴走 グロール/カルド・コバーン》]]
-[[《ブルンランブル》]]
-[[《タケノコ道中ヒアウィ号》]]
-[[《ボルシャック・バトクロス》]]
-[[《ウイングアイ・マック》]]
-[[《真羅万龍 リュウセイ・ザ・ファイナル》]]
-[[《ミノガミ <サガ.Star>》]]
-[[《頂上電融 ジョルト・ザ・ジョクスト4th》]]
***自分の[[クリーチャー]]と他の[[クリーチャー]] [#jfe61c0f]
-[[《偽りの名 ゾルゲ》]]

***相手の[[クリーチャー]]と他の[[クリーチャー]] [#qe2c267d]
該当なし

**効果バトルを利用するデッキタイプ [#j6725999]
-[[【アカシック・サード】]]
-[[【メビウスシヴァ】]]
-[[【紅蓮ゾルゲ】]]
-[[【ジェームズゾルゲ】]]
-[[【GF隊】]]
-[[【バトライオウ】]]

**参考 [#lef853f1]
-[[用語集]]
-[[バトル]]
-[[強制バトル]]
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公式Q&A
>Q.[[《生命と大地と轟破の決断》]]の「コスト5以下のクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す。」を2回使って、[[《ナグナグ・チュリス》]]と、その上に重ねて[[《デュエにゃん皇帝》]]を出しました。[[《ナグナグ・チュリス》]]の「バトルゾーンに出た時」の能力を使い、進化した[[《デュエにゃん皇帝》]]と相手の[[《「戒律の大弓」》]]をバトルさせる場合、破壊することはできますか?
A.はい、「バトルする」という効果を生成したのは火文明の《ナグナグ・チュリス》ですが、実際にバトルするのは闇文明の《デュエにゃん皇帝》ですので、バトルの結果として[[《「戒律の大弓」》]]は破壊されます。
[[引用元>https://dm.takaratomy.co.jp/rule/qa/33523]]

&tag(用語集,能力,バトル,効果バトル);