#author("2019-12-25T09:45:12+09:00","","")
*デュエル・バスターズ [#zdc60a03]
#author("2019-12-25T21:54:37+09:00","","")

[[革命ファイナル]]から[[双極篇]]にかけての環境を[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]が支配していたことを皮肉って作られた言葉。

『[[DMGP-3rd>公認グランプリ]]』優勝、[[超CS in 熊本>超CS]]優勝、[[超CSII in 金沢>超CS]]優勝など、デュエル・マスターズ全国大会2017優勝など、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]系列のデッキが大型大会で残した実績は枚挙に暇がなかった。

[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]は[[革命チェンジ]]元とこのカード本体、[[ファイナル革命]]先があればデッキとして最低限回るため、残りの[[メインデッキ]]の30枚近くの枠を[[サーチ]]などの潤滑油、環境に合わせた[[メタ]][[カード]]、防御札に割くことができた。

[[《“龍装”チュリス》]]の登場以降は何もないところから3ターンキルできるようになり、そうしたことからこの言葉を口にするものが増えた。

強さもさることながら[[ウィニー]]やメタカードを巻き込んで自身の味方に付けてしまうこと、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]自身の殿堂入りまでに数多くの殿堂入りカードを生み出したことからも悪質と言える。

とはいえ、[[《無双竜機ボルバルザーク》]]とは違って、
-環境からこのカードが入るデッキ以外を駆逐したわけではない
-カウンター札やコスト踏み倒しメタでデッキを固めれば十分対処できた
-[[特殊敗北条件]]などゲーム性を破壊する要素が無かった

という理由から、[[ボルバル・マスターズ]]時代を経たデュエル・マスターズではあまり黒歴史とされることはない。

[[メインデッキ]]に[[コスト]]6以下の[[多色]][[クリーチャー]]を一定数入れなければならない、[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]より[[カードパワー]]の高い[[ファッティ]]も存在する、同じ[[ファイナル革命]]持ちとの同居に一工夫が必要である、などから実は歴代の[[パワーカード]]の中でも落ち着いた存在なのである。

-登場から10ヶ月後の[[新章デュエル・マスターズ]]で前年度に比べ売り上げを落とした為、本体に規制を掛けると《ドギラゴン剣》を使う高年齢層が離れて更に首を絞めかねない結果になる
-[[双極篇]]から導入された[[2ブロック構築>ブロック構築]]ルールの大会を普及させたい公式側としては、《ドギラゴン剣》の殿堂入りで通常と2ブロック構築との環境構図が同じになってしまう事は避けたい
等の理由からか、[[殿堂入り]]を望む声が多かったにも関わらず、初出から殿堂入りが施行されるまで''2年9か月''を要した。ここまで3年近くトップメタだったカード本体や、アニメ漫画の主人公の切り札単体の規制の掛けられるまでの時期の長さを考えると、デュエマに限らずTCG界隈でも異例の存在である。また、この間に周辺パーツが規制され続けたため、「仲間を売る団長のクズ」と揶揄されることがある。
--このカードの反省からか、後に環境を支配した[[《“轟轟轟”ブランド》]]や[[《BAKUOOON・ミッツァイル》]]はすぐに本体が[[殿堂入り]]となった。

-[[殿堂ゼロデュエル]]では[[【ボルバルバスター】]]でその姿が見かけられるが、そちらのデッキが多色だらけであり[[事故]]率が高いこと、同環境に3ターンキルを安定して行うことができるデッキが多いことから、[[ファンデッキ]]のお供的な立ち位置となっている。



**参考 [#oac109dc]
-[[用語集]]
-[[《蒼き団長 ドギラゴン剣》]]
-[[ボルバル・マスターズ]]
-[[デュエル・ロマスターズ]]
-[[デュエル・マーシャルズ]]
-[[ミッツァイル・マスターズ]]