#author("2025-01-06T15:48:43+09:00","","") #author("2025-01-06T16:23:41+09:00","","") *モヤシ [#l141d074] 主に[[水]][[文明]]の[[クリーチャー]]に見られる「[[破壊]]されるかわりに[[手札]]に戻ってくる」[[能力]]の俗称。 主に[[水]]の[[クリーチャー]]に見られる「[[破壊]]されるかわりに[[手札]]に戻ってくる」[[能力]]の俗称。 ごく希に[[光]]文明にも見られ、条件付きだが[[闇]]文明にも見られる。「モヤシ能力」とも呼ばれる。 ごく希に[[光]]にも見られ、条件付きだが[[闇]]にも見られる。「モヤシ能力」とも呼ばれる。 |アクア・ソルジャー UC 水文明 (3)| |クリーチャー:リキッド・ピープル 1000| |このクリーチャーが破壊される時、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。| |予言者キリアス R 光文明 (4)| |クリーチャー:ライトブリンガー 2500| |このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれるとき、墓地に置くかわりに自分の手札に戻す。| |ギガスタンド C 闇文明 (4)| |クリーチャー:キマイラ 3000| |このクリーチャーがバトルゾーンから自分の墓地に置かれるとき、自分の手札からカードを1枚選んで墓地に置いてよい。その場合、このクリーチャーを墓地に置くかわりに手札に戻す。| 初代モヤシの1つである[[《アクア・ソルジャー》]]が代表的。 [[破壊]]される代わりに[[手札]]に戻せるので、[[殴り返し]]などを受けても気軽に再利用できる。だが、多くはモヤシを持つ分[[パワー]]が下がっているため、[[ビートダウン]]で使う分には力不足。 また、一見[[【除去コントロール】]]への対策にもなりそうだが、実際には[[ハンデス]]や[[《魂と記憶の盾》]]など[[墓地]]以外への[[除去]]に弱く、この能力を持ったクリーチャーが実戦投入されることは少ない。 しかし、[[《零次龍程式 トライグラマ》]]のような出しやすい[[フィニッシャー]]格がオマケで持っていると話は別。[[破壊]]されても[[手札]]に戻って再利用できる[[アタッカー]]として重宝される。 その他には、最軽量[[ブロッカー]]モヤシの[[《メタルワルスラS》]]、[[ブロッカー]]と[[S・トリガー]]を兼ね備えた[[《アクア・リバイバー》]]、[[軽い]]ので[[【ジャック・ヴァルディビート】]]で使える[[《一徹のジャスパー》]]などの[[カード]]がある。 **ルール [#b475885e] -モヤシも[[置換効果]]の1種である。 --[[《ガンヴィート・ブラスター》]]でモヤシ持ちの[[クリーチャー]]が[[破壊]]される場合、[[呪文]]の[[解決]]中に代わりに[[手札]]に戻す。よって、2つ目の[[効果]]によって[[ハンデス]]することができる。 --[[《神羅スカル・ムーン》]]や[[《恐気の覚醒者ランブル・レクター》]]のような[[置換効果]]で[[破壊]]される場合には適用できない。これは、[[置換効果]]は1つのイベントに対して2つ以上適用させることができないためである。 -モヤシの[[効果]]が実行された場合、「[[破壊]]された」という結果は残らない。よって、[[《封魔妖スーパー・クズトレイン》]]の[[能力]]は[[トリガー]]しない。同じように、モヤシを[[付与]]された[[pig]]持ちが、[[破壊]]される代わりに[[手札]]に戻った場合も、[[pig]]は[[トリガー]]しない。これらは実際に[[墓地]]に置かれたことが条件のためである。 --2017年11月18日の事務局暫定回答としては「バトルゾーンから自分の墓地に置かれ'''る'''とき」とあるカードに関してはまだバトルゾーンにあるタイミングで能力が誘発するといい、モヤシに関しても「置かれ'''る'''とき」形式のテキストであれば同じである。言い換えれば、この暫定回答はモヤシがバトルゾーンから生成される置換効果であることを根拠づけている。 -[[《復活の祈祷師ザビ・ミラ》]]や[[《邪魂創世》]]で、モヤシ持ちの[[クリーチャー]]を[[破壊]]しようとすると、[[手札]]に戻るので「[[破壊]]された」という結果は残らない。ただし、[[破壊]]した[[クリーチャー]]としてカウントすることはできる。詳しくは「[[コスト]]」を参照。 -[[《クリスタル・ジャベリン》]]や[[《零次龍程式 トライグラマ》]]のような[[進化クリーチャー]]がモヤシ[[能力]]を発動させる場合、[[進化元]]も一緒に[[手札]]に戻る。 -[[進化元]]がある[[進化クリーチャー]]が[[破壊]]されたと扱われるためには、オブジェクト全体が束になって[[墓地]]に置かれる必要がある。従って[[《シェル・ポーチ》]]や[[《英雄奥義 バーニング銀河》]]のように[[進化元]]が残る形で[[進化クリーチャーの一番上]]を剥がす[[除去]]の場合、[[モヤシ]][[能力]]は不発となる。よって、[[進化元]]は[[バトルゾーン]]に残り、その[[進化クリーチャー]]は[[墓地]]に置かれる。 **その他 [#e3c795a0] -[[《スパイラル・オーラ》]]や[[《五連の精霊オファニス》]]によって、この能力を付加することもできる。 -[[破壊]]以外の[[除去]]にも対応し、[[キーワード能力]]化したのが[[エターナル・Ω]]。2013年11月現在では[[ゼニス]]と[[《聖忌祭 レイヴ・ディアボロス》]]のみが持っている。 -[[《頂上の王龍 ヴィル・ド・テラ》]]、[[《頂上の精霊 ミラクルスZ》]]、[[《頂上龍素 サイクリタ》]]は除去されても[[超次元ゾーン]]に戻りそこから直接再召喚出来るため、擬似モヤシと言える。こちらも破壊以外の除去にも対応出来る。 擬似モヤシである事自体を最も活かせているのは[[警戒]][[ブロッカー]]の[[《頂上の精霊 ミラクルスZ》]]だろう。 -語源はその《アクア・ソルジャー》の[[フレーバーテキスト]]での[[《喧嘩屋タイラー》]]のセリフから。 「もやし野郎のくせに、根性だけはたいしたもんだ。」――喧嘩屋タイラー ただしこの場合「もやし野郎」は「細く貧弱な体格」の意味であり、「根性だけはたいしたもんだ」が手札に戻り何度も現れる様に当たる。 --見て分かる通り、原文では「もやし」と平仮名だが、プレイヤーの間で広まっている俗称は「モヤシ」と片仮名である。 -[[デュエル・マスターズ プレイス]]では全てのクリーチャーに破壊された時のボイスが設定されており、カードリストからのボイス試聴で再生できる。 しかし、デュエル中は普通に破壊しようとしてもモヤシが発動してしまうため、通常は聞くことはできず、死に要素となっていた。 [[DMPP-12]]で実装された[[《神羅スカル・ムーン》]]などの[[置換効果]]を使えば、モヤシを貫通して破壊できるので、現在ではデュエル中でも聞けるようになっている。 **参考 [#e7b0cfc9] -[[用語集]] -[[破壊置換効果]] -[[エターナル・Ω]] -[[《アクア・ソルジャー》]] -[[《予言者キリアス》]] -[[《ギガスタンド》]] &tag(モヤシ,用語集,置換効果,破壊置換効果,俗語,キーワード能力的俗語);