#author("2025-07-17T15:43:33+09:00","","")
#author("2025-07-18T16:35:30+09:00","","")
*&ruby(せんかい){仙界}; [#r90ec411]

[[フィオナの森]]の最深部にあるという未踏の地。
いろいろな物が眠っている場所。
[[《暴風の求道者フ・レイル》]]の[[フレーバーテキスト]]にて初登場した。
[[《暴風の求道者フ・レイル》]]の[[フレーバーテキスト]]にて初登場した。その《フ・レイル》の背中には光る物は仙界特製の「雷宝珠」だと紹介されている。

-初期は[[自然文明]]の聖地であったようだが、そのころから[[光文明]]が度々干渉していたことが明らかになっている。

-[[DM-12]]で登場した[[進化V]][[クリーチャー]]は全てここの出身。
[[《龍炎鳳エターナル・フェニックス》]]が生まれた火山がある。

-[[DM-16]]での[[進化]][[ドラゴン]]は[[光文明]]の化学実験によってここから生まれた。

-[[《巡霊者シリアス》]]の[[フレーバーテキスト]]によれば、[[ミロク>《仙界一の天才 ミロク》]]は当地一の天才。

-[[アーク・セラフィム]]は終末魔導大戦後に仙界を通じて[[東方血土]]に逃げ延びた種族だとされている。

-[[《セレスティアル・アーク》]]はここで封印されていた秘術。

-[[不死鳥編ワールドマップ>https://corocoro.jp/bakuren/291648/]]では終末魔導大戦で破壊されたのか直接の登場はないが言及はされており、仙界から「樹脈石」と呼ばれる全ての生命の記録が封印されているらしい世界で最も重要な秘石がアーク・セラフィムによって運び出された。しかし、ユニバースからの[[フェニックス]]が密かに狙っているとされている。樹脈石をユニバースの[[フェニックス]]が狙っていた理由については現時点で明かされていない。
--ちなみに仙界からの遺産を守っていたはずの[[アーク・セラフィム]]は仙界の管理者として登場した[[ゴッド]]によって壊滅的な被害を与えられたことが[[極神編ワールドマップ>https://corocoro.jp/295922/]]で示唆されているため、流れだけで見れば仙界に尽くそうとした者達が仙界の主に粛清されるというなかなか理不尽な展開になっている。

-[[極神編ワールドマップ>https://corocoro.jp/295922/]]では、[[ゴッド]]や[[多色]][[クリーチャー]]の居城となっている「神殿ロマネスク」が登場。仙界そのものを改変して作られた巨大な神殿であり、不思議な力が宿った「仙界の湧き水」を管理している。[[極神編]]では神が君臨しており、[[ゴッド]]による厳重な管理体制が敷かれている。
まず「神聖の門ボルネミス」によって、[[ゴッド]]以外は神殿に入れないようになっている。「仙界の湧き水」の湧き所だと思われる「聖なる泉」は、[[《竜極神メツ》]]と[[《竜極神ゲキ》]]の守る「[[ディアボロス・ゲート>《ゴッド・ゲート》]]」によって閉ざされており、神の許しがないと通る事が出来ない。また、神殿の外には、仙界に入った者の短所を見抜く「[[女神フェール>《界神オットー》]]」と、長所を見抜く「[[女神メール>《幻神ドッコイ》]]」の像が配置されており、「神殿ロマネスク」に入った者を常に監視しているという徹底ぶり。「仙界の湧き水」は、「神聖の門ボルネミス」から「レインボーフォールズ」となってDM世界へ流れ出しており、[[《海王龍聖ラスト・アヴァタール》]]をはじめとした[[多色]][[クリーチャー]]の源となっているようだ。

-[[DMPP-05]] ([[デュエル・マスターズ プレイス]]) 初出の[[《パッピ・ラッピー》]]によれば、「仙界の[[ファイアー・バード]]たちは、[[龍>ドラゴン]]ではなく、[[フェニックス]]の大いなる力に従っている」という。この[[カード]]は後年[[DMEX-18]]にて[[フレーバーテキスト]]をそのままにTCG版にも輸入されたとはいえ、これが[[プレイス世界>並行世界]]だけの設定なのか、TCG版世界においても適用される設定なのかは長らく不明瞭であった。
しかしながら[[DM25-EX1]]の[[《裏斬隠 メタバース・ラピア》]]にて、上記の《パッピ・ラッピー》とほぼ同様のフレーバーテキストが収録された。さらに[[《ザールベル・ラピア》]]にて、新たに「仙界のファイアー・バード」に関する情報が明かされた。それは「ラピア、それは仙界のファイアー・バードに受け継がれる名前。」というもの。「[[ラピア]]」を名に持つファイアー・バードは[[フェニックス]]に関連する[[能力]]を持つものが多いため、TCG版世界の「仙界のファイアー・バード」もやはりフェニックスに従っているという可能性が補強された。

-デュエチューブにおいて、[[デュエル・マスターズ プレイス]]世界では、仙界からの干渉がTCG世界に比べて多くなっている事が言及された。
--デュエプレ特有のマナシステムである「[[文明の解放>TCG版との差異点 (デュエプレ)]]」についても仙界の影響によるものであるらしい。下記、仙界の文明についての設定も考慮するとそのような事も不可能ではないということか。

**属する文明について [#veab5493]
以上のように仙界は様々な[[文明]]との深い関係が描かれ続けてきた土地であり、どこの[[文明]]に帰属する領域であるか確定することは難しい。

2021年ごろ以降のメディア展開の中で仙界についての設定の掘り下げが相次いだが、[[デュエチューブの10月23日付公開動画>https://www.youtube.com/watch?v=wLx05Bj7sn0]]における言及でも「複数の[[文明]]が混在している場所」「5文明に分裂する前の世界」と形容・説明されている。これは[[極神編]]において仙界に関連する[[多色]][[クリーチャー]]が多数登場したことに符合する。
[[DMBD-18]]版[[《龍仙ロマネスク》]]によれば蒼狼の一族が世界を五[[文明]]に分割した時、わずかに残った「分割されなかった土地」が「仙界」と呼ばれるようになったとのこと。

TCGとデュエプレは[[背景ストーリー]]が異なっているもののこの設定については共有されているようで、[[デュエル・マスターズ プレイス]]版の[[《霊翼の宝アルバトロス》]]でも仙界には「五文明が五つに分かれる前に持っていたエネルギーが満たされている」とされている。

一方[[DM23-BD5]]版[[《ピクシー・ライフ》]]では「[[キング・ロマノフ>《煉獄大帝 キング・ロマノフ》]]が[[ゼロ>ゼロ文明]]の力を求めて仙界を侵略する」旨の[[フレーバーテキスト]]が書かれており、[[無色]]とも何らかの関係があることが示唆されている。
**上位存在との関係 [#d6f63345]
[[《覇王ブラックモナーク》]]や[[《サファイア・ウィズダム》]]など、複数の[[並行世界]]を跨って自在に行き来する高次元のクリーチャーを[[上位存在]]と呼ぶ。
一方で、近年では[[アカシック兄弟]]や[[《煉獄大帝 キング・ロマノフ》]]といった上位存在のように並行世界を認識し行き来できるクリーチャーが「上位存在ではない」と分類される例が多く登場し、上位存在の定義についてやや曖昧になりつつあった。
これについて[[2025年5月3日付のデュエチューブ解説動画>https://youtu.be/lds_6IUFRlY?t=275]]でより詳しく掘り下げられ、上位存在は複数の並行世界に跨って活動できる存在であることに加えて、[[仙界]]の出身者だったり仙界が成立する以前の時代から存在していたといった''仙界との所縁の有無''があるかどうかがもう一つの分類条件になっていることが明らかになった。

このため、並行世界を移動できるクリーチャーのうち[[《サファイア・ウィズダム》]]や[[《仙界一の天才 ミロク》]]の関係者たちは仙界出身であるため上位存在であり、また[[《覇王ブラックモナーク》]]や[[イデア・フェニックス]]は仙界出身ではないが仙界成立以前の時代から存在していたため上位存在に分類される。
一方で先述の[[アカシック兄弟]]や[[《煉獄大帝 キング・ロマノフ》]]は複数の並行世界を行き来できるが、仙界に所縁がないため上位存在と分類されず、また仙界出身だが世界間の移動を行えない[[《龍仙ロマネスク》]]もまた上位存在に分類されていない。
**参考 [#c8b2c418]
-[[背景ストーリー]]
-[[五大王]]
-[[《セレスティアル・アーク》]]
-[[《仙界一の天才 ミロク》]]
-[[《龍仙ロマネスク》]]
-[[上位存在]]

&tag(背景ストーリー,背景ストーリー:地名);