#author("2024-08-20T03:45:12+09:00","","") #author("2024-08-30T00:09:41+09:00","","") *ドラグハート [#qb7b72f2] ドラグハートとは、[[特殊タイプ]]の一つである。 ドラグハートが付く[[カードタイプ]]には[[ウエポン]]、[[クリーチャー]]、[[フォートレス]]、[[セル]]の4種類があり、いずれも[[超次元ゾーン]]に用意しておく。 |銀河剣 プロトハート P 火文明 (4)| |ドラグハート・ウエポン| |これを装備したクリーチャーが各ターンはじめてタップした時、アンタップする。| |龍解:自分のターンの終わりに、そのターン、これを装備したクリーチャーが2度攻撃していた場合、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップする。(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、ドラグハートまたはそれを装備したクリーチャーがバトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)| |BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《星龍解 ガイギンガ・ソウル》]]| |星龍解 ガイギンガ・ソウル P 火文明 (7)| |ドラグハート・クリーチャー:ガイアール・コマンド・ドラゴン 8000| |各ターン、このクリーチャーがはじめてタップした時、アンタップする。| |W・ブレイカー| |BGCOLOR(white):龍解前⇒[[《銀河剣 プロトハート》]]| |大いなる銀河 巨星城 P 火文明 (4)| |ドラグハート・フォートレス| |自分の火のクリーチャーがバトルに勝った時、カードを1枚引いてもよい。| |龍解-自分のターンのはじめに、バトルゾーンに火のクリーチャーが2体以上あれば、このドラグハートをクリーチャー側に裏返し、アンタップしてもよい。| |(ゲーム開始時、ドラグハートは自身の超次元ゾーンに置き、バトルゾーンを離れた場合、そこに戻す)| |BGCOLOR(white):龍解後⇒[[《星城龍解 ダイギンガ》]]| ルールは[[サイキック]]とほぼ同じ。 [[ドラグハート]]を持つカードは、ゲーム開始時[[山札]]ではなく[[超次元ゾーン]]に置かれ、何らかの[[カード]]の[[能力]]によって[[バトルゾーン]]に出して使う。 [[バトルゾーン]]から他の[[ゾーン]]に移動する際も同様で、その[[ゾーン]]を経由して[[超次元ゾーン]]に戻される。 //[[バトルゾーン]]から他の[[ゾーン]]に移動する際も同様で、[[ドラグハート・クリーチャー]]として[[離れる]]場合は、その[[ゾーン]]を経由して[[超次元ゾーン]]に戻され、それ以外の[[カードタイプ]]の場合は直接[[超次元ゾーン]]に移動する。 [[ウエポン]]を[[装備]]した[[ドラグナー]]が[[バトルゾーン]]を[[離れる]]場合、その[[ドラグハート]]は[[超次元ゾーン]]に戻される。この場合はどの[[ゾーン]]も経由せずに[[超次元ゾーン]]に直行する。 現在、この[[特殊タイプ]]を持つ[[カード]]はほぼすべて、[[クリーチャー]]([[セル]])の面と[[ウエポン]]または[[フォートレス]]の面の計2面、あるいはこれら3つすべての面を持つ両面[[カード]]である。例外は、「[[《モーコリ娘選抜総選挙!》]]/[[《イチオシ! ハラグロフェスティバル!》]]」、および「[[《デュエマーランド 〜レインボー・ドリーム〜》]]/[[《デュエマーランド 〜ナイト・パレード〜》]]」の2枚で、すべて[[フォートレス]]面で構成される。 //-[[クリーチャー]]ではない[[ドラグハート]]が[[バトルゾーン]]を[[離れる]]際、どの[[ゾーン]]も中継せず直接[[超次元ゾーン]]に戻る。たとえば、自分の[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]が場にいるときに、[[《英雄奥義 バーニング銀河》]]で相手の[[《熱血龍 ザンテツビッグ・ホーン》]]と[[《無敵王剣 ギガハート》]]の2枚を[[墓地送り]]にしようとした場合、[[《熱血龍 ザンテツビッグ・ホーン》]]は一旦[[墓地]]に置かれてから[[超次元ゾーン]]に戻るが、[[《無敵王剣 ギガハート》]]は[[墓地]]には行かずに[[超次元ゾーン]]に戻る。したがって、一連の結果によって[[《偽りの王 ヴィルヘルム》]]で[[ブースト]]できるのは1枚となる。 -現在の裁定ではウエポンとドラグナーは装備中も別々の存在であることが明確にされているが、『デュエル・マスターズ パーフェクト ルール BOOK』には「ウエポンは装備されている間は1体のクリーチャー」とかつての感覚的な扱いが書かれていた。 -この[[特殊タイプ]][[カード]]を呼び出せる能力のほとんどは、[[ドラグナー]]の[[cip]]能力か、一部のカードの[[アタックトリガー]]となっている。呼び出し元の[[ドラグナー]]が持つ条件([[コスト]]・[[文明]])の範囲内なら、どの[[カードタイプ]]のドラグハートでも[[バトルゾーン]]に出すことは可能。 --後に[[cip]]、[[アタックトリガー]]以外でもドラグハートを呼び出せる[[《最終龍覇 グレンモルト》]]、[[《次世代龍覇 グラッサ&タレット》]]、[[《スリヴァーの女王》]]、[[《仙界一の天才 ミロク》]]、[[《邪帝斧 デッドアックス》]]や、ドラグハートをバトルゾーンに出せる[[呪文]]の[[《「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》>《爆龍覇 リンクウッド/「お前の相手はオレだ、ザ=デッドマン!」》]]、[[《超次元パンドラ・ホール》]]が登場。 --また、2023年11月現在、ドラグハートを[[超次元ゾーン]]から[[バトルゾーン]]に出せるドラグハートは[[《最強熱血 オウギンガ》]]と[[《邪帝斧 デッドアックス》]]のみである。 -基本的な扱い方([[超次元ゾーン]]関連などの[[ルール]])や、[[マナ数]]がないことなど、[[特殊タイプ]]として[[サイキック]]と根本的に異なる部分は現時点で存在しない。 --登場から長い間、[[サイキック]]は[[クリーチャー]]以外の[[カードタイプ]]だと[[セル]]のものしか存在せず、その例外である[[サイキック・セル]]も一体の[[クリーチャー]]を構成するためのパーツであることを考えると、こちらは「初めて登場した、純粋な[[クリーチャー]]以外の面を持つ[[超次元]]カード」ということになる。&br;しかし後に[[DMEX-08]]で[[サイキック・フィールド]]が登場した。これにより[[サイキック]]にも純粋な[[クリーチャー]]以外の[[カードタイプ]]のカードが存在することとなった。さらにその後、[[DMR-16極]]で[[ドラグハート・セル]]が、[[DM22-EX1]]で[[サイキック・クロスギア]]が登場するなど、両者の「相違点」は「傾向」へとなりつつある。&br;一方で、[[ウエポン]]と[[フォートレス]]は未だドラグハートの[[特殊タイプ]]を持つものしか存在しないといった特徴もある。 --このようにドラグハートは[[サイキック]]とほぼ同じだが、当然ながら''[[サイキック]]としては扱われない。よって、[[サイキック]]を指定する[[能力]]で[[ドラグハート]]を選ぶことはできない。''&br;この点は一長一短といえる。例えば[[サイキック]]メタに引っかからないなどの利点がある一方で、[[《ヒラメキ・プログラム》]]や[[《超次元ガロウズ・ホール》]]のような[[サイキック]]を意識して調整されたカードに足をすくわれる可能性があるという欠点もある。 ---これは[[サイキック]]とドラグハートに限った話ではなく、[[特殊タイプ]]に起因する特徴である。よって将来的には、後発の新規[[特殊タイプ]]を指定するカードによって同様の特徴が増える可能性を孕んでいる。 -[[サイキック]]とのデザイン上の相違点としては、稲妻の代わりに鎖が枠の部分に描かれている点、すべてのドラグハートで両面が[[フルフレーム]]である点、などが挙げられる。 --また、ドラグハートは[[カードタイプ]]枠の左側に[[ドラゴン]]を象った剣のようなマークを持つ。これは[[サイキック]]以外の[[特殊タイプ]]と比較しても珍しい特徴。 -[[サイキック]]と同じく、強い方の面(ドラグハートの場合は一般的に、[[ウエポン>ドラグハート・ウエポン]]<[[フォートレス>ドラグハート・フォートレス]]<[[クリーチャー>ドラグハート・クリーチャー]])ほど[[コスト]]が大きくなり、またその増加値は一定ではない(3ずつ増えることが多い)。[[サイクル]]ごとに同じ[[コスト]]でまとまっている場合が多いが、[[《龍波動空母 エビデゴラス》]](他カードの[[コスト]]は3→6、このカードのみ4→7)などの例外も存在するため注意。&br;また、呼び出す[[カード]]との関係で見ると、[[ドラグハート]]の場合は総じて呼び出し元の[[ドラグナー]]よりも[[コスト]]が低い。この点は[[サイキック・クリーチャー]]とは真逆である。&br;天敵である[[カード指定除去]]の多くには[[コスト]]制限がつきまとうことや、[[サイキック]]と違って[[《ヒラメキ・プログラム》]]の対象にできることから、[[コスト]]についてはよく確認しておきたい。 //[[《爆熱剣 バトライ刃》]]もサイクルの例外の一つとして記載されていましたが、そもそもサイクルに属していないと思われる上、3D龍解に限定して考えてもそちらはそもそもコストにあまりまとまりがないため、コメントアウトします。 --なお、後に[[《ヒラメキ・プログラム》]]は[[プレミアム殿堂]]となった。 -[[アビス・レボリューション]]現在、どの文明のドラグハートであっても5コストまでなら呼び出せる手段が複数存在する。一方、文明の縛りなしに6コスト以上のドラグハートにアクセスできるカードは[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]、[[《次世代龍覇 グラッサ&タレット》]]、[[《スリヴァーの女王》]]、[[《仙界一の天才 ミロク》]]、[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]、[[《邪帝斧 デッドアックス》]]の6枚だけで、しかも[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]と[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]以外はすべてカードタイプの制約があり、[[《次元龍覇 グレンモルト「覇」》]]は[[マナ武装]]を満たす必要がある。発動条件、出すドラグハートの文明指定、カードタイプの指定がいずれもないカードは2023年11月時点で、[[《頂上接続 ムザルミ=ブーゴ1st》]]のみである。 --文明に関係なくドラグハートに干渉できるカードは[[光]]と[[火]]に多く存在する。裏を返せばこれらのカラーを含むデッキは自身と違う色のドラグハートを扱いやすい。 -[[背景ストーリー]]においては、[[ドラゴン・サーガ]]世界に登場した[[ドラゴン]]の力を持つ[[武器>ドラグハート・ウエポン]]で、心を通わせることのできる存在「[[ドラグナー]]」によってその[[真の姿>ドラグハート・クリーチャー]]を現すことができる。その後、各文明ごとに研究されていき[[建造物をもドラグハート化>ドラグハート・フォートレス]]できるようになった。 #region2(ドラグハートの真実と結末(ネタバレ注意)){{ -その後、ドラグハートの真実は原初の[[ドラグナー]][[《龍覇 ザ=デッドマン》]]によって''[[クリーチャー]]の姿を失った『[[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(背景ストーリー)]]優勝者の魂』''であることが判明した。そのため、ほとんどの[[ドラグハート・クリーチャー]]は《ザ=デッドマン》を恨んでいる。 --《ザ=デッドマン》が[[《龍世界 ドラゴ大王》]]の持つ[[ドラゴン]]の力に惹かれ(([[《第3種 ベロリンガM》]]の[[フレーバーテキスト]]参照。))、それを扱うために[[サムライ]]たちの使う武具(すなわち[[クロスギア]])の技術を応用して(([[《龍の呼び声》]]([[DM22-EX1]]版)の[[フレーバーテキスト]]参照。))生み出した技術である。 -最終的には[[《超戦龍覇 モルト NEXT》]]によって《ザ=デッドマン》が撃破され、すべてのドラグハートが解放された。これによりしばらくの間、[[ドラゴン・サーガ]]以降の世界観には新規ドラグハートが出ることはなかった。 --なお、作中では[[《爆竜勝利 バトライオウ》]]が《ザ=デッドマン》の関与なくドラグハート[[《爆熱剣 バトライ刃》]]に変化したことが語られている(([[《爆熱剣 バトライ刃》]]の[[フレーバーテキスト]]参照。))。これに関しては開発主任Kこと川崎大輔氏曰く「ドラグハートという技術がデッドマンの専売ではなかった可能性はある」とのこと。 -その後、[[DM22-BD1]]でドラグハートにさらなる秘密が隠されていることが示唆(([[《爆流奥義 紅蓮NEXTREME》]]([[DM22-BD1]]版)および[[《爆炎覇龍 ガイフレア》]]の[[フレーバーテキスト]]参照。))されつつ、背景ストーリー上での新規ドラグハート[[《爆炎大剣 ガイサーガ》]]が登場した。さらには[[DM23-EX2]]でも[[《邪帝斧 デッドアックス》]]が登場した。 --[[ドラグナー]]はドラグハートを介して[[龍幻郷>《龍の世界 龍幻郷》]]へとアクセス(([[《爆流奥義 紅蓮NEXTREME》]](DM23-BD4版)の[[フレーバーテキスト]]参照。))していたようである。 --[[《仙界一の天才 ミロク》]]は、自身の[[魔導具]]から発展した[[クロスギア]]の技術をさらに応用したドラグハートの存在を知ると、それらの研究に着手した。龍幻郷との関連に気づくと、ドラグハートの秘密を解き明かすべく、龍幻郷へと渡った(([[《テレポート・チャージャー》]]および[[《星光の旋律 ベルファーレ》]]([[DM24-EX1]]版)の[[フレーバーテキスト]]参照。))。その結果、[[ドラゴン]]の「魂」に限らず「物語」や「記憶」からでもドラグハートを作れるのではと考え、実際に《ザ=デッドマン》の「記憶」から[[《邪帝斧 デッドアックス》]]を作り出した(([[《魔導プログラム》]]の[[フレーバーテキスト]]参照。))。同様に、[[《爆炎大剣 ガイサーガ》]]は[[《熱血星龍 ガイギンガ》]]の「物語」から作り出した((デュエチューブの背景ストーリーの解説動画(2024/07/17)より。))。 ---これによって《ザ=デッドマン》以外でもドラグハートを生み出せることが確定し、それと同時に様々な作り方があることも判明した。 }} --なお、ドラグハート関連の詳細はデュエチューブの背景ストーリーを解説する複数の動画にて確認できる。より詳しい経緯に興味があればそれらを視聴されることをおすすめする。 **参考 [#t4046f2f] -[[ドラグハート・ウエポン]] -[[ドラグハート・フォートレス]] -[[ドラグハート・クリーチャー]] --[[進化ドラグハート・クリーチャー]] -[[ドラグハート・セル]] -[[ドラグハート一覧]] -[[龍解]] -[[3D龍解]] -[[龍回避]] -[[超次元ゾーン]] -[[サイキック]] -[[DMBD-14 「クロニクル最終決戦デッキ 龍魂紅蓮譚」>DMBD-14]] -[[《銀河剣 プロトハート》]] -[[《星龍解 ガイギンガ・ソウル》]] -[[《大いなる銀河 巨星城》]] &tag(用語集,特殊タイプ,ドラグハート,超次元ゾーン,タグ未設定); &tag(用語集,特殊タイプ,ドラグハート,超次元ゾーン);