#author("2025-09-03T01:57:53+09:00","","") #author("2025-09-27T05:53:12+09:00","","") *ブロックされない [#kad8965a] 相手の[[ブロック]]を制限する[[常在型能力]]。 [[キーワード能力]]では無いが、[[DM-01]]から存在する。 |キャンディ・ドロップ C 水文明 (3)| |クリーチャー:サイバー・ウイルス 1000| |このクリーチャーはブロックされない。| |密林の総督ハックル・キリンソーヤ UC 自然文明 (3)| |進化クリーチャー:ドリームメイト 5000| |マナ進化−自然のクリーチャーを1体自分のマナゾーンから選び、このクリーチャーをその上に重ねつつバトルゾーンに出す。| |シールド・フォース| |SF−自分のクリーチャーは、それよりパワーの小さいクリーチャーにブロックされない。| |鳥神兵クウザ C 火文明 (3)| |クリーチャー:アーマロイド 1000+| |クリーチャーを攻撃中、このクリーチャーはブロックされない。| |パワーアタッカー+3000| ブロックされない[[クリーチャー]]は、文字通り決して[[ブロッカー]]に[[攻撃]]を阻止されない。 よって、相手の[[ブロッカー]]を無視して確実に[[攻撃]]を通すことができる。 この[[攻撃]]を防ぐには、[[《予言者マリエル》]]や[[《「無情」の極 シャングリラ》]]などで[[攻撃できない]]状態にするか、[[《ミラクル・ルンバ》]]や[[《特攻の菊》]]による[[攻撃]]のキャンセル、各種[[ガードマン]]や[[シールド・セイバー]](どちらも条件付)、この他[[ニンジャ・ストライク]]のような[[ブロック]]以外の手段で[[除去]]するしかない。 また、以下の要素が噛み合わさると強力なカードになる。 +[[召喚酔い]]がない[[進化クリーチャー]]や[[スピードアタッカー]]:[[《クリスタル・ランサー》]]や[[《クリスタル・アックス》]]、[[《ボルメテウス・蒼炎・ドラゴン》]]などが該当。突然確実な被害をもたらせるので、相手にすると計算外の存在になる。 +除去や攻撃に対して耐性を持つ:[[《弾丸透魂スケルハンター》]]や[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]]、[[《新聖綺神 クロスオーバー・ヨミ》]]などが該当。場にいる限り、毎ターン着実に相手のシールドを削っていける。 +1と2、両方の要素を兼ね備える:[[《パシフィック・チャンピオン》]]や[[《頂上混成 BAKUONSOOO8th》]]、[[《邪龍 ジャジーブラッド》]]などが該当。ブロックされないクリーチャーの中でも最高峰の部類に入ると言える。 //相手の[[ブロッカー]]を一切無視できるため、基本的に強力な[[能力]]である。 //じゃあ《キャンディ・ドロップ》は強力なクリーチャーなのかって話 //-基本的に、ブロックされない[[ウィニー]]は[[パワー]]が[[デメリット]]ととして減らされており、使いにくいものが多い。ただし、[[《龍素記号iQ サイクロペディア》]]など[[パワー]]の安定した[[フィニッシャー]]格の[[クリーチャー]]が持っていると一気に強力になる。 兄貴分の[[Magic:The Gathering]]ではすべてのクリーチャーがブロックできるのに対し、デュエマの場合は相手のクリーチャーが「[[ブロッカー]]」の能力を持っている場合にしか機能しない。 刺さる相手にはとことん刺さる反面、[[ブロッカー]]の入っていない[[デッキ]]に対しては全く意味をなさない効果でもある。 ブロックされない能力を持つ代償でそのパワーが下がり[[殴り返し]]や[[火力]]に弱くなってしまっているなど、[[準バニラ]]がこれを持っていても過小評価されがちである。 しかし、パワーが非力になりがちという欠点を自力で克服した[[《パシフィック・チャンピオン》]]や[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]など当時現役だったクリーチャーも多数あり、全く油断して良い能力ではない。 他にも[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]]や[[《蒼き覚醒 ドギラゴンX》]]のように複数の能力を持ったうえでこの能力を含んでいるクリーチャーなら決しておまけでは済まされない戦果が期待できる。 [[超次元ゾーン]]の[[《アルプスの使徒メリーアン》]]や[[《聖槍の精霊龍 ダルク・アン・シエル》]]、[[《光牙忍ハヤブサマル》]]のような[[手札誘発]]、[[S・トリガー]]呪文をはじめ、[[ブロッカー]]クリーチャーそのものや[[ブロッカー]]能力を付与させることでバトルゾーンに登場させる[[カード]]は非常に多様なため、どんなデッキ、いかなるタイミングで登場してもおかしくはない。それらを牽制できるのは非常に心強いと言える。 -1体の普通の[[クリーチャー]]をブロックされないようにしたい場合は、一発限りの[[呪文]]よりも継続して使える[[《インビジブル・スーツ》]]が優秀。[[攻撃]]を通して発動する[[アタックトリガー]]や[[ブレイク・ボーナス]]の補助に役立つ。[[光]]が入るなら[[タップ]]してしまっても良い。 -[[《エレキチューブ・マンタ》]]や[[《超次元の手ブルー・レッドホール》]]など、味方にまとめて[[付与]]できるものもあり、[[ブロッカー]]主体の[[デッキ]]を相手にした際に重宝される。こちらのタイプは総攻撃に使われる事が多く、[[フィニッシャー]]として機能する。 -[[ブロッカー]]を主力にする[[光]]の[[【クリーチャーコントロール】]]にとっては厄介な存在である。ただし、[[パワー]]が低いことが多いので、[[タップイン]]や[[殴り返し]]には注意。 -上述した通り、[[ブロッカー]]に対抗できる能力としては他に[[タップ]]させる能力も該当するが、こちらの強みは[[S・トリガー]]など意識外からのブロッカーに強い点。例え相手が[[《ヘブンズ・ゲート》]]を唱えようとも、それらのブロッカーの能力でブロックされないクリーチャーに対処できなければ追撃を受けることが確定してしまう。 **各文明毎のブロックされない能力について [#g3e75e30] 無条件でブロックされない能力は、[[水]]に代表される。[[《キャンディ・ドロップ》]]などを見るに、[[コスト論]]的には2マナ分相当。 ただし、[[《潜行する穿孔 ギーガ》]]の登場で[[エピソード3]]辺りからは1マナ相当となった模様。 比較的初期の[[光]]には[[《ソニック・ウイング》]]や[[《宣凶師バレイド》]]等これを付与するカードが複数有り、[[《星海の精霊エーテル》]]のような自前でこの能力を持つ[[クリーチャー]]も僅かながら存在した。しかし[[水]]に比べると効率が悪く、[[光]]ならそもそも[[オールタップ]]すれば済むことから使われることは少なかった。そのためか[[《爆進レーザー・ネット》]]を最後に途絶えている。 -[[デュエル・マスターズ プレイス]]ではこれらのカードはいずれも実装されないか効果が変更されており、無条件でブロックされないのは水の専売特許といっていい状態になっている。 [[自然]]には「[[パワー]]○○以下の[[クリーチャー]]にブロックされない」や、「この[[クリーチャー]]より[[パワー]]の小さい[[クリーチャー]]にブロックされない」という限定的なものが存在する。こちらは、[[チャンプブロック]]のみを阻止する場合が多い。 [[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]]や[[《クラウド・メイフライ》]]が代表的で、いずれも[[ビートダウン]]向け。 [[火]]には「[[クリーチャー]]を[[攻撃]]中、ブロックされない」という限定的な[[能力]]を持つ[[カード]]が少数ながら存在する。「攻撃先は[[変更できない]]」というテキストも火だけが持ち、こちらはブロックされない効果以上の性能を持つ。 **その他 [#c01b04b3] -俗に「[[アンブロッカブル]]」と呼ばれることがある。[[DMR-05]]の攻略ガイドには[[《裏切りの親衛隊ペッパー》]]の紹介でこの俗称が使用されていた。 --稀に、[[ブロックできない]]効果を付与するカードをこう呼ぶ事もある。 ---ブロッカーに対して「[[ブロックできない]]」状態にすることでもブロックされなくなるが、それらは特に水の専売特許ではない。[[《キャプテン・ミリオンパーツ》]]、[[《勝利のプリンプリン》]]、[[《終剣連結 アビスハリケーン》]]といったもので実現できる。 -[[ステルス]]や[[《パープル・ピアス》]]などの様に、[[文明]]へ対抗するものも存在する。 --これらは「○○であればブロックされない」ということに等しいため、常時ブロックされない効果の事実上の下位能力である。 -上位能力に[[ガードマン]]や[[攻撃曲げ]]にも対応した「[[攻撃]]先は[[変更できない]]」が存在する。そちらを持つカードは今の所、[[火]]のみ。 **この能力を持つ主なクリーチャー [#o4a1e5e7] -[[《クリスタル・ランサー》]] -[[《クリスタル・ツヴァイランサー》]] -[[《クリスタル・アックス》]] -[[《弾丸透魂スケルハンター》]] -[[《腐敗電脳メルニア》]] -[[《変幻の覚醒者アンタッチャブル・パワード》]] -[[《メテヲシャワァ・ヲヲロラシアタァ》]] -[[《龍素記号iQ サイクロペディア》]] -[[《S級宇宙 アダムスキー》]] -[[《蒼き覚醒 ドギラゴンX》]] -[[《鳥神兵クウザ》]](制限付き) -[[《パシフィック・チャンピオン》]](制限付き) -[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]](条件・制限付き) -[[《クラウド・メイフライ》]](条件・制限付き) -[[《サイバー・A・アイアンズ》]](条件付き) -[[《ジョリー・ザ・ジョニー》]](条件付き) **この能力を付与できる主なカード [#v838f7b6] -[[《エレキチューブ・マンタ》]] -[[《超次元ブルーホワイト・ホール》]] -[[《超次元の手ブルー・レッドホール》]] -[[《インビジブル・スーツ》]] -[[《爆進レーザー・ネット》]] -[[《大見得の覚醒者ジャングル・カンクロウ》]] -[[《百仙閻魔 マジックマ瀧》]] -[[《最終龍理 Q.E.D.+》]] -[[《ユニバーサル・鮫・アンド・シー》]] -[[《「正義帝」》]] -[[《轟く革命 レッドギラゾーン》]] -[[《禁断竜秘伝エターナルプレミアムズ》]] **この能力に関連する[[キーワード能力]] [#yf15d5fb] -[[ステルス]] -[[ホールド・ナッシング・バック]] -[[飛行]] **参考 [#wbb0dce6] -[[《キャンディ・ドロップ》]] -[[《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》]] -[[用語集]] -[[ブロック]] -[[ブロックできない]] -[[変更できない]] &tag(用語集,継続的効果,ブロックされない,能力,常在型能力); &tag(用語集,継続的効果,ブロックされない,ブロック,能力,常在型能力);