#author("2024-01-18T07:05:26+09:00","","")
#author("2024-04-18T12:26:31+09:00","","")
*&ruby(しようきんし){使用禁止};カード [#af13a616]

デッキに1枚も入れることができないカードのこと。

[[プレミアム殿堂]]とは違い、こちらは''[[殿堂ゼロデュエル]]でも使用することができない''。

また[[プレミアム殿堂]]が環境での活躍を元に後から制定されるのに対し、こちらでは該当するカードは最初から制定されている。同じ理由で解除されることもない。

//使用禁止カードの[[カード名]]は[[カード]]の[[効果]]により[[宣言]]することもできない。
//そんなルールがあると《ガルベリアス・ドラゴン》なども宣言できなるのでソースをお願いします

**使用禁止カード一覧 [#waf50547]
公式の[[殿堂レギュレーション]]に記載されているもの
-[[《ガルベリアス・ドラゴン》]] (P24/Y2版のみ)
-日本語版以外のデュエル・マスターズカード(ただし「日本語版」には[[禁断文字]]版のものを含む)&br();※以下のカードは日本語のテキストが記述されているが、北米版デュエル・マスターズの[[プロモーション・カード]]として登場したものであり、使用禁止カードに含まれる。
--[[《ギガベロス》]](DMP1-Y0)
--[[《ドラグライド》]](DMP2-Y0)
--[[《黄昏の守護者シーブス・キーン》]](DMP3-Y0)
--[[《暴走するロング・ホーン》]](DMP4-Y0)
--[[《トロピコ》]](DMP5-Y0)

個別のカードに記載されているか、裁定上禁止されているもの
-[[ドラゴン・サーガ]]以前の各[[ジャンボカード]]
-[[ホリデーカード]]([[《Treasure cruise》]]を除く)
-[[デンジャラス・カード]]
- [[DMR-23]]の[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]シール
-[[《ジョーカード》]]
-月刊[[コロコロコミック]]2017年12月号付録のチェンジング[[カード]]([[《サッヴァークDG》]]/[[《煌龍 サッヴァーク》]])
-[[DMEX-03]]の各[[カード]]シール
-[[《切札 〜魂の物語〜》]]

専用のフォーマットのためだけに製作されており、通常のフォーマットでは使用できないもの
-月刊[[コロコロコミック]]2017年10月号付録の[[DMRP-03]]ミニサイズ[[カード]]
-月刊[[コロコロコミック]]2018年10月号付録の[[DMRP-07]]ミニサイズ[[カード]]
-[[DMBD-16]]、[[DMBD-17]]の[[敵キャラカード>強敵バトル]]

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-[[Kaijudo]]をもとに作られた[[カード]]である[[《Tatsurion》]]や[[《Ultimate Tatsurion》]]は日本語表記であり、日本語版の[[カード]]として扱われるのでこれには含まれない。
-また、[[プロモーション・カード]]の[[《禁断》]]等、[[禁断文字]]で書かれたカードは日本語表記ではないが、日本発行版としてリリースされた[[カード]]として扱われるのでこれも含まれない。あまりにもややこしいためか、2016年2月28日以降の[[殿堂レギュレーション]]を告知するポスターでは、禁断文字が許容される文言が明記された。ちなみに公式ホームページや[[競技運営ルール>デュエル・マスターズ競技イベント運営ルール]]では明記されていない。
-正規のカードとして改めて作られた[[DMX-22]]版の[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]は含まれない。

-[[ホリデーカード]]のほとんどは使用禁止カードである。能力テキストが英語ベースという事情もあるかもしれないが、最も大きな理由は''流通数が少ないこと''が挙げられるだろう。[[《Treasure cruise》]]は[[DMX-22]]でも入手可能な上にカードに使用禁止の表記もないため、公式大会で使用可能である。

**フロアルールによる使用禁止カード [#w6afcb04]
[[公式大会]]・[[公認グランプリ]]・[[チャンピオンシップ]]等、[[デュエル・マスターズ総合ゲームルール]]及び[[デュエル・マスターズ競技イベント運営ルール]]が適用される競技大会では使用が基本的に禁止される[[カード]]。
これらは厳密な意味での「使用禁止カード」ではない為、競技性ではなく娯楽性を重視した[[デュエマフェス]]や[[デュエパーティー]]の大会等では問題なく使用可能である。

-[[《カモン・ビクトリー》]]
-[[《デュエマーランド 〜レインボー・ドリーム〜》]]/[[《デュエマーランド 〜ナイト・パレード〜》]]
-[[《超電磁 パックE》]]
-[[《カモン・レジェンド》]]
-[[《勇者(仮)じーさん》]]
-([[ドギラゴン・ガチャ]])
-([[ドキンダム・ガチャ]])

いずれも「カード以外の小道具を使用する」「[[カード]]のやり取りが発生する」「ウケ狙いの[[ジョークカード]]」といった条件が当てはまるカード群であり、おふざけ抜きの真剣勝負である競技大会で使用するのは不適切である事が第一の理由として考えられる。
[[カード]]や[[デュ円]]のやり取りが発生するものについては、アンティの禁止とも関係があるのかもしれない。

また、[[カード]]ではない「[[ガチャ]]」の使用も上記[[カード]]と同じ区分・同じ理由で使用禁止の措置がとられている。ただし「[[ガチャ]]を使う[[能力]]を持つ[[カード]]」に関しては問題なく使用可能。

他、店舗のローカルルールや[[チャンピオンシップ]]主催者およびヘッドジャッジの裁量によってこれら以外の使用禁止カードが発生、または使用禁止が緩和される場合があるので、これらについては各自で随時確認する必要がある。

**考察 [#t4d72bea]
***カードが禁止される理由(個別) [#f58509c7]
[[《ガルベリアス・ドラゴン》]]はゲームオリジナルカードであり、もともと特例として造られたカードであるため。裏面のデザインも通常のものは異なる。

日本語版以外のデュエル・マスターズについては詳しい事情は明かされていない。カードの効果がわかりづらくて面倒だから、あるいは諸般の事情で海外版は国内で流通させないという方針があったからなのか。いろいろ想像することはできるが、[[禁断文字]]版の使用が許可されている現状を鑑みるに、「カードの効果がわかりづらい」程度の理由では説得力に欠ける。&br;最も蓋然性の高い理由としては、[[《サイバー・ブレイン》]]や[[《デモニック・バイス》]]、[[《ストームジャベリン・ワイバーン》]]や[[《呪紋の化身》]]など、COLOR(blue){''一部カードの効果・能力が日本語版と異なっている''}のが大きな要因であると思われる。[[英語版オリジナルカード]]の存在もあり、混乱が生じるのは容易に想像がつく。

[[ジャンボカード]]やミニサイズカードは、通常のカードとサイズが異なるというのが最大の理由だろう。
[[ドラゴン・サーガ]]以降は[[メインデッキ]]以外のものに限り[[ジャンボカード]]として公式大会でも使用できるものが登場している。

[[ホリデーカード]]と[[デンジャラス・カード]]については、基本的に公式関係者のみに配られるカードであり、一般に流通することを想定されていない、いわば[[非売品カード]]に準ずる存在である。絶対数も少ないため、仮に使用禁止カードでなければ公式関係者と一般プレイヤーの間に[[カード資産]]の絶対的な格差が生じてしまう。
[[《Treasure cruise》]]は[[DMX-22]]でも入手可能な上にカードに使用禁止の表記もないため、公式大会で使用可能である。

**その他 [#s95b860c]
使用禁止カードとはいえど、ほとんどはゲーム上で作用する何らかの能力を持ったカードである。
[[カジュアル]]でかつ相手に十分確認をとった上でなら、ローカルルールとしてこれらのカードを使える事にして、遊ぶ機会を作ってみるのもいいだろう。

//-[[《緊急プレミアム殿堂》]]は、そのネームバリューとジョーク性から[[プレミアム殿堂]]という体裁をとっているものの、登場より前に制限が通達されたり、それを見越したと思われるオーバースペックなデザインであったりと、実態は使用禁止カードの方が近い。
//殿堂ゼロデュエルで採用できるから使用禁止カードとは明確に区別される。《黒ひげ危機一発》も「殿堂入り」ではなく能力で1枚採用の状態が区別されるのと同じ。

**参考 [#tf1fe012]
-[[用語集]]
-[[ジャンボカード]]
-[[ホリデーカード]]
-[[デンジャラス・カード]]
-[[ジョークカード]]
-[[非売品カード]]

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