#author("2025-04-28T22:10:26+09:00","","")
#author("2025-05-03T19:30:20+09:00","","")
*ブラフ [#wba25cf3]

相手を惑わし、[[プレイング]]のミスを誘う行為。
いわゆるハッタリのこと。

具体的な例を挙げると、
-[[サーチ]]などで[[山札]]の中身を把握した後に、[[攻撃]]的な展開を始める → [[シールド]]には強力な[[S・トリガー]]が入っている?
-[[ハンデス]][[デッキ]]相手に特定の[[カード]]をずっと[[手札]]にキープ → [[マッドネス]]を握っている?
-[[《爆竜兵ドラグストライク》]]など、[[pig]]で[[コスト踏み倒し]]できる[[クリーチャー]]で[[ごり押し]]する → [[手札]]に強力な踏み倒し先を握っている?
-[[《エメラル》]]などの[[効果]]で、[[S・トリガー]]でない[[カード]]をさも[[トリガー]]持ちの[[カード]]のように見せて、[[シールド]]へ埋める
-[[超次元ゾーン]]や[[超GRゾーン]]を使用しないタイプの[[デッキ]]であっても、各ゾーンに[[カード]]は用意しておく → 別の[[デッキ]]に見せかける、対戦前から[[デッキタイプ]]を絞らせない
-[[禁断解放]]する手段のないデッキで[[《禁断 ~封印されしX~》]]を採用 → [[【レッドゾーン】]]や[[【オールデリート】]]と誤認させる
-相手のターン中に出たクリーチャーを数える→[[《真気楼と誠偽感の決断》]]が手札にある?

などが挙げられる。

[[プレイング]]によるブラフは[[ルール]]上禁止されていないが、あまりやりすぎるとマナー違反となるので程々にした方がよい。

なお、[[デュエル・マスターズ競技イベント運営ルール]]では非公開情報の取り扱いやゲーム中の意思疎通について以下の通りに規定している。

>マッチ、ドラフト、ゲーム開始前の手順の間、プレイヤーは自分のカードをプレイ面よりも上に保ち、非公開情報を他のプレイヤーに見られないように努力する義務がある。
>プレイヤー間の意思疎通は、ゲームのプレイを行なうための根本である。ブラフはゲームの一側面ではあるが、プレイヤーがゲーム内に必要な情報を話すときは可能な限り誠実に話すべきである。&br;これはまた、紳士的かつトーナメント・プレイヤーに求められることを明確に示す。
>状況によらず、プレイヤーは礼儀正しく敬意をもって対戦相手に接することが求められている。そうしない場合、〔非紳士的行為〕の懲罰を受けることになりうる。
>共有情報は、全てのプレイヤーが、対戦相手の妨害や省略なしにこの情報を得る権利がある情報である。共有情報を提示するように対戦相手に求めて得られなかった場合、ジャッジを呼んで状況を説明するべきである。&br;プレイヤーは共有情報に関して、完全に、誠実に答え、不正確、不適当あるいはウソを伝えてはならない。

「ブラフはゲームの一側面ではある」とブラフ自体の必要性は認めつつも「プレイヤーがゲーム内に必要な情報を話すときは可能な限り誠実に話すべきである」から話術によるブラフはグレーゾーンである((話術によるブラフが「ゲーム内に必要な情報」かは怪しい。TCGによってはゲーム中の私語を禁止するものもあるがデュエマにはそうした規定は存在しないため、話術によるブラフを単なる私語ととらえれば「誠実に話すべきである」の条件から外れることになる。))。
一応、非公開情報に関しては、話すことや、話す際に嘘を混ぜて話すことは明示的には禁止されていない。
ただし、マナー上好ましくない行為であることには変わりなく、非紳士的行為の懲罰を受けることになりうるので推奨されない。

//-''話術によるブラフは大会などでは基本的に禁止されている。''&br;具体的には[[マッドネス]]を持っていることをちらつかせて[[手札破壊]]をけん制する、など。それが事実でも口三味線でもやってはいけない。&br;また、[[手札]]が悪いとついぼやいてしまうこともあるが、ブラフ扱いされることもあるのでなるべくなら控えたい。
//推奨されるべき事項ではないが、「厳禁」とする明確なルールも存在しない

-[[デュエル・マスターズ]]に限らず、[[カード]]ゲームの漫画やアニメでは非公開情報をあえて言うなどのブラフが多いが、よほど親しい間柄との[[カジュアル]]対戦でもない限り現実ではやらない方がいいだろう。

**参考 [#f87075fc]
-[[用語集]]
-[[プレイング]]
-[[コンバット・トリック]]

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